気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオサギ 親子並んで羽干し??

2024年07月11日 | アオサギ繁殖

雨上がりの朝、アオサギ(青鷺、蒼鷺)たちを訪ねました
コロニー(集団営巣地)のある大木の樹上で 一組の親子が並んでユニークな姿勢で並んでいます
まだ翼の羽が生えそろっていないヒナも、見よう見まねで親鳥にならいます

「パラボラアンテナ、座禅、太陽礼拝」などに例えられるアオサギ独特のポーズです
晴れた日や雨上がりによく見られるので、 日光浴か羽干しだろうと予想されますが、
 なぜアオサギたちがこのような姿勢をするのか? 本当の理由は分かっていないそうです

















小さな画像(サムネイル)をクリックすると拡大表示されます。
コロニー(集団営巣地)の樹上で羽干しするアオサギたちの様子が見られます。












アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


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アオサギがいっぱい!!

2024年07月10日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)のある都市公園 最もアオサギの密度が高い時期です

無事に育って巣立ちした幼鳥たちが 公園の樹木や池の周りを飛び回っています
我が子を見守る親鳥たちもいまだこの地にとどまっています






雨上がりの早朝 快適な泊り場所を巡ってアオサギ同士の小競り合いも勃発










左手 奥の樹に止まっているのはアオサギ成鳥


右手 手前の木に止まっているのは今年生まれの幼鳥
 早くに孵化した個体のようでかなり大人びた姿に成長しています。




アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


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アオサギの巣立ち雛

2024年06月28日 | アオサギ繁殖

都市公園のコロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち
すくすくと育って続々と巣立ちを迎えています
↑ 人気の少ない池のほとりに産毛の残る幼いアオサギ
 この姿でも飛ぶ姿は力強く自由自在に行きたいところへ向かっていました


樹上の巣を覗いてみると
 一枚目のアオサギより成長した幼鳥が巣にとどまっています。


個体差があるのでしょうか。この幼鳥には既に後頭部に冠羽のような羽が見えます。
アオサギの雛たちは、巣立った後も、夜間など巣に戻って休息しているそうです。
この巣に親鳥の姿はありませんでした。




こちらの巣には親鳥が一羽居残って、ヒナたちを守っているようです。
 もう一羽の親鳥は食べ物が探しに出かけているのでしょうか。



こちらは、アオサギの成鳥です。
 木の枝を集めてこれから巣を構えるような動きをしていました。




コロニーとは離れたクスノキに営巣したアオサギ一家


ちょうど交代の時間だったらしく、↑上の写真の親鳥が飛び去った後、
即、別の一羽が戻って来て、ヒナたちに吐き戻した食べ物を与え始めました。









上の写真と同じ巣の中のヒナ
 ほんの五日ほどでここまで成長しました。
これくらい大きくなると、カラスなどの天敵に襲われる危険性もほぼなくなるので
親鳥は二羽そろって、食べ物探しにでかけることになるようです。






アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


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アオサギの雛 翼竜みたい?

2024年06月15日 | アオサギ繁殖

アオサギ(青鷺、蒼鷺)のコロニー(集団営巣地)を見上げてみると
樹上の巣の中でヒナが翼をバタバタさせていました
まだ羽が伸び切っておらずスカスカの翼で元気いっぱい
下界を通過する人間たちを興味深そうに眺めていました








これくらい小さなヒナは、カラスなど天敵に狙われることもあるので
親のどちらかが巣に残って見守りをします。 もう一方の親鳥は食べ物探しに出かけます。



やがて雛たちもきりっと立派な大人のアオサギに成長していきます。


同じコロニーではカワウ(河鵜)も子育て中


アオサギとはお隣同士やご近所さんの関係ですね。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
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アオサギの巣を見上げ

2024年06月12日 | アオサギ繁殖

アオサギ(青鷺、蒼鷺)のコロニー(集団営巣地) 次々と巣立つ雛鳥がいる一方で
第二次ベビーラッシュで孵化したヒナたちもすくすく育っています
木の下の遊歩道から見上げるとヒナの姿を確認できるほどに大きくなってきました






アオサギのヒナは可愛らしいとは言えない外見ですね。
恐竜を連想させる強面です。





下界からの見ている私に気づいたらしいヒナ
じっと鋭い視線を向けてきます。





いまだヒナの存在を目視できない巣も多数ありますが
親鳥の動きから孵化しているらしいと伺い知ることはできました。




アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
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コロニーのアオサギ それぞれに

2024年06月09日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)のある池のほとりにたたずむアオサギ(青鷺、蒼鷺)

ゆったりと水を飲んで休息しているかに見えますが
樹上の巣で待つ食べ盛りの子どもたちのために
水辺で獲物が寄ってくるのを待ち続けているのかもしれません




 



巣材を探すアオサギ




このアオサギも巣材を探し歩いていました。
 

前回の訪問時に同じ場所で撮影したアオサギと同じ若い個体と思われます。
お気に入りの場所がそれぞれあるのでしょうね。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
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※サムネイル(下の小さな画像)をクリックすると拡大表示されます。
 大木の林に営巣するアオサギたちの姿が点々と写っています。







