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すけさん日誌

杜の都で気ままに暮らす、管理人さんの日記です。
備忘録を兼ねた記録として使えれば、野望達成。

ダイクンは宇宙の流れ星

2009年02月22日 | 読書とか
本屋で見かけて衝動買いしてしまいました。

池田秀一『シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星』(ワニブックス、2007年1月)
人気アニメ「機動戦士ガンダム」でシャア・アズナブルを演じる声優・池田秀一の初の自伝!
まるでドラマのようなシャアとの運命的な出会いから、池田さんから見たシャアの魅力、アムロ役・古谷徹さんら仲間たちとの知られざるエピソード、そして今年8月に死去したブライト・ノア役・鈴置洋孝さんへの別れの言葉…。
涙なしでは読めない、永遠のヒーロー・シャアと共に生きたその27年間を余すところなくつづります。


なかなか読ませる文章で、一気に読んでしまいました。
子役時代からシャアとの出会い、そして声優の友人たちとの関わりやシャアに関わるエピソードなど、読みドコロの多い一冊でした。

あるセリフの読み方を例に挙げて解説することで、声優という仕事の難しさややりがいについて語られている箇所もあって、赤い彗星の魅力の多くが、その声や話し方に支えられていたことを実感した次第です。
それでもやっぱり 富野節 あってのガンダムとも思いますが。

というわけで、わりとオススメです。
読みながらアニメ史に残る名シーンを反芻しつつ、アベレージにシャア長が登場するのを心待ちにしますかね。


o(*^▽^)o ワクワク





どうでもいいオマケですが、wikipediaで見かけた「3倍の速度差」に関する解説 を付けておきます。

3倍の速度差

シャア専用ザクは、通常のザクに比べて3倍近い速度で移動すると恐れられた。そのためシャアといえば通常の3倍、というのもファンの間でよく言われる言葉である。この解釈は、テレビ・シリーズ「機動戦士ガンダム」第2話内で、ホワイトベースのオペレーター、オスカー・ダブリンが、同艦に迫るシャアのザクを「一機のザクは、通常の三倍のスピードで接近」と報告したことに始まる。
「3倍の速度」を文字通りに解釈して宇宙空間での等加速度直線運動の式を立てると、同じ距離の加速で3倍の速度を得る、もしくは同じ距離を3分の1の時間で移動するためには、初期状態が観測者に対して相対位置で静止している場合、9倍の加速度が必要となる。これは同じ時間で3倍の速度を得る、もしくは同じ加速度を3倍の時間継続することで可能となる。初期の接近速度が観測者に対して正であれば、必要な加速度はさらに少なくてよい。もちろん、本当に3倍、あるいは9倍以上もの加速度にチューンされたザクでは、機体・パイロットとも耐久力が保つはずなく、実際は3割増し程度のスペックである(これは放映後に出版された『ガンダムセンチュリー』で記述された非公式な後付け設定)。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも、ルウムで他のパイロットがシャアの機動を見て「バーニア強化型でない普通の機体なのに何故あんなに速いんだ?」と驚く場面がある(しかもカラーリングや角をカスタマイズした彼の機体と同時期に、彼より階級の低い黒い三連星が高機動型ザクを受け取っていることから、シャアはわざと高機動型を避けて通常スペックの機体を選んだフシがある)。宇宙空間では、ある相対速度に対する3倍の速度を得るためには3倍の加速(燃焼)時間をもてばよく、いちどその相対速度を得てしまえばザクは等速直線運動をおこなうため、空気抵抗のある地球上とはことなり以降の加速(燃焼)は必要ない。この場合性能の差・加速能力の差そのものはさほど重要ではない。スペースシャトルの船外活動などを見て分かるように母船から離れて活動することは本来非常に危険な作業であり、宇宙空間でむやみな加速度を得れば母船から永遠に切り離され宇宙の果てまで飛ばされてゆく危険性がある。シャアの「通常の3倍」は人間が対応できるモビルスーツでの戦闘可能な相対速度として設定されているだろう安全性の限界(「通常の」)を遥かに越える接近速度と考えるのが妥当だろう。
また、例え同じスペックでも、操縦者の技量の差により、3倍程度の移動力・功績の差は必然的に現れるだろう。『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の映像特典『宇宙世紀余話』では、「ルウム戦役でのシャアは、攻撃した戦艦をザクの脚で蹴る事によってその反動で驚異的な加速力を得ていた」と説明がなされている。撃破した艦体は爆散の恐れもあるから、このような加速が可能になるのもシャアの危険を見極める判断力と卓越した技量あってこそといえる。
後に『MS IGLOO』において、爆散する戦艦に背中を向け、ザクⅡに爆発の衝撃を加える描写が描かれている。脚で蹴った反動に爆発の衝撃力を加える方法が驚異的な加速力となっていたと思われる。が、一歩間違えば爆発に巻き込まれる恐れがある為、それを見極める技量ものちのニュータイプたる素質の一部だったのではないだろうか
モビルスーツ戦において重要なのは、スペック的な速度差よりも、自機の視野を確保しながら効率的に移動することである。さらに敵の視野を利用すれば、相手に3倍の速度差を感じさせることは、十分可能であろう。そもそも、通常の戦闘においては、周囲を索敵しながら進行するため、必ずしもスペック上の最大速度で進むことができるわけではない。この索敵能力にシャアがずば抜けていることが、3倍の速度差の要因ともされている。


長い、長いよ、スレッガーさん!

。・゜・(ノД`)・゜・。





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