気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオサギの営巣活発に

2016年02月29日 | アオサギ
公園のクスノキの大木に巣を構えたアオサギたち。
婚姻色がいっそう濃くなってきました。遠目にもクチバシのピンク色が鮮やかです。




さかんに巣材を持ち帰る姿が見られます。



巣の上で向かい合って、押し合うようなしぐさを繰り返していました。


アオサギの数が増えて、周囲にはグアグアという鳴き声が響いています。

巣の真下にはフンの雨が降り注いでくるので撮影には要注意。

体の大きなアオサギの排泄物、目の前に落ちてくると脅威を感じます。
何も知らずに遊歩道を歩く人にかかってしまうのでは…と心配になります。
撮影中、目があった方には「頭上に気をつけてくださいね」と声をかけるようにしています。
この時期、各地の公園で営巣にやってくるサギたちを追い払う動きが見られます。
この公園では今のところ好意的な雰囲気を感じますが、
何かトラブルが生じて風向きが変わらないよう願っています。

アオサギ(青鷺)




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枝垂れ梅にジョウビタキ

2016年02月28日 | ジョウビタキ
梅林のあたりを縄張りにしているジョウビタキ。
ようやく花といっしょに撮影できました。


紅い枝垂れ梅は、ちょうど見ごろを迎えていますした。


ジョウビタキは枝から枝へと飛び移ります。


このオスのジョウビタキ、これまでにも2、3回写す機会がありましたが、警戒心が強く毎回写真は没ばかり。


今回も顏の表情が写せず少々残念。


淡い色の梅の方が、鮮やかなジョウビタキの羽色には似合うかもしれませんね。


滝のように枝を垂らした紅梅は、みごとな美しさでした。


ジョウビタキ(尉鶲)
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今季初・ヒバリのさえずり

2016年02月27日 | ヒバリ
午前中、郊外に出かけた際、今年初めてヒバリのさえずりを聞きました。


ヒバリの鳴き声は、
空に舞い上がる時の「上り鳴き」
上空でホバリングしながらの「舞鳴き」
地面に降りる時の「下り鳴き」

と、それぞれの場面で鳴き方に違いがあるそうですね。
(『日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし』参考)

今日、聞いたのは舞鳴きですが、上空に目を凝らしても姿を確認できませんでした。

ヒバリのさえずりは春の風物詩と思っていましたが、風の冷たい2月から鳴きはじめるのですね。
春ももうすぐそこまできているようです。

▲写真は2月中旬に撮影したものです。

ヒバリ(雲雀)
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となりの屋根にイソヒヨドリ

2016年02月27日 | イソヒヨドリ
時々街中で見かけるイソヒヨドリ。
我が家の近くにもやってきました。


電線の上でさえずっていましたが、このあたりを縄張りにするのでしょうか。

イソヒヨドリが高速道路の橋脚にへばりつくようにとまっている姿を何度か見かけました。
コンクリートに含まれるミネラル分を補給するためだと聞いたことがあるのですが、
何かをなめているのかどうか、機会があったら確認したいと思っています。

イソヒヨドリ(磯鵯)
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寒雀

2016年02月26日 | スズメ
神戸港にすむスズメたちを撮影しました。


この数日、関西では強い風が吹いていますが、この日も手がかじかむほどでした。


それでもスズメたちは、たくましく生きています。
観光客の食べる軽食のおこぼれが目当て。驚くほど人間の近くに寄ってきます。


ふくらすずめ。


羽毛を精一杯ふくらませています。


真冬を生き抜くスズメたち。
脂肪をたくわえているのか、何羽か足指が太くなっているスズメが目につきました。


仲間とおしゃべり。


ひだまりで目を閉じています。


食べ物を持っていかなかったので、すぐに飛ばれてしまいました。
「期待させておいて、モデル代を払ってくれないのか」とスズメたちは文句を言っていたでしょうか^^;

予想外にたくさんのスズメやドバトがいたので、観光地では思う以上に食べ物を得られるのでしょうか。
建物の構造を利用して巣作りできるような場所が近くにあるのかもしれません。


スズメ(雀)






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ユリカモメの若鳥

2016年02月25日 | カモメの仲間
人間のくれる食べ物を求めて公園の池に集まるユリカモメ。


少しずつ姿が減っていますが、今も池にとどまっているのはクチバシの黄色い若鳥が多いです。


中でも一回り体の小さなこの一羽。


甘えるように鳴き声をあげて餌をねだってきます。


見た目と違ってかなり強気。体の大きな他の仲間やヒドリガモまで威嚇していました。




こちらは成鳥。クチバシが鮮やかな朱色です。水かきの色も濃いように見えます。


販売機で「水鳥のえさ」を買ってみました。


中には粒状の餌が入っています。モナカの皮のような外側も餌として与えられます。
この量で100円はちょっと高いと感じるのか、利用する人を見たことがありません。


あっという間に食べつくされました。
今が一番、食べ物の少ない時季なのかもしれません。
「春までがんばれ!」の気持ちを込めて、200円分購入。

ユリカモメ(百合鴎)





