気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

翼に星 ゴイサギ幼鳥

2018年10月17日 | サギの仲間
早朝、郊外を車で走っていると、道路脇の駐車場にホシゴイを見つけました。
空き地に砂利を敷いたトラック用の駐車場、轍に水溜りができていました。
車を路肩に寄せて、カメラを持って忍び足の早歩きで近づいて撮りました。
ホシゴイは、水溜りの中から何かつまみとって食べている様子でした。

星五位(ホシゴイ)は五位鷺(ゴイサギ)の幼鳥時代の通り名です。
茶褐色の羽に白い斑模様が星のように見えることから ホシゴイと呼ばれるそうです。





猛スピードで走り去る荒い運転の車に驚いて、
ホシゴイは竹藪に飛び移りました。



立て続けに水溜りから拾い上げた「何か」を飲み込みました。


ホシゴイが成鳥の羽色になるまでに3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなるそうです。
ゴイサギの成鳥は頭から背は暗い青色、翼は灰色です。
(飛翔姿は夏に撮った写真です)






ゴイサギ(五位鷺)Black-crowned night heron・Night heron 全長約58cm

ゴイサギは夜行性で、日中は草や木のしげみで休み、夕方から活動することが多いです。
撮影したのは、いずれも朝。夜通し食べ物を探して、ねぐらに戻るところだったのかもしれません。


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秋桜にノビタキ

2018年10月16日 | ヒタキの仲間 2018~
行楽客でにぎわうコスモス畑、花も人もまばらな区画にノビタキを一羽見つけました。
初めての「コスノビ」です。
ノビタキは、コスモスの茎に止まってキョロキョロ。羽虫を見つけて、フライングキャッチを繰り返します。
時々、秋の日差しを浴びながら、羽つくろいをしていました。





















コスモスの花が少なくてちょっとさびしいですが、活発に飛び回るノビタキの姿をじっくり楽しめました。

ノビタキ(野鶲)Siberian Stonechat  全長約13cm

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ホトトギス?トケンの成鳥 ・ 『ダーウィンが来た!』今夜の再放送情報

2018年10月15日 | カッコウの仲間
カッコウ、ツツドリ、ホトトギスなど托卵する鳥の仲間を「杜鵑(トケン)類」と呼ぶことがあります。
トケンは、杜鵑(ホトトギス)の音読みで、現在はカッコウ科と言われている鳥たちの古い呼び方だそうです。

トケンの仲間は、姿がどれもそっくりで、見分けるのが非常に難しいです。
カッコウカッコウ、トッキョキョカキョク=ホトトギス、ポポポポ=ツツドリ
春に特徴ある鳴き声を聞けばわかりますが、秋には鳴いてくれません。

いずれの種類にしろ、トケン類の成鳥を初めて近くから観察できました。
警戒心が薄い幼鳥は近くに来てくれることも多いですが、経験値を重ねた成鳥は用心深くなっています。






ホトトギスは、下尾筒には横斑がないか、斑があってもわずか、とのこと。
いくつかの特徴と合わせて、そこを識別の決め手にしました。どうでしょう?










下尾筒の黄白色、光彩や瞳孔の色はこんな感じです。


さかんに青虫をつかまて食べていました。



ホトトギス(不如帰、杜鵑) Lesser Cuckoo 全長約28cm 

「托卵」とは、自分では巣を作らず、他の種類の鳥の巣に卵を産んで育てさせるという習性です。
夏鳥として日本に渡ってくるホトトギスは、主にウグイスの巣に托卵するそうです。


昨夜のNHK『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』はトケン類が主役でした。
「進化するだまし合い!鳥の托卵(たくらん)最前線」
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p569
今日の夜、再放送があります。
10月16日(火)【15日深夜】 午前4時02分~4時30分


◆参考:山階鳥類研究所広報ブログ
http://yamashina.or.jp/blog/2015/09/migratory_cuckoos/

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ソバの花 ・ バッタのカップル誕生の瞬間!

