また一人伝説が失われました。
「シナリオライターの佐々木守氏が死去」
シナリオライターとして活躍した佐々木守(ささき・まもる)氏は二十四日午前一時十分、内臓疾患のため東京都内の病院で死去した。六十九歳。自宅は非公表。通夜は近親者で済ませ、葬儀は三月一日午前十一時から、小松市西町九六、称名寺で。喪主は妻直子(なおこ)さん。
佐々木さんは、テレビドラマ「七人の刑事」シリーズの脚本家などとして知られているそうですが、個人的にはウルトラマンの脚本家として印象に残っております。
あと、ハイジの脚本もなさっていたそうですね。まったく知りませんでした。
ウルトラマンの監督のなかでもクセ者監督として知られる実相寺さんとコンビを組み、一風変わったスタイル(スカイドンとかシーボースとかの回ですな)をシリーズに取り入れた功労者です。
まあ、早世した金城さんのような、正統的な作品があったからこそ、変化球が活きてきたことは忘れてはいけないとも思いますが。
独特のひねりの入った実相寺・佐々木コンビの作品は、ウルトラマン世界の幅を広げただけでなく、斬新なカメラワークを含む良質の映像作品だったと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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