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空を見上げるハクセキレイ

2016年02月24日 | セキレイの仲間
海岸の岩場で空を見上げるハクセキレイ


少しずつ場所を変えてずっと空を見上げています。


熱心に何を見ていたのでしょうか。



昨日も用事のついでに初めての海岸に立ち寄ってみましたが、
路地が狭い上に駐車できる場所が見つからず。
おまけに雨がぽつぽつしてきたので、すぐに引き上げました。


ハクセキレイ(白鶺鴒)
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ヒドリガモ、はぐれホシハジロ

2016年02月23日 | カモ 2015秋~
公園の池の水鳥たちは、数も種類も減って寂しくなっていました。
秋、一番最初に飛来したヒドリガモ達は留まっていました。
春の渡りの時季が他のカモより遅いのかもしれませんね。


近くに寄ってくるのは、餌目当て。さすがに愛嬌があります。


クレクレ~



メスもかわいらしい表情で見上げてきます。


一羽だけホシハジロのオスが。
他の仲間の姿は見当たりません。


怪我など体調不良のカモは群れといっしょに旅立てないこともあるそうですが、外見は元気そうに見えました。
どこか近くにいる群れと合流できるでしょうか。


ポツン・・・
どこに行ったらいいのか、まさに「寄る辺ない」という雰囲気。


とりあえず、数羽のカルガモのそばに身を寄せていました。


ヒドリガモ (緋鳥鴨) ホシハジロ(星羽白) カルガモ(軽鴨)



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浜辺のヒドリガモ 他

2016年02月22日 | いろいろな鳥 撮りあわせ
先週末、30分ほど時間が空いたので、近くの海辺で探鳥してみました。
海上を飛んでいくのはヒドリガモ。


「昼網」の漁船の上を越えていきます。
向かう先には淡路島があるのですが、故郷とは反対方向。
ヒドリガモたちは、まだしばらく日本に留まるつもりでしょうか。


砂浜もヒドリガモに占拠されていました。
シギかチドリの姿を期待していたのですが、ヒドリガモの群れが昼寝中でした。


時刻は午前11時。
ビーチでバカンス、といった雰囲気のヒドリガモたち。


ヒドリガモの中に、一羽だけオカヨシガモのオスが混じっていました。
他の仲間とはぐれたのでしょうか。



イソヒヨドリのオスも姿を見せてくれました。
逆光だと真っ黒に写る羽色をようやく順光で撮影できました。


河口付近には、ユリカモメの群れが。
川岸にはカルガモのつがい、アオサギの姿も見えました。


海辺の神社のマツ林でさえずっていたのは、カワラヒワ。
意外といい声をしていますね。


ムクドリの姿も見えて、さぁ松林で探鳥を!と思ったところで、「迎えに来て」のコールが家族から。
初めて立ち寄った海辺でしたが、短時間でこれだけの鳥見ができれば上々ですね。

▲2月12日撮影

今日は、都市公園を一時間ほど散策しましたが、ホーホケキョ、というウグイスのさえずりが聞こえてきました。






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シロハラが続々・・・その2

2016年02月21日 | ツグミの仲間
どこに行っても何羽も見かけるシロハラ特集・第三弾です。
まずは朝陽を浴びるシロハラ。


林の奥の沢で水を飲んでいるシロハラ


ジョギングの人が来て、木の葉の影に隠れている所。
人に慣れてきたのか、いちいち遠くに逃げず近くでやり過ごしています。


こちらのシロハラも隠れているつもりのようですが、白いお腹が丸見えでした。


枝の上で周りを見渡しています。
すこし翼を下げ気味にしたお得意のポーズ。


中国東北部やロシアから越冬しに飛来する冬鳥だそうですが、
桜の花が開くまで日本にいてくれるでしょうか。


城址公園の石段の上に。
ガサゴソと落ち葉をまき散らしていました。


日陰の木の上からこちらを見ています。
落ち葉の上でくつろいでいたのをじゃまされて、ご機嫌斜め?

黄色いアイリングのシロハラ、いつも黒くて丸い目を大きく見開いています。

シロハラ(白腹)

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コガモ、ハシビロガモ

2016年02月19日 | カモ 2015秋~
先週、お天気の良い日に撮影したマガモたち。


秋に渡ってきた時より人馴れしたようで、近くから撮影しても逃げません。


羽の色も美しく鮮明になっています。


もうすぐ観られなくなると思うと少しさびしいですね。



こちらは別の溜め池で撮影したハシビロガモ。
お食事中です。

体を丸めているので、一段とクチバシが大きく見えますね。


今シーズンはオス鳥を近くから写せませんでした。


ようやく近くに飛んできてくれた!?