2018年10月14日 | 鳥見ついでに花や昆虫
午前中だけ畑の一部が木陰になるソバ畑、白い花が見ごろを迎えていましたが、
私有地の農道にチェーンを張って、一般道から部外者が入れないようになっていました。
農家の方の作業が一段落するのを待って、ご挨拶して「ソバの花を撮影させて下さい」とお願いすると、
「花を盗ったらアカンけど、写真ならナンボでも好きなだけ撮ってええよ」と快諾して下さいました。
おかげで可憐で美しい純白のソバの花を、じっくり撮影できました。ありがとうございます。













勝手に農地に車を乗り入れて駐車して、写真を撮ったりしていく人がいるので、チェーンを張ったそうです。
農地の奥は、冬場に水鳥が飛来することでも知られる池でした。
行き止まりの農道は私有地なので車を止めないようにしなければ、と改めて思いました。
今回の撮影場所から5分ほど歩いた先に、私も利用した大きな公園の駐車場があります。



遊歩道に大きくて立派なバッタ。トノサマバッタでしょうか?
※ブログ「昆虫探偵団」のだんちょうさんによるとトノサマバッタだそうです。
だんちょうさん、識別をありがとうございました。



小さな茶色いバッタが後を追うようにゆっくり近づいて行きます。オスです。
大きなメスのバッタは、お尻を小刻みに揺らして、誘っているように見えました。


メスの受け入れOKサインを見逃さず。すばやくオスが飛び乗りました。


オスは嬉しそうにメスの背中をしっかり抱きしめます。


バッタのカップル誕生の瞬間でした。


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セイタカシギ 近くから

2018年10月14日 | シギの仲間 2018~
草の間からカメラを構えて、セイタカシギが歩いてくるのを待ちました。
近くから見ると、ひときわ細くて長い足です。
関節でポッキリ折れてしまいそうな細い足。
あまりにも足が長すぎて、なんだか不安な気持ちになってきます。

まるでバレリーナのように優雅な姿のセイタカシギですが、
意外にも、けっこう気性が荒く、仲間同士、蹴りあったりつつきあったりは日常茶飯事だそうです。
この池には二羽いましたが、気の合う者同士だったのか、距離を保って平和に過ごしていました。




当然ながら、草の陰にいても、とっくにセイタカシギは気がついています。






たいして警戒する様子もなく前を通過していきました。


立ち位置を変えてみました。、



セイタカシギ(背高鷸)Black-winged Stilt 全長約37㎝

英名のBlack-winged Stiltは、「黒い翼」の「竹馬」=スティルト(Stilt)
体長(嘴の先から尾羽までの長さ)約37 cm、
wikipediaによると足の長さは付け根から指先まで約25 cm 

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ミサゴ 何が獲れたの?

2018年10月13日 | 猛禽類
ミサゴが狩りをする場面を久々に観られました。
カメラを構える人間を嫌って飛び去ってしまうミサゴもいますが、
このミサゴは、気にしていない様子で近くから撮らせてくれました。

上空をゆっくりと旋廻、獲物を見つけるとホバリング、
機を逃さず急降下、両足を伸ばして水面に飛び込んで魚を捕えます。






何かつかんでいるように見えますが・・・?


