さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

キジの母衣打ち

2017年04月22日 | 野鳥
見沼代用水沿いの桜廻廊を、少し離れたところから撮るつもりで、復路は芝川沿いを北上します。
以前にも書いたのですが、この辺りは、庭木などの畑が多く、キジの活動エリアになっています。
キジも、縄張りを形成して、花嫁探しに忙しい時期! あちこちから大きな鳴き声が響きます。
そんな中、1羽のキジの雄を見つけました。


ゆっくり近づいてみます。 こちらに気付いてる筈なのに、逃げる様子もなく、のんびり羽繕い。


しばらく様子を伺っていると・・・・・突然「ケーン!」と一声上げながら母衣打ちを始めました。
「母衣打ち」の事は以前にもふれたのですが、もう一度書いておきますね。

母衣打ちは、「ケーン!」と鳴いた後、胸を張って両翼を胴体に打ち付けて羽音を出す行動ことで、繁殖期になるとよく見る事が出来ます。
母衣は「保呂」「幌」とも書き、武士の鎧の後ろにつける布製の補助防具のことで、後ろから飛んでくる矢を防いだり、威容を増す武具の一つです。
キジの羽音を、この母衣が風にはためく音に例えたものだそうです。(「野鳥の名前」より)





「桃太郎」など日本の民話に登場するキジは、日本の国鳥です。 日本の国鳥として決まったのは、1947年のこと。

何故、トキなどではなくキジに決まったのか?? 調べてみると・・・・・

山階鳥類研究所の高島春雄氏によると,次の理由だそうです。
1.日本固有種で日本の象徴である.
2.留鳥であり,一年中観察でき,人里近くにも生息する.
3.非常に美しく,鳥に関心をもつ人が好む.
4.大型で肉も美味.狩猟対象としても最適である.
5.古事記や日本書紀のような文献にもキジとして登場.桃太郎などの話でも有名.
6.オスの飛び立つ姿は男性的,メスは非常に母性愛が強い



因みに、日本の国鳥は「キジ」ですが、国のシンボル、調べてみるといろいろあるんですね。 いくつか紹介すると・・・・
有名なのは、日本の国蝶:オオムラサキ・国花:サクラとキク・国歌:君が代・国技:相撲
その他に、日本の国菌は麹・国石は水晶・国魚はニシキゴイ・国劇は歌舞伎・国風は和歌だそうです。


コメント (8)
この記事をはてなブックマークに追加

ヒレンジャクとガビチョウ(画眉鳥)

2017年04月20日 | 野鳥
今回は、ヒレンジャクの??~・・・・
次の写真・・・・・・レンジャクを撮ってると、こんな光景をよく見かけます。


お尻から何やらネバッとしたうんちが・・・・ヒレンジャクも、なにやら気になるようですね。
よく見ると、あまり消化されてないようで・・・・実はこれが、ヤドリギ(宿木)が子孫を残すための手段なんです。。

そもそも、レンジャクの仲間が大好きなヤドリギは、名前の通り、樹木に寄生する植物。
果実の内部は粘りがあり、種子はそれに包まれているため、鳥の腸を容易く通り抜け、長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちます。
そして、樹皮に張り付くと、そこから発芽して、樹皮に根を張ってその木に寄生します。 従って、ヒレンジャクは、このヤドリギにとっては大事なお客様!


