気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

紅色の枝垂れ桜 深紅の木瓜・・・

2023年03月31日 | 花や昆虫 2022~

先日、カメラを持って街中の公園をぶらり一時間ほど散策してみました。
それほど広くない園内に、思いがけず色々な花が咲き競っていました。

まずへ八重紅枝垂(やえべにしだれ)
まだ幼木でひょろりと細い木ですが、一所懸命に花を咲かせていました。












深紅のボケの花
ボケ=木瓜 実が瓜のような形をしています。
今年はボケやツバキの花のつきが良い当たり年のようです。







オオシマザクラ系?
純白の花びらは、多くのソメイヨシノの中で、楚々と輝くように見えました。
芽吹いて葉が開き始めていました。







◆桜の種類・品種~35種類の多彩なサクラを紹介!
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_s_sakura_list


今日で三月も終わり。早いものですね。
「二月は逃げる、三月は去る」昔から多くの人が実感していたこの言葉。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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タヒバリ 渡りを前に虫取り合戦!

2023年03月31日 | ビンズイ・タヒバリ

タヒバリは、シベリアから渡ってくる冬鳥です。
積雪の少ない温暖な地方に多く越冬しています。
名前にヒバリとつきますが、セキレイの仲間です。
尾を上下に振りながらウォーキングで移動します。

タヒバリ(田雲雀)の名前どおり田んぼや河川敷など開けた場所を好んで生息します。
 (~姿かたちのよく似ているビンズイは松林等を好むので生息地も識別の際役立ちます)






タヒバリは農地や河川敷など身近にいる野鳥ですが、
地味な羽色は乾いた土の色と同化して見つけるのは容易ではありません。

越冬期は十羽前後の群で行動するタヒバリ
警戒心も強く人が近づくとかぼそい鳴き声を残して飛び立ってしまいます。









ひっそり越冬する臆病なタヒバリたちと接近遭遇できるチャンスが春先の溜池です。
気温が上がって水中から羽化する無数の羽虫~ユスリカの仲間などを捕食しにやってきます。
渡りに備えてたくさん食べてエネルギーを蓄えるタヒバリたち

見通しの良い溜池の護岸壁は、猛禽類など天敵の目につきやすい危険な場所でもあります。
人間とは一定の安全距離を保ちつつ、虫を捕まえることに熱中するタヒバリたち
「人間はキライだけど、タカに食われるよりはマシ」そんな風に思われているのかも?






タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird タヒバリ
https://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja


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ビンズイ ひっそり越冬し

2023年03月30日 | ビンズイ・タヒバリ

公園の松林で十羽以上のビンズイが地上で採食していました。
ルリビタキ、トラツグミなどと同じく ビンズイも国内を季節移動する「漂鳥」です。

秋冬は積雪のない低地などに移動して越冬します。
春になると四国以北の高山や山地の明るい林で繁殖するそうです。








地上を歩き回って食べ物を探すビンズイを観察していると
後から来た撮影者がふいに近づいてビンズイは杭に飛び移りました。
慎重に距離を詰めていたのに 少々残念・・・
でも、遠くには逃げ去らず、姿をはっきり写せたので
公園は散策の人が多く、当のビンズイには慣れっこなのかもしれません。





ビンズイ(便追)Olive-backed Pipit 全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird ビンズイ
https://ebird.org/species/olbpip?siteLanguage=ja


ビンズイと姿形がよく似ているタヒバリ
郊外の農地やため池などで越冬します。
次回はタヒバリの登場となります。


タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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雨上がりのソメイヨシノ

2023年03月30日 | 花や昆虫 2022~

雨上がりの朝 街中の公園に桜を撮りに出かけました。
ソメイヨシノはほぼ満開
雨に花びらを散らすことなく咲き競っています。
ミツバチやアブが吸密に飛来していました。













まだ三分咲きくらいの樹も何本か


背景は濃い紅色の桜


「ヨウコウザクラは開花後時間が経つと色が濃くなる」
という話を聞いたのですが、実際どうなのでしょうか?
先日撮影したヨウコウザクラよりかなり色が薄いです。



花びらの縁にいくほど紅色の濃い桜




「日本では11種の野生種に600種以上の園芸品種が見られる」そうです。
識別は困難を極めます。
【樹木の由来辞典】より
https://www.amazon.co.jp/dp/B07YQ3TYW1/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_8X0BFbG63K91K




毎年、関西は、関東や東海地方より桜の開花が遅いです。
西にあるはずなのに、不思議、そう感じるのは私だけでしょうか・・・?

