ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

東京散歩 ~向島百花園 その3~

2014-11-03 | 公園・庭園・名所
江戸時代に、文化人の協力によってつくられた花を楽しむ庶民的庭園。
今が時期なのはツバキ。

         

でも、四季折々の花が咲く庭とはいっても、さすがに11月も初めとなると
見ることができる花はほとんど少なくなっていました。

1・2か月前でしたら、萩も盛りだったと思いますが、残念ながら時期を
過ぎています。それでも、園内で頑張っている萩を見ました。

                

その他にも、冷え込む中で頑張っている花たち。

小菊
         
さくらたで
         
ききょう         
         
はま菊
         
あざみ
         
からすうり(実ですがー)
         

これはサフランだと思うのですが、サフランの原産地は小アジア
(トルコのあたり)から地中海だそうです。クロッカスの仲間で
アヤメ科。昔からここにあるのかどうかわかりませんが、
遠慮がちに咲いていました。
                 

来年の2月頃には梅やスイセンなどがきっとまた私たちを迎えてくれる
でしょうから、ちょっと一休み。
ここで一句といきたいところですが、無理無理 (完)

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東京散歩 ~向島百花園 その2~

2014-11-03 | 公園・庭園・名所
庭園に入ると、目につくのが、歌や句の碑です。

詩経や万葉集などに読まれた有名な植物を集めたのがこの「花園」
ということで・・・。
ありました。あの万葉歌人 山上憶良の和歌です。

『秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数うれば 
七種(ななくさ)の花』

         


園内には、松尾芭蕉など文人たちの句碑が29あるとのこと。これも
「百花園」の特色の一つのようです。

『春もやや けしきととのう 月と梅』(芭蕉)
『花暮ぬ 我も帰りを 急うずる』(矢田哉)
『うつくしき ものは月日ぞ 年の花』(寶屋月彦)  

      

『水や空 あかり持ちあう 夜の秋』(北元)
『朧夜や たれをあるじの 墨沱川』(永機)

          

教養豊かになったような? カメラに収めただけです。
学びの道は遠いです。 
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