地元の人が作った人工の水場。 元々、ここは雨が降ると自然の水場になって、鳥たちが集まるのですが、すぐに干上がってしまいます。


ヒレンジャクは、喉が渇くと、ここにやって来て、喉を潤すと、またヤドリギへ・・・・


よく見ると、大きな口を開けて、水をすくい取るような飲み方をしてます。


上空をオオタカが旋回してる姿が見えます。若鳥のようですが、先日カラスを襲ってた個体かもしれませんね。



こちらは、若いオオタカの雌。 


ヤドリギのすぐ下では、ガビチョウが騒がしく鳴いていました。


ガビチョウ(画眉鳥)
ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着したもので、日本では留鳥として関東以南に生息し、生息範囲を拡大中です。
特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっています。
具体的な被害は明確になっていないにもかかわらず、特定外来種に指定されてるのも、ちょっと可愛そうな気がします。
ただ、あの騒がしい鳴き声で騒がれると、騒音公害になりかねないですね。(笑)
和名の「画眉鳥」は、中国名の漢語表記を日本語読みにしたものだそうですが、目の周りの模様は、まさに眉毛のようです。
他の鳥の物まねも上手で、何とも憎めない鳥で、個人的には好きな鳥です。
このガビチョウよりも、増えすぎたカラスの方を何とかしてほしいと思うのですが・・・・


神奈川県辺りに多くいるカオグロガビチョウ、群馬県で見られるカオジロガビチョウ、どちらも、ガビチョウの仲間ですが、まだ未見の鳥。
近いうちにどちらかを見てみたいものです。
コメント (14)
この記事をはてなブックマークに追加

見沼代用水のソメイヨシノ桜廻廊2017

2017年04月18日 | 
今年の桜はピーク時に天気が悪くて満足な花見が出来ませんでしたが、例年以上に花芽がしっかりしていて、長く楽しめましたね。
今回は、「桜巡り」最終回です。

4月10日(月)、晴れたり曇ったりの日でしたが、見沼公園に最後の花見に出かけてみます。
前日まで、雨が降ったり、風が強かったりしていたのであまり期待してなかったのですが・・・・・
少し葉桜のところもありましたが、今年最後の花見が楽しめました。

公園から見沼代用水東縁を望むと・・・・林の中に、花の川が流れてるように見えます。



公園内の桜は、ソメイヨシノの他に、オオシマザクラも満開で、ソメイヨシノの、薄いピンク色の中に上手く溶け込んで・・・・・・・


そして、用水に沿って、長く続く桜の傘のしたを、南に向かって歩くことにします。


東縁を1.5kmほど南下すると、用水沿いに長く続く桜並木が一望できます。


見沼代用水(みぬまだいようすい)
江戸時代の1728年(享保13年)に、8代将軍徳川吉宗の命を受けた井沢弥惣兵衛為永が新田開発のためにつくった灌漑農業用水です。
利根大堰(埼玉県行田市)を起点とし、幹線水路の総延長は約70km、8市6町を流れ、埼玉県をほぼ南北に横断しています。
日本三大農業用水の一つで、疏水百選にも選定されています。
東縁や西縁に沿って、これまで、団体や市民による桜の植樹が行われ、桜回廊が作られてきました。
「サクラサク見沼田んぼプロジェクト」では、その意志を受け継いで、残り区間に植樹し、20km以上の日本一の桜回廊の整備を目指しています。
現在は、見沼代用水沿いでは、西縁が12.9km、東縁が6.5km、通船堀が0.8kmの合計20.2kmの桜廻廊になってるそうです。
また、桜の本数は、見沼代用水沿いでは、西縁が1142本、東縁709本、通船堀127本と、合わせて1978本の桜があります。
是非、このままこの運動が長く続いて、日本一の桜廻廊を目指してほしいものです。
(ちなみに、今日本一の桜廻廊は、各務原市の31kmだそうです。)


ここで折り返して、西側に広がる畑側から芝川に沿って、西側から見た桜並木を眺めながら戻ることにします。



途中、あちこちで、キジの鳴き声が聞こえるので、キジを探しながら歩き回ってると、さすがに、汗ばんできます。

次の写真は、カメラを地面に置いて桜を狙ってみました。手前の花は、ホトケノザです。



さて、探していたキジは???
もちろん、見つけましたよ!! 後ほど載せますので、お楽しみに!



コメント (20)
この記事をはてなブックマークに追加

ヒレンジャク(緋連雀)

2017年04月15日 | 野鳥
MFにヒレンジャクが長く留まってるので、4月4日、久しぶりに朝から出かけてみました。
ところがポイントに着いてみると、鳥撮りさんが一人だけ。・・・・??????一時は50人くらいが押し掛けたと聞いていたのに・・・・・もう抜けてしまったか?

