気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

タシギが近くに

2021年04月29日 | シギの仲間 2018~

一羽のタシギが歩道沿いの湿地で採食していました。
あまりにも近いのでびっくり。2~3歩下がって撮りました。

臆病で警戒心の強いタシギ
人の気配に気づくと物陰に隠れるか飛んで逃げてしまうのですが
このタシギは一瞬動きを止めただけで お構いなしに食べ物を探し続けます。











5分ほど経ったころ タシギは動きを止めてじっとこちらを見てから
テケテケテケと速足で駆け出して 草の陰に消えていきました。
今回の写真はすべてトリミングなし。
至近距離からタシギの自然な動きを堪能できた貴重な体験でした。

タシギ(田鴫)Common snipe  全長約27㎝ 
チドリ目シギ科タシギ属

最後まで見ていただきありがとうございました
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ハッカチョウ(八哥鳥) 

2021年04月26日 | ハッカチョウ

久しぶりにハッカチョウを撮りました。
黒い体にクチバシの上にクルッとした冠羽が特徴的。ぱっと見ると九官鳥に似ています。
元は飼い鳥だったものが、野生化したと考えられている兵庫県のハッカチョウ。
「外来種」ですが地域の環境に順応して すっかりおなじみの野鳥となりました。
家の近くでもよく見かけますが 今回は休日の工場街での撮影です。










飛ぶと翼の白がくるくる回っているように見えます。

飛翔はピンボケだったので2018年撮影写真を再掲です。

◆ハッカチョウの鳴き声(バードリサーチ鳴き声図鑑)
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/651


ハッカチョウ(八哥鳥)Crested Myna 全長約26㎝
スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属

一日平均の新規感染者500人越え、入院調整中の感染者1000人越え
兵庫県でも昨年の緊急事態宣言中をはるかに上回る深刻な状況です。
今まで通りの更新はできませんが 
在庫写真や近場で撮った写真をぼちぼち投稿していきたいです。
外出するのは不安ですが こもりっきりでは暮らしていけません。
正確な知識と情報を得て「正しく恐れて感染防止」を心がけたいですが なかなか難しいです。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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キジ 縄張り巡回中

2021年04月24日 | キジ、ヤマドリ、コジュケイ

カメラを提げて農耕地を散歩していると 同行の家族にポンポンと肩を叩かれました。
指さす方を見ると立派な雄キジが 畑の土手を歩いていきます。
どうやら縄張り内を巡回中のようでした。





手前の土手に実を隠して見ていると 堂々と農道を渡り始めました。




用水路のほうへ下っていきます。


背中の模様と光沢 何とも言えない美しさでした。
日本の国鳥でありながら狩猟対象にもなっているキジ。なんだか複雑な思いです。


後は農家さんの軽トラック。
「この辺りはキジが多いですね」と話しかけたら首をかしげて「キジ??興味がないし見たこともない。いるの?」と。
「ちょっと前にはコウノトリがよく飛んできて カメラを持った人を何人も見かけたよ」
その中の一人は私かもしれません(笑)

キジ(雉子、雉)Green Pheasant/Japanese Pheasant 全長♂約80cm
キジ目キジ科キジ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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オオルリ シャガの花

2021年04月22日 | ヒタキの仲間 2021~

夏の幸せの青い鳥に会えました。
ワンシーンだけでしたが この枝に2分ほど止まってくれました。
飛び立って羽虫をホバリングキャッチした後 林に消えていきました。






オオルリ(大瑠璃)Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝
スズメ目ヒタキ科オオルリ属



薄青いシャガの花がひっそりと咲いていました。

5センチほどの小さな花ですが アヤメの仲間らしい凛とした美しさです。


最後まで見ていただきありがとうございました。
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婚姻色のアオサギ

2021年04月20日 | アオサギ
目先の色は青く クチバシは紅色に変わった婚姻色のアオサギです。
目も充血したように赤く染まっています。

婚姻色はつがいを形成する時期がもっとも美しいとのこと
子育てをはじめる頃にはだんだんと普段の色に戻っていきます。





通常のアオサギの顔はこんな色です。


コロニー(集団営巣地)の上空を飛ぶアオサギたち

アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属



婚姻色のダイサギ 目先は美しい青緑色に
レースのような飾り羽が風になびいていました。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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なごみのヤマガラ

2021年04月18日 | ヤマガラ

夏鳥の姿は見えても撮れない日が続いています。
そんな時 人懐っこいヤマガラが近くに来てくれて ほっと一息。
君がいてくれて良かった。



若葉の中から小さな青虫をつかまえました。







美味しいもの見つけた!


ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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遅咲きの桜たち

2021年04月17日 | 花や昆虫 2020~

ソメイヨシノが散るころに咲き始める桜たちです。
名前がわかったらもっと楽しいのでしょうが
桜も300以上の品種があるそうで調べているうちに目がちかちかしてきました。
写真の最後に品種名を検索できる「桜花図鑑 日本花の会」をリンクしておきました。


















◆桜花図鑑 日本花の会
http://www.hananokai.or.jp/sakura-zukan/

今日も見ていただきありがとうございました。
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ツグミ シロハラ

2021年04月16日 | ツグミの仲間

ツグミ まだあちこちで見かけます。
日本の春を満喫して ゆっくり旅立っていくのでしょうか。




一面に咲くオオイヌノフグリ 


ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属



真ん丸の目を見開いたシロハラ


シロハラは毎年4月下旬ごろまで見られます。


白いお腹を見せて じっとこっちを見ていました。

シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


7000歩くらいの距離を歩くのが私にはちょうどいいです。
感染者の急増で長居する気にはなれないので
こうして見つけやすい所に出てきてくれる鳥たちはありがたい存在です。

今日はこれから通院。
気が重いけれど薬をもらわないといけないので。
医療機関に行くときは緊張が高まります。
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青空にニュウナイスズメ

2021年04月14日 | スズメ

桜も終盤になり 人影もまばらな桜並木
ニュウナイスズメたちのにぎやかなさえずりが聞こえてきます。

スズメたちは花の多く残る枝を選んで蜜を味わっていました。

この日は不思議なことにヒヨドリはニュウナイスズメたちを追い立てなくなっていました。



青空に向けて花ラッパ


花蜜だけでなくさかんに小さな虫をさがして食べていました。






花に隠れることなくオスの背中の模様がはっきり見えました。


日に日に若葉がふくらんでいきます。




ニュウナイスズメ(入内雀) 全長約14cm 
スズメ目スズメ科スズメ属

英名はRusset Sparrow・Cinnamon Sparrow
Russet =赤褐色

また来年の春も この桜並木でニュウナイスズメたちに会えますように
最後まで見ていただきありがとうございました。
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名残りの桜と鳥たち

2021年04月13日 | シジュウカラの仲間

ソメイヨシノはわずかに花を残すのみとなりました。

つやつやの若葉が伸び始めると鳥たちが次々と集まってきます。

お目当ては小さな虫や幼虫など 桜の木は虫がつきやすいそうです。
鳥たちにがんばってたくさん食べてもらいたいですね。



シジュウカラが虫を探して枝から枝へ


名残りの桜の中に虫を探すヤマガラ

花びらが散った後の紅色のガク 小さな花が咲いているかのようです。


頭が黒々夏羽になったアトリ♂もやってきました。


たくさん花が残った枝にスズメがチュン!


子育て中らしいエナガは虫を捕まえるのに大忙し


最後まで見ていただきありがとうございました。
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アカハシハジロ

2021年04月11日 | カモ 2020秋~
ヨーロッパから中央アジアにかけて繁殖分布するアカハシハジロ
日本では稀な冬鳥でオスの記録が多いそうです。(日本の野鳥650より)

わずかに居残っているヒドリガモやオカヨシガモ、キンクロハジロの中に一羽だけ。
潜水して水草をとったり 羽繕いをしたりのんびり過ごしていました。
名前のとおり鮮やかな赤いクチバシが目立ちます。







