ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

初夏です ぼたんです ~所沢・多聞院~

2016-05-02 | 公園・庭園・名所
つつじの後は牡丹の花を見に行こうかとのんびりしていましたら、東京近郊では牡丹も盛りを過ぎつつあるとか。それでは早速にと、埼玉県所沢市の「多聞院」に行ってみました。実は、ここは牡丹がきれいなことで有名な寺だということを、はじめて知ったのですがー。





「多聞院」は、寺のパンフレットによると、江戸時代中期の1694年(元禄7年)に、川越城主柳沢吉保により創建された寺と記されています。
多聞院の毘沙門堂には、武田信玄が合戦の際に兜に納めていた黄金の毘沙門天が祀られているそうで、ご開帳は12年に一度、寅年の5月だそうです。

上杉謙信の毘沙門天信仰はあまりにも有名ですが、奇しくも武田信玄もまた毘沙門天を軍神としていたわけですね。ちなみに、毘沙門天というのは、仏教世界の四方を守護する四天王のうちの多聞天のことです。





毘沙門堂の前には、狛犬ではなく狛寅が置かれています。虎というよりチーターのような感じです。





肝心の牡丹ですが、今年は開花が早く、加えて強風の影響もあってだいぶ散っていましたが、それでも優美な花を十分に楽しむことができました。多聞院は、また珍しい花をみることができるところでもあるのですね。所沢市のHPにも紹介されています。













めずらしい花というのは、この「まむしぐさ」や、



この「八角蓮」などです。「くまがいそう」や「ゆきもちそう」もめずらしいのですが、すっかり咲き終えていて花をみることができませんでした。



他にも「えびね」や「すずらん」や白い綿のような花を目にしました。







多聞院の境内には、面白いものがありました。これは「鬼の悟り」像。寺とどういう関係があるのでしょうかね。



こちらは「笠地蔵」。なつかしいおとぎ話の世界ですね。



「開運・かわらけ当て」。2枚投げたんですがうまく的の真ん中にあたってくれませんでした。運はまだまだ回ってこないようです



多聞院はモミジの名所でもあるんだそうです。11月頃に行ってみたいですね。
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