気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ヒナの行列!子だくさんカイツブリ

2019年07月31日 | カイツブリの仲間

池の増水で巣が水没してしまったカイツブリたち
前回と同じ池でもう一組 子だくさんの親子が目をひきました
1,2,3・・・数えてみると ヒナは6羽!

カイツブリは一度の繁殖でだいたい4個から6個の卵を産むそうです
これまで観察したカイツブリの多くは3~4羽のヒナを連れていました
6羽というのは これまで私が見た中で最高記録です


小さな末っ子一羽を背にのせた親鳥
その後を他の兄弟が一列について泳ぎます






カエルを警戒する親子
ひとかたまりになってゆっくり進みます




子どもたちをまとめる親鳥の統率力の高さ
子育てのベテランなのでしょう



カエルやカメは多少の増水もへっちゃら
このアカミミガメはまだ小さいですが 大きくなるとカイツブリの卵やヒナを狙う怖い存在に


カイツブリ(鳰)Little grebe 全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属




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カイツブリの巣が消えた!?

2019年07月30日 | カイツブリの仲間

カイツブリは孵化後まもないヒナを背負って泳ぎます
観察に通ってほほえましい親子の姿を見ることができましたが 
不思議なことに カイツブリの巣が跡形もなく消えていました

流さるる浮巣に鳰の声悲し  正岡子規 

「鳰の浮巣(におのうきす)」は夏の季語

カイツブリの巣は あたかも水上に浮いて見えることから
「よるべないあわれなもの・不安定なもの」として歌に詠まれます


実際には水上に張り出した葉や枝を土台に水草を積み上げてつくられることが多く
言葉のイメージのように水に浮いて漂う巣はめったに見られないようです

このカイツブリの巣は 池の水位が上がったために水没してしまったのでは?と考えています













二羽のヒナを背負っているのは母親?
大急ぎで新しい拠り所をつくろうとしているのは父親でしょうか?

上の写真の一週間ほど前 同じカイツブリの夫婦が抱卵中の巣の様子です





カイツブリ(鳰)Little grebe   全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属



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ヤマモモとムクドリ

2019年07月29日 | ムクドリの仲間

たわわに実をつけるヤマモモ ムクドリたちの大好物
 
熟したヤマモモの実は次々と落ちて 地面が赤く見えるほどですが
すぐにムクドリの群が飛来して すっかり食べつくしてしまいます

写真で確認すると 今年生まれの幼鳥たちの集団でした














子育てに奮闘中のムクドリ父さん


大きな黒いイモムシを三匹もくわえています







ムクドリ(椋鳥) White-cheeked Starling  全長約24㎝
スズメ目ムクドリ科ムクドリ属 


あんまり人気のないムクドリですが 少しずつ写真を撮り溜めています
どこにでも数多くいるだけに 絵になる写真を撮るのが難しい野鳥です



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望遠レンズで虫を撮る

2019年07月28日 | 鳥見ついでに花や昆虫

野鳥撮影に100-400㎜望遠レンズを使っています

このレンズ、小さな昆虫を撮る際にも なかなか便利

チョウやトンボなど ヒトの気配に敏感で飛び立ってしまうことも多いですが
望遠レンズなら近寄らず止まっている姿をに写せるので重宝しています



一枚目の写真とは別個体
キリギリスの仲間でしょうか?


名前がわかりませんが、テントウムシより一回りほど小さな虫
ナガメ(菜亀)というカメムシの幼虫だそうです。
※ここあさん、イケリンさんに教えて頂きました。いつもありがとうございます。


バッタの幼生?


シオカラトンボ ♂


シオカラトンボ ♀


アオモンイトトンボ?


ツマグロヒョウモン♂


キタキチョウ


モンシロチョウ


ヤマトシジミ
1㎝弱の小さな蝶でした


ツバメシジミ ♀?
後翅に尾のような突起がありました


ツバメシジミ ♂

翅を閉じた姿と開いた姿を撮りたいのですが、なかなか難しいです


チャバネセセリ


セミの一種?
土手にとまっていたのでバッタかと思いましたが…



トカゲの幼体 メタリックブルーの尾が美しい!


