夏の花火には、故郷福島の思い出があります。
小学生の頃、夏休みは、両親に連れられて
二人の弟と一緒に、花火大会を見に行きました。
花火の打ち上げは、市内を流れる大きな川
(阿武隈川)で行われます。
花火が一番よく見える川沿いの土手は、
早い時間から見物客で一杯になります。
とても家族全員が座れる場所はとれません。
そこで、川からは遠ざかってしまいますが、
逆方向の小高い山に上り、花火を見下ろせる
場所から見物していました。
生活が苦しい頃でしたので、母がつくった
おにぎりとわずかのお菓子をもっての見物でした。
でも、手にしたプログラム表を見ながら、
次は打ち上げ何連発、次は仕掛け花火(煙しか見え
ませんでしたがー)と、口にしながら見る花火は、
それは楽しいものでした。
実際には、さほど大きくは見えなかったはずの花火。
しかし、今も脳裏によみがえるのは、
夜空一杯に頭上に開く、大きな大きな花火です。
都内の花火大会をネットチェックしてみました。
ネットには、7月3日に府中市の東京競馬場で
「TOKYOシティポップ花火2024」が行われる
ことが出ていました。
これまで見に行ったことはありません。
入場チケットは既に完売。府中市に住んでいる
知人に、場外から観覧できるスポットを聞いた
ところ、多摩川の是政橋なら見られるとのこと。
是政橋といえば富士山の撮影スポットですし、
川沿いの桜は都内の名所として知られたところです。
河川敷には、早くから場所取りをしていたと
思われる人たちが花火の開始を待っています。
あたりが薄暗くなってくるにつれ、
川の下手方向に続く土手は、カメラの三脚の
列と、見物客であふれていました。
花火は、是政橋のちょうど真上のあたりに、
上の写真のように打ちあがりました。
約1万5先発という花火が、次々と打ちあがり、
いろいろに輪が広がっていきます。
ところが悲しいかな、あらかじめ撮影の仕方を
調べることなく適当なモードで撮っていたせいで、
ほとんどうまく撮れません。
何とか見られる写真だけをアップしてみました。
雰囲気だけでも感じ取っていただければ、
うれしいです。
小学生の時の花火の思い出から数えて、
もう60年以上の年月が流れています。
父と母、すぐ下の弟は、既に他界し、
今は、遠く離れたところに住むもう一人
の弟と私だけになりました。
振り返ればあっという間の人生です。
あの時の大輪の花火は、すぐに蘇ってきます。
思い出が生きる支えになっています。
数日前、久しぶりに知人3人でお昼を一緒にし、
お茶を飲みながら、あれこれ昔ばなしをしました。
場所は、立川駅にほど近い「グリーン・スプリングス」。
レストラン・カフェ・イベントホール・ホテルなど
から成る複合施設で、2階部分の緑豊かなガーデン広場が
とても素敵なところです。
ちょっと体調が心配だった一人も、
元気一杯でした。
ほっとして、笑い合って、おまけに緑の植栽が
さわやかな気分にしてくれたおかげで、
苦労させられた元上司の話とか、
世渡り上手な奴の話など、ここぞとばかりに
ストレス発散の時間となりました(笑)。
その時に、元気を取り戻した彼が、
”近くのデパートで偶然見つけました。
どうぞ” と手渡してくれた京都の「水無月」です。
※水無月とは(農林水産省のHPから)
京都では6月30日になると、1月から6月までの半年間の
「罪穢れ(つみけがれ)」を祓い清める神事「夏越しの祓
(なごしのはらえ)」が各地の神社で催される。
この神事の際に罪を払い無病息災を願って食べられるのが
「水無月」である。三角のかたちは暑気を払う氷を模して
おり、小豆の赤色は邪気払いの意味がこめられている。
自然の緑、とりわけ花はいいですね。
癒してくれるだけでなく、生きる力も感じます。
さて最近撮った写真です。
これは、ルリタマアザミでいいんでしょうか。
初めて見ました。
偶然、幻想的な感じになりました。
いつもの散歩コースにあったのですが、
車の陰になっていて、見落としていました。
これも車の陰で見落としていた花です。
トケイソウです。
いつかは見たいと思っていましたが、
身近なところにあったとはー。
面白いです。何とも不思議な形をした花です。
ボタンクサギです。
だいぶ以前に一帯が刈りはらわれていたので、
どうなったかと思っていました。
しっかり咲いていました。
ブーゲンビリアです。
秋口から咲くと思っていましたが、
年に何回も咲くらしいですね。
何とオシロイバナ科だったんですね。
ところで、花は真ん中の白い部分で、
花びらのように見える部分は、
なんと葉なんですね。
私が地域のラウドスピーカーと、勝手に
呼んでいますが、ノウゼンカズラです。
これはムラサキシキブの花ではないか
と思いますが、どうでしょうか。
ムクゲの花が咲き出しました。
これからずっと咲き続けてくれるはずです。
既にアップしていますが、
いろいろな色や色の混じりあいが面白い、
ランタナとオシロイバナです。
