気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ムギマキはカボチャ色?

2016年10月31日 | ヒタキの仲間
麦撒きの時期に飛来するので、ムギマキと呼ばれているそうです。
そういえば、麦には春まきと秋まきがありますね。


真剣な目つきでカラスザンショウの実を選んでいます。


よく熟れて美味しそうな実を選別しているのかな?


このポーズのおかげで、喉から腹部にかけて鮮やかな橙色がよく見えました。


この個体はオスの若鳥のようです。
翼の黒い部分が少し写っていますが、真横から撮影した方の写真を見せて頂いて、若オスと判断しました。


じっくりと実を選んでいる所を撮影できました。


キビタキより動きは素早い印象でした。メジロに近いような動きをしていました。
実際に、何度もメジロと間違えてフライング撮影数知れず(^^ゞ
画面の右上にもメジロが写りこんでいます。


日本で繁殖はしませんが、旅鳥として春と秋の渡りの時期に姿を見せてくれるそうです


どの実を食べるか、決まったようですね。



ムギマキ(麦播)全長 約13cm

本日10月31日は、ハロウィン。
カボチャをくり抜いて作るジャック・オー・ランタンはハロウィンのトレードマークですが。
絵の具には「パンプキン・オレンジ」と「パンプキン・イエロー」いう色があります。
ムギマキの鮮やかな橙色は、まさにパンプキン・オレンジ。
キビタキの鮮やかな黄色は、パンプキン・イエローに例えられそうです。


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キビタキ♂♀ カラスザンショウに…

2016年10月31日 | ヒタキの仲間
ムギマキといっしょにあらわれたキビタキ。


ムギマキに負けず劣らず鮮やかな色のオスでした。


暗い葉影でこの角度、何度も見間違えそうになります。


なんとも美しいオスのキビタキでした。


メスのキビタキの奥ゆかしい魅力も捨てがたい。


どの実にしようかな?


決めた~!


そしてムギマキも。どの実を食べるか決めたようです。

ムギマキ、次回へ続きます。

キビタキ(黄鶲)全長 約14cm
ムギマキ(麦播)全長 約13cm


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ノビタキ、畑の番人?

2016年10月30日 | ヒタキの仲間
昨日の探鳥では、ノビタキを見つけられませんでした。
かなり風が強かったので、草むらに身をひそめていたのかもしれませんね。
そこで、前回の『ススキにノビタキ』の続きの写真を掲載します。


ノビタキ君、近くの畑に移動しました。


ネギやキャベツの植えられた畑の竿に止まっています。




小鳥が止まるのにちょうどいい太さと形状ですね。


まるで畑の番人のような鋭い目つき。




ふたたびススキの原に戻りましたが、今度は逆光。


あれ?逆光ということは、ノビタキからは私が順光ではっきり見えている?
ほぼぐるっと360度、私を観察した後、ノビタキはセイタカアワダチソウの野原に姿を消しました。

ノビタキ(野鶲)全長 約13cm

今日も『気楽に鳥&撮り歩き』を見て頂いてありがとうございました。
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枝止まりのビンズイ

2016年10月29日 | ビンズイ・タヒバリ
日に日に秋も深まる今日この頃。
ビンズイもお山から降りてきました。


枝の間からじっとこちらを伺っています。
地面を歩いている場面ばかりで、初めて樹上のビンズイをまともに撮れました。


カメラを向けるオバちゃんが、そんなに気になりますか?^^;


この場所での擬態に自信があったのでしょうか?
ずいぶん長いこと止まって羽繕いなどしていました。

入り組んだ枝のつけ根あたり、ビンズイにとって安全地帯なのかもしれません。

ビンズイ(便追)全長約16cm
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ムシクイからの挑戦状?

