気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ユリカモメ 今季も大群で

2023年02月28日 | カモメの仲間

愛らしい外見で人気の高いユリカモメ
その外見とは裏腹に、カラス並みにたくましく食欲旺盛な野鳥です。

各地に観光客の与える餌を目当てにユリカモメが集まるスポットがあります。
今回の写真を撮影したのも、そんな場所のひとつ。年明けには200羽ほど集まって大賑わいでした。






ユリカモメたちは独自の強力なネットワークを持っているのでしょうか。
餌の豊富な場所を探し出して食べ物を求めて群で移動していきます。



頭部もだんだんと黒い部分が増えて夏羽に変わっていきます。






クチバシの黄色い若鳥 翼には褐色の羽毛が混じっています。




クチバシを中心に☆星型が見えました~!


参考:夏羽のユリカモメ 




ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull  全長約40cm
チドリ目カモメ科カモメ属



セグロカモメ





セグロカモメ(背黒鴎)Herring Gull 全長約60㎝
チドリ目カモメ科カモメ属



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
早いもので今日で二月も終わり 明日からは三月、春ですね。
投稿の下書きが溜まって、季節外れになりそうなので焦って投稿しています。

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ピラカンサの実を食べるメジロ

2023年02月28日 | メジロ

ピラカンサの赤い実をメジロたちが次々と丸飲みにしていました。

人目につかない奥の方になる実は、すでにヒヨドリたちに食べつくされ
遊歩道側に残ったピラカンサはメジロたちの取り分となりました。

ヒトに気を許さないヒヨドリ、ヒトを恐れないメジロ
それぞれの特性が、ピラカンサの実を平等に分けました。















メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属




メジロが止まっているのと同じピラカンサの木を1月に撮ったものです。
たわわに実っていた木もヒヨドリやメジロに食べつくされました。
赤いピラカンサの実は常盤山樝子(ときわさんざし) 
  



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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モズ あちこちに

2023年02月27日 | モズ

モズの姿を頻繁に見かけるようになりました。
今日も散歩がてら、地域の川沿いを2㎞ほど歩いてみましたが、
オスとメスが同じ枯木立に止まったり
オス同士がけん制しあったり、
繁殖に向けて動きが活発になっています。




溜池沿いに縄張りを構えるメス
ここは鳥影も多く人気のエリアと思える場所。
かなり強いメスなのかもしれませんね。

 







駅前の小さな公園に縄張りを持つオス
こんな住宅地のど真ん中に?と感じるような場所ですが、30分ほどとどまっていると
スズメやヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、カワラヒワなど次々と。
意外と穴場なのかもしれません。






モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


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モズ 農地にて

2023年02月27日 | モズ

冬でも野菜を栽培している農地は餌も豊富で モズに人気の高い縄張りです。

秋から冬にかけて モズはメスもオスもそれぞれ一羽ずつ縄張りを構えます。

二月半ば過ぎ モズのメスはオスたちの縄張りに出入りするようになります。
繁殖の相手を品定めするメス オスたちの境界線での争いもヒートアップ!




農業用ネットがお気に入りのメス



上とは別個体のメス 溜池近くの桜並木にて





ビニールハウスの骨組みがお気に入りのオス
髭が濃くたくましく強そうな顔つきをしていました。






モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
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ヨシガモ 放牧中?

2023年02月26日 | カモ 2022年秋~

早朝の公園 霜が降りる寒さのせいか人影まばらでした。
20羽ほどのヨシガモの群が上陸して草を食んでいました。

繁殖地への渡りを目前にしたヨシガモたち
食欲旺盛で モリモリと草を食んでいます。
エネルギーを蓄えた体は丸々と超えていました。



ヨシガモのメス


ナポレオンハットのオス

















ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆e-Bird ヨシガモ
https://ebird.org/species/falduc?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヒガラ キクイタダキといっしょ

2023年02月25日 | 強く記憶に残る鳥たち

お山の公園でカラ類の混群がにぎやかに飛び交っていました。
ヒガラでもいないかな」と何気なく眺めていると・・・なんと!いました!