最後は、堂々たるシマトネリコの花です。
樹全体が薄黄色に覆われています。
自然はいいですね。花はいいですね。
力が湧いてきました
まだ少し体のだるさはありますが、
だいぶ歩きも回復してきました。
散策したのは、しばらく訪ねていなかった
都立の薬用植物園です。
どんな花や実が見られるか、珍しいものが
あることを期待していってみることにしました。
今回はそんな花や実を中心にアップしてみました。
これってゴボウの花なんです。
根っこの部分を食べるあのゴボウです。
キク科です。結構きれいな花ですね。
漢方の処方薬になるのはこの果実の
部分だそうです。
カルドンという名前です。
5センチくらいあったような気がしますが、
アザミを思い起こします。
キク科で、チョウセンアザミの仲間です。
葉柄の部分が食用になるのだそうです。
ナギイカダの実です。
葉のように見えるものは、葉状枝とよばれ、
枝が葉のように変化したものです。
「葉」の上に花がつくのですが、通常、
花は春に咲き、秋に実がつきます。
どうやらもっと前の寒い時期から咲いて
いたものが赤い実になっていたようです。
ヤエドクダミです。とっくに咲き終わって
いると思っていましたら、ほんの数輪だけが残って
いました。あまり見ることがないドクダミです。
ナス科のクロホオズキです(写真の1・2枚目)。
オオセンナリの園芸種だそうですが、茎や蕾など各部が
黒紫色なのが特徴です。
ちなみに、上の写真の3・4枚目がオオセンナリ
の花です。(アブ?が花の中で花粉にまみれています)
ラシャカキグサというのだそうです。
乾燥した果実で、ラシャ(毛織物)を毛羽立てるのに
使われるところから、この名前がついたとか。
英名はチーゼル。背丈は2m近くあったと思います。
花穂も茎も随分とトゲトゲしています。
この花穂の上から下へと、ぐるっと輪のように
小さな花をつけていました。
ミミガタテンナンショウの実だそうです。
トウモロコシ状で一部が赤くなっています。
マムシグサの実によく似ています。
区別するのはかなり難しいようです。
マムシグサの実が赤くなるのは秋口になる
ようです。
ここからは、定番の花や実ですが、ほうーと
思いましたので、アップしてみました。
写真は、ハマナスの実です。たくさんできて
いました。
一般に秋口に実ができるといわれますので、
6月下旬の今にできているというのは、随分と
早いように思います。
花が一輪だけ残っていましたが、5月頃には
既に花が咲いていたのだろうと思います。
ハンゲショウ(半夏生)です。
ドクダミの仲間だったんですね。
小さな穂のように見えるのが、花です。
ちょうど今頃小さな花を咲かせ、この時期に
葉が半分くらい白くなります。不思議な
植物ですね。
ノカンゾウがまだ咲いていました。
よく頑張っているなと、誉めたくなりました。
最後にアップするのはネムノキの花です。
大きな木全体に、びっしりと咲いていました。
細い針のようなピンクの花は、花弁ではなく
雄しべなんですね。おもしろい花です。
ネムノキの花は夕方に開花するんだそうです。
そういえば、この写真を撮ったのは午後4時頃
でした。
植物園は来るたびに新しい発見があります。
自然の面白さを見せてくれる植物園、次の機会
も楽しみたいと思います。
外出の際、階段の上り下りはできるだけ避けて、
エレベーターやエスカレーターを使うように
しています。
家人に言わせれば、れっきとした高齢者なんだから
当然でしょ、です。はい、おっしゃるとおりです。
昨日(19日)のお昼ごろ駅に行き、
エレベーター前でドアが開くのを待っていました。
私の前には既に3人くらいの人がいて、
先頭の方は、シルバーカーのハンドルを
握って体を支えている高齢の男性の方でした。
私よりも年は上の感じです。
歩きがかなり不自由そうです。
エレベーターのドアがあくと、その方が
シルバーカーを押しながら、ゆっくり、
ゆっくり乗り込んで行きました。
脇で女性の方がサポートしています。
ご家族の方かなと思いました。
最後に私が乗り込み、ドアの「閉じるボタン」
を押そうとしたとき、シルバーカーの男性が、
本当に済まなさそうな声で「皆さんにご迷惑かけて
すみません」と言いました。
するとサポートしていた女性が
「迷惑なことなんかないですよ。
ゆっくりでいいんですよ」と優しく一言。
途端にエレベーターの中は笑顔に包まれました。
次の階でエレベーターのドアが開き全員が
外に出ると、ご家族かと思った女性が、
シルバーカーの男性に「お気をつけて行って
くださいね」と話しかけて、離れていきました。
ご家族ではなかったんです。
すがすがしい光景でした。
歩きは遅くとも、自由に散歩できる自分は
幸せです。地域はすっかり夏の草花です。
アジサイが依然として主役です。
ウズアジサイが今年もきれいに咲いています。
黄色いユリは上を向いて咲いています。
スカシユリなのでしょうか?
