気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カッコウの幼鳥? 

2018年10月31日 | カッコウの仲間
たびたび書きますが、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスなど托卵する鳥の仲間は、
姿がどれもそっくりで、見分けるのが非常に難しいです。

観る角度によって、姿形や印象が違って見えることも、識別を難しくしているのでは?と
勝手に素人考えをめぐらせています。




虫を見つけました。


せっかく翼をひろげてくれたのに、枝被り~


小さな青虫でしたが、うれしそうに食べています。


じっと次の獲物を探します。


昇る朝陽を浴びて


逆光の中で

もう一度でいいから見ておきたくて、数日早朝に通いましたが会えず。
ふいに旅立ってしまったようです。


カッコウ(郭公)Common cuckoo 全長約35cm

後頭部の白斑。下尾筒の白さや細かい横斑などから、とりあえずカッコウ幼鳥ということで。
※未熟者の識別で違っている可能性もありますので、あしからずご了承ください。

それぞれ特徴ある鳴き声を聞かせてくれれば、すぐに違いがわかりますが、秋は鳴いてくれません。


▼ホトトギス成鳥?
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/e16ca5863aaf86161bacd2a250646d95

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カイツブリ 飛んだ

2018年10月30日 | カイツブリの仲間
カイツブリが飛んだのでシャッターを押したら、撮れました。


いつもなら背景にピントを持っていかれるのに、ちょっとびっくり。



この間、一枚ボケて、着水です。



この後も水面走りで池をあちこち移動していましたが、飛んだのはこの一回きりでした。


先ほどのカイツブリは、今年生まれの若鳥のように見える二羽↓の近くから、飛び立ちました。






別の池で。  一見どれも同じように見えるカイツブリですが、
よくよく見比べると赤茶色やこげ茶色、ベージュに見えるもの、
色の濃いもの薄いものなど、それぞれ羽色に個性があるようです。
冬羽に変わりつつある今の時季だけでしょうか?

カイツブリ(鳰) Little grebe 全長約26㎝

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サメビタキ 今年は当たり年?

2018年10月29日 | ヒタキの仲間 2018~
『ヒタキ三兄弟』と俗に呼ばれるコサメビタキ、エゾビタキ、サメビタキ。
その中でもっとも観察の機会が少ないサメビタキ。

例年の私は、一羽見つけるのがやっと。昨年は一羽も見つけられませんでした。
今年は三カ所の探鳥地でサメビタキを見られました。
いずれの場所でも日を改めて何度も撮影できましたが、同じ個体が滞在していた可能性もあります。
少なくとも三羽のサメビタキを見つけられたことになるでしょうか。
個人的には、「サメビタキの当たり年」でした。


あまりに良い天気で光が当たり過ぎると、かえって撮影が難しいのですね。


翼を閉じている時、サメビタキは大雨覆・三列風切の羽縁がバフ色 に見えるそうですが、
光が強すぎて、この時、羽縁は白っぽく見えました。


てっきり現地ではコサメビタキだと思って撮影していましたが・・・


下尾筒(尾羽の上、お尻の下あたり)に黒っぽい軸斑がありました。
サメビタキの決め手の一つです。



この枝がお気に入りだったのか、かなり長く止まっていました。



サメビタキ(鮫鶲) Dark-sided flycatcher/Siberian flycatcher 全長約14cm

来年も確実に会えるとは限らないので、今年撮影した分を在庫として備蓄しようと思っています(^^ゞ

※参考
◆大阪南港野鳥園 HP  コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/topcontents2015/samebitaki_group/samehitaki_group.html

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コサメビタキ 今季も出会いがたくさん

2018年10月28日 | ヒタキの仲間 2018~
秋によく見られるエゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキは、
俗に「ヒタキ三兄弟」と呼ばれるほど姿形が似ています。

ヒタキ三兄弟の中でも、いちばん数が多いコサメビタキ。
春に渡ってきたとき2度、街中の公園で観察。
撮影した写真を載せきれないほど、この秋もたくさん会えました。












虫を見つけたのか、この後、芽にもとまらぬ速さで枝を飛び立っていきました。

コサメビタキの季節もそろそろ終わりのようです。
私は、先週の日曜日以降は姿を見ていません。
昨日と今日の探鳥でも、コサメビタキは見つけられませんでした。

コサメビタキ(小鮫鶲)Asian brown flycatcher/Brown flycatcher 全長約13cm

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エゾビタキ 旅の備えは万全

2018年10月27日 | ヒタキの仲間 2018~
冬鳥たちの渡来が始まって、夏鳥たちの姿は日に日に少なくなっていきます。
10月25日の時点で、まだ旅鳥のエゾビタキは確認できました。

越冬地へ渡る前に、たくさん食べて体力をつける鳥たち。
おいしそうに青虫を食べるエゾビタキを撮影したのは10月上旬でした。
いまごろは既に日本を旅立っているかもしれません。








もう一匹、いないかな?


エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15 cm

今回の写真は杭に止まってくれたのと同じエゾビタキです。
▼エゾビタキ 近くから
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/2ad2add2117ce7793c3ff21dad885d5a

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ジョウビタキがやってきた

2018年10月26日 | ジョウビタキ
ジョウビタキがやってきました。
冬鳥としてチベットや中国北部などから日本に渡ってきて、積雪のない地域で越冬するジョウビタキ。
過去に日本での繁殖例も少数確認されているそうです。

冬の間は、オス、メスそれぞれが個別に縄張りを構えます。
小さな体ながらなかなか気が強く、縄張りへの侵入者は即、攻撃して追い出しにかかります。

この日はエゾビタキ2羽を盛んに牽制していました。
ジョウビタキの方が後から来たはずなのに、我が物顔に林内を飛び回っています。
まるで冬の使者が夏の旅人を追いたてるかのような光景でした。








同じ林にメスの姿も・・・


こちらは都市公園で撮影したメスのジョウビタキです。
渡ってきたばかりで、警戒心が強く近寄らせてもらえません。






ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長約15㎝



冬鳥のシロハラも到着しています。 逆光の中で一枚だけ。
渡ってきたばかりの今頃は非情に警戒心が強くなかなか姿を表しませんが、
秋も深まって来る頃には、あちこちに姿を見せて、かなり近くまで寄ってきてくれます。


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イカルチドリ 飛んだ

2018年10月25日 | チドリの仲間
夏羽にかわりつつあるイカルチドリを見かけました。

コチドリ、イカルチドリ、シロチドリは11月前後から1月頃にかけて部分換羽して夏羽になるそうです。
冬なのに夏羽とは、まぎらわしいですが、夏羽=繁殖羽 冬羽=非繁殖羽 となっています。


あれ?少し離れた所にいるのは、コチドリに見えます。
角度のせいでクチバシが短く見えるのでしょうか?


こちらの別の一羽は、イカルチドリ?

クチバシの長さと形から、イカルチドリのようです。


イカルチドリとコチドリはよく似ていて識別が難しいですが、
体格差があるのでこうして並んでくれれば、一目瞭然。
幸運な一枚が撮れました。二種がいっしょに行動していたのです。

イカルチドリ(斑鳩千鳥)Long-billed plover 全長約21cm
コチドリ(小千鳥)   Little ringed plover 全長約16㎝



イカルチドリ、飛びました。
コチドリと同じ感覚で私が近づき過ぎたのでしょうか?


コチドリは白い翼帯がほとんど見えないそうです。
飛び回っている二羽は、イカルチドリと考えていいかもしれません。




二羽そろって池の上を旋回。
繁殖期のディスプレイフライトだったのでしょうか?


少し離れた浅瀬に着陸態勢。


このクチバシはイカルチドリですね。
すっかり夏羽に変わる頃まで滞在してくれるでしょうか。

▼真冬なのに夏羽?イカルチドリ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/1b10d094e85041bdab5875f0bb02a8c3

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爪を隠さぬシジュウカラ

2018年10月24日 | シジュウカラの仲間
太い枝に止まったシジュウカラ、爪がハッキリ見えています。
ちょっと珍しいポーズだと思いながらシャッターを押しましたが、なんだか違和感が。
怪我なのか先天的なのかわかりませんが、どうやら足の具合が普通ではない様子です。

ひょっとして生まれつき、脚力が弱いのかもしれません。
飼育下の文鳥でも、卵や雛の時の栄養不足や先天性の障害などが原因で、脚力の弱い個体が生まれます。
たとえば机や床など平らな面に立たせると、スーと両足が開いてしまう・止まり木に上手く止まれない…
そんな文鳥の話をネットや書籍で何度か目にしてきました。
実際、家で飼っている文鳥も右足の握力が弱く、右足一本で立つと時々よろけます。








同じ日に同じ林の数百メートル離れた場所で撮ったシジュウカラ。
おすわりしていて可愛らしい、と思ったのですが、上の写真と同じ個体かもしれません。

移動する先々で、このポーズでした。

飛ぶ力も移動する力も他の仲間と変わりなく、ここまで立派に成長しているので、
自然の中で問題なく生きていると考えて良さそうです。


こちらは、別の公園で撮影したシジュウカラ。
木の幹を上下に移動したりして、元気に飛び跳ねていました。



シジュウカラ(四十雀)Japanese tit・Eastern Great Tit  全長約14cm

野生では、若く健康で俊敏な鳥だけが長く生き残れるとは限りません。
動き回ることで天敵の目について命を落とすこともあり得ます。

出来るなら、こうして自分が出会って撮影した鳥たちには元気に長生きして欲しいです。
お気楽な人間の感傷だとわかっていても、知らず知らずのうちにそう願ってしまいます。