2016年10月29日 | ムシクイ
種類がわかってから投稿しようと思っていたムシクイ。
もうお手上げなので記事にしてしまいます^^;


色々な角度から撮らせてくれたのに、申し訳ない・・・


トケンやアジサシだけじゃくムシクイも学んでよ~


私、そろそろ南に向けて旅立ちますから


それでは!また来シーズン。ペコリ


頭央線がないことまで見せてくれたのに・・・
せめて地鳴きの声だけでもマスターしておきたいです。

※ソングバードさんからメボソムシクイでは?とのコメントを頂きました。
下尾筒周辺に黄色みがあることと、頭頂と背中の色が同じ色合いなので、多分メボソムシクイでは?とのことです。
(エゾムシクイの場合は頭頂の色のほうが黒っぽいそうです)
ソングバードさん、いつもありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。


メボソムシクイ(目細虫喰)
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赤いあの子は大食漢

2016年10月28日 | カッコウの仲間
赤型のカッコウ?もしくはツツドリ?の幼鳥。
黒くて大きなイモムシを捕まえて枝に止まりました。


餌が豊富なこの林に10日以上滞在していたようです。


警戒心がほとんどなく、静かに座っているとすぐ近くまで飛んできてくれます。


それにしても大きなイモムシ。なんとか逃れようとくねくね動いていました。


グルグル首をまわしてイモムシを振り回します。
叩きつけるのではなく、遠心力で絶命させる作戦のようです。


やっとおとなしくなった♪ ニッコリ


食べる時は一飲みですが、さすがにちょっと喉につっかえ気味?^^;


あ~~♪おいしかった!


今度は毛虫を捕まえました。
渡りにそなえてたっぷり食べて体力をつけているのでしょう。


これくらいの毛虫はあっという間にペロッと一飲み。


直近の三度の探鳥では姿を見られませんでした。
おそらく渡りを再開して移動していったのでしょう。


後頭部に小さいけれど白斑があり、光彩は茶色っぽく、時々、暗い黄色にも見えて、
カッコウのようでもあり、前から見た模様はツツドリのようでもある・・・
バーダーさんの間でもどちらかはっきりしないね、と話していた赤型の幼鳥。
ツツドリやホトトギスなど、カッコウの仲間をトケン(杜鵑)というので
勝手に心の中で「トケンちゃん」と呼んでいました。
今ごろ、どのあたりを旅しているのか気になります。
無事に渡りを終えて、来シーズンは立派な成鳥になって戻ってきてくれることを願っています。

近くから撮らせてくれた写真がたくさんあるので、青い子ともども、またの機会に掲載したいと思っています。

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ハシビロガモ、コガモ、ヨシガモ♀

2016年10月27日 | カモ 2016秋~
白いサギたちを撮影した池にはカモたちも数えきれないほどたくさんいました。
一通り見た所ではハシビロガモ、コガモ、カルガモの三種。あわせて100羽はいたように思います。


乾いた風の強い日でしたが、コガモ、日向でぬくもって気持ちよさそうです。


今回の写真もB700で撮影。
望遠コンデジの威力発揮?野鳥の表情がくつろいだままです。
これくらい写ってくれれば期待通りです。
画像サイズは初期設定のままだったので、この後、変更しました。(^^ゞ


ハシビロガモ。オスだとはっきりわかります。


メス。なんだかオバさんっぽい雰囲気に親近感が^^;


風格を感じさせるオスのハシビロガモ。


コガモと2羽のハシビロガモ・オス。
寝るポーズのまま泳いでいけるのがすばらしい!(笑)


こちらは週末、買い物のついでに立ち寄った池で見つけた一羽のカモ。
ヒドリガモの十数羽の小群の中で、一羽だけ羽色が薄いので目立ちました。


頭部は灰褐色。実際にヒドリガモの中で見ると灰色に見えました。
光彩もクチバシも真っ黒に見えました。


帰宅して図鑑を見ながら色々考えましたが、ヨシガモの若鳥かエクリプスでしょうか? ヨシガモのメス
いずれも見たことがない上に、手持ちの図鑑にもその時期の写真が掲載されていないので推測ですが…。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、コメントお待ちしております。

