気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ソングポストのホオジロたち

2023年06月19日 | ホオジロの仲間

地域の支流を遡っていくとホオジロ(頬白)♂のソングポストがそこかしこに
それぞれお気に入りの場所に陣取って、自慢の歌声を響かせます。

出会うのはオスばかり この時季、メスは子育てに専念しているのでしょう。
わずかな違いではありますが、歌声にも顔の隈取り模様にも個体差があります。


















カワラヒワ(河原鶸)の親子が浅瀬で水浴びをしていました。
ホオジロより一足先に雛を育て上げたのですね。
親鳥が先導して飛び回りいろいろな知恵を伝授しているようでした。




幼鳥には胸から腹部にかけて細かい縦斑があります。





今日も梅雨の晴れ間の晴天ですが、厳しい暑さになりそうですね。
みなさまも熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。


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眉毛ふさふさ ご長寿オオジュリン?

2022年03月19日 | ホオジロの仲間

穏やかに晴れた初春のある日 葦原のオオジュリンに会えました。
渡り前になると食べることに熱中して 人への警戒心が薄らぐようです。
じっと静かに立っていると すぐ近くの葦にも止まってくれます。






茎の中のカイガラムシだけでなく葦の穂もむしって食べます。
数羽のオオジュリンの中に風変わりな顔の一羽を見つけました。
一枚目の写真もその個体です。



近くからでも黒い目が見えにくいので、最初は目に傷があるのか?と思いましたが
よくよく観察すると、かさぶたのように見えたのは、ふさふさ伸びた「眉毛」です。



飼育されて長生きした文鳥~10歳近く~などは、人間と同じように耳や眉の羽が伸びてくる個体がいます。
厳しい自然界で生きる野鳥は長生きすることが難しく、過去に このような個体を見た記憶がありません。
いったいこのオオジュリンは何歳なのか? かなり長生きしているのではないだろうか?



あれこれ考えている間にも「ご長寿オオジュリン」は折れて地上に落ちた穂を食べ始めました。
風でゆらゆら揺れる穂に止まるより 落ちた穂をむしる方がゆっくり楽々と食べられます。
そんな行動からも長生きしているものの知恵を感じさせる「ご長寿オオジュリン」でした。



⇩ こちらは普通のオオジュリンです。



オオジュリン(大寿林)Reed bunting 全長約16cm 
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


◆サントリー愛鳥活動 オオジュリン
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4633.html


三寒四温 先日までの春の陽気が一転 寒の戻り
今夜はクリームシチューにしようと思います。
たぶんこの冬最後? 寒い時はあたたかい食べ物が良いですね。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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アオジ・ヤマラッキョウ

2018年11月21日 | ホオジロの仲間
アオジは、北海道や本州中部以北の高原などで繁殖し、秋になると温暖な地域に移動してくる漂鳥です。
前回登場のビンズイと同じく、秋になると姿を見せるので、私には冬鳥のイメージです。













不思議なことに毎年、最初に見かけるのはメスばかり。偶然でしょうか?
5~6羽の小群のようですが、移動してきたばかりで警戒心が強く林から出てきません。
深追いせずに、慣れてくるまで待つのがお互いのためですね(^^)

アオジ(青鵐) Black-faced bunting 全長約16㎝



ヤマラッキョウ(山辣韭)
ヒガンバナ科ネギ属の植物。ラッキョウに似ていることから名づけられたとか。

キタキチョウでしょうか。秋になると数が増える印象です。

鱗茎(りんけい)~球根の一種~は食べられるそうですが、
公園では動植物の採取はできません。


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葦の穂にオオジュリン 

2018年02月22日 | ホオジロの仲間
オオジュリンが目の前の葦にとまって、さかんに穂をついばんでいました。
はじめは虫を獲っているのかと思いましたが、どうやら葦の穂を食べているようです。

オオジュリンは、葦の茎をむいて、中にいるカイガラムシなどを食べると図鑑に載っています。
厳冬期で主食の虫が少なくなってくると、こうして葦の穂を食べることもあるのでしょうね。






スズメによく似ていますね。


何度も近くに来てくれたこの個体、上の写真のオオジュリンとなんだか雰囲気が違います。
尾羽がぬけているように見えますね?



