新生 新澤醸造店
造りにおいていまや重要なポジションにある杉原君
3日間の流通の修業のためマチダヤにてお預かりしました。
造りを終えたばかりの疲れが抜け切れない時期でしたが、細い体で頑張ってくれました。
昼間は飲食店様への同乗営業、夜は夜の男の営業とフル・タイムです。
さて移転して約半年 新移転蔵の様子をお伺いいたしました。
【新蔵体制について】
旧三本木蔵から南へ70キロ離れた川崎蔵へ製造場の移転を果たしました。
震災による移転ではなく品質を上げるための移転として新たなスタートをきることができました。
これも一重に沢山の方々のご支援により実現できたことでございます。
感謝の気持ちとお酒が造れる喜びを感じながら酒造りを行っております。
新澤杜氏、杉原副杜氏、を中心に若手総勢6名 で頑張っています。
【新蔵の使い心地】
山間部への移転により、恵まれた自然環境と豊富な天然水を得ることができました。
良質な水をふんだんに使えますので、お米の糠もしっかりと洗い流せます。
蔵の導線もよくなり、効率の良い酒造りが可能となりました。そのため、より品質を上げる部分に人手を掛ける事が可能となりました。
残念ながらお風呂がまだ無いので、近くの温泉まで通っています。 約1キロ 500円かかります。
綺麗な酒には清潔な体をモットーに頑張っています。
【これからの新澤醸造店】
今後も、「究極の食中酒」のテーマを崩さずお料理を最大限に引き立たせるお酒を醸してまいります。
よりより品質をお届けすることが皆様への恩返しと考えております。
新生「伯楽星」・「愛宕の松」を今後とも宜しくお願い致します。
(株)新澤醸造店 杉原健太郎
三本木の旧蔵で最後に仕込んだ 「M」も残り100本を切りました。
思い出の酒を、無くならないうちにぜひあなたの記憶にとどめてください。