水草ばかりだったのか、池に落としてしまいました。
今回は、水草に守られていた魚の勝利。


もう一度挑戦。仕切り直しです。。









トビが集まってきたので、ミサゴはどこか別の池に飛び去っていきました。

しばし翼をひろげた美しいミサゴの飛翔姿を堪能できました。

ミサゴ(鶚、鵃)Osprey/Sea Hawk/Fish Eagle  全長約60㎝ 翼開長約160㎝

魚が主食のミサゴは、穏やかな性格の猛禽類です。
「魚鷹(うおたか)」の異名の通り魚獲りの名人ですが、
同じくらいの大きさのトビをはじめ、カラスやウミネコなどにせっかくの獲物を横取りされることもしばしば。
狩りを成功させても油断としていると、目ざとい知恵者の鳥たちが横取りを目論んできます。
ミサゴは巣や安全な場所に獲物を持ち帰ってから食べるようです。


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木の実を食べるキビタキ

2018年10月12日 | ヒタキの仲間 2018~
黒くて小粒なアカメガシワの実を食べるキビタキ。
ごっくん、飲み込みながら尾羽をすばやく小刻みに振りました。
よほど美味しかったのでしょうか。

ヒタキの仲間が入れ代わり立ち代わり食べに来るので、
アカメガシワの実も残り少なくなりました。

たわわに実をつけたこのアカメガシワ、
渡りの途中で鳥たちに、あちこち遠くまで種を運んでもらえることでしょう。








メスのキビタキが奥の枝で実を食べているのが、葉っぱ間から見えました。

こちらは別の公園で見かけたキビタキのメス?もしかしたら若鳥かもしれません。



撮影中に、生垣の向こうを郵便屋さんの赤いバイクが通り過ぎていきました。
人家の庭木や社寺林などをつたわって、街中を移動していく渡り鳥もいるようです。

キビタキ(黄鶲)Narcissus Flycatcher 全長約14cm

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ようやくサメビタキ

2018年10月11日 | ヒタキの仲間 2018~
俗にヒタキ三兄弟とよばれるコサメビタキ、エゾビタキ、サメビタキ。
三種ともよく似ていて、識別に迷うこともたびたびです。

なかでも一番見る機会が少ないのは、サメビタキです。
日本各地の亜高山体で繁殖する夏鳥で、春と秋の渡りの時季には平地でも姿が見られます。
三種の中では個体数が少なく、渡りの時期も短期間に集中すると言われているそうです。













サメビタキ(鮫鶲) Dark-sided flycatcher/Siberian flycatcher 全長約14cm

高い枝の上に止まっていて遠くから撮った写真ですが、
目先の色も胸や脇の班の色も濃く、クチバシも短めに見えます。
画像を拡大してみても、サメビタキ識別の決め手の一つ・下尾筒に暗褐色の軸班がありました。

※参考
◆大阪南港野鳥園 HP  コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別

http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/topcontents2015/samebitaki_group/samehitaki_group.html

コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの三種を見分けるポイントがイラスト入りで解説されていて
とても見やすくてわかりやすいサイトです。
このHPを拝見しているだけで、南港野鳥園に行ってみたくなるほど充実した内容です。
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半分青い、すっかり青い

2018年10月10日 | ヒタキの仲間 2018~
「半分青い」オオルリ雄の若鳥です。
青く美しいオオルリ、幸せの青い鳥のイメージが強く、特に人気の高い夏鳥のひとつです。
オオルリの雄がすっかり青い成鳥になるまで、二年ほどかかるそうです。

 京都市動物園のブログによると
「オオルリのオスのヒナは幼鳥から若鳥になるときと、翌年の夏羽になるときに、
 部分的に羽が生え変わるのでまだらに青い」
「成鳥のような美しい青い鳥になるには、2年ぐらいかかります」とのことです。
 


半分青いこのオオルルの若鳥、今年生まれなのでしょうか?
少なくともまだ二歳未満ということはわかります。
(手前にぼんやり羽ばたいて見えるのは、メスのオオルリです)


こちらはすっかり青い、美しく立派なオオルリの成鳥です。
二歳以上なのは間違いありませんね。


顔つきや動きにも どことなく大人の貫録と自信が見てとれます。


半分葉っぱに隠れるこの枝の上で、しばらくきょろきょろしていました。


大人の余裕。青い紳士。目立つところに度々登場。


同じ時に、上の写真の若鳥や雌も木の実を食べにやってきました。
ひょっとして、この雄のオオルリは、周囲の目をひきつける役割を買って出た?
そんな可能性はないでしょうか?