オオジュリン(大寿林) 全長約16cm (スズメ 14cm)

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カシラダカ、ホオジロ

2018年01月28日 | ホオジロの仲間
斜面の草地でカシラダカがお食事中でした。
カメラには気づいているのでしょうが、くつろいだ自然な姿を見せてくれました。

家から徒歩で行ける野原にも、カシラダカの小群が越冬していますが、
警戒心が強く、すぐに草の中に隠れてしまいます。












ホオジロ、今季はあまり見える所に出て来てくれません。
草刈りのせいで臆病になっているのか、寒さのせいで草に潜っていることが多いのか…


そろそろホオジロのオスもさえずりを聴かせてくれる時季ですね。

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カシラダカ、絶滅のおそれ

2017年11月04日 | ホオジロの仲間
日本では冬鳥のカシラダカ。
おなじみの身近な野鳥ですが、年を追うごとに姿を見せるポイントが減っているように感じていました。
山科鳥類研究所のブログによると、「2016年、IUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種に加えられた」そうです。
http://yamashina.or.jp/blog/2016/12/rustic_bunting_uplist/

この越冬地でも、昨年は一昨年の半分以下の数しか確認できませんでした。
早々と姿を見せてくれたので安心していましたが、
今年はどうなるでしょうか。










こちらはアオジ
カシラダカもアオジやホオジロに混じって草地におりていました。

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水路にアオジ

2017年04月26日 | ホオジロの仲間
薄暗い水路の中でアオジが採食中でした。
何気なく写したのですが、なかなか可愛いので掲載しておきます。


次々と食べ物を見つけてモグモグしていました。




じっと撮影していたら明るいところに出てきました。


「もやし」のように発芽しはじめた種子を食べているようでした。





夏鳥が次々と訪れる中、アオジは地味な存在ですが、関西では冬鳥。夏の間は姿が見られません。
野鳥撮影を始めて、最初に写した冬鳥がアオジでした。
初めてアオジを見つけたあの時の嬉しさ、今でも鮮明に憶えています。

アオジ(青鵐)Black-faced bunting  全長 約16㎝


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初めましてオオジュリン

2017年03月22日 | ホオジロの仲間
葦原を探して、ようやくオオジュリンに会えました。






野鳥に興味のない方には、スズメに見えてしまうかもしれません。
写真を撮り始めるまで、私もそうだったと思います。


オスの夏羽は頭が黒くなるそうですが、まだ茶色っぽい鳥ばかり。




『くらべてわかる野鳥』叶内拓哉氏によると、オオジュリンは、
「青森県以北の平地の葦原で繁殖し、それより南の地域の葦原で越冬…
葦の葉鞘をむいて、中にいるカイガラムシを食べる」そうです。







上手に茎をほぐして、中にいる虫を食べているようでした。

オオジュリン(大寿林)Reed bunting 全長 約16㎝

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カシラダカ、アオジ

2017年03月06日 | ホオジロの仲間
地上で採食していたカシラダカ、散歩で通りかかった人を警戒して木の枝に飛び移りました。







カシラダカ(頭高)Rustic Bunting  全長 約15㎝
Rustic =田舎の、素朴な、飾り気のない



あちこちで見かけるアオジですが、関西では冬鳥です。





アオジ(青鵐)Black-faced bunting  全長 約16㎝

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ミヤマホオジロ+タヌキに遭遇!

2017年03月04日 | ホオジロの仲間
今回は、フェンスの向こう側で距離があったので望遠コンデジで撮りました。


オスは、時々、動きを止めるのでなんとか写せました。


メスは動きが早く、ブレブレ写真ばかり^^;


オス、メス、一羽ずつ。つがいになっているのでしょうか。

ミヤマホオジロ(深山頬白)Yellow-throated bunting  全長 約16㎝



野鳥を探していて、谷底にタヌキを見つけました。
茂みの中に、もう一匹。タヌキの夫婦かもしれません。


タヌキは夜行性かと思っていましたが、こうして昼に出歩くこともあるのですね。

野鳥観察を始めてから、野ウサギ、キツネ、イタチにも遭遇しました。
どの野生動物も、あっという間に姿を隠してしまいます。
写真を撮れたのは、今回のタヌキが初めてです。

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ミヤマホオジロ ♀ 目立たぬように・・・

2017年02月18日 | ホオジロの仲間
ミヤマホオジロのメス、木の根元でひっそりと食べ物を探していました。


子育ての中心的役割を担うメス。


より保護色になっているせいかピントも合いにくいですね^^;


落ち葉の中で動く小鳥の姿、目を皿のようにして見つけ出しました。


正面顔。
ミヤマホオジロもこちらの存在に気づいています。


さらに大きくトリミング。


うっすらとした黄色が上品な雰囲気のミヤマホオジロのメスでした。


前回登場したオス。
日陰の落ち葉の中では保護色になり、動かない時は見分けるのがむずかしいです。


上の写真のメスととつがいなのでしょうか。
一メートルほどの距離でつかずはなれず。いっしょに移動しながら採食していました。


オスは時折、日の当たる場所へ。
メスは一切、日陰から出てきませんでした。



ミヤマホオジロ(深山頬白)Yellow-throated bunting  全長 約16㎝
Yellow-throated=黄色い喉

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ミヤマホオジロ ♂

2017年02月17日 | ホオジロの仲間
昨日は良いお天気だったので、お山へミヤマホオジロを探しに出かけました。


運良く林縁の落ち葉の上で見つけられました。




食べ物を探している姿をじっくり観察できました。


鳥の正面顔は、なんだか面白いですね(*^^)




つがいなのか、すぐ近くに一羽のメスも。
未編集なので、明日にでも投稿してみたいです。





ミヤマホオジロ(深山頬白)Yellow-throated bunting  全長 約16㎝
Yellow-throated=黄色い喉

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シラガホオジロを探せ!