※さ-やん@茨木さんよりコメントでナポレオンことヨシガモのメスと教えて頂きました。
内容を訂正し、タイトルを変更します。
さ-やん@茨木さんありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
今シーズンも大好きなカモのお写真を楽しみにしています(^^)


ハシビロガモ(嘴広鴨) 全長 約50㎝
コガモ(小鴨)     全長 約38㎝
ヨシガモ(葦鴨)    全長 約48㎝


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白いサギたち、大集結

2016年10月27日 | 白い鷺たち
新しい望遠コンデジの試し撮りを兼ねて、近場の池にカモ類の様子を見に行ってきました。
あちこち適当に撮っていると、中の島に次々と白いサギたちが飛来しています。


ダイサギ?2名様、御到着~。


コサギ1名様、御到着~・・・というぐあいに、続々と数を増やしていきます。


イソシギに気をとられている間に、何かの拍子にサギたちが一斉に飛び立ちました。


まるでアジサシやカモメのように白いサギたちが群れ飛んでいます。


あまりの綺麗さに茫然・・・。はっと気づいて手当たり次第シャッターを切りました。


一眼レフよりかなり軽量なので扱いに迷って、うまく構図が定まりません^^;


中途半端な構図ですが、雰囲気だけでもお伝えできれば・・・。

その後、白いサギたちは再び元の場所に舞い戻ってきました。
何かに驚いて一斉に飛んだのか、一種のディスプレイフライトだったのか、いずれにしろ大きなサギたちの群れ飛ぶ姿は見事な光景でした。

夏鳥の亜種チュウダイサギが南下してきたのか、亜種ダイサギが越冬のため大陸から渡ってきたのでしょうか?

10月に新発売になったNikonのB700で撮影してみました。
同梱の使用説明書には基本的なことしか書かれておらず、「活用ガイド」をダウンロードしましたが200ページを超える超大作(・・;)
読み解くのにまだまだ時間がかかりそうです。 小さなボディながら多機能すぎて使いこなせるのかどうか?
とりあえず、気軽に持ち歩けるので気になる野鳥をさくさく撮影できそうです(*^^)v
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カラスザンショウにキビタキ♂

2016年10月26日 | ヒタキの仲間
カラスザンショウの木にキビタキのオスが。


喉元は黄色というより鮮やかなオレンジ色。


別の木に止まっていたキビタキ。
さきほどとは別のオス鳥でしょうか? 脇腹の黄色い部分が広いように見えます。

キビタキ(黄鶲)全長 約14cm

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キビタキ♀ 「そのう」から木の実を…

2016年10月26日 | ヒタキの仲間
キビタキのメス、明るい林に出てきました。
いつ飛んでもいいようにシャッター速度を上げておきましたが…


思いがけず、すぐ近くの日陰の枝に飛んできました。
あわててそのまま写してしまいましたが、偶然、おもしろい場面が撮れました。


激しく鳴いているような表情ですが、声は出ていません。
まるで咳でもしているような感じですね。


撮影時には見えていませんでしたが、どうやら「そのう」から食べ物を吐き戻していたようです。


クチバシの先に、黒っぽい小さな実をくわえています。
カラスザンショウの実でしょうか。近くにたくさんなっていました。


再び実を飲み込んだのでしょうか。すました顔をしています。

「そのう(素嚢)」は、食物の一時的な貯蔵場所で袋状になっています。
口から丸飲みした食物は食道を経てそのうに入り、その後、胃に送られるそうです。
すべての種類の鳥に「そのう」があるわけではないとのこと。

家で飼っている文鳥も時々、粒餌を吐き戻しては口の中でモグモグやっています。
野鳥でも同じような行為を確認できるとは思いませんでした。
肉眼では見られない一瞬をとらえる写真の威力を実感した体験となりました。