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ムシクイ 近くから

2018年10月23日 | ムシクイ
最近、ムシクイをよく見かけるようになりました。
ムシクイは日本で繁殖する夏鳥です。越冬地の東南アジア方面へ旅立つ準備を始めたのでしょうか。
至近距離に姿を見せた一羽は無言でしたか、
10分ほど前、植え込みの中に同時に三羽のムシクイを確認。
「ジ ジジ ジジジ ジジ・・・」と聞こえる声で鳴き交わしていました。

10月後半のこの時季は、オオムシクイが多いとのこと。
今回の写真もオオムシクイの可能性が高そうです。


上下二枚はトリミングなし。





鳥のお尻は、鳥好きの間で密かに人気の高いパーツですね。


植え込みの中にいた三羽のうちの二羽。


クモらしきものを捕食しました。

メボソムシクイ(目細虫食) Japanese leaf warbler 全長12~13cm

Wikipediaによると~
2011~12年 形態・鳴き声・DNA鑑定などの違いから
メボソムシクイ・コムシクイ・オオムシクイの三種にわける説が提唱されたそうです。
それ以前は三種ともメボソムシクイとされていたので、屋外の観察で見た目から判断するのは至難の技。
識別の決め手は、鳴き声といわれています。

ムシクイは好きな野鳥のひとつ。細かい識別は後回しで撮影を楽しみました。


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蓮池にコガモ

2018年10月22日 | カモ 2018秋~
スイレンの池に、コガモが二羽、飛来していました。
花の数は少なくなりましたが、スイレンは11月頃まで咲くそうです。
それほど人間を警戒していない様子です。昨年も滞在していたコガモかもしれません。






カルガモもゆったり。青い翼鏡が綺麗です。
こちらの二羽も常連さんの雰囲気です。昨年も越冬していた二羽かも?
先住のバン一家とも、平和におつきあい。


コガモは、どちらもメスでしょうか?



緑色の翼鏡が綺麗です。
翼鏡(よくきょう)はカモ類の翼~次列風切羽にある羽で、
独特の金属光沢があり、光の加減で緑や青など色が違って見えます。
飛翔するとはっきり見えますが、翼をたたんでいる時はチラッとだけ。



こちらは、別の池のハシビロガモ。
奥がメスで、手前はオスの非繁殖期のエクリプス羽。


相変わらず、凄味のある面構え。
ハシビロガモのオスも、だんだんと美しい繁殖羽に変わっていきます。


都市公園の池にはヒドリガモの群、居残りのホシハジロ雄、マガモなどの姿も見られます。
カモたちの飛来も順調のようです。

朝晩は寒いと感じるほど、気温が下がってきましたね。
お医者さんの話では、すでにインフルエンザの患者もポツポツ出始めているそうです。
体調管理に気をつけなければ…。


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野鳥もニート?バンの若鳥

2018年10月21日 | バン
お山の公園の池に、バンの若鳥が4羽。
何シーズンも一組のバンの夫婦が縄張りにしてきたこの池も、ついに世代交代か?と思われましたが、
どうやら、二度目の繁殖で生まれ育った4羽の兄弟が、そのまま池に居ついている様子。

時々、葦原から親鳥らしきバンの鋭い鳴き声が聞こえてくると、4兄弟はピタッと動きを止めます。
それも束の間。ふたたびのんびりと草地を歩いたり、池のほとりで羽の手入れをしたり・・・
兄弟仲良く気ままに過ごしています。やはり親元は気楽で居心地が良いのでしょうか?