ナツツバキです。
今はもうだいぶ散ってしまっています。
ヤマボウシと思います。
このあたりでは、そろそろ終わりの時期のようです。
ナンテンです。
フォローしているブロガーさんの写真に
あったので、覚えていました。
間違いないと思うのですがー。
ヤエクチナシの花です。
10センチくらいの大きさです。
良い香りがしています。
まさに今が盛りですね。
アガパンサスです。
和名がムラサキクンシラン。素敵な名前です。
アガパンサスの写真の1枚目にも、
ちらっと写っています。
赤みを帯びたオレンジの色の花は、
ヒメヒオウギズイセンです。
野生化しているようで、いたるところで
見られます。
これはヘメロカリスだと思うのですが、
空き地に密集して咲いていました。
七変化のランタナも開花期を迎えてようです。
夕方に開花するオシロイバナ。
これからずっと楽しませてくれるはずです。
キキョウ(桔梗)の花は、夕方にみると
実に涼やかです。
グランドカバーに用いられるそうですが、
緑の中の黄色い花が可愛いセダムは、
微笑ましくて好きです。
別名がマンネングサとかベンケイソウと
いうそうですね。
たくましいワルナスビの花です。
これは花が、3センチくらいの大きさがありました。
野イチゴの実です。
種類がいろいろあるようですが、
この名前は何でしょうか。
花を見ることで、脳の「活性化」に繋がると
いわれるんだそうです。
うんちくはともかく、暑い時期でも花は
本当にいいですね。
数日前、かつての同僚と、ランチを共にしながら、
仲間の消息や仕事の話、家族の話など、長話をしました。
話しながら「ほー、そうだったのか」と感心したり
するんですが、考えてみれば毎回同じような話です。
家人に言わせればただの「男の長話」。
ところで、二人の間でいつもぐちめいて口をつくのは、
お互い忘れっぽくなったという話。
今回も、あれこれ話しているうちに
「ファミレスは高齢者の時間つぶしに持って
来いだよな」。「そのとおりだよ」。
「あそこも行ったよな。中華料理で、全国的な店。
名前なんだっけ。中国の僧が経典を求めてインドに
向かう途中、立ち寄ったところだよ。多くの
仏教寺院・石窟があったところ。
厳寒の峡谷を越えると、そこには広大な大地が
拡がっていたというあの話。中央アジアだよ」
その国に向かった僧がいたじゃないか。
名前は誰だっけ。うーん思い出せない」
「誰だっけ、唐の僧だよな」。
ファミレスの名前を思い出すはずが、
いつのまにか唐の僧が誰だったかという話に
なっていました。
結局、最後まで僧の名前が思い出ません。
帰宅してから、夜中になってふと思い出し、
ネット検索。
ヒットしたのは玄奘三蔵。西遊記に出てくる
あの三蔵法師です。
玄奘が唐を出発して、インド(天竺)に向かう
途中立ち寄ったというのは、今のアフガニスタン
のバーミヤン。
仏教寺院などの史跡が世界遺産になっている
バーミヤンです。
彼にラインすると「そうそう。認知力が落ちたよ」。
最初から主なファミレスの名前をあげていれば、
すぐわかったはずですがー(笑)。
ツバメが飛び回っています。
駅舎の天井です。カラスなどから雛を守るには
絶好の場所のようです。
散歩コースの花も夏バージョンです。
いろいろな方のブログに紹介されている
クチナシです。近くに、毎年咲くところが
あるので、早速行ってみました。
ばっちり咲いていました。
ヤエクチナシのほうはどうなっているか
見に行きましたら、こちらはまだ蕾でした。
うまくいけば、数日後にはアジサイとの
コラボがみられるかもしれません。
アジサイもいろいろな色づきをしたものが
見られるようになっています。
アジサイの名所にも行ってみないといけません。
上の写真はストケシア、下はアルストロメリア
(ユリズイセン)ですね。
夏ぴったりのモナルダ(タイマツバナ)です。
ユリの花も随分と見られるようになりました。
バラとは違った優美さがありますね。
年を重ねれば、物忘れは致し方ないこと。
それより今を楽しむことの方がはるかに大事。
歩きの力を回復させるよう頑張ることが先決
です。
一か月ぶりに、中断していたリハビリを再開。
いつもの施設に行きました。久しぶりの感じです。
ちょっと気恥ずかしい感じでした。
中に入っていくと、施設のスタッフさんや、
親しい利用者さんから、「おかえりなさい!」
何気なく使っていた「おかえりなさい」の言葉。
こんなにも嬉しく感じられる言葉だったんですね。
リハをやめるわけではなかったので、
リハを休むときに、利用者仲間の方には何も
言わなかったんです。
にもかかわらず、再会した利用者仲間の
皆さんから、笑顔で、
「リハを止めたのかと思ってたよ」
心配をおかけしてすみませんでした。
嬉しい言葉をありがとうございました。
退院後、少しづつ歩きながら、花の写真を
撮っていました。いつものコースに、
これまで気づかなかった花がありました。
トックリランです。花は地味な感じですが、
こんな具合だったんですね。
オレンジ色の多肉植物の花です。
アロエの花ですね。
今までも見ていたはずなのに、
初めて花を見た気分がしました。
ケチョウセンアサガオの白い花です。
これまで、なかなか花に出会うことが
なかったんですが、意外とあっさりご対面
となりました。
ルリトウワタ(ブルースター)の青い花です。
いつも他の草花に埋もれているんですが、
ひょっこり顔を覗かせていました。
これはホタルブクロですね。
何と、通りのお宅の玄関わきに咲いていました。
花壇ばかりに目をやっていたので、
これまで気がつかなかったのかもしれません。
垣根に白い小さな花がびっしりついていました。
イヌツゲの花のように思いましたが、どうでしょうか。
これも見落としていたようです。
雑草として嫌われ者のワルナスビの花の
ようです。
刈り取られても、いつもどこかからか
顔を出します。たくましいやつです。
ちょっと散歩を休んでいただけなのに、
まるできづかない花を見る目が
養われたようです。
もちろん、偶然そうなっただけのことですが、
思いがけない嬉しい出会いに感謝でした。
3日(金)のNHKの番組「チコちゃんに叱られる」です。
チコちゃんがこんな問題を出しました。
「なんで植物は声をださないの!」
声をだすのは動物だけと思ってました。
正解は「いいや、叫んでる!」
えー!そうだったの!
