きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

クマタカに会いに’24.6/29

2024年07月25日 | マイフィールド

クマタカは、過日、山菜採りをした後、車に戻ったところで飛ぶところを見つけた。これまでになく近かった。しかし、あいにくカメラを持っていなかったので撮影することはできなかった。その数日後、しっかり準備してクマタカ撮りに出かけたが、見事空振り。そんなこんなで久しぶりにクマタカに会いに行こうと、この日、天気も良いのでいつものポイントに出かけてみた。

車を運転していると、猛禽が電柱にとまるのを見つけた。もしや、クマタカ?と、はやる気持ちを抑えつつ急いでカメラの準備をした。運よく飛ばずにいてくれたおかげで、何とか数カット撮ることができた。大きさからハチクマかサシバと思ったが、サシバだった。最近サシバに出会っていなかったのでラッキーだった。帰りには、2羽で飛ぶ様子を見ることができた。この周辺で繁殖しているようだ。

<サシバ>

さて、幸先よくサシバに出会えたので、次はクマタカだ。機材を準備して、スタンバイOK。しかし、1時間近く待っても出ない。そろそろ帰ろうと思い始めた頃、やっと姿を見せてくれたクマタカ。まぁ、鳥見の世界ではあるあるだ。写真の方は今ひとつだったが、久しぶりにクマタカの勇姿を観ることができたので良かった。やっぱりクマタカはかっこいいなぁぁぁ。

<クマタカ>

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トンボ撮り②’24.6/28,30

2024年07月21日 | トンボの観察

ハッチョウトンボ目あてで前回行ったのが大体1か月前。あの時は少し早かったが、今回はどうだろう。日中暑くなる前にと朝6時頃行ってみた。すると、全然飛んでいない。あれっ、どういうこと?どこかに移動してしまった?あっちこっち探していると、こんなハッチョウトンボを発見。

<ハッチョウトンボ雄>

体からしっぽ、羽まで全体が水滴まみれになっている。これでは飛べないよ。朝の冷え込みで朝露が付いたのだろう。これじゃあ飛べない。まずは、体と羽を乾かしてから・・・ということだろう。それじゃあ、他にも・・・、とさらにていねいに探していくと、真っ赤な雄をいくつか見つけた。何しろ1円玉の大きさなので、老眼の自分には見つけるのに一苦労だ。

<ハッチョウトンボ雄>

<ハッチョウトンボ雌>

それにしても、こんな朝露まみれの状態は初めて見た。感動してしまった。自然の厳しさと言うか、不思議さというか、ひたすらシャッターを切り続けた。一段落したところで、少し離れた所も探してみた。すると、畔の脇にハラビロトンボの雌を見つけた。こちらも朝露付きだ。

<ハラビロトンボ雌>

で、前回確認できなかったアマゴイルリトンボはどうだろう。ポイントの方に移動しながら探してみた。ん~、残念ながら見当たらず。今年は出現しなかったのかぁ?・・・で、代わりにと言ったら何なんですが、モノサシトンボを発見。こちらは、朝露に濡れてはいなかった。すでに乾いたのか、はたまた朝露の付かないところにいたのか、・・・わからない。

<モノサシトンボ>

朝露に濡れた体や羽は、お日様が出てくると、徐々に乾いていく。まあ、当たり前ですが・・・。なので、撮影する時間帯をよく考えないといけない。今回2日間撮ってみたが、やっぱり、2日目の方が「朝露トンボ」をたくさん撮ることができた。

ついでに、草花も撮ってみた。本日のレンズは、ED40-150mmF4Proで、ズーム全域で70cmまで寄ることができ、最大0.41倍のテレマクロ撮影することができる。

<トンボ田の草花>

初めてこのレンズを使ってみたが、なかなかに楽しいトンボ撮りができた。

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蔵王探鳥②’24.6/22

2024年07月17日 | 蔵王・その他高山

前回の蔵王探鳥から2週間ちょっと経ったので、もう良いでしょうと、2回目の蔵王行き。いつものように朝4時頃家を出て、御釜の駐車場に6時頃に到着。ほとんど車なし。早速カメラ機材を準備し、いざ出発。・・・と、駐車場から階段を上ると、早速ウソの登場。前回はタンポポがまだ咲いておらず、フキノトウの大きくなった綿毛の種を食べていたが、今日はタンポポの綿毛の種を食べていた。タンポポの花はすでにピークを過ぎてだいぶ綿毛が少なくなっていたが、まだまだ大丈夫かな。雄が2羽、仲よくというか、時々相方のエサを横取りしようとけんかを吹っ掛けたりもしていたが、やっぱり仲よく食べていた。

<ウソ雄>

ウソが飛び去ったところで、まずは、御釜の方に下りて行って、イワヒバリ探しに・・・。しばらく歩くと、いきなり「岩ヒバリ」が・・・。そう、単なる岩の上のヒバリでした。こんな高所まできているんだねぇ。数年前にもただのヒバリに出会ったので、久しぶりだった。

