気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

小さなカイツブリ 4羽そろってスイスイ

2018年05月31日 | カイツブリの仲間
4羽のカイツブリのヒナたち、元気にすくすく育っています。

孵化した巣を離れて、親鳥といっしょに池をあちこち移動しながら暮らしています。

餌取り、潜水など見よう見まねで親鳥から いろいろなことを教わっているように見えます。

池に架かる橋の下に泳いできたので、近くからじっくり観察と撮影ができました。










「人間というものをしっかり観察できましたか」
と、親鳥が言い聞かせているような気がしてきました。


泳ぎ去る後姿、すっかり大きくなりました。
もう雛というより幼鳥です。


時々、甘えるように親鳥の背中に潜り込もうとする姿も・・・
でも、もう大きくなりすぎて無理。

カイツブリ(鳰)全長約26㎝

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2羽のコサメビタキ 

2018年05月30日 | ヒタキの仲間 2018~
5月上旬、2羽のコサメビタキに会いました。

雌雄同色で、どちらも目立たないシックな羽色です。
一羽が小さな優しい声でさえずっていました。
渡りの中継地で、つがい相手を見つけることもあるのでしょうか。

一枚の写真にはおさまりませんでしたが、いい雰囲気で枝を飛び交っていました。

コサメビタキは、それほど標高の高くない森や林で繁殖するそうです。
今ごろは、2羽で力を合わせて子育てをしているかもしれません。













コサメビタキ(小鮫鶲) 全長約13cm

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曇り空の花々

2018年05月29日 | 鳥見ついでに花や昆虫
新緑の季節だけあって、このところグリーンベースの写真が続いたので、
今日は鮮やかな花でぱっと明るく!
曇り空の下で写した花も、落ち着いた色合いで良いものですね。


赤やピンクのポピーが目をひきました。


気分が沈んでいる時でも、ふっと気持ちを軽くしてくれるような
やわらかな形の花…
長く細い茎が、風に吹かれてゆっくりゆらゆら…


タイザンボク(泰山木)
大きな花は開いたばかりなのか、花びらはまっさらな純白でした。


カシワバアジサイ。
円錐形の房状に花がつく特徴的なアジサイですね。


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ツバメの巣立ち雛 餌をおねだり

2018年05月28日 | ツバメ
ざんねん!今回、親鳥は頭上を通過~
別の枝でおねだりしていた兄弟が先に鳴いて、親から食べ物をもらえたようです。

ツバメのヒナたちは、巣立った後も、しばらくは親鳥といっしょに行動し、給餌してもらいます。
BIRDER(バーダー)2018年5月号 ツバメ特集で、親鳥は一番早く鳴いたヒナに給餌する、と知りました。


次に親鳥が食べ物を運んでくるまでじっと待ちます。


猛烈アピールに備えてストレッチ


来ました!
大きな鳴き声がいち早く親ツバメにとどいたようです。


見事にアピール成功。
左下のヒナは、出遅れて途中であきらめてしまったようです。


チャンス到来!
今回は2羽で熱いアピール合戦。
どちらのヒナが おいしい虫をもらえたのでしょうか・・・?

ツバメ(燕)全長約17cm

ツバメの巣作りは歓迎されているの?
http://www.biodic.go.jp/reports/5-4/p028.html

環境省が5年に一度実施している「身近な生きもの調査」~緑の国勢調査の一環」~結果のようです。
http://www.biodic.go.jp/reports/5-4/p002.html

平成11年発行の小雑誌の内容で、日本に飛来するツバメの種類や生態など、とっても詳しく記載されています。


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カワウの雛と親鳥

2018年05月27日 | 
巣を探され撮影されて、大騒動になってしまう人気者の野鳥がいる一方で、
人間に好かれず、営巣を迷惑がられ、時には駆除されてしまうカワウのような野鳥もいます。

今年、このカワウたちは、公園の池にある小さな島で安全な巣を構えることができました。
おかげで、大勢の人がカワウの子育てを観察する機会が持てました。

こんなにはっきりカワウの雛を見たのは初めてでした。
テレビで見たペンギンのヒナのように、綿のようなみっしりとした羽毛におおわれています。

親鳥に餌をねだっています。
どんな鳥でもヒナの頃はかわいらしいですね。


なんと大きな口!!
幼くても、もさすがカワウの子!
カワウは今はカツオドリ目ですが、以前はペリカンの仲間として分類されていたそうです。


口を閉じていると、かわいいですね。




別の巣の雛も餌をねだっています。


カワウ親子の給餌、豪快です。
まるで親が子を食べているように見えますが、
親の胃の中で消化された魚などを、雛に与えている所です。
・・・これなら、こぼす心配がなくていいかもしれませんね・・・



ウィキペディアによると、
1970年代にはカワウの個体数は日本全国で3000羽以下に激減し、絶滅が危惧されていたそうです。
その後、公害規制により河川の水質が良くなったことで餌の魚が増え、1990年代にはカワウの数も飛躍的に増加。

それにともない、漁業被害、営巣地の糞害、鳴き声による騒音問題などが各地で起こっています。

増えすぎた野鳥と増えすぎた人間の共存は、さまざまな課題が山積で簡単ではありません。

人間だけの都合を優先させ続けると、いつか大きなしっぺ返しがあるように思えます。

カワウ(河鵜、川鵜) 全長約80㎝

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ダーウィンが来たにタマシギが登場!!