「そのう」から食べ物を吐き戻す行為は「吐出」と呼ばれているそうです。

キビタキ(黄鶲)全長 約14cm
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ススキにノビタキ

2016年10月25日 | ヒタキの仲間
秋草が風に揺れる野原で、一羽のノビタキを見つけました。


右に左に、揺れるススキの上で巧みにバランスをとっています。


他に仲間の姿は見えず、この一羽のみ。


ノビタキもこちらをじっと見ていました。
写真で確認すると、予想外に鋭いまなざし。


このノビタキは、見張り役で近くの草むらに仲間がいたのかもしれません。
さかさまに立てた竹ぼうきに止まっているようにも見えてきます。


野鳥観察しているつもりが、人間観察されていたようです。
おそらくいつでも。どんな鳥からも。


間違ってしまうこともありますが、正しくないとわかっていることをしてはいけない、と自戒したくなるまなざしです。


野鳥に貴賤なし。
どの鳥も今を精一杯生きています。

ノビタキ(野鶲)全長 約13cm


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愛想抜群のサメビタキ

2016年10月24日 | ヒタキの仲間
とても愛想の良いサメビタキに逢いました。


これまではすっきり撮れず没ばかりでしたが、ようやくチャンスが巡ってきました。


エゾビタキやコサメビタキに比べて、遭遇する機会が少ないサメビタキ。


本州中部以北の高山の林で繁殖。渡りの時季だけ低い山や平地の林に立ち寄るそうですね。


あちこちきょろきょろ虫探し。


渡りのための体力をつけるのに、たくさん食べる必要があるのでしょう。


食べ物探しに大忙しのコサメビタキ。
野鳥撮影の人間に危険はないと悟ったのか、警戒心がありません。
おかげで至近距離からゆっくり観察と撮影ができました。


千載一遇のチャンスだったかもしれません。


たくさん撮ったので、また後日、掲載したいと思っています。

サメビタキ(鮫鶲)全長 約14cm
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コサメちゃん日和

2016年10月23日 | ヒタキの仲間
ベンチで休憩していたら、コサメビタキが目の前の枝に止まってくれました。


アカマンマやエノコログサが、秋の日差しに輝いて見えました。


獲物探しの合間に、コサメビタキもひとやすみ。


こちらに気づいていますが、逃げません。


やがて、虫を見つけたのか光る草むらに飛び込んでいきました。



コサメビタキ(小鮫鶲) 全長 約13cm
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エゾビタキと蜘蛛の巣

2016年10月22日 | ヒタキの仲間
渡り前のエゾビタキ、昆虫の豊富な林に滞在中です。


張りめぐらせた蜘蛛の巣に、クモを狙いにやってきたのでしょうか。


お目当ての家主は留守のようですね?
すでに先客に食べられてしまったのかもしれません。


あちこち首を動かして、獲物を探しているようです。


もうすぐエゾビタキともお別れ。


もう一度、姿を見ておきたくなって、雨さえ降っていなければ野山に立ち寄ってしまいます。


エゾビタキ(蝦夷鶲)  全長 約14cm
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セキレイだらけの田んぼ

2016年10月21日 | セキレイの仲間
近所の農道、一カ所にハクセキレイが6~7羽、テケテケ歩いていました。
車でひいてしまいそうな気がして、できるだけスピードを落としてゆるゆる走りました。
ふと横を見ると、稲刈りの終わった田圃に水が溜まって20羽ほどのハクセキレイが集まっていました。


頭部から背中にかけて灰色に。メスの冬羽でしょうか。


小さな昆虫か何か、食べ物が豊富にあったのかもしれません。


ん?なにかご用? カメラ目線に。


こちらはオス。褐色の羽も残っているので若鳥でしょうか?
オスも冬羽では背中の色が淡く灰色っぽくなるとのこと。


こちらのオスの背中はまだ黒々としています。


やはり何かを探しているようです。食べ物?


ついでに水浴びも楽しめそうな場所でした。



こちらは公園で撮影したハクセキレイ。
顏とクチバシに黄色みが残っているので、今年生まれた若鳥のように見えます。

ハクセキレイ(白鶺鴒)全長約21cm

繁殖期以外のハクセキレイは、集団でねぐらを形成するそうですね。
もうじき夕方という時間帯だったので、どこか田んぼの近くにねぐらがあるのかもしれません。

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