ヒガラは寝ぐせのようにピョコンとはねた短い冠羽と
「蝶ネクタイ」に例えられる胸元の黒い模様が特徴的。
よく似ているシジュウカラはヒガラより二回りほど大きく、ネクタイが腹部まで伸びています。




今回は高い枝を飛び回り小さくしか撮れず。
在庫から、近くに飛来したヒガラを載せます。



山地や亜高山帯の針葉樹林を好み、キクイタダキと同じく樹冠に近い枝先にいることが多いです。
ヒガラは、カラ類では最小の11㎝という小ささで、すばしこく動き回ります。
冬期には、平地林や公園で越冬する個体もいて、シジュウカラやエナガ、キクイタダキなどと混群になります。







ヒガラ(日雀)Coal tit
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属


同じ混群の中に、キクイタダキも混じっていました。
今季二度目の出会いで、なんとか撮影に至りました。






キクイタダキ(菊戴)Goldcrest 全長約10㎝
スズメ目キクイタダキ科キクイタダキ属



◆森と水の郷 あきた ヒガラ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/43-higara/higara.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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トラツグミ 夜行性と言うけれど・・・

2023年02月24日 | ツグミの仲間

トラツグミは夜行性と言われていますが、
越冬のため標高の低い地域に移動してくるものは、昼間に行動することも多いです。

今回撮影したトラツグミも、午前中から正午にかけて活発に採食していました。
冷え込みの厳しい夜間より、餌となるミミズなどの動きも盛んになるのでしょうか?
トラツグミ自身も、寒さのゆるむ日中の方が体力の消耗も少なく動けるのかもしれませんね?








木の陰に隠れるようにカメラを構えて見守っていると
トラツグミの方からひょこひょこと近寄ってくることもたびたび。
動きの少ない人間に対しては、あまり警戒心を抱かない個体でした。

やはり野鳥の観察&撮影時には、追い回さず、じっくりと待つ方が得るものが大きいと感じます。






トラツグミは林の中の日陰を選んで歩きまわりますが、
時にはこうして日光の当たる所に立ち止まります。




トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


◆日中に鳴くトラツグミの声
https://www.youtube.com/watch?v=rn2uuHvuL84

◆雪の後は鵺(ヌエ)が出る  但馬情報特急
https://www.tajima.or.jp/nature/bird/184795/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ルリビタキ 今季は好調?

2023年02月23日 | 強く記憶に残る鳥たち

「青いオスのルリビタキになかなか会えない」と少し前の記事に書きましたが、
気長に探鳥を続けて 今年は運良く見つけることができました。

餌付けしていないので、撮影のチャンスは一度だけ
ルリビタキ♂は、横顔と背中の青を披露してくれました。




◆会いたい!幸せの青い鳥
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/1b2ce50ca784a616c4c7ca700e13b0f9

再掲載のルリビタキ♂
上のルリビタキと見比べると
目元や白い眉斑の大きさなど 明らかに顔つきに個体差がありますね。





ルリビタキ メスタイプ
 メスか若オスか、判断に悩むトキ「雌タイプ」と





ルリビタキ(瑠璃鶲)Red-flanked bluetail  全長約14cm
スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属


昨日の探鳥でも、地上で採食しつつ縄張りを巡るルリビタキ♀に遭遇できました。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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寒スズメ 集まれ!

2023年02月22日 | スズメ

冬になるとスズメたちも寄り集まって群になって暮らします。

天敵対策、食べ物探し、くっつきあって暖を取る、情報共有などなど
群をつくることで いろいろなメリットがあるのでしょうね。



農地にまかれた籾殻を目当てに集まったスズメたち



ビニールハウスの上で日向ぼっこ 
太陽光発電のパネルの設置や廃棄が新たな環境問題になっていますが、
こんな地球にやさしいソーラーシステムなら大歓迎です。




ススキの穂をついばむスズメたち
ゆらゆら揺れる穂に止まって上手に種を食べていました。





生け垣は、スズメたちの安全地帯
危険を察知すると、素早く茂みの中にもぐります。


 

防波堤の斜面をちょんちょんと移動しながら、何かをついばんでいたスズメたち
写真を撮って確かめると、海岸沿いのアキニレの木から落ちた種を拾って食べていました。




スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属


以前、冬季限定で自宅の裏庭に粒餌をまいてスズメにふるまっていた年がありました。
野鳥の感染症や生態系への影響を考えて、止める決断をしましたが、
食べ物の少ない冬にスズメたちが何を糧にしているのか ずっと気になっていました。
気に留めて写真を撮ってスズメの冬の食生活を観察していると、
想像以上に、いろいろな食べ物を探して得ていることを知りました。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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メジロ 花蜜を求め

2023年02月21日 | メジロ

梅や河津桜が咲き始めて 花蜜の好きなメジロたちは大喜び
ちょっと時季外れですが サザンカ(山茶花)に飛来したメジロたちです
二月上旬の撮影ですが、花は終盤で盛りを過ぎていました。