2018年05月27日 | 野鳥雑記帳
                                                              ムラサキツメクサ


本日5月27日NHK総合テレビ「ダーウィンが来た!」にタマシギが登場します。
放送時間は、午後7時30分から
タイトルは『翼で子育て! がんばれ タマシギ父さん』


http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p551

タマシギは他の多くの野鳥と違って、メスの方が鮮やかな羽色でオスに求愛。
メスは卵を産むだけで巣を去ってしまい、子育てはオスにまかせっきり。
他の多くの野鳥とオスメスが逆転したような習性の野鳥です。

田んぼを主な繁殖の場とするタマシギ。
なかなか姿を見ることが難しく、
私も休耕田の草の中にいるのを一度見たきりです。
(・・・ということで、今回は内容とは関係のない野の花の写真です)

http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p551

リンク先の 取材こぼれ話 の中では、
アマチュアのカメラマンが、私有地である田んぼや農道に勝手に入り、
繁殖期のタマシギに近づきすぎて驚かす、という問題にも触れられています。
番組内で、どのような注意喚起がなされるのか、
私自身、自戒の念を強めるためにも、今夜の放送をしっかり視聴したいです。


以前、同番組で「エナガの子育て」が放送された後、
フィールドでお会いした複数の方から「エナガの巣を探したい、巣はどこにあるか知りませんか?」
といった想定外の質問をされ、驚いて言葉につまった経験があります。

日本野鳥の会とキャノンが共同で制作した小雑誌が、以下のリンク先でも閲覧できます。
【マナーを守って 野鳥撮影を もっと楽しもう — 野鳥撮影マナーブック —】
https://www.wbsj.org/inform/field-manner-book/


ムラサキカタバミ
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オオソリハシシギ 近い!

2018年05月26日 | シギの仲間 2018~
GW、海辺でお弁当を食べている時、すぐ近くの浜にオオソリハシシギが飛んできました。
静かに座っていると、どんどん近くに寄ってきます。

太陽が真上にあるので、目に光は入りませんでしたが、
オオソリハシシギの美しい姿と動きを、3~4mの至近距離から、じっくり観察できました。





















≪5月上旬撮影≫

オオソリハシシギ(大反嘴鴫) 全長約39㎝


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バンの家族

2018年05月25日 | バン
子煩悩で夫婦が協力して子育てする水鳥・バン。
クイナの仲間で警戒心が強いと言われていましたが、
近年、公園などで人馴れしている個体が多く、あちこちで姿を見かけるようになりました。
人間とうまく共存している野鳥のひとつ、と言えそうです。

「バン」という名前は、田んぼの番をするから…という説があるそうです。
昔から人間の近くで暮らしていたことがうかがえる名前ですね。






仲良し4兄弟












エビかザリガニの幼生のようなものや、ミミズ、
植物のやわらかい部分などを親からもらっているようでした。





バン(鷭)全長約32cm

この公園の池でバンの観察と撮影をするのも、今年で5年目になりました。
ずっと同じ夫婦なのかはわかりませんが、
私個人はとても親しみを感じています。

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巣立ち雛 3種の野鳥

2018年05月25日 | いろいろな鳥 撮りあわせ
ただいま野鳥たちの子育てシーズン、真っ最中。
連日、たくさんのヒナ鳥たちが巣立ちしています。

まずは、コゲラ。
二カ所の巣穴を見守っていましたが、残念ながらどちらもヘビの餌食になってしまったようです。

こうして無事に巣立ったコゲラの姿を見つけられて、安堵しています。





こちらはシジュウカラの兄弟です。
親鳥から給餌してもらっていました。







カワラヒワも、目立たない場所で着々と子育てしていたようです。


ぱっと見、スズメに見えてしまいますが、翼の黄色い部分が鮮やかなカワラヒワの徴です。


こちらは上の雛の近くにいたので、兄弟かもしれません。



こうして無事に巣立っても、カラスやトビ、野良猫など恐ろしい相手がたくさんいます。
悪天候も幼い野鳥の体力を奪います。

様々な試練が待ち受けていますが、一羽でも多くの雛が、成鳥になれるよう願っています。


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カイツブリ 子育て奮闘記

2018年05月24日 | カイツブリの仲間
カイツブリはとても子煩悩。夫婦で協力して子育てにはげみます。
でも、4羽のヒナの世話は大仕事。


われ先に親鳥の背中にもぐりこもうと、おしくらまんじゅう状態。


ふー・・・やれやれ


もうたまらん!


