気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ホトトギス?トケンの成鳥 ・ 『ダーウィンが来た!』今夜の再放送情報

2018年10月15日 | カッコウの仲間
カッコウ、ツツドリ、ホトトギスなど托卵する鳥の仲間を「杜鵑(トケン)類」と呼ぶことがあります。
トケンは、杜鵑(ホトトギス)の音読みで、現在はカッコウ科と言われている鳥たちの古い呼び方だそうです。

トケンの仲間は、姿がどれもそっくりで、見分けるのが非常に難しいです。
カッコウカッコウ、トッキョキョカキョク=ホトトギス、ポポポポ=ツツドリ
春に特徴ある鳴き声を聞けばわかりますが、秋には鳴いてくれません。

いずれの種類にしろ、トケン類の成鳥を初めて近くから観察できました。
警戒心が薄い幼鳥は近くに来てくれることも多いですが、経験値を重ねた成鳥は用心深くなっています。






ホトトギスは、下尾筒には横斑がないか、斑があってもわずか、とのこと。
いくつかの特徴と合わせて、そこを識別の決め手にしました。どうでしょう?










下尾筒の黄白色、光彩や瞳孔の色はこんな感じです。


さかんに青虫をつかまて食べていました。



ホトトギス(不如帰、杜鵑) Lesser Cuckoo 全長約28cm 

「托卵」とは、自分では巣を作らず、他の種類の鳥の巣に卵を産んで育てさせるという習性です。
夏鳥として日本に渡ってくるホトトギスは、主にウグイスの巣に托卵するそうです。


昨夜のNHK『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』はトケン類が主役でした。
「進化するだまし合い!鳥の托卵(たくらん)最前線」
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p569
今日の夜、再放送があります。
10月16日(火)【15日深夜】 午前4時02分~4時30分


◆参考:山階鳥類研究所広報ブログ
http://yamashina.or.jp/blog/2015/09/migratory_cuckoos/

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コメント (15)
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