気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

爪を隠さぬシジュウカラ

2018年10月24日 | シジュウカラの仲間
太い枝に止まったシジュウカラ、爪がハッキリ見えています。
ちょっと珍しいポーズだと思いながらシャッターを押しましたが、なんだか違和感が。
怪我なのか先天的なのかわかりませんが、どうやら足の具合が普通ではない様子です。

ひょっとして生まれつき、脚力が弱いのかもしれません。
飼育下の文鳥でも、卵や雛の時の栄養不足や先天性の障害などが原因で、脚力の弱い個体が生まれます。
たとえば机や床など平らな面に立たせると、スーと両足が開いてしまう・止まり木に上手く止まれない…
そんな文鳥の話をネットや書籍で何度か目にしてきました。
実際、家で飼っている文鳥も右足の握力が弱く、右足一本で立つと時々よろけます。








同じ日に同じ林の数百メートル離れた場所で撮ったシジュウカラ。
おすわりしていて可愛らしい、と思ったのですが、上の写真と同じ個体かもしれません。

移動する先々で、このポーズでした。

飛ぶ力も移動する力も他の仲間と変わりなく、ここまで立派に成長しているので、
自然の中で問題なく生きていると考えて良さそうです。


こちらは、別の公園で撮影したシジュウカラ。
木の幹を上下に移動したりして、元気に飛び跳ねていました。



シジュウカラ(四十雀)Japanese tit・Eastern Great Tit  全長約14cm

野生では、若く健康で俊敏な鳥だけが長く生き残れるとは限りません。
動き回ることで天敵の目について命を落とすこともあり得ます。

出来るなら、こうして自分が出会って撮影した鳥たちには元気に長生きして欲しいです。
お気楽な人間の感傷だとわかっていても、知らず知らずのうちにそう願ってしまいます。


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コメント (10)
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