ちょっと息抜きに・・・


子供だけでは心細い・・・


もう一羽の親鳥が裏口から戻ってきて ひと安心。


雛の体の縞模様は、葦原にまぎれる保護色になると図鑑で読みました。
撮影位置とカイツブリの巣は、池を隔てて2階から地面を見下ろすくらいの高低差があります。
雛の縞模様は、水面の映り込みや波紋にまぎれて、上空の天敵から見つかりにくくなっているようです。






ちょこんと頭だけ。
親鳥の羽にすっぽりおさまって、心地よさそうですね。


カイツブリ(鳰)全長約26㎝

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オオソリハシシギとキアシシギ

2018年05月23日 | シギの仲間 2018~
今日もオオソリハシシギの登場です。
浜辺に打ち上げられたたくさんの海藻。
地元の方はおそらく食用に持ち帰っていらっしゃいましたが、
ワカメなのか海苔なのかも判別できない私は、
緑色に染まった浜辺の光景を、眺めるばかり。




ゴカイのようなものを獲って食べました。


もう一匹捕獲


このオオソリハシシギは2週間ほど滞在していました。
後日、じっと海岸に座って観察していると、至近距離まで近寄ってきてくれました。


こちらはキアシシギ


2羽揃って飛んだ…!


逆光で距離がありましたが、シルエットで大きさの比較。


少し離れた浜辺に着地。

オオソリハシシギ(大反嘴鴫) 全長約39㎝

キアシシギ(黄足鴫)全長約25cm

5月上旬撮影

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カルガモの親子

2018年05月23日 | カモ 2017秋~
ほぼ一週間ぶりにカルガモの雛を見に行ってきました。
9羽のヒナは全員そろって元気にすくすく。


4羽の兄弟は、2羽に減っていましたが、ずいぶん成長しています。




この母鴨は、子どもたちをまとめるのが上手です。


時間が許せば何度でも何時間でも見ていたくなる可愛らしさです。


カルガモ(軽鴨)全長約60cm

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オオソリハシシギとチュウシャクシギ

2018年05月22日 | シギの仲間 2018~
オオソリハシシギとチュウシャクシギ、遠くの消波ブロックで羽を休めていました。

上に反ったクチバシと、下向きに曲がったクチバシ。
これはもう、神様の造形としか思えません。

ちょっと遠くて撮影が厳しいなぁ…と、私の心の声が届いたのかどうか、
周囲を見回している間に、気付いたら、すぐ近くに飛んできていました。






?謎のポーズ? いきなり向きを変えたチュウシャクシギに驚いたのでしょうか?
それにしても、ウィングスパンの長さにビックリ。
さすが長距離の渡りをする野鳥です。


争いもなく、それぞれ採食をはじめました。


≪5月上旬撮影≫

オオソリハシシギ(大反嘴鴫) 全長約39㎝
チュウシャクシギ(中杓鴫) 全長約42㎝



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浜辺のチュウシャクシギ

2018年05月21日 | シギの仲間 2018~
前回の記事より一週間ほど後、2羽のチュウシャクシギが浜辺をあるいていました。

低気圧の通過直後で、浜には多くの海藻がうちあげられていました。

鮮やかな緑色の大量の海藻は、海苔かもしれません。
このあたりは海苔の養殖が盛んな地域で、沖合には幾つもの海苔網が張られています。
調べてみると、海苔の収穫は12月から翌年の4月頃のようです。
5月の半ばになると、海岸に打ち上げられる海藻もほとんど見られなくなります。
シギの飛来数が減るのも同じ時期。なんらかの関連があるのかもしれません。




上の写真と同じ個体ですが、羽毛をふくらませると体格が大きく見えますね。














「洞窟探検」をしていた3羽は、警戒心が強く、遠くからの撮影しかできませんでした。
今回の2羽は、カメラを向けても気にする様子もなく、ゆうゆうと振る舞っていました。
性格の違いを感じるので、それぞれ別の個体ではないかと思っています。


チュウシャクシギ(中杓鴫) 全長約42㎝


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チュウシャクシギ  洞窟探検?

2018年05月20日 | シギの仲間 2018~
繁殖地へ向かう春の渡りで、海岸に立ち寄るシギたちの数もめっきり少なくなりました。

4月下旬から5月上旬に撮影した写真が未編集のまま溜まっているので、整理しながら投稿していきます。

今回は、干潮時の河口で羽を休めるチュウシャクシギです。
水位が下がって、川の流れに浸食された岸辺がむきだしになりました。。
まるで洞窟のように見える岸辺を、三羽のチュウシャクシギが探険しているかのようでした。
















対岸に飛んで、水浴びをした後、羽の手入れを始めました。
北方の繁殖地への長距離飛行に備えて、翼の手入れに余念がありません。

この三羽も無事に目的地に着いて、子育てをはじめているでしょうか。


チュウシャクシギ(中杓鴫) 全長約42㎝


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