気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カラスの子、ヤマモモを食べる

2024年07月01日 | カラスの仲間

地面に落ちたヤマモモの実をカラスがおいしそうに食べていました

クチバシのつけ根に赤味を残したハシブトガラス(嘴太烏)の幼鳥です
赤く熟した実を次々とクチバシでつまみ上げて飲み込んでいました











あたりに親カラスの姿はなく、すでに自力で生きているようでした。



スズメもヤマモモの実を食べに飛来しました。


地上に転がるヤマモモの実 大半はムクドリの仕業です。
幼鳥を連れたムクドリの群が繰り返し実を食べにやってきます。


ムクドリの落とし物は、他の鳥たちの役に立っているようですね。





ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1


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青い目をしたカラス

2024年06月25日 | カラスの仲間

目の色が薄く青っぽく見えるカラスがいるのをご存知でしょうか
見られるのは今ごろだけの期間限定
巣立って間もないカラスのヒナは目が青く見えます

今回の写真はハシブトガラス(嘴太烏)の巣立ち雛です





カラスのヒナは巣の中にいる間も同じように薄青い色の目をしていますが
巣立ち後、日が経つと、親鳥と同じようにヒナの目も黒く変わっていきます。

参考:2023年6月撮影

この子ガラスの目は親鳥と同じように真っ黒。
クチバシの下の赤い部分もほぼなくなって黒い羽毛に覆われています。




瞬膜におおわれたところ



ハシブトガラス成鳥


目は真っ黒く黒い羽の中では目立たなくなっています。











ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属



◆カラスの一家
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/a1a3bb9ddd61541c948f98dcdfe55809


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カラスも可愛い!

2024年06月20日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)が看板に止まっていました
近くでカメラを構えても逃げません
この機会に 角度を変え何枚も撮らせてもらいました

こうしてじっくり観るとカラスも愛らしい顔をしています
真っ黒な鳥というイメージですが 
光の角度によって羽毛は青みを帯びて美しく見えます














こちらは別個体のハシブトガラスです





ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


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お宝見つけた!カラスさん

2024年05月27日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)が路上に落ちている抜け羽を見つけました
わお!という喜びの声が聞こえてくるようでした
自分の体にもたくさん羽が生えているのに? 
そこへもう一羽のハシブトガラスが寄ってきました







「それ、ボクの落とした羽根だよ、返して」
と言っているのでしょうか?
先に拾ったカラスは知らん顔







先に羽を見つけて拾ったカラスは、柵の上に飛び乗って羽根をほぐし始めました
好奇心旺盛で頭の良いカラスたち なんにでも興味津々なのですね。









ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


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カラスと鳥除け電柱

2024年05月08日 | カラスの仲間

剣山のごとく鋭いトゲトゲが並ぶ電柱の脇に一羽のハシブトガラス(嘴太烏)
賢いカラスは、このトゲトゲの間に食べ物を貯食することがあります
他の鳥が寄り付かず横取りされる恐れがないため活用しているのでしょう

写真をよくよく見ると 従来の電線の上に細いワイヤーが張られているのがわかります。
実はこれも鳥除け設備の一種
「電線の上に細いワイヤーを張ることで鳥は止まりにくくなる」とのことですが・・・




ご覧の通り、カラスは細いワイヤーと電線をまとめて掴んで止まっています。
この仕組み、カラスやトビなど大型の鳥には効果がないようですね。
もともとムクドリなど大群で止まる鳥への対策が主だと思われます。





むしろカラスにとってはありがたい仕掛けかもしれませんね?
お気に入りの電柱をムクドリの群に占領されることなく独り占めできて快適?






ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
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ハシボソガラス ハシブトガラス 比べて見よう

2024年01月13日 | カラスの仲間

ハシボソガラス(嘴細烏)ハシブトガラス(嘴太烏) 見比べてみました

まずハシボソガラス(嘴細烏) 
クチバシが細め、特に上のクチバシの湾曲がゆるやか 
額に出っ張りがなくなだらかにクチバシへ続いています
※羽毛を膨らませていると「でこっぱち」に見えることもあるので要注意



つづいてハシブトガラス(嘴太烏)↓
クチバシが太く、特に上のクチバシの湾曲が大きい、
額が出っ張ていて「でこっぱち」に見えます



ハシボソガラス







ハシブトガラス




何を咥えているのか??と拡大して見たらウィンナーソーセージの欠片!
お弁当を食べた人の落とし物をのベンチの下で拾ったのでしょう。




ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属

ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属



◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別  日本野鳥の会東京
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column4/



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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カラスの宝探し

2023年12月04日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)が桜の樹皮の間に何かを隠しました

私に観られていると悟ったのか パッと離れて知らん顔をしていますが
確かに、この目で隠すのを目撃しましたよ






カラスにも「貯食」の習性があることが知られています
食べ物を多く得られた時にいろいろな場所に隠しておいて、食べ物が少ない時に取り出して食べます。



↓ 下の写真のハシブトガラス 折れた枝の間からビスケットのようなもの取り出して食べました。
  私がベンチでカロリーメ〇トを食べている最中だったので、カラスもおやつタイム??