トカゲの成体?


カナヘビ



タマムシの翅
生きている姿で会いたかった・・・



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そんなに見つめないで~海辺にて

2019年07月27日 | イソヒヨドリ

秋のシギチの渡りには少し早いですが 海岸へ偵察に行ってみました

消波ブロックの上に鳥影を発見 今年生まれのイソヒヨドリ 

羽毛が生え揃っておらず ふわふわ 尾羽も短いです
好奇心が旺盛らしく 黒く丸い目でじっとこちらを見返してきます














波打ち際にハクセキレイ幼鳥


防波堤の上にウミネコが二羽



浜辺にたたずむコチドリ


シロチドリ 幼鳥


アカテガニ
大潮の産卵期が近いのか たくさん見かけました


縞々模様のクラゲ 点々と砂浜に打ち上げられていました
アカクラゲでしょうか? 
触手に毒があるので刺されるとかなり痛いそうです



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桐の実とメジロ

2019年07月26日 | メジロ


七十二候では7月22日〜28日頃は

大暑の初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」

初夏に淡い紫色の花を咲かせた桐が実をつけ始める時季です

ちょうど桐の実とメジロの写真を撮っていたので掲載です
メジロは 実の間にかくれている虫を食べているのでしょうか
桐の花も撮っておけばよかったのですが、それは来季の楽しみに

一年を七十二等分した七十二候は 呼び名そのものが風情に富んでいて 季節のうつろいを細やかに表現しています


参考:日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―






ヤマモモも熟れて食べごろでした



メジロの小さな口でガブリ!
それだけ美味しいヤマモモなのでしょう





メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属



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キジの逢瀬

2019年07月25日 | キジ、ヤマドリ、コジュケイ

あぜ道の草むらにキジの姿が見え隠れ

車内に戻って そっと様子をうかがっていると 
繁みの中からメスとオスがゆっくり歩み出てきました

メスのキジをはっきり見たのは初めてでした

ヤマドリのメスによく似ています














昨日、関西地方の梅雨明け宣言が出されました。
さっそく今日から連日30℃越えの予報。夏本番です。


キジ(雉子、雉)Green Pheasant/Japanese Pheasant 全長♂約80cm ♀約60cm
キジ目キジ科キジ属




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ヤマガラの親子

2019年07月24日 | ヤマガラ

ヤマガラの夫婦が二羽の子を連れて ヒマワリの種を食べていました
ここは給餌場 愛鳥家の方々がヒマワリの種を補充しています

親鳥は固いヒマワリの殻を器用にむいて 中身を子に与えていました
「こうやって食べるんだよ」と手本をしめしているように見えました

この場所をしっかり覚えておけば 飢えることはありません

ヤマガラの親から子へ 生き抜くための知識と技術が伝えられました





















ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科コガラ属




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カワラヒワと赤まんま

2019年07月23日 | アトリの仲間 2018~

カワラヒワが「赤まんま」をムシャムシャ

犬蓼(いぬたで)という名前には「食べられない蓼」という意味合いがあるそうです。
ヒトの口には合わないそうですが、カワラヒワはおいしそうに食べていました。

途中、スズメが乱入しますが あっという間に撃退。

勝利を祝う「赤まんま」となりました。














今年生まれの幼鳥 胸元に縦班が残っています


カワラヒワ(河原鶸)Oriental Greenfinch/Grey-capped Greenfinch  全長約15cm
スズメ目アトリ科カワラヒワ属



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ある朝、窓を開けたら

2019年07月22日 | ハッカチョウ

にぎやかな鳥の声で目覚めた朝

カーテンの隙間からそっと覗いてみると 電線に一羽のハッカチョウが止まっていました。

そーっと窓を開けて カメラを構えて数枚撮影

ハッカチョウは、私の方を平然と見返してきますが 逃げません。
おかげでこちらも肩の力を抜いて撮ることができました。

落ち着いて見ると、おなじ一本の電線にイソヒヨドリも一羽止まっています。

両者の距離は4~5mほどだったでしょうか
ハッカチョウがくり返し盛んに鳴いて
何やらイソヒヨドリに話しかけているような不思議な雰囲気でした













北の大地や高原・高山へお出かけになる方も多い季節ですが
この夏も当ブログは旅行もせず遠征もせず、タイトル通り近場で探鳥です。
鳥枯れと言われる時季ですが、身近な野鳥たちの観察や撮影を楽しんでいます。
珍しい鳥は登場しませんが、楽しんで見て頂ければ幸いです。