在庫から ナンキンハゼ(南京櫨)の白い実をついばむメジロたち
この丸餅のような実を丸飲みにしてしまうのには驚きます。









メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ハッカチョウ 仲良しこよし

2023年02月20日 | ハッカチョウ

二羽のハッカチョウが求愛ダンスに見えるような動きをしていました。
実際に求愛行動なのかわかりませんが、二羽は親密な関係に見えました。

秋から冬にかけて群を作って集団で暮らすハッカチョウですが、
春~繁殖期をむかえると、雄雌がペアになってそれぞれ営巣できる場所を探します。













朝陽を浴びて日向ぼっこをしているハッカチョウたち



賑やかなハッカチョウたちの歌声が聞こえていました。


この一羽はお尻のあたりに藁をくっつけていました。
ねぐらの中に藁を敷いているのでしょうか?



ハッカチョウ(八哥鳥)Crested Myna 全長約26㎝
スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属


◆e-Bird ハッカチョウ
https://ebird.org/species/cremyn?siteLanguage=ja



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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トラツグミ 夜行性?

2023年02月19日 | ツグミの仲間

晴れの予報が外れ 鉛色の空からポツポツ雨が降り出しました。
早起きして山へ探鳥に来たのに「今日はダメか・・・」と肩を落として歩いていると
前方にひょこひょこ歩くトラツグミの姿が見えました。

トラツグミは一般的に夜行性と言われていますが、朝方や西日の傾くころにも出没します。
前日の雨で、落ち葉のミミズなど昆虫の動きが活発になっていたのも幸いしたようです。








トラツグミはホッピングではなくウォーキング。
ガサガサッと落ち葉を蹴散らしたり「虎ダンス」と呼ばれるコミカルな動きを見せてくれます。




豪快に落ち葉を蹴散らしました。
2~3回ほど小さなミミズを掘り当てて捕食していました。




トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


◆e-Bird トラツグミ
https://ebird.org/species/scathr2?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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アオゲラ♂ 採食中

2023年02月18日 | キツツキの仲間

ドゥルルルルルルル
松林にキツツキが木を突くドラミングの音が響きます。
「キョキョキョ」に続いて「ピョーピョーピョー」とアオゲラ独特の甲高い鳴き声が

アオゲラはのアオは古語では「緑色」ゲラは「キツツキ」を指します。
背や翼の上面は暗緑色。頬に赤い斑、腹部には横じま模様があります
 
アオゲラのオスは前頭から後頭が赤く、メスは後頭だけが赤。
今回の写真は前頭部も赤いのでオスのアオゲラです。














アオゲラ(緑啄木鳥) Japanese Green Woodpecker 全長約29cm
キツツキ目キツツキ科アオゲラ属 

アオゲラは、日本だけに生息する日本固有種
前回のセグロセキレイと同様ですね。日本固有種に関する話はまたの機会に。
下記のリンク先で分布域をご確認いただければと思います。

◆e-Bird アオゲラ
https://ebird.org/species/japwoo1?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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顔グロセキレイ?

2023年02月17日 | セキレイの仲間

セグロセキレイ(背黒鶺鴒) 名前の通り 確かに背中は黒いのです
背黒というより顔黒では?と たびたび思います。
もしくはクロズキン(黒頭巾) クロズキンセキレイ?













セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Japanese Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


まあ、ハクセキレイ(白鶺鴒)だって 名前ほど白くもないわけで。
なぜ?どうして?この名前になったのか?不思議に感じる野鳥は少なくないですよね。




「ん?俺なんて、かなり黒っぽいぜよ」


ハクセキレイ(白鶺鴒)White Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属




◆ハクセキレイとセグロセキレイの違いと見分け方 野鳥情報.com
https://yacho-joho.com/niteiru-yacho-chigai-miwakekata/hakusekirei-segurosekirei-chigai-miwakekata/

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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シロハラ続々と

2023年02月16日 | ツグミの仲間

ツグミの近縁のシロハラも今季は数が少なく寂しく感じていましたが
2月に入り、シロハラ同士で争う場面をたびたび見かけるようになりました。

シロハラはライバルを追うのに夢中
落ち葉を蹴散らして岩の上に飛び出してきました。
遊歩道でカメラを構える人間は眼中にないようです。










在庫からお気に入りの一枚を
 蛇の髭の青い実をくわえた姿・・・この時一度、見たきりです。



シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆シロハラ:やぶの中でガサゴソ |  野鳥写真図鑑 - Canon
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/shirohara/index.html

ロウバイ(蝋梅)の花が盛りを迎えています



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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