なんと私は、ぼーっと生きてたってわけです。
解説を聞くと、
「最近の研究で、植物は音を出している、人間に
たとえれば、叫んでいるようなことが分かって
きた」のだそうです。
しかも、このことについては、昨年3月に発表
されたテルアビブ大学の実験で植物の叫びを
録音することに成功していたとか。
植物がすべて「叫んでいるか」はわからない
ですが、叫ぶとしたら、もしかしたら、
虫媒花の植物は、昆虫に、“花が咲いたよ”
と叫んでるんでしょうか。
実ができたときは、鳥に、“実が熟したから
食べてね”と、叫んでるんでしょうか。
そこまで言ってませんよ、早とちりも
いい加減にしてと、研究者の方に叱られそう
ですが、ともあれ、植物が叫んでるとは、
面白い話題です。
水やりをする、肥料をやる、剪定する、間引く
などのとき、何と言ってるか、興味深々です。
この10日くらいの間に出会った花をアップして
みました。
ナナカマドです。赤い実がつきますが、
紅葉が素敵な樹です。
だいぶ先ですが、今年はどうですか。
ナンジャモンジャの樹です。
一般にヒトツバタゴ(一葉たご)の別名と言われます。
あっという間に散ってしまうようです。
大きな木でしたが、樹全体に花をつけていました。
どこか悲しげでした。
これはシャリンバイだと思います。
ようやく散歩コースでみつけました。
通り道のお宅の庭から見えていた木です。
高さは、3mくらいありました。
ググるとギョリュウとでました。
小枝から、たくさんの小さい花が
垂れ下がっています。
あまりみかけない樹です。
空き地にいろいろな野草がある中で、
70~80cmの茎に、面白い形の花をつけている
野草を見つけました。
ヘラオオバコというらしいです。
オオバコの仲間ですが、帰化植物です。
キンランの林の中にひっそりと咲いていました。
ホウチャクソウ(宝鐸草)です。初めて見ました。
畑の脇の、空いたスペースにびっしりと咲いていました。
オレンジ色で、よく目立ちます。
ハナビシソウのようです。これも初めてです。
今年やっと出会えました。カザグルマです。
花は10cm弱。フェンスにからみついています。
貴重種で、絶滅危惧種に指定されている
日本原産のクレマチスです。
カタクリの保全活動に取り組んでいる方々が
カザグルマの保全にもあたっておられるようです。
こちらはいろいろと品種改良された園芸種の
クレマチスだと思います。
花壇を美しく彩っています。
こちらは花壇に咲いていたアヤメです。
上の写真はジャーマンアイリス、
下の写真は五寸アヤメとよばれるもののようです。
そろそろ終わりのボタンの花です。豪華な花ですね。
こちらは、花壇でよく見かけるオダマキと
ツリガネズイセン(シラーカンパニュラ)です。
どちらも爽やかな花ですね。
段々暑くなってきました。
まだまだ花は私たちを楽しませてくれそうです。
心を和ませてくれる花。
いつ見ても本当にいいものです。
絶滅危惧種に指定されているキンラン・ギンランを
見に行きました。東村山市の病院構内の雑木林です。
この区域のキンラン・ギンランについては、
「キンランの咲く雑木林を守る会」の方々によって、
保全活動が行われています。
というのも、キンラン・ギンランは、コナラや
クヌギなどの樹木そしてキノコとの共生関係を
つくって生きています。
そのため、コナラやクヌギなどの保護、
笹などの下刈りなど、共生関係を維持
できる雑木林づくりが必要というわけです。
生育に適した環境にある雑木林が全国的に減少しつつ
ある中で、キンラン・ギンランの保護育成を
図るためには、雑木林の保全活動が必要になって
います。そこで「守る会」の方々がボランティア
として、いろいろ活動しておられます。
今年の「守る会」主催の「観察会」には、
行きそびれてしまいましたが、遠くからも
参加者があったそうです。
たまたま出会った病院の関係の方が、
「ここは日本で一番といっていいくらいの
キンランの群生地かもしれないと思う」と
誇らしげに言っておられました。
年によって咲き具合は異なりますが、
確かにかなりの生育数です。
園芸種の草花のように密集して咲いている
わけではありませんが、住宅地の真っただ中
という環境で、これだけの数が見られる
ことには、驚いてしまいます。
キンランは、いくつかの丸い花を、
茎の上に半開きのような姿で、
やや斜め上に咲かせます。花の色は黄金色です。
花の色は、単調と言えば単調な色合いです。
しかし、黄金色の花の気品のある立ち姿は、
園芸種にも勝るとも劣らない美しさを感じます。
カメラを花に向けていましたら、
通りかかった方からどんな写真が撮れましたか、
と声をかけられました。