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色鮮やかな蝶と蛾

2019年07月21日 | 鳥見ついでに花や昆虫
色鮮やかでパッと目を惹く蝶たち

蛾の仲間でも蝶に劣らず翅の色が美しいものも。

まずはヒメアカタテハ(姫赤縦羽)

どうやら産卵している様子でした


▼モンキアゲハ(紋黄揚羽)?


▼クロアゲハ(黒揚羽)?


▼ナミアゲハ(並揚羽)


コミスジ(小三條) →ホシミスジ(星三條)
※イケリンさんに教えて頂きました。ありがとうございます。




▼イチモンジチョウ(一文字蝶)?



蛾の中にも美しい翅を持つ種類も

▼ホタルガ(蛍蛾)




▼キンモンガ(金紋蛾)
昼間に活動する蛾だそうです


▼ギンボシリンガ


▼キシタエダシャク(黄下枝尺)
昼間、日陰で活動する蛾だそうです




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見れば見るほど味が出る

2019年07月21日 | 鳥見ついでに花や昆虫

翅が茶色っぽい蝶の仲間は一見地味ですが 
華やかな蝶とはひと味違った魅力があります

光の加減や翅の開き具合で 翅の色や模様が微妙に変化するので
一枚撮るごとに違った表情を楽しませてくれます

見れば見るほど味が出るので撮りあきません


まずは、ジャノメチョウ(蛇目蝶)




▼ルリタテハ(瑠璃立羽)








サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰





▼ヒメウラジャノメ(姫裏蛇目) ?







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まるで翼竜? コサギの巣立ち雛

2019年07月20日 | 白い鷺たち

高い松の樹上にコサギたちが営巣中

ヒナたちは枝をつたって巣の外へ歩き出していました
親鳥が給餌に戻ると ギャアギャア大騒ぎ
図鑑やテレビで見た太古の翼竜を連想させます

羽の生え揃っていない翼を さかんにばたつかせていました
まだまだ飛べないので木から落ちないか心配になります 














コサギ成鳥の飛び立ち











コサギ(小鷺)Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属



◆太古の空の覇者翼竜
http://www.gibe-on.info/entry/pterosaur/

◆恐竜時代のひな鳥の化石から復元図
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031100111/


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お歯黒セッカに再挑戦

2019年07月19日 | セッカ
お歯黒セッカに再挑戦

前回はどんより曇り空でしたが、今回は気持ちよく晴れています。

タイミングよく口を開けてくれるかな?









少しだけ黒い口の中を見せてくれました。


せっかく鳴いてくれたのに、横向き・・・

どうやらセッカも営巣中。警戒心が増しているように感じました。
それでも縄張り巡回の合間に、くつろいだ姿も見せてくれました。





セッカ(雪加、雪下)Zitting Cisticola  全長約13cm 
スズメ目セッカ科セッカ属



▼バードリサーチ さえずりナビ セッカ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/96


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オオヨシキリの一家

2019年07月18日 | ヨシキリ

草原に暮らすオオヨシキリの一家

縄張りを守るお父さん

ギョギョシギョギョシ と鋭く鳴いて警戒を怠りません










獲物をくわえて ひっそり戻ってきたお母さん





オオヨシキリの子どもたち  
すぐ草の中に隠れてしまいましたが、少なくとも二羽いました


参考:巣立ち後間もない頃のヒナ

2018年6月撮影

オオヨシキリ(大葦切)Great reed warbler 全長約18cm
スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属



▼バードリサーチ さえずりナビ オオヨシキリ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/99


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