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トラツグミ 元気で暮らせよ

2023年03月29日 | ツグミの仲間

この冬、山間部の公園に警戒心の緩いトラツグミが越冬していました。

地面の中や落ち葉の下から次々とミミズを掘り当てます。
じっとしていると驚くほど近くまで寄ってくるトラツグミでした。

とはいえ、やはり野鳥なので人間とは安全な距離を常に保って行動しています。
その見えない防衛線を越えたり急接近すると飛んで逃げだします。

冒頭の二枚は、近寄りすぎた撮影者から逃れて
私の目前の樹上に飛んできたところです。
基本的に鳥は長い棒状の物が嫌いなので、三脚も例外ではないです。




クチバシのつけ根に立派なヒゲが生えています。


以下の写真はすべて木の幹に身を隠すようにして撮影しました。
とはいえ、トラツグミから見えなくなるほど細くも小さくもない私なのですが・・・
「どこまで近寄れるか」の判断は 主役のトラツグミに任せました。








みょーーん! ミミズと綱引き










ミミズ!獲ったで~!


トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


トラツグミも前回のルリビタキと同じく山地で繁殖している「漂鳥」です。
市街地の公園や神社の林などで姿を見られるのは冬季限定。
このトラツグミも、無事に子育てを果たして来年も元気な姿を見せて欲しいものです。
似たような写真ばかりですが、思い出深くてたくさん載せてしまいました。

いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

生態図鑑(要約版)トラツグミ
https://db3.bird-research.jp/news/201510-no4/
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ルリビタキ 看板娘

2023年03月28日 | ヒタキの仲間 2023年~

二月に山間部の公園で遭遇したメスのルリビタキ
公園内の地図を示した看板が大のお気に入り

小さな体で果敢にもシロハラやホオジロを威嚇して
縄張りを守る勇敢ななお姫さまでした。

冬に越冬のため平地に移動してくる日本のルリビタキたち
夏になると標高の高い山地に移動して繁殖する「漂鳥」です。

今ごろは、このルリビタキも高い山に新たな縄張りを構えているのでしょうか。
















ルリビタキ(瑠璃鶲)Red-flanked bluetail  全長約14cm
スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属


◆野鳥図鑑 ルリビタキ
https://goopass.jp/animal/bird/book/ruribitaki


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ジョウビタキ ラストダンス?

2023年03月27日 | ジョウビタキ

地域の公園でジョウビタキのオスに会いました。
あちこち飛び回って獲物を探しているようです。

最初のうち 私から隠れるように動いていましたが
30分ほど経つと警戒心を緩めたようです。




私にかまわず仕事に精を出すジョウビタキ
いろいろな所を渡り歩いて虫を捕食していきます。











そのうちに、散歩やジョギングの人が通りかかると
私を盾にして避難するかのように近くに飛んで来るようになりました。





「この人間は無害」と感じてくれたのでしょうか。
だとしたら、野鳥好きとして嬉しいことです。




こちらは、別の公園で見かけたジョウビタキ♀
前出のオスとは違って、警戒を解かない用心深いジョビ子さんでした。



ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長15cm
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属


冬の間 楽しませてくれたジョウビタキともそろそろお別れです。
繁殖地に向けて旅立ち 小さな体で大海を渡ります。
旅路の無事と繁殖の成功を願わずにいられません。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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春先のカモたち

2023年03月26日 | カモ 2022年秋~

カモたちの数も日に日に減っていきます。
寂しくなった池を覗いて見ると、のんびりカルガモの群
渡りをしない留鳥のカルガモ どこかのんきに見えます。
北の地方から越冬に来て北上中のものもいるのでしょうね。






アメリカヒドリとヒドリガモの交雑種 ♂
去年に続いて今年も同じ池で会えました。



ホオジロガモ ♀
メスばかり6羽が越冬していたのですが、この日は一羽だけ



オカヨシガモ
一羽のメスに複数のオスが求愛合戦を繰り広げていました。
地味な羽衣のかぐや姫




広大なため池には予想外に多くのカモたちが


大半はスズガモ ホシハジロ
その中に、間違い探しのように少数のキンクロハジロが混じっていました。
どこか南の地域から北上してきた群なのかもしれません。
この池でうとうとと小休止 日が暮れたら飛び立つのでしょうか。






今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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春の花 花曇りのもとで

2023年03月26日 | 花や昆虫 2022~

未明から春の雨が降り続いています。
早々に咲いた春の花々も雨に打たれています。

まずは早咲きの桜 紅色が濃く華やかな品種です。

当地のソメイヨシノはまだ二分咲き程度 
花の盛りは来週末になるでしょうか




陽光桜(ヨウコウザクラ)のように思えますが、確かではありません







レンギョウ(連翹)


ムスカリ
ブドウを逆さまにしたような花 野の花の中にポツポツ咲いています。




ベニシジミ
羽化後間もないのでしょうか?
後翅に青い鱗粉がついているベニシジミを観たのは初めてかもしれません。



クリスマスローズ 
 別名・レンテンローズ



スノーフレーク
 鈴蘭水仙 とも呼ばれています。




ラッパスイセン(喇叭水仙)