こんな具合でなかなかうまく撮れませんと
お見せしましたら、いいじゃないですかと
ニッコリ。
あまりいい写真ではないと思っていましたので、
ちょっと恥ずかしいものがありました。
これだという写真を撮るには、毎年通わない
とダメですね。
さてギンランのほうです。
キンランのやや後に咲くということで
花が少ないのか、それとも今年はあまり
咲いていないのか、よくわかりませんが、
それでも可憐なギンランの花を見つけました。
上の写真は、全体に小ぶりで、
葉の上に花が出ています。
たぶんギンランだと思います。
こちらの白い方は、細めの葉が花を覆いつくす
ように咲いていますので、ササバギンランでは
ないかと思います。
白い花をクリアに撮るのは、本当に難しいですね。
どうも “白飛び”した感じで、また来年チャレンジ
といったところです。
来年も、キンラン・ギンランの見事な花が
見られますように。
かつての職場の同僚のSさんに、久しぶりに
電話しました。Sさんの声はいつもどおり元気そのもの。
ただ、最近お姉さんを亡くしたとのこと。穏やかな最期
だったそうですが、やはり寂しいものがあるようです。
年を重ねていけば、身内や友人・知人の
“旅立ち”の寂しさに出会うことが多くなります。
誰でも、こればかりは避けられません。
でもSさんは「お互い、まだまだ頑張って
いきましょうよ」と明るく笑っていました。
そうなんです。落ち込んでばかりではいられ
ません。人生、楽しく元気にいきましょう。
さて、ぶらぶら歩きをしていると、季節が
春から初夏へ移りつつあるのを感じます。
本当に早いです。
ヤマザクラの花が歩道一杯に散っていました。
花びらの歩道です、踏んで歩くのがちょっと
ためらわれます。
ナニワイバラです。初夏に咲くバラです。
つる性ですが、しっかりとした棘があります。
きれいな花には棘がある、です。
フレンチラベンダーだと思います。
上手くピントが合いませんでした。
これからあちこちで、よく見かけるように
なりますね。
こちらはムギセンノウ。今の時期よく見かける花です。
夏を彩る花の一つです。
花壇の花をあれこれ見てましたら、
手入れをしている方に出会いました。
「きれいですね。いつも、ここの花壇で
写真を撮らせていただいてます」と声を
かけると、「今年は花が早いですよ」と
おっしゃりながら、手入れの手を休め、
いろいろ話しながら、案内してください
ました。
「このモッコウバラは、バラなのに茎にトゲが
ないんですよ。育てやすいし、それでよく
植えられてるみたい。」
「ボタン(牡丹)は花壇の裏手にあるの。
ちょうど見頃の花が咲いていますから、
写真に撮っていきますか。
シャクヤク(芍薬)はまだツボミですよ。」
「シランがだいぶ咲き出しました。
紫のシランはもうずいぶん咲いてます。
白色のものはこれからといったところね」
「白いシランのうしろにあるのは、
ヒメキンギョソウ。
和名だけど良い名前でしょ。
昔の人はいい名前をつけたものね。
リナリアのことね」
「ヒメキンギョソウは、風で種が飛んでいくんですよ。
この花壇にたくさん咲いてますが、こぼれた種から
育って、いつのまにか勝手に増えていってるんですよ」
「これ珍しいんですよ。五寸アヤメっていうんですよ。
背丈が大きくならないの」
「これはトックリランといってね、もう少しすると
花をつけます。根の部分が徳利の形みたいだから、
こんな名前になったのかもね。」
「そうそう、バラが一輪咲いたのよ。
バラは水やりとか、手入れをしないと
うまく咲かないの。難しいのね」
「手入れする人が高齢化で少なくなってきて」
とおっしゃりながら、本当に楽しそうです。
そして、こうも話しておられました。
「若いときはただきれいとか思ったけど、
年を取ってくると花の良さがわかってくるの。」
花は、大事に育てている人の心の表れなんですね。
突然携帯に、昔の仲間の声が飛び込んできました。
「〇〇です。元気ですか。」
彼と話すのは確か10年ぶりです。声は昔と
全然変っていません。
友人と一緒に、車であちこち名所旧跡巡りを
しているようです。
彼と職場が一緒だったのは1年だけでしたが、
一緒に飲みにいったり、休日に都内の名所に
でかけたりしました。
懐かしい思い出がよみがえります。
「これから、退職後田舎に帰った〇〇さんを
訪問するんです。覚えているでしょう、
あの人ですよ」
忘れたりしません、みんなかつての仲間です。
それよりも、私を忘れずに電話をかけてきて
くれるなんて、もう最高のサプライズです。
たった数分のやりとりでしたが、久しぶりの
「喜び」を味わうことができたひと時に
なりました。
おかげで、なんだかうきうきした気分になり