残念ながら着水した場所は逆光でした。


水面での羽ばたきを披露してくれたのに、顔が黒くなってしまいました。
また、来シーズンに期待します(^^)
・・・シーズンはまだまだ終わっていませんね(^^ゞ


コガモ(小鴨) ハシビロガモ(嘴広鴨)



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噂のニシオジロビタキ

2016年02月18日 | ヒタキの仲間
『 ユーラシア大陸から日本へ、数年に1羽程度しか飛来が確認されない渡り鳥 』
 と地方新聞に紹介されたニシオジロビタキ。


写真に収めようと連日、野鳥ファンが詰め掛けている、とのこと。
この機会に一目見ておこう、と私も2月上旬、撮影に行ってきました。
噂通り、とても人に慣れていて愛想がよくてびっくりです。


『 体長約12センチ。欧州東部などから東南アジアなどに渡り越冬する。
 まれにルートを間違って日本に飛来する。雄は雌よりも珍しいという。』


2014年12月にも雄1羽が同じ場所に飛来し、昨年4月上旬までとどまったとのこと。
昨年末に飛来が確認されたのと同じ鳥だと考えられているそうです。



「ティティティティティ」というような可愛らしい地鳴き声で、軽やかに枝から枝を飛び回っていました。


晴れた日を選んで出かけたのですが、現地についたとたん厚い雲が出てきてしまいました。
もう一度撮影に行きたいと思いつつ、いまだに実現できません。


風邪が治ったら、ぜひもう一度見たいニシオジロビタキ。
まだ同じ場所にいてくれるといいのですが。


こんなに小さな鳥が海を越えてはるばる日本へ、一往復と半分の距離を飛んできたことに驚かされます。


春の渡りでも無事に故郷へたどり着けますように!

ニシオジロビタキ(西尾白鶲)




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たぶんウグイス

2016年02月17日 | ウグイス
1~2月に撮影したウグイスたちです。
ブッシュの中からじっとこちらを見ていました。


にらんでいる、と表現した方が良さそうな目つきです。
普通、ウグイスは素早く逃げ隠れしてしまうのですが、この子は違っていました。


ひょっとしたら別の種類の鳥なのかもしれませんが、判別できないのでウグイスということで^^;


枝に飛び移ってからも向きを変えたりして何枚も撮らせてくれました。


お腹のあたりが黄色っぽく見えます。まだ若鳥なのでしょうか?



こちらは街中の公園にて。植え込みの陰にいたウグイスです。


一瞬だけ姿をあらわして、すばやく奥の生垣に消えていきました。



こちらはガマの原で見かけた一羽。やはりウグイスでしょうか?


何度か茂みに隠れたり姿をあらわしたりを繰り返していました。
鳥の方では、ガマの穂に擬態しているつもりなのかもしれませんね。


七十二候によると、2月9日から13日は、黄鶯[目見][目完] (おうこうけんかんす) 
山里でうぐいすが鳴きはじめるころとされているそうですね。

実際には、この頃の野山では、まだホーホケキョという鳴き声は聞こえてきませんでした。
うっかり風邪をひいてしまったので、あと数日は鳥見もお休みです。
次に撮影に行く時にはウグイスのさえずりが聞けるでしょうか。

ウグイス(鶯)

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春を待つホオジロたち

2016年02月16日 | ホオジロ
梅の開花ぐあいを見に行ったら、先客にホオジロのペアが。


淡い色のメス、やさしい目の表情がよくわかります。
まだかたい蕾でしたが、ホオジロも梅のつぼみを食べたりするのでしょうか?


こちらは別の梢に止まったオス。
くっきりと黒い過眼線で精悍な顔立ちです。



こちらのメスは、気持ちよさそうに目を細めています。
四季を通じて身近にいるホオジロ、メスの柔らかな表情を見ると気持ちが和みます。



空に向けて良い声でさえずっていたオス。
高らかに縄張り宣言をしていたのでしょうか。

ホオジロ(頬白)
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氷上で困ったバン

2016年02月15日 | バン
数日前の冷え込んだ朝、公園の池に氷が張りました。
何気なく池に入ったバンの夫婦。つるつる滑る氷の上で立ち往生。
必死に爪を立てていました。


氷の照り返しで見えにくいですが、あんぐり口を開けて氷を見ています。
簡単に割れると思ったのでしょうか?


思ったより氷が厚かったのでしょうか。池は一面の薄氷に覆われていました。


もう一羽は、氷の割れ目でとまどっていました。
氷の上に上がりたいような、泳ぎたいような・・・?


砕氷船のようにゆっくり進みますが、泳ぎにくそうです。


こちらは日当たりの良い方の池で泳ぐ子供のバン。まだクチバシが黄色っぽいです。
秋に生まれた子の何羽かが親の近くに住み続けています。
氷った池にいた親鳥も、すぐにこちらの池に移動してきました。

週末は4月並みの温かさを記録したそうですが、一転して今日は気温が下がりました。
三寒四温。こうして少しずつ春に近づいていくのでしょうね。

バン(鷭)
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