
恥ずかしながら、初めて来ました。
城山(長谷堂城跡)
城山は、かつては長谷堂城という山城でした。石田三成(西軍)に与した上杉景勝の重臣直江兼続と徳川家康(東軍)に与した最上義光が激戦を繰り広げた出羽の関ヶ原と呼ばれる長谷堂合戦(1600年)では、10倍以上の軍勢を持つ上杉軍の侵攻に持ちこたえ、世に堅城として名を馳せました。山の随所には堀や曲輪といった防御施設が残っています。
山頂は石碑や東屋のある広場になっており、直江兼続が本陣を置いた菅沢山のほか、山形城跡(霞城公園)など山形市内を一望することができます。また、地元有志による植栽活動や自生植物の保護活動が行われ、身近な里山として親しまれています。
晴天とは言えないコンディションではありましたが、次女と山頂まで行ってきました。
地形を活かした構造がうかがえるだけでなく、曲輪(くるわ)の趾などがハッキリ残されており、一応 仕事があったんで来た部分 は否定できませんが、なかなか楽しめました。
てへぺろ☆(・ω<)
なお、曲輪というのは、ウィキペディアでは 城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域の名称である。郭(くるわ)とも書く と記されています。
長谷堂のような山城の場合、段々畑みたいに整地された部分として、その形跡を見ることができます。
なおなお、周囲を塀や堀などで囲い、そこに遊女屋を集めた区画のことを遊廓(ゆうかく)と称するわけですが、これまたウィキによれば 「廓」は「城郭」と同じで、囲われた区画を意味する語 とあります。
遊廓の語源は、城や砦を土石で囲んだ曲輪にあったわけですね。
φ(。_。*) フムフム
というわけで、写真は長谷堂から眺めた山形市街。
下山したところで雨が降り始めましたが、ムスメと登山という、貴重な思い出になりました。
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