ながら、足取りも軽やかに地域散歩です。
春を謳歌するように咲き誇っていたソメイヨシノも、
今や葉桜です。
ちょっと寂しいなどといった感傷めいた気分など
どこへやら、桜が春を高らかに宣言してくれた
おかげで、今や百花繚乱といった風情です。
まさに春爛漫です。
ベニバナトキワマンサクは、まるで樹全体が
房をまとったかのようにピンクの花でいっぱいです。
ハナカイドウやツバキはそろそろ終わりでしょう。
上の大きなツバキの花は終わりかけなのか、
これから開くのかわかりませんでしたが、
エレガントな帽子のようで面白かったので、
写真に撮ってみました。
ツツジが盛りを迎えていますが、ドウダンツツジは、
派手なツツジやサツキの花とは打って変わって、
白い釣鐘のような小さな花がかわいらしい花です。
ほっとしますね。
上の一枚目はツツジですが、2枚目はシャクナゲです。
シャクナゲの花ももう咲き始めているんですね。
まるで、花が競って咲いているかのようです。
桜に代わって通りを彩るのはハナミズキです。
あっという間に咲きだしました。
あちらこちらで、こんもりと花をつけてるのは、
モッコウバラです。
花を見て、ここにもあったのかと気づきます。
ヒサカキは花が面白い形をしているのですが、
葉の付け根や小枝にびっしりと小さい花をつける
せいか、逆にあまり目立たないようです。
野草にもいろいろな花が見られます。これは
フッキソウです。
冬でも緑の葉を絶やさないところから、
家族の繁栄になぞらえて冨貴草と呼ばれる
という説があるそうです。
こちらはセイヨウイワナンテンです。
葉の付け根から小さな花が垂れ下がっています。
ちょっと派手目ですが、ベニバナツメクサという
のだそうです。60センチくらいの高さがあり、
穂状に紅色の花をつけています。シロツメグサの
仲間です。
花壇に目をやると、色とりどりの花が目につきます。
これはフリージアのようです。
通りかかった方に教えていただきました。
これはダッチアイリスというアヤメ科の交配種の
ようです。名前が間違っていたらすみません。
とにかく、立ち姿がきれいです。
この面白い形の花は、シラーベルビアナ(オオツルボ)
のようです。
定番のオステオスぺルマムです。キク科です。
いろいろな色の花がありますね。
これはググるとバクヤギクとでるのですが、
たまたま花壇をあれこれ見て回っていた方に聞くと、
リビングストンデージーではないかとおしゃって
いました。どちらなのかよくわかりません。
ともあれ、次々と花を咲かせる光景は、
まさに春爛漫ですね。
1週間ほど前ですが、カタクリを見に行ってきました。
都内には、カタクリの群生地はそう多くはないようですが、
その中の一つに、清瀬市の「中里緑地保全地域」があります。
市のHPを見ると、コロナの影響もあるのか「自由鑑賞」と
なっていました。ガイド役の人は誰もいないのかもしれません。
ところが、群生地に行ってみると、保全活動をしている
ボランティアの会の方が待機していました。
聞いてみると、会のメンバーが期間中交代でつめている
とのこと。頭が下がります。
お話しをお聞きした方は女性の方で、私よりも
年上のようです。とにかく元気です。
話は、カタクリのことだけではないんです。
絶滅が危惧される植物のことにも話が及び、
近くの大学の薬用植物園で撮ったという貴重な
写真まで見せてくれました。
さらに小学校から頼まれ、子どもたちに、小川で
魚を取る時は、足をこうしてと話して喜ばれたと、
もう熱いです。煽られっぱなしでした。
さて、肝心のカタクリです。カタクリは、
特に保全地域の斜面に多く咲いていました。
カタクリは、曇りや雨の天候では、花を開かず
閉じたままになることが多いそうです。
今回はうまい具合に花を開かせていました。
群生とはいっても、びっしり咲いているのではなく、
ちょっと間をあけて咲いています。
しかも、うつむき加減ですので、カタクリの上品で
気高い感じをなかなかうまく撮ることができません。
頑張ってみましたが、やはり難しいです。
数輪、道際に咲いているカタクリがありました。
ちょっと失礼して、下から覗かせてもらいました。
模様が素敵なんです。
もちろん、周囲はカタクリだけではないです。
春の山野草の花が顔を出していました。
お天気が寒かったり暖かくなったり、一定しませんが、
いろいろな花がしっかり季節を彩っていました。
レンギョウです。
ウスベニアオイです。
クサイチゴです。
シャガです。
ツルニチニチソウです。
ムラサキケマンです。
ヒメオドリコソウです。
どの花もしっかりと咲いていました。
いつもこうした花が私たちを和ませて
くれています。
世界が平和でありますように!
