地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成30年10月6日(土)  こんにちは! みむろ杉(奈良) ぐいぐい今西です。

2018-10-10 18:51:53 | 日本酒

みむろ杉 今西酒造(奈良)  ぐいぐい今西君  登場 

はりきり企画部が彼につけたあだ名は「ぐいぐい」 

私が知る限り、今の若手の中では一番のっている男である。

未経験の酒造りで先輩(先人)に追いつけ追い越せを実現するには彼の中では「ぐいぐい」しかないのである。

そんな「ぐいぐい今西」君を「ロックンロール日記」にてご紹介いたします。

以下 文責 本人 

【みむろ杉 今西酒造とは】

 創業1660年。

酒の神が鎮まる地「奈良・三輪」で唯一残る酒蔵。

「三輪を飲む」をコンセプトに

仕込み水は酒の神が宿る水「三輪山の伏流水」

 米はその仕込み水が沸き出る水脈上で育てています。

 酒造りのコンセプトは「全てはお客様のうまい、のために」

平均年齢28歳の情熱ある造り手で全工程、ひと手間二手間こだわり抜いた酒造りをしています。


※昨年新設された最新の麹室

※蔵の仕込水と同じ水脈で栽培されている契約田圃の山田錦

 

【酒の神が鎮まる地 奈良・三輪について】

三輪には日本最古神社・大神神社(おおみわ)があります。

この神社は全国屈指の酒造神でもあります。

その由縁から、全国の酒蔵の軒先に吊るされている杉玉は

ここ大神神社から届けらていて、杉玉発祥の地となっています。

【みむろ杉の目指す酒】

穏やかな香り、フレッシュで米の旨味広がるキレイなお酒を目指しています。

 【定番酒について】

みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦

これがみむろ杉のフラッグシップで全ての酒質設計のベースにしています。

みむろ杉といえば、まずはこれをお召し上がりくださいませ。 

※1800ml 3078円(税込み)  720ml  1620円 でございます。

【夏の酒】

「みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦」 のふくらみ部分をシャープにそぎ落とし、軽快な酸味を強調した酒質です。

暑い夏にキンキンに冷やしてお召し上がりください。

【秋~冬の酒】

  上槽後、翌日瓶詰、翌日火入れ。

その後、+5度の冷蔵庫で半年間熟成させて、味わいに丸みを帯びさせてからお届けしています。

 ※みむろ杉はフレッシュさを大切にしているため、その他のお酒は-5度で貯蔵しています。

 【今年の造りについて】

  テーマは「透明感」

アルコールによる重さを排除しつつも、日本酒本来の旨味をしっかりと表現する酒造りを行います。

【今年のチャレンジ】

 上記「透明感」を実現するために

強い麹をつくり、低温で長期発酵させることで実現させます。

そのために今夏、サーマルタンク※温度コントロールの出来る冷却タンクを6本購入しました。

【ぐいぐい今西の生い立ち】

 1983年生まれ。

同志社大学商学部卒業後、㈱リクルート入社。

中小~一部上場大手企業を幅広く担当し、採用戦略立案・支援に携わる。

2000名の営業マンがいる中、TOPセールスとしてMVP賞はじめ多数の賞を受賞。

2011年11月より父の急遽に伴い、家業であるみむろ杉醸造元今西酒造㈱に戻り、代表取締役に就任。

就任後は急ピッチで酒蔵改革を行い、酒質を向上させる。

今では数々の酒の受賞歴を誇る酒蔵へと変革させている。

 

【はりきり外飲み活動について】

僕自身、体験する前は半信半疑。キャンプ場で日本酒??という感じでいましたが、

体験したとたん、一気にそのワールドに引き込まれました。

焚火を見ながらの日本酒。肴は何もいらない。解放感ある自然そのものが肴。

一度経験してみれば病みつきに。ぜひ皆様も外飲みを!!

 

※青川峡キャンピングパーク(三重)での人生初キャンプ 焚き火を囲んでキャンプ場スタッフも交えて外飲み談義

 暑くも無く寒くもなく 空には満天の星空 風も無く最高のコンディションでの初キャンプとなりました。

さて 10月7日より今期の酒造りがスタートしました。 12月には今期の新酒が届く予定です。

事故無く造りを終えたら また外飲みキャンプ行きましょう!

※平均年齢28歳の若手 チームみむろ杉です。 今期はこのメンバーで1000石目指します!

 

【〆の言葉】

9月には今西君の運転で奈良の蔵元を4軒回ってまいりました。 奈良は人も酒も個性派揃いで面白いです!

まもなくお取引の始まる「睡龍」 そして「篠峯」 「花巴」 「大倉」 「みむろ杉」  奈良ファイブの面々

以上が みむろ杉 今西君の自己紹介部分含むロックンロール日記です。

文章のなかでは自分の生い立ち以外はあまり「ぐいぐい」感はありませんでしたね。

でも私にはほんとに「ぐいぐい」来るんですよ・・・