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コブシの花にヒヨドリ

2023年03月25日 | ヒヨドリ

ヒヨドリがコブシ(辛夷)の木に止まっています。

「これは・・・!」と思って しばらく観察していると 
ヒヨドリは周囲を見回してから花びらを食べ始めました。
開いたばかりの花が惜しいような気もしましたが、
美味しそうに白い花をほおばるヒヨドリの愛らしさには勝てません










ヒヨドリ(鵯)Brown-eared Bulbul 全長約27cm
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属


現地ではモクレンの花と思ったのですが、帰宅後にじっくり見るとコブシのようです。
 ~コブシの花びらは6枚  モクレンの花びらは9枚








◆コブシ・モクレンの違いと花の見分け方
https://new-seasons.net/japanese-magnolia-way-to-distinguish/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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サクサク 春の花咲く

2023年03月25日 | 花や昆虫 2022~

今年は気温が高く各種の花も咲く時期が早まっています。
まずはサンシュユ(山茱萸)
黄色い線香花火のような花ですね。






ユキヤナギ(雪柳)
桜と満開の時期が重なると 言葉もないくらい美しい光景になります。



モクレン(木蓮)



ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日日草)

近縁種のツルニチニチソウによく似ていますが、
草丈が低く、葉や花もやや小さいようです。




オオイヌノフグリ(大犬殖栗)



ラッパスイセン(喇叭水仙)



シキミ(樒)の花でしょうか?


タンポポの綿毛
今にも弾けて風に乗って飛び立ちそうでした。



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クイナと亀が出会った

2023年03月24日 | クイナ

葦原を見渡していると、ひょっこりクイナが現れました。

冬眠から目覚めた大きなアカミミガメ

何か気になるのか、クイナはカメの前を行ったり来たり






カメに別れを告げ?泳ぎ出すクイナ




クイナは飛ぶのは得意ではありませんが、泳ぎは達者!水陸両用です。
上と下の写真を見比べると、頭の位置はほとんど動いていません。
安定した姿勢を保ちながら、移動していることがわかります。




葦原の中に消えていくクイナ
枯れ野原に芽生えた緑の葦が伸びはじめていました。


クイナ(水鶏)Water rail  全長約29㎝
ツル目クイナ科クイナ属

◆クイナ 鳥の図鑑
https://torinozukan.net/kuina.php


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ヘラサギとクロツラヘラサギ

2023年03月23日 | トキの仲間

この冬、地域で複数のヘラサギクロツラヘラサギが越冬していました。
「塒~ねぐら」となっているこのため池はハス田に利用されています。
カモやサギ、シギなどいろいろな野鳥の暮らしを支えています。



左 ヘラサギ 約86㎝   右 クロツラヘラサギ 約74㎝(ヘラサギに比べて体格が一回りほど小柄)
足元に、二羽のタシギ(約27㎝)が採食しています。


この日は三羽のヘラサギ(左から3羽) 一羽のクロツラヘラサギ(右1羽) を確認できました。







右のヘラサギ二羽が顔を上げました。
中央のヘラサギは夏羽に移行中なのか、冠羽がふさふさとしています。




ようやくクロツラヘラサギが顔を見せてくれました。
  他の写真で顔が見えるのはどれもヘラサギです。




ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約86㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja

◆e-bird  クロツラヘラサギ
https://ebird.org/species/blfspo1?siteLanguage=ja

◆クロツラヘラサギの生態と保全活動
https://www.npo-fwcrg.org/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%84%E3%83%A9%E3%83%98%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AE


カメラの故障やヘラサギたちの不在、遠すぎるなどなど撮影の機会を失してばかり
この日は、曇天でしたが、ようやくそれぞれの顔を拝むことができました。
叶う事なら綺麗な夏羽に変わるまで見守り続けたいものです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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河津桜にメジロ 寒緋桜

2023年03月22日 | メジロ

河津桜の花蜜を吸うメジロ
撮影のチャンスは一度だけ
河津桜の咲く場所は限られているので
ソメイヨシノに期待です。









家の近くの川沿いに咲く寒緋桜
2メートルほどの幼木ですが、たくさんの花をつけていました。














2023 WBC~WORLD BASEBALL CLASSIC

日本が3大会ぶり3度目の世界一!アメリカを下し全勝優勝を果たしました
おめでとうございます!!!
🏆
日本🇯🇵 3 - 2 🇺🇸アメリカ



◆WBC 日本公式サイト
https://www.japan-baseball.jp/jp/team/topteam/score/wbc/game2021014494/



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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シロハラ・ツグミ

2023年03月21日 | ツグミの仲間

淡路島のおのころ島神社でシロハラに会いました。

落ち葉をかき分けて、クスノキの大木から落ちた黒い実を探して食べていました。
あまり人を恐れる様子はなかったので、神社の杜で一冬過ごしたのかもしれません。
黄色い輪に縁どられた黒く丸い目で、あまたの参拝客を見てきたのでしょうか。











シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属



早春に樹上に止まるツグミは、渡りに向けて移動中のものが多いです。
旅の途中の身、慣れない場所で警戒心も高いです。





ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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