オオルリ(大瑠璃)Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝


◆参考・京都市動物園 野生鳥獣救護センターブログ
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/rescue/rescue-blog/whisper/20171004-26711.html

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近くに舞い降りたノビタキ

2018年10月09日 | ヒタキの仲間 2018~
夏鳥として日本にやってくるノビタキ。
北海道の草原、本州や九州の高原など比較的涼しい地域で繁殖するそうです。
春と秋の渡りの時季には、平地の草原や花畑、農耕地などにも姿を見せてくれます。











いままで遠くからしか見られなかったノビタキが、思いがけず近くから撮れました。
目的地に着いたら、あいにくの整美作業中。草刈り機の轟音が響いていました。
これでは野鳥は出ない…と諦めていたのですが、
草を刈った跡から這い出す虫を狙って、ノビタキが舞い降りました。
運が悪いとガックリしていたのに、一転、思いがけないチャンスに恵まれました。

ノビタキ(野鶲)Siberian Stonechat 全長約13cm

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コサメビタキは虫を エゾビタキは実を

2018年10月08日 | ヒタキの仲間 2018~
頭上の枝にコサメビタキが止まっていました。
あちこち見回して虫を探しています。
すばやく飛び立って元の枝に戻った時、蜘蛛のような獲物をくわえていました。









コサメビタキ(小鮫鶲)Asian brown flycatcher/Brown flycatcher 全長約13cm




こちらはエゾビタキ。頭上の松の枝に止まっていました。
黒っぽい小さな木の実を「そのう」から戻して丸飲みにしました。
真下にいる私に見せびらかすようなしぐさ、思わず笑ってしまいました。
近くのアカメガシワの実が熟して食べごろだったようです。









エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15 cm

ほぼ真上の枝にカメラを構えていると、肩と首が痛くなってきます。
撮影の合間のストレッチで、最初の頃よりこの姿勢にもだいぶ慣れてきましたが、やはり疲れます。
できれば目線の高さくらいに鳥が止まってくれると、とてもありがたいです。


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メダイチドリ・シロチドリ

2018年10月07日 | チドリの仲間
旅鳥として春と秋の渡りの時期に日本各地に渡来するメダイチドリ。
うれしい初見&初撮りです。
これまでは、いつもすれ違いで一度も遭遇できずにいました。

夏羽は胸から脇にかけてオレンジ色を帯びるそうですが、
冬羽は灰褐色に変わり他のチドリとよく似ています。

初めて見た時、冬羽の姿だとシロチドリと見分けられるか心配でしたが、
パッと見た目の印象が違うので、すぐにメダイチドリだと気づきました。




この後、岩の間にクチバシを差しこんで何か食べました。




メダイチドリ(目大千鳥) Lesser Sand Plover 全長約19㎝



シロチドリ(白千鳥) Kentish plover  全長約17㎝
メダイチドリと比べるとひとまわり小柄です。


シロチドリは留鳥なので、ほぼ一年中近くの海辺で観察できます。


メダイチドリは目が大きく見えるので目大千鳥と呼ばれるそうですが、
おなじみのシロチドリも、負けず劣らず目が大きくてかわいらしい水辺の小鳥です。


保護色になって目立たない場所を選んで休息しています。


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キアシシギ幼鳥・成鳥

2018年10月07日 | シギの仲間 2018~
キアシシギ幼鳥でしょうか。
冬羽に似ていますが、羽縁に白斑が目立ちます。






鳥が片足立ちするのはリラックスしている時。



こちらは成鳥のキアシシギ。まだ夏羽。


夏羽では、首元から脇にかけて横斑が目立ちます


キアシシギ成鳥、手前に写っているのはメダイチドリです。


メダイチドリは冬羽でしょうか?