あっという間にパクっと一口で食べてしまいました。
(暗い樹下でビスケットをくわえた瞬間はピンボケになってしまいました)





公園のハシブトガラス
鳩にパンを与えている人を目ざとく見つけて飛んできました。


このカラスも、パンを食べずにくわえて遠くへ飛び去っていきました。
どこか秘密の貯蔵場所に、隠すつもりなのかもしれません。




ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆特集 カラス再発見 日本野鳥の会
https://mobile.wbsj.org/nature/kyozon/karasu/yacho99/621.html



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。


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カラスVSトビ 空中戦

2023年11月02日 | カラスの仲間

高く青い秋の空で、カラスとトビが空中戦をはじめました。
どうやらカラスの縄張りにトビが侵入した模様。
小回りの利くカラス、繰り返しトビに攻撃を仕掛けます。










遥か上空で繰り広げられる空中戦
現地では、防戦一方に見えたトビでしたが、
帰宅後、写真を確認すると、何度も爪をカラスに向けて応戦していました。





トビは輪を描くように飛びながら、遠くへ飛び去っていきました。





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カラスの母子

2023年07月25日 | カラスの仲間

巣立ち後間もないカラスのヒナに親鳥が付き添っていました
両親揃った姿を見比べ小柄なので母ガラスと思われます
父ガラスは食べ物を探しに出かけて行ったのでしょう
空腹で待ちきれない子ガラスは、何度も切なげに鳴いています















ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


6月下旬の撮影
我が子をなだめる母ガラスの優しい姿 今も心に残っています。
今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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カラスの一家

2023年06月23日 | カラスの仲間

公園の林でハシブトガラス(嘴太烏)の一家に会いました。

親ガラスが3~4羽の巣立ち雛を連れているようでした。
子どもたちはクチバシのつけ根がピンク色。
顔つきもあどけなく子どもらしい雰囲気です。






こちらは親ガラスと思われます。
↑ 左のカラスの方が体がいくぶん大きく見えますね。お父さんカラスなのでしょうか?




切り株の上に一羽の子ガラス




上の一家とは別のカラスです。
木の枝をくわえて遊んでいるのか?巣材にするのでしょうか??


煙突にカラス


カラスは煙突のてっぺんに止まって、煙で羽をいぶすような行動を取ることが知られています。
羽についた寄生虫を駆除するため、羽を乾かすためなどの理由が考えられているそうです。
夏なので、写真の煙突は使われていませんが、このカラスにもそんな意図があったのでしょうか?




ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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ハシボソガラス? ハシブトガラス?

2023年05月22日 | カラスの仲間

ハシボソガラス(嘴細烏)ハシブトガラス(嘴太烏)
公園や住宅街でも身近に観られる二種のカラスです。

実は、私は両者の見分けが得意ではありません。
撮影する時に「カラス」とだけ認識して、動きや表情にばかり注目してしまうせいでしょうか?
帰宅して画像を確かめるたび 「どっちなんだろう??」と迷うことしばしば。
みなさんは、ハシブトガラスとハシボソガラスの見分け、ばっちり!ですか?











ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属







◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別
  日本野鳥の会 東京
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今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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がんばれカラス!猛暑に負けるな

2022年07月29日 | カラスの仲間

来る日も来る日も うんざりするほどの猛暑が続いています。

厳しい暑さの中 野鳥たちもクチバシを開けて体温調整している姿が見られます。
特に全身真っ黒なカラスは、見た目にも暑そうですよね。

大木が茂る公園の一角 炎天下から木陰に入ると心も体もほっとします。
ここはカラスにも憩いの場になっているのでしょう。
ぴょんぴょんと跳ねるハシボソガラスの濡れたように黒い眼が印象的でした。






ベンチの板の隙間から、何か取り出して食べました。
拡大してみると、キャットフードか何かのように見えました。
この隙間を食べ物の貯蔵庫として利用しているのでしょうか?



ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属



ブラックパール  葉の黒いサルスベリの園芸種


艶のある黒い葉に白い花が映えて異彩を放っていました。



切株に生えてきたキノコ

無惨に切り倒された大木が、新しい命をはぐくんでいました。
各地の公園で木々の伐採が行われています。
ここまで太い幹に育つまで、どれほどの年月を要したことでしょう・・・
撮影地の明石公園も市民の反対の声が大きく、伐採事業は一時中断されています。


最後まで見ていただきありがとうございました。
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カラスの兄弟 続々登場!

2022年06月12日 | カラスの仲間

都市公園の巨木の林でハシブトガラスの親子を見かけました。

木の葉から昆虫らしきものを獲って与えた親ガラス
子ガラスは真っ赤な口を開けて「おかわり!おかわり!」


もう一羽の子ガラスも飛び移ってきました。
親ガラス(写真右)はつれない素振り
この直後にどこかへ飛び去っていきました。



2羽の子ガラスの元へ、もう一羽の子ガラスが
ハシブトガラスの兄弟は三羽ガラス?



さらにもう一羽子ガラスが飛んできて 全部で4羽
4羽の雛をここまで立派に育てた親ガラス 子育てのベテランなのでしょうか。




二羽の子ガラス 見よう見まねで木の葉から虫を探し始めました。
何か見つけ出せたようですね?



別の一羽は、立ち枯れが木から何か見つけ出して食べました。
ほんの小さな虫のようですが、自力で見つけたことが重要です。


ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属



このカラスの親子に会う前に、薄暗い林の中にカブトムシの亡骸が10個ほど落ちていました。
生前の姿をとどめているものもありますが、大半は中身が食べられていました。


いったい誰がこんなことを?と首をかしげていましたが、
親ガラスが4羽の兄弟に与えたと考えれば納得がいきます。
カラスは硬い部分は残してカブトムシやクワガタムシを食べるそうです。

それにしても、すでに6月からこれほどの数のカブトムシが発生しているとは!
うっそうとした木々の中からカブトムシを見つけ出せるカラスの能力もすごいものです。

◆東京大学大学院農学生命科学研究科 カブトムシを食べたのは誰?
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140310-2.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。



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足環をつけたカラス 一年ぶりの再会

2022年01月05日 | カラスの仲間

冬になると公園に集まるカラスの数が増えます。

↑ 一枚目の写真は、クスノキの実を食べにきたカラスです。
熟した柿やナンキンハゼの白い実、クロガネモチ、トウネズミモチなど
   冬の公園にはいろいろな木の実が豊富になっています。

そんなカラスたちの中に足環をつけたカラスが一羽。
ほぼ一年前に「どこから来たの?足環をつけたカラス」と題して
ブログに写真を載せた あのカラスに違いありません。




カラスを見かける度、足環を確認していたのですが あれ以来、見つけることはできませんでした。
どこか遠くへ飛んで行ってしまったのか、
あるいは野生に戻って生き延びることができなかったのでは、と心のどこかで諦めていました。


足環や目立った身体的特徴がないと どのカラスも同じように見えてしまいます。



公園を訪れる人から食べ物をもらうこともあるのでしょう。
他のカラスに比べて 人との距離が近いです。

右足の後ろ指が、足環のリングの中にすっぽりはまってしまっています。
革製の足環は一年間風雨にさらされて伸びてゆるんでいるようです。

柵や木の枝に止まる際も、特に不自由はない様子でしたが、やはり不憫に思えます。


ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


一年前に掲載した足環をつけたカラス





◆どこから来たの?足環をつけたカラス
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/9c5e64f8d731d476d5d14cf3bb0ae1a6


最後まで見ていただきありがとうございました。

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カラスの玩具? それは何?

2021年10月26日 | カラスの仲間

カモやドバトに笑顔で餌をやる親子さんの向こうに 一羽のカラスが舞い降りました。
カラスも食べ物が欲しくてやってきたのだろうか?と思いつつ眺めていると・・・

どこから取り出したのでしょう?不思議な形の「何か」をくわえて一人遊びをはじめました。
妙~な形にくねくね曲がったこの細い物は、いったい何でしょうか?






カラスがくわえている物はいったいなんでしょうか?



トリミングで拡大してみました。
おもしろい形の木の枝? ひょっとして、ミミズの干物???



手すりのうえで「何か」をしっかりくわえなおした後、カラスはどこかへ飛び去って行きました。




そういえば、何年か前にも同じ公園で似たようなものをくわえて楽しそうにしていたカラスがいました。
いかにもうれしそうに得意げに 何かをくわえていた表情が記憶に強く残っています。
たしかブログにも載せたはず・・・と探して見ると、ありました!


2015年の秋に撮影
ひょっとしたら、あの時のカラスと同じ個体だったりして・・・?



ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


最後まで見ていただきありがとうございました。

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