2017年01月30日 | ホオジロの仲間

二週間ほど前、近場で見慣れない一羽の野鳥を撮影しました。
遠目のシルエットはホオジロかカシラダカのようにも見えましたが、どうも違う種類の鳥のようです。
野鳥図鑑で調べると、なんだかシラガホオジロのメスに似ているようですが、
シラガホオジロは、秋の渡りの時季に日本海の島で多く観察されるとのこと。
普通は兵庫県南部では見られない野鳥らしいので、自信が持てません。




写真家の叶内拓哉さんのHPでお尋ねしたところ、
上嘴が黒く、下嘴が淡色。過眼線、頬線、顎線は淡黒褐色。耳羽後方に白斑があり、腰は茶褐色であることから、
シラガホオジロ雌のように見える…とお答えを頂きました。


しばらくこの枝に止まった後、姿の見えない遠くへ飛び去ってしまいました。


たまたま見かけたこの鳥が、移動の途中だったのか、付近で越冬しているのかはわかりません。
その後も何度か探してみましたが見つかりません。


ほんの数分間でしたが、じっくり探せば珍しい野鳥に近場で出会えると実感できるうれしい体験でした。
今後も注意深く探鳥してみようと思います。

叶内先生、お忙しいところご親切に回答やアドバイスを頂き本当にありがとうございました。



シラガホオジロ(白髪頬白) Pine Bunting 全長 約17cm 
ホオジロの仲間では最大種のひとつ。
和名の通り、オスの夏羽では頭頂の白い羽が目立つそうです。


 




アオジ(青鵐、蒿鵐)Black-faced bunting 全長 約16cm







カシラダカ(頭高)Rustic Bunting 全長 約15㎝
Rustic =田舎の、素朴な、飾り気のない







ホオジロ(頬白) Meadow bunting  全長 約16㎝
Meadow =牧草地

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カシラダカ三昧!

2017年01月20日 | ホオジロの仲間
人気のないグランドのすみっこでカシラダカが食事中でした。


遠目にはスズメのように見えるカシラダカ。
5羽がさかんに何かをついばんでいます。


左の色の薄いのがメスで、右のこげ茶色っぽい方がオスでしょうか?


いったい何が落ちているのでしょう?
少し離れたあたりでホオジロのペアも採食していました。


※まき餌はしていません(念のため^^;)


草地で採食していることが多いので、いつもは全身がよく見えません。
この日はじっくり観察できました。








ホオジロとスズメの可愛さを良いとこどりしたようなカシラダカ。


私の大好きなホオジロのメスによく似て素朴な魅力の野鳥です。


カシラダカ三昧です。


何もない(ように見える)地面にカメラを向けて夢中でシャッターを押し続ける私・・・


はた目には、不審者に見えたかもしれません(^_^;)


でも、運よく誰もいなかったので、カシラダカを堪能できました。


途中で、一羽のアトリが参入。
でも、落ちている食べ物がお気に召さなかったのか、間もなく飛んで行ってしまいました。


ひたすら食べ続けるカシラダカ


カシラダカ目当てに探鳥に出かけて、思う存分観察と撮影ができた幸運な日でした。

カシラダカ(頭高)Rustic Bunting 全長 約15㎝
Rustic =田舎の、素朴な、飾り気のない

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ミヤマホオジロ、アオジ枝止まり

2017年01月11日 | ホオジロの仲間
エナガの群れを撮影しようと林に近づいたら、下草からミヤマホオジロの小群が飛びたちました。
あっという間にブッシュの中へ散り散りになってしまいましたが、一羽だけ目の前の枝に止まりました。


淡い色彩が可憐なメスのミヤマホオジロ。
枝被りですが、なんとか数枚だけ顏が写せました。


昨シーズンも二度見かけただけのミヤマホオジロ。
じっくり撮る機会になかなか恵まれませんが、
そのぶん、遭遇できた時のうれしさは大きいです。

ミヤマホオジロ(深山頬白)Yellow-throated bunting  全長 約16㎝
Yellow-throated=黄色い喉


こちらはアオジ。
珍しく木の枝に止まってくれました。


家の近くの野原で越冬しているらしく、農道で何羽も見かけました。


二羽ともメスのようですね。


何枚写しても、どちらかの顔が枝に隠れてしまいました。

上にいた一羽が何か話しかけるように下の一羽に顔を近づけました。
その直後に飛び去ったので「先に行くね」とでも告げたのでしょうか?


後に残ったこの一羽も、間もなく枝から飛び立ちました。



アオジ(青鵐)Black-faced bunting  全長 約16㎝
英語では、雄の黒い顔に注目して名前を付けたのですね。

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