キアシシギ(黄足鴫)Grey-tailed Tattler  全長約25㎝

(2018年9月下旬撮影)

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深まる秋の花々と虫たち

2018年10月06日 | 鳥見ついでに花や昆虫
撮り鳥の合間に写した花と虫たちです。
まずはキタキチョウ。

幼虫はハギ類の葉を食べるそうですが、成虫はさかんに花の蜜を吸っていました。
小柄ではかなげな蝶ですが、成虫の姿で越冬する個体もいるそうです。


ハギにツチイナゴ。脱皮して間もないようでした。


ムクゲ(木槿)にオオスカシバ(大透翅)

このムクゲの樹は、度重なる台風の強風で45度くらい傾いていました。


ピンク色のフヨウ(芙蓉)

白いフヨウ

アカバナフヨウ?(赤花芙蓉)
ムクゲ(槿)とフヨウ(芙蓉)の花は似ていますが、葉っぱの形で見分けられそうです。


名前のわからない植物の花。
葉の形はサトイモに似ていますね。

産毛に覆われたような花。一センチ弱の小花でした。
名前をご存知の方がいらっしゃったら教えて頂きたいです。

※イケリンさんからコメントで「ガガイモ」だと教えて頂きました。
イケリンさん、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

ガガイモの種は民間伝承で謎の生物とされるケサランパサランの正体だという説もあります。
ふわふわ丸い綿毛のついた独特の種を飛ばす植物だそうです。


モンシロチョウ?でしょうか?

少し色味が違うのは雌雄の違い? 昆虫の識別は難しいですね。


虫がどこにいるかわかるかな?
コムラサキに気をとられて私も写している時は見えていませんでした。


ヒヨドリバナ(鵯花)とアブの一種

なぜこの花がヒヨドリバナと呼ばれるのか不思議です。
秋になって暖かい地方へヒヨドリたちが移動し始める頃に咲く花だからでしょうか?
群になって渡るので、この時季のヒヨドリは目立ちます。


センニチコウ(千日紅)とベニシジミ(紅小灰蝶)

「鳥見ついでに一枚」のつもりが、気がつけば何枚も夢中で撮っていることが多いです。
カメラのレンズを通して見ると、小さな花々や虫たちの魅力にひきこまれます。

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カモ、続々飛来中

2018年10月06日 | カモ 2018秋~
近場の池を偵察すると、冬鳥のカモたちがすでに渡来し始めています。
ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ・・・
ざっと見渡しただけでも、いろいろな種類のカモを確認できました。
(手前に写っている小さいのはカイツブリ。一年中見られる留鳥です。)

渡ってきたばかりのカモたちを脅かさないよう遠くからの撮影でした。
小さな写真ですが、ざっとわかりそうなカモの名前をあげてみます。※たぶん間違い多し!


一番右はヨシガモ雄のようです。真ん中はハシビロガモのように見えます。
左の二羽は、オカヨシガモ雌?とヨシガモ??


体の小さいのはコガモ? 
右から二羽目のオナガガモ雄はかなり繁殖羽に変化しつつあります。


一番左はオカヨシガモ雄、右手前の三羽はヒドリガモ


コガモ?とオカヨシガモ雄


首のあたりが白っぽいのが少々気になりますが、コガモ??

カモ類の雄は繁殖期に美しく派手な羽色になる種が多いですが、繁殖期を終えると、一時的に雌のような地味な羽色に換羽します。
これは「エクリプス」と呼ばれます。目立たない羽色に変わることで、天敵に襲われる危険を減らすと考えられるそうです。

秋に渡来したばかりの雄エクリプスとメス、今年生まれの若鳥を見分けるのは難しいですが、
秋が深まるにつれ、カモの雄たちもおなじみの美しい羽色に変わっていきます。

秋冬の野鳥観察の代表格のカモたち、今シーズンもどんな出会いがあるか楽しみにしています。


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