ソメイヨシノの開花が進んでいるにもかかわらず、
曇りや雨の日が続いています。
青空のもとで咲きほこる桜を期待していたのですが、
このままでは、お天気に恵まれないまま桜が散って
しまうのではないか。そんなことを心配していました。
昨日(4日)も曇りでしたが、空は明るさを取り戻し、
晴れ間も少しだけのぞきました。
チャンスとばかりに、練馬高野台駅近くの石神井川沿い
に植えられた桜を見に行ってきました。
ここは穴場スポットと言っていいところだと思います。
散策するにはちょうどよいお天気ですし、
結構桜を楽しむ人の姿がありました。
川沿いのベンチでは食べたり飲んだりしながら
談笑する人たちも。
川の両側から、覆いかぶさるように咲いている
桜の光景です。5分咲きから7分咲きといった感じです。
花びらが舞い落ちることもなく、ちょうどいい風情です。
青空の代わりに、川が桜を引き立ててくれているようです。
一本の大きな桜の樹には、やや大きな鳥が枝から枝、
花から花へと飛び回っています。
もしかしたらヒヨドリかもしれません。
おそらく樹の周りに落ちている花は、鳥が啄んだ花
だろうと思います。
川幅が広くなっている、石神井公園方向へと
歩みをすすめました。
すると視界が大きく広がり、土手の道沿いの桜並木が
目に飛び込んできました。
川面を覆う桜もいいですが、川の両側の土手を整然と
彩る桜もまた、素晴らしい風情です。
むしろこの光景が練馬高野台の桜の「推し」かもしれません。
川には、シロサギの姿が。
餌をさがしているというより、
のんびり羽を休めているという感じです。
間近に見るソメイヨシノの花。
淡い白色(しろいろ)。気品に満ちた花。
数枚の花弁(はなびら)にも、趣を感じる花。
人の心を揺り動かすそのあり様が、
春と言えば桜とされる所以なのかも
しれません。
このところ冷たい雨の日が続きます。
しかも、まるで冬日かと思うほどに冷え込む日もあり
、これではソメイヨシノも、花を開こうにも、
蕾をすぼめるしかないかもしれません。
ところで、春の長雨を表す言葉には、
春霖(しゅんりん)、菜種梅雨などの言葉が
あります。正直のところ、趣を感じさせる言葉は
ともかく、東京では一体ソメイヨシノはいつ開花に
なるのか、なんとも落ち着かない気分です。
もちろん雨の日ばかりというわけではありません。
雨の合間や晴れた日、例によってカメラ片手に散歩です。
いつも手入れが行き届いている施設の花壇に
カメラを向けていた時のことです。
突然うしろから声がありました。
「いつもきれいな花を撮ってくださってありがとう
ございます。」
声の主は、以前、白壁に沿って組んだ支柱に、
ノイバラを這わせ、葉の緑と実の赤の素敵な光景を
つくられていた方でした。
あわてて、勝手に撮ってすみませんとお詫びすると、
「花も喜んでいると思いますよ」と、うれしい言葉を
続けてくださいました。
私がカメラを向けていたのは、白いハナニラの花です。
そのハナニラと、黄色や紫などのパンジーとの取り合わせが
とても素敵な光景をつくっていたからなんです。
ハナニラは自然に増えたのではなく、毎年花壇の各所に
植えておられたそうなんです。
手をかければかけるほど、花もそれにこたえてきれいに
咲いてくれるんですね。改めて実感させられました。
花壇だけでなく、施設のフェンス際には、
スノーフレークがあちらこちらに、釣鐘のように
花を咲かせています。
スノーフレークはうつむき加減に花をつけるんですが、
見て見てと言わんばかりに、一輪だけ上を向いている
のがありました。ありがとう、うまく撮れましたよ。
こちらは、だいぶ背丈が伸びていますが、
フキノトウですね。
控えめですが、春を感じさせてくれるものですね。
ヒヤシンスやヤグルマギクもきれいに咲いています。
以前撮ったウグイスカグラの小さな花が、
だいぶ増えていました。
やっと咲くことができて嬉しいと言っている
ようです。
これは、ツツジで間違ってないですね。
数輪花をつけています。
もう咲き出しているとは、ちょっと驚きです。
いつまでも桜が咲かないので、待ちきれずに
咲いたのでしょうか。
毎年、オオアラセイトウが花を咲かせる空き地に
行ってみました。
紫がきれいな花です。別名がムラサキハナナ(紫花菜)。
たくましい花ですね。あちこちで咲いています。
もとは園芸種なんでしょうか。
春の長雨で、おそらくまもなく咲くはずの
ソメイヨシノがどうなるか。雨で散ってしまうか、
それとも長く楽しませてくれるか。
自然というのは、こうなればこうなるとはならない
から、自然なんですね。
ありのままに受け止めて楽しむことにします。
今日(10日)もマラソンのテレビ中継が
ありました。名古屋ウイメンズマラソンです。
優勝は日本の安藤選手でした。
先月(2.25)の大阪マラソンの優勝も
日本選手。国学院大の平林選手でした。
どちらも堂々たる勝利です。嬉しいです。
二人とも選考基準に合致せず、日本代表
にはなれませんでしたが、素晴らしい
結果でした。
マラソンのテレビ中継を見ていると、