<岩の上のヒバリ他>

そして、イワヒバリの出そうなところでしばらく待ってみたが、一向に出る気配もなく、登山道の方に上って行った。次に出会ったのは、ビンズイだ。前回はビンズイすら出てくれなかったので、ビンズイでも出てくれてうれしい限りだ。もう子育ては始まっているのだろうか。

<ビンズイ>

1時間半ほど歩き回ったが、結局イワヒバリは出てくれず。リフト乗り場あたりでカヤクグリを探したが、姿はもちろん声すら確認できなかった。仕方なく、駐車場の方に戻ることに。駐車場の端っこで、下の斜面に何かいないか見回すと、ウソの声やカヤクグリの声が聞こえてきた。そして、やや遠いものの、カヤクグリの姿を確認することができた。写真も何とか数カット撮ることができた。まあ、証拠写真程度ですが・・・。

<カヤクグリ>

今日は、前回よりはずっといい出会いに恵まれた鳥見だった。次回はどうなるか分からないが、何とかイワヒバリに会いたいものだ。

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イワツバメ’24.6/21

2024年07月13日 | マイフィールド

朝から出るのを待っているがなかなか出てくれない。別に電話しているわけではない。本命の鳥さんの出を待っている。退屈しのぎに周囲を見回すと、橋の下に巣があるようで、イワツバメたちが舞っている。退屈しのぎにイワツバメを撮ろうと試してみるが、これが予想通り難しい。飛ぶ速さが尋常ではない。ファインダーに入れることさえ許してくれない。しばらくして、電線に止まっているところを見つけた。これなら超簡単。難なく証拠写真を撮ることができた。その後、橋の下の崖の所に降りたり、近くの畑の所に降りたりする様子を観察することができた。畑のところでは、藁のようなものを咥えて飛んでいく場面が見られた。これは何だろう。今頃巣作りだろうか?まさか、そんなことはないよなぁ。巣の補強?よくわからない。そんな様子を観察しているうちに、お昼近くになってしまった。結局本命は現れなかったが、イワツバメの様子を観察撮影して楽しませてもらった。

<イワツバメ>

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青森県・十二湖にて’24.6/16

2024年07月08日 | 県外の鳥見

某協議会総会が青森県深浦町であり、それに出席することになり、6/15(土)~16(日)、4名の乗り合いにて行った。総会の会場と宿泊施設が深浦町の「アオーネ十二湖」だった。ここは、昔からどうしても行ってみたいと思っていたところ。野鳥の世界にハマっている方なら知らない人はいない、「十二湖のアカショウビン」。深浦町は「アカショウビン」を貴重な観光資源ととらえ、様々な取り組みを行っている町だ。アカショウビンを見たいという人にはたまらない町だ。

さて、15日(土)の早朝4時に家を出て、天童市で拾ってもらい、そこから4名で出発した。総会は12時半受付だったが、着いたのが11時過ぎだった。時間まで十二湖の下見ということで、どの池でアカショウビンが見られるのか、少し歩きまわってみた。

そして、2日目の早朝、お楽しみの「早朝探鳥」。2時間ほどの時間だが、果たしてアオショウビンは出てくれるのか。これはもう祈るしかない。池の周りは樹木に覆われ、早朝という事もありかなり暗い。シャッタースピードをかせぐため、ISO感度はオートに設定。準備は整ったぞ。あとは、出てくれるだけ。最初に出てくれたのは、オシドリのヒナたちだった。お母さんのあとをついて泳ぐ7羽のヒナたち。かなり遠かったが、とってもかわいい光景だった。あわせて、王池と鶏頭場の池の画像も貼っておく。近くのカメラマンのモニターにアカショウビンが写っている。どこにいるか分かりますか?

<王池、鶏頭場の池、オシドリのヒナたち>

そして、オシドリ雌がとっても近くに来てくれた。まるでこちらに挨拶でもしてくれているかのよう・・・。

<オシドリ雌>

オシドリで出てくれる前から、ずっとアカショウビンの声は聞こえていた。声が近いと、待機している皆さんに緊張が走る。そんな繰り返しを数回したところで、やっと出てくれました。待つこと40分ぐらいかな。一度出ると、あとは次々という感じで、何回も出てくれたのでした。ただ、画像的には、ISO感度が上がっていて、ざらつきが気になるが、まあ、これも仕方なし。出てくれただけで十分。しかも、ザリガニをゲットした場面も観察することができた。これはもう、いう事なし。

<アカショウビン>

今回、たまたま十二湖に来ることができ、念願のアカショウビンにたっぷり相手してもらうことができ、最高の遠征となった。なお、次の日は、秋田県に南下して、大潟村で鳥見する予定。これも楽しみだ。

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