首の後ろから胸にかけては黒色


光彩(目)も赤ですが、意外と目が小さくてはっきり写りませんでした。






キンクロハジロ(全長約40cm)といっしょに



アカハシハジロ (赤嘴羽白) Red-crested Pochard 全長約50cm
カモ目カモ科アカハシハジロ属

1月下旬にも地域の海岸やため池で一羽のオスが確認されていました。
同じ個体がふたたび戻ってきたのでは?とも言われています。
池に残ったカモたちと一緒にゆっくり渡って行くのでしょうか。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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コウノトリ もうすぐ一歳

2021年04月10日 | コウノトリ

数か月ぶりに郊外の池で若いコウノトリに会いました。
足環の色で検索してみると 5月で一歳になるオスのようです。


右~赤赤 J0314
左~赤緑 2020年5月1日兵庫県豊岡市で孵化







足環の色におぼえがあったので過去の写真を探してみました。
昨年の12月 別のため池で3歳になるメスの「はるかちゃん」にご挨拶していた姿が印象的でした。
↓ 2020年12月撮影





コウノトリは生後3年で成熟して繁殖できるようになるそうです。
まだ0歳でもやっぱり男の子 
年頃の綺麗なお姉さんが気になってしばらく後をついて回っていました。


コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約110cm 翼開長約200㎝ 体重約5kg
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属

最後まで見ていただきありがとうございました。



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ヒヨドリ 叱られて

2021年04月09日 | ヒヨドリ

桜に来るメジロやニュウナイスズメを追い立てるヒヨドリ
「こら!」と思わず語気を荒げてしまいましたが ヒヨドリはへっちゃらです。
ところがカメラを向けると パッと花びらを散らしながら飛び立ってしまいます。
一瞬でも腹を立てたことを見抜かれていたような気がしました。

独特の茶色い目に感情がはっきり表れるヒヨドリ とても表情豊かな野鳥です。











ヒヨドリ(鵯)Brown-eared Bulbul 全長約27cm
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属


関西圏のコロナ感染者数は増加の一途。
その8~9割が感染力の高い変異ウィルスだとも報じられています。
心身の健康のため人の少ない所へ散歩を兼ねて出かけていますが
この春も人気の夏鳥撮影は思い通りにできそうもありません。
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曇天の桜にメジロ

2021年04月08日 | メジロ

満開の桜を見に出かけた日は 天気予報が外れてあいにくの曇り空。
でも メジロが花蜜を吸いに飛んできてくれて 心が明るくなりました。

来年の私は この同じ桜をどんな気持ちで眺めているでしょうか。

「さまざまのこと思ひ出す桜かな」 松尾芭蕉






メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属


枝垂れ桜


八重の山吹

今日も見ていただきありがとうございました。
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アメリカヒドリ交雑種

2021年04月07日 | カモ 2020秋~

公園の池で餌をもらっているヒドリガモの中にちょっと変わった羽色のオスが一羽
?アメリカヒドリ?? ヒドリガモとの交雑種でしょうか?

日本に多く渡ってくるヒドリガモたちは広くユーラシア大陸に分布していますが
アメリカヒドリは名前のとおり主に北アメリカに生息し ごく少数が日本に渡ってきます。
そのままヒドリガモの群にとけこんで 雑種が誕生することも多いそうです。




参考:アメリカヒドリ 2016年撮影 



ヒドリガモとはかなり違った羽色です。


メスにはあまり好かれていないのか「あっち行って!」とばかりにクチバシを向けられることがしばしば。
本人(本鴨)は気にしてないようで食べ物探しに夢中でした。


翼と脇の境の白い部分に褐色の羽縁が見えます。
成鳥羽に変わりつつある幼鳥のようです。


クチバシの基部が黒いようにも見えるのですが・・・?
すっかりオトナになったとき、どんな羽色になっているでしょう。
来年もこの池に飛来してくれますように! 


ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属

◆バードリサーチ 生態図鑑 ヒドリガモ
https://db3.bird-research.jp/news/201601-no3/

最後まで見ていただきありがとうございました。
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