トップ集団は外国選手が多くなっています。
そのためか、実況では「日本人選手の1位は、
誰々」という解説が繰り返されます。
日本代表の選考ということからすれば、
確かにそうなのでしょう。
でも、日本選手の奮闘を見たい私には、
どうしても日本選手は外国選手に
かなわないように聞こえてしまうんです。
外国選手との記録差を考えれば、外国選手
に勝つことが容易ではないことはわかります。
でも、日本選手の頑張りに、私たちは熱いもの
を感じます。勇気をわけてもらえます。
あきらめずに努力すれば報われることが
あるんです。そう思うんです。
だから、日本選手に声援を送ります。
日本選手には「勝つために世界に挑みます。
メダルを目指します。」の力強い言葉を
願っています。
先週は、何と2度も雪が降りました。
5日の深夜と8日の朝方です。
湿った雪で、溶けるのも早かったですが、
1週間後くらいにはソメイヨシノの開花が
予想されているだけに、桜もびっくりと
いったところでしょう。
でも、住まいのまわりでは、春の花が咲き出して
います。これはハナモモだと思うのですが、
花に加えて、葉も出てきました。
ハクモクレンはしばらく蕾の状態が続いて
いましたが、ようやく開き出しました。
大きな花が青空に映えています。
シモクレンも花が開き出しそうです。
サンシュユの黄色の花です。
だいぶ花が開いてきています。
ユキヤナギも、白い小さな花が増えてきました。
びっしりと花をつけるのも、もうすぐのようです。
ジンチョウゲの開花はどんどん進み、
いい香りを漂わせています。
私が好きなウグイスカグラです。
1センチにも満たない小さなピンクの花です。
寒さで開花が遅れていたのかもしれません。
やっと数輪の花が見られるようになりました。
花壇には、サクラソウの花が優しい花を
つけています。
暖かくなったり、思わぬ雪になったり。
でも、まわりはもうすっかり春です。
古代中国の季節の区分「七十二候」によると、
その第八候(3月10日から14日頃)は
「桃始笑(ももはじめてさく)」。
桜は第十一候(3月25日から3月29日頃)で
「桜初開(さくらはじめてひらく)」。
桃の花も良し、桜の花も良し。
花にはその時々の主役はあっても、
これが一番ということはありません。
ひとそれぞれに思うことがあるはずです。
花の競い合い、大歓迎ですね。
親しい友人・知人などとのちょっとした連絡は、
最近お互い慣れきたせいか、ライン(トーク)です。
ラインは使ってみれば高齢世代にも結構便利です。
でも、長いこと会っていない知人や、
体調が気になる友人などに連絡するような場合は、
やはりメッセージより、直接やりとりする通話です。
先日、地域の病院から都心の大きな病院に転院して
治療を受け、無事「生還」した友人に電話。
これまでも繰り返している病気で、難しい手術
だったそうです。
いろいろと体験談を聞いているうちに、
自分がスマホを「かけ放題プラン」にしている
こともあり、ついつい長電話。
家人からは「毎回毎回、30分も40分も、
よくしゃべることがあるわね。
男の長電話もいい加減にしたら。
先方の家の人も呆れてるはずよ」。
年を重ねれば、そうそう会うことができるわけでも
ないし、話ができるうちに話をしておかないと、
いつ何時、声が聞けなくなってしまうかわから
ないです。
内心では、認知症の予防になってると確信して
るんですがー。
そんなに毎回長電話をしてはいないとは思うん
ですが、傍で聞いてればそうなんだろうと思います。
できるだけ短くするよう努めますので、
皆様ご容赦ください。
ここ数日は雨の日が多いですが、晴れ間に撮った
花の写真をアップしてみました。
鉢植えで育てているお宅の河津桜は、
開花してうす紅色です。
毎年楽しませていただき、ありがとうございます。
ジンチョウゲも蕾が開き出しました。
お天気がよければ香りも楽しむことが
できるはずなんですがー。
ヒイラギナンテンも黄色の花を開き出しました。
穂状の可愛い花なんですが、とげとげの大きな葉の
せいでしょうか、いまいち目立たない感じです。
ちょっと気の毒。
ヒマラヤユキノシタにも、大きな葉の間に、
ようやくピンクの花が見られるようになりました。
フクジュソウも、いつのまにか背が少し
高くなっていました。
結構長く花を楽しませてくれています。
たぶん上の写真の一枚目がオウバイで、
二枚目がウンナンオウバイだと思います。
花の大きさはそれほど差はないんですが、
一枚目の花の方は一重です。葉は見られません。
二枚目の方は二重の花で、小枝のあちこちに
小さな葉が出ていました。樹も少し大きいようです。
これは園芸種で、ハーデンべルギアと呼ばれる
花ではないでしょうか。
花壇で鉢植えになっていました。
紫の花のものも色が違う種類だと思います。
和名が小町藤だそうです。きれいな名前です。
ボケの花が頑張っていました。
まだ咲き続けていくと思います。
今日(25日)も冷え込みが厳しいですが、
花たちはじっと耐えながら、命を受け
継いでいくと思います。
世界が平和でありますように!