ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

自然は芸術家です ~都立薬用植物園~

2022-09-19 | 散歩

九州を北上していた台風14号は、今日19日は、山口に入り、

日本海沿岸を北東に進んでいるようです。

東京も、私の住んでいるあたりでは、朝から雨が降ったり、

晴れたり曇ったりと、目まぐるしく天気が変化しています。

被害状況が報道されていますが、被災された方には、心から

お見舞い申し上げます。

 

この3連休は雨など不安定な天気で、気軽に出歩くわけ

にもいきませんでしたので、撮りためていた花などの

写真を紹介します。都立薬用植物園の草花です。

 

夏から秋の変わり目ごろに咲く花ですね。

どれもよく知られていますが、上からオミナエシ、ニラ、

シオンです。

シオンは園芸種が広く出回っていますが、自生している

ものは少なくなっているんだそうです。

 

これはオオイヌタデです。

高さは2m近くありました。空き地などでよく見るイヌタデ

は30~40cmくらですが、はるかに大きいタデです。

花穂も10cmはありそうです。枝垂れています。

 

キカラスウリ(上の1枚目)とオオカラスウリ(2枚目)の花です。

午後に撮った写真ですので、おそらく萎みつつあるのだと

思います。

レースをひろげたような花には、今年も出会えませんでした。

 

      

キカラスウリ(上の1枚目)とヘビウリ(2枚目)の実です。

ヘビウリの花は、撮り損なってしまいましたが、

キカラスウリと変わらないくらいだったと思います。

それが、実になるとこんなにも違うんですね。

 

ちょっと変わった花を見つけました。

シモバシラというんだそうです。初めて見ました。

冬になると地上部が枯れ、その茎に根から吸い上げた

水がたまり、凍って結晶のようになるので、シモバシラと

呼ばれるそうです。面白いですね。

 

ゴジカ(午時花)の花です。

この花を見たのも初めてです。

午の刻(11時~13時)頃に開花する一日花だそうです。

アオギリ科と表示されていました。

 

カリガネソウ(雁草)です。

花の様子が雁のように見えるということから、

この名前がついたそうです。

きれいな花です。

 

自然は、まるで芸術家のようですね。

世界が平和でありますように!

コメント (8)
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