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ビヨウヤナギ・シモツケ・シモツケソウ

2024年06月09日 | アオサギ繁殖

ビヨウヤナギ(美容柳)の長い雄蕊(おしべ)が朝陽に輝くかのよう

昆虫たちも鮮やかな黄色に引寄せられるのでしょうね
いかにも雨に弱そうな花のつくりですね
ビヨウヤナギの花は一日でしおれてしまいます








シモツケ(下野)






シモツケソウ(下野草)


シモツケと似ているけれど茎が紅いです。
高山植物のエリアに植えられていました。





ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)




ラベンダーにホウジャク



セセリチョウ



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巣材集めは大仕事!!

2024年05月26日 | アオサギ繁殖

都市公園のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たちのコロニー(集団営巣地)
次々と巣立つヒナたちがいる一方で 孵化したばかりのヒナたちも続々
高い樹の上の巣で孵ったばかりの小さなヒナの姿は見えませんが
餌をねだる声や、クチバシで世話する親鳥の様子がうかがえます

巣の補強や拡張が必要なので親鳥たちは巣材になる枝を探します
しかし、繁殖期の真っ盛りで巣材は品不足
生木から枝を折って持ち帰る親鳥の姿もちらほらと







こちらの樹は緑が生い茂って瑞々しく容易におれそうな枝葉見つかりません






巣材の調達、孵化したヒナたちの食べ物を探して持ち帰る 雨風から身を挺してヒナを守る
アオサギの親たちの大仕事は休みなく続きます。
夫婦そろって力を合わせてヒナたちを育てるため身を粉にして働きます。









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アオサギ 巣立ち始まる

2024年05月18日 | アオサギ繁殖

都市公園のアオサギ(青鷺、蒼鷺)のコロニー
GW明けには巣立ちをはじめるヒナもちらほら見られるようになりました

巣のあるクスノキの大木の上から、下界をめざして飛び立つのは勇気がいることでしょう
あるいは新しい世界に飛び立つ期待でわくわく楽しいばかりのフライトなのでしょうか



このヒナは、ボート池の中の島の植栽の上に降り立ちました。
初めて近くで観る下界の景色にきょろきょろ


この子も巣立ちヒナ?



樹上の巣の中で盛んに翼をはためかせているヒナも見られます。
勢いよく羽を動かしてふわっと一瞬浮いたようでした。


巣立ちの日も近いことでしょう。
巣立ち後もしばらくは、何度も巣に戻って親から給餌を受けるそうです。
それを繰り返す間にだんだんと生きる術と自信をつけて独立していきます。






下のサムネイル(小さな画像)をクリックすると拡大画像が表示されます。






コロニーの下から巣を見上げると
親鳥とほぼ同じ大きさにまで成長したヒナの姿が見えました。




こちらの巣は成鳥。親鳥がまだ抱卵中の様子です。




アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
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アオサギのコロニー 2

2024年05月16日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)の様子を池の対岸から観察・撮影しています
クスノキの枝葉に隠れていますが、じっくり観ると巣やヒナの姿を確認できます

上の写真の右上に体色の薄いアオサギが写っているのは成長したヒナです
右手のペアは、いまだ婚姻色も残っていて抱卵中のようですね
巣材の枝を重ねて巣の補強をしているようです







★サムネイル(下の小さな画像)をクリックすると拡大画像が表示されます
アオサギやカワウのコロニーの様子を見られます。





数多くのアオサギやカワウが営巣しているため
巣材となる木の枝を見つけるのも一苦労のようです。
池の中の島に降りて、植栽をむしり取って運ぶ姿も見られます












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アオサギのコロニー

2024年05月15日 | アオサギ繁殖

都市公園の林のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たちのコロニー(集団営巣地)
にぎやかに順調に子育てが進んでいます
遊歩道の上の大樹を見上げると アオサギやカワウの巣を幾つも目視できます
ヒナの姿は見えない巣が大半 いまだ抱卵中のペアも少なくない様子

アオサギの抱卵日数は26日間前後、ヒナが巣立つまでほぼ二カ月を要する大仕事です











ボート池の中の島
使用しないボートの係留に使われていて一般人は立ち入りできず。
ほぼ無人の島なので、アオサギやカワウの憩いの場になっています。

成鳥に混じって、今年誕生したらしくヒナも一羽確認できますね。
GW明けには、既に巣立ちの始まっている巣もあります。






カワウの巣
かたわらで親鳥が羽を乾かしています。









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アオサギ 樹上で太陽礼拝

2024年05月07日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち
晴れた日には、樹上の巣の上で翼を広げて日光浴

