今年の「ひやおろし」発売について
記録的な猛暑も東北の方では朝、晩では大分落ち着いてきたようですが、
縦に長い日本、まだまだ寝苦しいところも多いようです。
稲も9月に入れば早生系から刈り取りが始まります。
黄金に染まりつつある田圃を見るともう秋が近い気配を感じます。
コンビニに行きますと「KIRIN 秋味」が並んでいます。
それらを見聞きすると気持ち的には 秋近し
でもね~ まだ暑いんだよ 猛暑の後は残暑だよ~
永遠に「夏」が続く訳はなく、急がなくとも「秋」やって来くるから
ゆっくり、じっくりでいいんじゃないの?
それで今年も10月1日から「ひやおろし」始めます。
「ひやおろし」の発売時期は色々な意見がありますが、
味ノマチダヤは10月1日から今年も決めております。
解禁日を決めると言うより、
適熟と季節感をもっと大切にするための提案日です。
「ひやおろし」=「適熟の始まり」との考え方で、
「今年の新酒も味が乗ってきたよ」との合図が「ひやおろし」と考えます。
よって「ひやおろし」の販売は新酒の時期まで継続して行って行きますので
是非ご理解、ご賛同頂ける様宜しくお願い致します。
「会津娘」、「貴」、「鷹来屋」、「蒼空」、「長珍」、「開春」、「万齢」、「来福」
同じ志を持ち日本酒元来のスタイルを継承している
こんな「頑固蔵のひやおろし」を
マチダヤでは本当の「ひやおろし」として提案していきます。
ですので基本的に8月末から9月上旬に既に流通している「ひやおろし」は
マチダヤでは扱いませんのでご了承下さい。