しばらくすると、ヒレンジャクの鳴き声ががして、1羽だけ来てくれました。
この枯れた幹がお気に入り?


ヤドリギと地元の人が作った水飲み場の間を行き来していますが、時々、こうしてヤドリギの中で、暫し休憩するようです。


長く留まって、ここのヤドリギの実を食べてる為か、実はだいぶ少なくなってますね。


レンジャク(連雀)
連雀の「連」は連なって飛行したり行動したりする特徴を表すそうで、その字が示す通り、群れで行動することが多い冬鳥です。(「野鳥の名前」より)
レンジャクの仲間には、今回やって来たヒレンジャク(緋連雀)とキレンジャク(黄連雀)がいますが、尾羽の先の色で区別します。
全国的には、このヒレンジャクの渡来数の方が多いと云われていますが、年によって、また地域によって偏りがあるみたいですね。



やっぱりヤドリギの中にいる時が一番落ち着くようです。



時間が経つにつれて、徐々に鳥撮りさんも増えてきます。
冠羽を立てて、身体を膨らませてるのは、緊張してるせいでしょうか??


以前はたくさんのレンジャクが訪れたこのヤドリギポイントも、最近はたまにこうして気まぐれレンジャクがやってくるだけ!!
たくさんやって来て、鳥撮りさんだけでなく、散歩の人たちも楽しませてくれた頃が懐かしいです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次回に続く!!
コメント (18)
この記事をはてなブックマークに追加

桜とニュウナイスズメ(入内雀)

2017年04月13日 | 花と野鳥
3月22日、朝から風が強かったのですが、何とかなるだろうとK市の山桜の花に来るニュウナイスズメの様子を見にいってみます。
現地に付くと、辺りは一面田圃で風を遮るものもなく、ニュウナイスズメどころか、撮影できる状態ではなく、早々に退散!!
それでも、諦めきれず、翌23日、薄曇りで、風も前日ほどでないため、再び挑戦。

現地では5~6人くらいの鳥撮りさんがいましたが、目的のニュウナイスズメは、すぐにこちら側の桜の樹に来てくれました。


残念ながら、空は明るい曇り空で、背景は白トビして、撮影条件は良くありませんでしたが、モデルさんたちはいろんな仕草を見せてくれました。


そして、今回の撮影目的だった「桜の花を加えたニュウナイスズメ」です。   この姿を見て何か思いつきませんか。
私が想像したのは・・・・歌麿の「びーどろを吹く女」


ニュウナイスズメ(入内雀)
日本では主に北海道の平地の林や本州中部以北の山地で5月から7月にかけて繁殖し、関東地方以南の暖地で越冬します。(留鳥・冬鳥)
民家近くに住むスズメとは違って、林や森などを好み、黄雀(こうじゃく、おうじゃく、きすずめ)ともいわれてます。
スズメに似ていますが、頬の黒点はなくきれいな栗色をしているので、見分けは簡単ですね。

名前の由来は、諸説あるようですが・・・・・
スズメのように、頬に黒い斑が無く、ニフ(ほくろの古名)が無いスズメということで、ニフ(班)が無いスズメ、斑無雀(ニフナイスズメ)からきたもの。
また、ニュウナイは「新嘗(にいなめ)」が語源だという説もあります。
秋の田圃で、できたばかりのコメを人より先に食べるからとか・・・・(「野鳥の名前」より)


上手く桜の花を咥えてくれる瞬間を狙って・・・・・バックが青空だったら・・・・・


本当は、こんなイメージだったのですが・・・・・・上の写真をお遊びで加工してみました。


次の写真は、花を咥えたニュウナイスズメが、花を落とした瞬間です。



よく見えるところにやって来てくれるのは、雄ばかりです。



ちょっと彩が少ないので、傍の公園に咲いていた黄色い水仙を、鳥撮り用のカメラで撮ってみました。





コメント (27)
この記事をはてなブックマークに追加

日本ブログ村

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村