とうとうキレた親鳥が、ものすごい剣幕で、子どもたちを追撃。
4兄弟は急ぎ足で、吊り橋で隔てられた池の奥へと移動していきました。
直後の親鳥、一羽が踊るような動きを見せます。
お尻の白い羽も逆立って、興奮状態のようでした。










▼バンの幼鳥4兄弟
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/9fb6a39740dd72f7302a8162376ec527

私がこの池でバンの観察と撮影を始めて5年。
額板が赤くなるほど大きく育った若鳥が全員、居残っているのは記憶にありません。

とっくに独立してそれぞれの新天地を探してもいい頃なのに、
兄弟仲良くのんびり親の縄張りに居座っているらしいバンの4兄弟。
世相になぞらえてニートに例えてみました。

参考:ニートとは~イギリス英語で( Not in Education, Employment or Training,= NEET)
   就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する言葉。
   日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない「若年無業者」を指すそうです。


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ダリア 秋のバラ

2018年10月21日 | 鳥見ついでに花や昆虫
兵庫県加西市の県立フラワーセンターで撮影したダリアと秋のバラです。













八重咲のバラは少し元気がありませんでしたが、
一重咲のバラは、どれも綺麗でした。
美しい花に潜む危険な罠も・・・



バラのそばに伸びた野草を巧みに利用して 待ち伏せ


カメラを獲物と間違えてロックオン!? 狙われてます^^;


ベルベットのような色と質感の花びら。
秋に似つかわしい雰囲気で、印象に残ったバラでした。

◆兵庫県立フラワーセンター
http://www.hyogo-park.or.jp/flower-center/index.html
『季節により約4,500種類の花と緑が憩いの空間を提供する花の公園』

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エゾビタキ 近くから

2018年10月20日 | ヒタキの仲間 2018~
高い木の枝を見上げて撮ることの多いエゾビタキですが、
この時は、公園の杭に止まっていたのを見下ろす位置で楽々撮影です。
草刈り機の入った後の草地で、虫を探して飛び回っていました。
ズームレンズを縮めるほどの近さでした。

よく見ると、頭部に筋のような斑のような模様が見えます。
まだ幼いエゾビタキなのかもしれません。













エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15 cm

人工物に止まる野鳥は敬遠されがちですが、これだけ近くて自然な表情を見せてくれるなら大歓迎です。
秋になってもなかなか会えなかったエゾビタキですが、最近はあちこちで遭遇できるようになりました。

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クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシ他

2018年10月19日 | アジサシの仲間
近場の都市公園の池に、クロハラアジサシが一羽舞い降りました。
二年前の2016年10月、郊外の溜め池にクロハラアジサシの大群が滞在しました。
何度も通って舞飛ぶクロハラアジサシを眺めて熱心に撮影した日々を思い出します。

今回は一羽だけでしたが、白い冬羽が秋空に映えて綺麗でした。
恐竜の形の足こぎボートの上がお気に入りの様子。
顏が白く汚れてしまって、恐竜君にはお気の毒でした。













2016年に撮影した飛翔姿はこちら
▼クロハラアジサシ 2016
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/93ba298540021bb3d6ac382176935ff2

◆2017年6月に撮影した夏羽のクロハラアジサシです。
名前の通り、お腹のあたり一帯が、墨で塗ったように黒くなります。
頭部はまるでベレー帽をかぶったように黒く変わり、別の種類の鳥のように見えます。






クロハラアジサシ(黒腹鯵刺) Whiskered Tern 全長約25cm


◆ハジロクロハラアジサシ 冬羽
今年の8月上旬、台風の影響でベニアジサシとコアジサシの大群が近場の海岸に飛来しました。
その中に、一羽のハジロクロハラアジサシが混じっているのを見つけました。



後頭部の黒斑は、後頸のここまでのびています。


二年越しでようやく遭遇できたハジロクロハラアジサシでした。

ハジロクロハラアジサシ(羽白黒腹鯵刺) White-winged Black Tern 全長約23㎝
ベニアジサシ(紅鯵刺) Roseate Tern  全長約36cm 



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忘れ花とメジロ

2018年10月18日 | メジロ
秋雨の中、メジロが桜の蜜をなめていました。
季節外れに咲く花は、ほんのわずか。片手の指ほどの数しか咲いていません。

他の仲間が先になめてしまったらしく、開いた桜にはもう蜜が残っていないようでした。
後から来たメジロは、大好物の桜の蜜にありつけません。
追い打ちをかけるように、雨足が強くなってきました。
それでもメジロはあきらめきれず。
あちこち探して枝先のつぼみに目をつけました。








クチバシを差し入れて、まだ咲ききらぬ蕾を開こうとしています。




身軽な動きが得意なメジロですが、
さすがに雨の中、この作業を続けるのはしんどい様子。


緊張を解いて、小休止。


もう一度挑戦、ようやく桜の蕾をこじ開けました。

メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye  全長約12cm

今年も天候不順の影響か、狂い咲の花をあちこちで見かけます。
桜は行く先々の公園でポツポツと。他にモクレン、ツツジ、ボケの花なども。

草木や花を撮り歩くみなさまのブログで、戻り花、帰り花・返り花という言葉を知りました。
狂い咲とは、違った印象を残す表現を、さっそくタイトルに使ってみました。


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