太陽礼拝、パラボラアンテナ、座禅…などと呼ばれる独特のポーズ
アオサギたちが子育ての成功をお日様に願っているようでした







巣材の枝もまばらで小振りな巣の上で一羽の親鳥が動き回っています。
いまだ抱卵中と思われる巣の中で小枝の位置を変えて巣を整えているようでした。




おおざっぱに集めた枝を積み重ねただけに見えるアオサギの巣ですが、
それぞれに工夫がありこだわりがあるのでしょうね。






この巣は、これまで営巣を確認していないクスノキで一組だけ抱卵中です。
今後の軽かが気になるので、注意して観察を続けていきます。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
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アオサギ&カワウ 集団営巣地

2024年05月06日 | アオサギ繁殖

アオサギとカワウのコロニー(集団営巣地)のある公園に観察にやってきました
広いボート池の対岸から、巣のかけられたクスノキの林を眺めてみます
生い茂った枝葉の間にアオサギの姿が点々と見えています

ひときわ足の色が紅く目立つ成鳥アオサギが一羽 目を引きます




背後にかなり大きく育ったヒナが3羽見えます。親鳥とほぼ同じ大きさに成長しています。
ヒナの右手後方に別のアオサギ成鳥の姿が。一見するともう片方の親鳥のようにも見えますが
どうやら別のアオサギの巣があり抱卵中のようでした。

通常、アオサギの婚姻色はつがいが形成され営巣すると段々色褪せていくと聞いています。
この巣の親鳥は、いまだ婚姻色が美しく、いまだ繁殖可能な状態なのでしょうか?
 シーズン二度目の繁殖もありうるのでしょうか??




サムネイル(下の小さな画像)をクリックすると拡大表示されます。
コロニー(集団営巣地)のクスノキの様子をうかがうことができます。








コロニーのあるクスノキの真下に移動してきました。
フン爆弾に注意しつつ、樹上を見上げてみましょう。


今回掲載した巣は、ヒナの姿は見えず。
枝の数も少なくまばらで巣も小さく いまだ抱卵中のようでした。








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アオサギ 巣材運び

2024年04月23日 | アオサギ繁殖

繁殖期には巣材の枝を探すアオサギ(青鷺)の姿を思いがけない場所で見かけます
枝厚めの合い間にちょっと小休止 働きづめはダメダメ たまには休みも必要ですよね

コロニー(集団営巣地)のあるクスノキの大木の上に見つけた枝をせっせと運ぶアオサギたち
巣では抱卵中のペア相手が待っているのでしょうか? すでにヒナが孵化した巣もあるでしょう
ヒナの成長に合わせて、巣を大きく広く増改築する必要があります

















アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


↓ 巣の材料になる枝を集めて樹上で小枝を折り取ろうと奮闘中のアオサギを掲載しています。
◆巣材を集めるアオサギ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/85b75944154675db52fc5a646e4639f5



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アオサギのお家(巣)拝見!

2024年04月22日 | アオサギ繁殖

都市公園のコロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)の巣
写真を撮って見比べてみると それぞれに違っていて興味深いです


一羽の親鳥が仮眠中の巣 いまだヒナの姿は見えません。
土台となる部分の枝がうずたかく積み上げられかなり厚みがあります。



親鳥が一羽寝そべって抱卵中らしき巣
積まれた枝も少なくまばら シングルベッドといった外観です。
今後、さらに巣材を追加してヒナの孵化や成長に合わせて増築予定なのでしょうか?



こちらの巣にも親鳥が一羽だけ 卵やヒナの有無は地上からは確認できず
枝をくわえて移動させていました。巣を増改築中なのでしょうか?



同じアオサギの巣でも2倍近く大きさに差があります。
右手奥の小さいほうの巣には抱卵中らしき親鳥が一羽寝そべっています。



2羽の姿を確認できます。
向かって左は一回り小さく羽毛の色が淡くヒナのようにも見えますね?





こちらの巣には親鳥が一羽  
立ち上がって抱卵中の卵の向きを変えているかのように見えました。




無造作に樹上に拾い集めた枝を積み上げているかのように見えますが
枝が複雑に入り組んでいる木の又を選んで巣を掛けていることが分かります。

幹から何本も真上に伸びた枝が、まるで巣を包んで支えているかのようです。


こちらの巣も木の又や周囲の木の枝が重なり合った場所に巣を掛けています。

土台となる下の部分に葉のたくさんついた枝を多く積み巣を安定させているようです。


コロニーのアオサギたちは、それぞれに知恵と経験を働かせて自然界から材料を調達し
夫婦の力を合わせて巣を創り上げ 卵をあたため雛をかえし 一人前に育て上げていきます。
その知恵と無償の愛情、献身ぶりは「本能」という言葉だけでは説明のつかない尊い行いに思えます。

所によってアオサギの巣は「糞害」として嫌われ、駆除されてしまう場合もあります。
鳥獣保護法によって卵やヒナのいる野鳥の巣を撤去することは禁止されていますが、時にはそれさえ守られないのが現実です。

一人でも多くの方に、アオサギの存在や生態を知って理解していただき、共生できるよう心から願っています。
ここに掲載する写真や文章が、微力でもその一助になれば、との思いを込めて毎回撮影しています。
今後も、アオサギたちの子育てを見守り観察し、その姿をブログでお届けしていきたいです。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
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