帰ってきた「貴の一文」
ブログへの投稿を怠っていた? かまけていた?
たあぼこと「貴」 永山杜氏がご来店
昨日は地酒の聖地「聖蹟桜ヶ丘」での楽しい集い終えての登場です。
更新が滞るのはミクシィーばかりやっているからか?
先ずはそこから
「更新が遅れた理由」
mixiばかりやっていたから・・・あながち間違ってませんが。。。(-_-;)
マイミク募集中です。。。いやいや。。。
ほぼ毎日更新をされているはりきり企画部様には本当に頭が下がります。
ネタはあったはずですが、瓶詰めにあけくれてたというか。。。
ごめんなさい(+0+)。。。
今年の「貴 」の造りを終えて
今年は、「暖冬」「蔵人の途中退社」という大きな二つのトラブルがありました。
ただ、当たり前ですが、私たちは「暖冬」を言い訳には出来ません。
「西日本は暖冬でまずいから、今年は東北のお酒にしよう」
そう言われたら、私たちの負けです。
頑張るのは当たり前ですが、頑張りましたよ♪
造りも昨年の36本(もろみ本数)から40本まで増やしました。
ただ、残念ながらこのあたりが弊社の製造能力限界です。
あとは、じっくりもろみ本数を増やさずやっていきたいと思います。
※今年は儲けます。
今年の「貴」ここを飲んでくれ
最近私が使っている言葉で、「リミッターカット」という概念があります。
日本酒の会をされた方はなんとなく分かると思いますが、
日本酒の会をやると、「減るお酒」と「減りの遅いお酒」があります。
これは、呑み込んだ時に「のどにひっかかるか」 「ひっかからないか」
が結果的に影響していると私は考えています。
「渋い」「日本酒度以上に辛い」などが
私の言う「ひっかかる」に当てはまります。
今年の「貴」は「すっ~~」と流れる後味(キレ)を重視しました。
気がついたら空いてるお酒、そんなお酒を目指しました。
「貴」今年のチャレンジ
ずばり、「蔵付き天然酵母山廃」です。
不老泉の上原酒造さんがされている仕込み方法ですね。
「貴」の一文ですでに書きましたが、本当に楽しいチャレンジでした。
だって、教科書に「絶対にいけない」って書いてある
野生酵母を生やすんですから。
やってみて一つの事がわかりました。
日本酒の酸には大きく分けて二つの酸がある・・・と。
一つは、酵母菌が造り出したややイライラした感じの酸。
そして、山廃で乳酸菌が造り出した「柔らかな酸」。
もろみの酸度が2.0でも口当たりが全く違います!サプライズです!
カプロン酸系の酵母の対極にあるお酒。
ようやく幼いながらも形になりました。
※今秋発売か????
「貴」今年のスーパー晩酌酒の行方
今年も昨年と大きくコンセプトは変えていません。
「定番」とはポテトチップスでいえば、「プレーン塩味」、
カップヌードルも「オリジナル味」
「呑み飽きない」「呑み続けたい」「料理に柔軟に対応できる」
お酒でありたいと考えて今年も造りました。
もちろん、2000円以下でも「貴」としての基本線は崩しません。
今年も、「攻めの一本」として貴のスパ晩宜しくお願いします。
「貴」 はりきり企画部プレゼンス「夏の酒」の進行状況
すでに瓶詰めは終わってます。
下記はあくまで貴としての「夏の酒」の定義です。
1、ガス感を持たせる事。
2、生酒だが、生ヒネを感じさせない酒質にする事。
3、口に含むとお米の甘さが広がり、そして後味が切れる事。
4、上記の条件をもちつつ、呑み飽きなさを併せ持つ事。
スペックは山田錦の60%の生酒です。
私はこのカテゴリには山田錦がベストチョイスだと判断しました。
5月の発表会をお楽しみ下さい♪
「夏の酒」只今 各蔵鋭利取組中 6月にはお披露目できますか?!
たあぼ並びに皆さんはりきってお願い致します。