気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオアシシギ、コサギ、朝陽を浴びて…

2016年12月31日 | シギの仲間
2016年も大晦日を迎えました。

最後を飾るのは、初めて早朝撮影に臨んで写したアオアシシギとコサギです。
このアオアシシギ2羽の写真は前にも掲載しましたが、コサギは初登場。


日が昇る直前に自宅を出発し、ちょうどいい時間に目的地に。


めったに立てない三脚を使っての定点撮影でした。


後日、この場所でタカブシギ、クサシギ、オジロトウネン、トウネン、ヨーロッパトウネンとも出会えました。
まさに「早起きは三文の得」を実感する経験となりました。


来たるべき酉年、野鳥たちのように時に悠然と、時に粘り強くコツコツと暮らして行きたいものです。

今年一年も鳥撮り初心者のブログを見て頂き、ありがとうございました。
たくさんのコメントやアドバイスを頂きながら一年間、続けることができました。
来年も引き続き「気楽に鳥&撮り歩き」をよろしくお願いします。

みなさまもどうぞ良いお年をお迎えください。
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カッコウ?ツツドリ? トケンの幼鳥2羽

2016年12月30日 | カッコウの仲間
2016年・強く印象に残った鳥たちシリーズ、本日はトケンの幼鳥2羽が登場です。

ホトトギスを漢字変換すると不如帰、時鳥、杜鵑と出てきます。
その中のひとつ『杜鵑』はトケンと読むので、ホトトギスの仲間をトケン類と呼ぶそうです。


いつも静かに座っていると近くに飛んできてくれました。


何度もストレッチ。こういう寛いだ姿を繰り返し見せてくれました。


カッコウなのかツツドリなのか?赤型なのでメスのようです。


女の子らしいしぐさと顔つきの可愛い子でした。


後頭部には白斑も見えますが・・・?


勝手に「トケンちゃん」と呼んで、会うたびに親しみを感じていました。





こちらはカッコウの幼鳥らしき一羽。


とても活発で、イモムシを何匹もつかまえて見せてくれました。


この子も静かに座っていると至近距離まで寄ってきてくれました。


何か話しかけられているような気がすることも度々でした。




普通のトケン類は、枝に隠れてなかなか撮らせてくれないようですが、
最初にこんな愛想の良い子達に出逢ってしまうと簡単に撮れると錯覚してしまいそうです。


何度も通って、顔なじみになった気分。すっかり情がうつってしまいました。



2羽とも無事に渡りを終えて、来年、立派な成鳥になって戻ってきてくれることを願っています。

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ナポレオン&アメリカン!

2016年12月29日 | カモ 2016秋~
年末年始は、今年、出逢った中で特に印象の強かった鳥たちの写真を掲載してみます。
まずは、これまででもっとも近くから撮れたヨシガモのオス。


ナポレオンハットに例えられる大きな頭部。


静かに羽のお手入れ。自然な表情を見せてくれました。


華麗なオスのヨシガモですが、やはり鴨らしい愛嬌たっぷりの表情も♪



11月下旬に、大阪へプチ遠征して初見&初撮りしたアメリカヒドリのオス。


羽ばたく姿も華麗です。



鳥見の大先輩から貴重な情報を教えて頂き、ようやく撮ることができました。
本当にありがとうございました。


ヒドリガモとアメリカヒドリのオスが、すれ違う瞬間でした。

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魚を食べるオオハム

2016年12月28日 | アビの仲間
引き続き、オオハムの登場です。


アビが捕食するのは主に小魚のようですが、大き目な獲物をゲット。


スルッと一飲みかと思ったら、ちょっと持て余し気味。


魚も必死に逃れようともがき、エラを拡張していました。


どことなく上品さが漂う食べ方でした。
さすが神の使いと呼ばれる鳥?^^;


ようやく魚の頭部を口におさめました。


スルッと喉越し?


ふーやれやれ・・・


Black-throated Diver、と呼ばれるだけあって潜水に適した体つきですね。

「アビ漁」と聞いて、最初は鵜飼いのような手法を想像していましたが、、
鳥たちは、縄で繋がれることなく、自然な状態で海を泳ぎ回って潜水して小魚を捕食し、
漁師はそのまわりで大きな魚を釣り上げていたようです。

オオハム達の恩恵にあずかっていた時代、人々はこの鳥を手厚く保護していたのでしょうか。

オオハム(大波武) Black-throated Diver 全長 約72cm
和名は、魚食=うおはみ、を語源とし、潜水して魚を捕らえる生態をあらわしているそうです。


ウィキペディアのアビの項目に、アビ漁に関する記載がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%93

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オオハムは神の使い?

2016年12月28日 | アビの仲間
12月上旬に撮影したオオハムです。
近場の漁港に2羽が渡来して話題を呼んでいました。


野鳥図鑑には、冬羽では、頭から体の上面は黒味の強い褐色と書かれていますが、
羽縁に白い部分が目立つので、幼鳥なのでしょうか?

  
翼開長120cm前後、大型のアビ類です。


沿岸部で見られるのは珍しいのかと思っていましたが、
調べてみると、かつては冬の瀬戸内海にアビ類の大群が渡来していたそうです。


体下面は、まぶしいほどの純白です。
遠目には、カワウのように見える体格でした。


ようやく2羽揃った場面が撮れました。


ユリカモメと比較してこの大きさです。


実際には生き生きとして可愛らしい姿を見せてくれるのですが、
時折、人間っぽくも見えてドキッとさせられました。


顔が白いせいでしょうか、博多人形や浮世絵の面長の美女を彷彿とさせます。
そんな印象が強調される写真が多く撮れていました。


海の恵みをもたらす神の使いとも考えられていたのは、この容貌の影響もあるのでは…と、ふと、考えてしまいました。


次回は、オオハムが魚を捕食する場面を掲載します。

オオハム(大波武) Black-throated Diver 全長 約72cm
和名は、魚食=うおはみ、を語源とし、潜水して魚を捕らえる生態をあらわしているそうです。


アビ類のこの習性を利用したアビ漁が瀬戸内海で古くから行われてきたそうです。
アビ類に追われた小魚をねらって寄ってくる鯛を漁師が吊り上げる漁法で、
元禄時代から「鳥持網代」(とりもちあじろ)と呼ばれていました。

広島県呉市沿岸海域は、人と鳥の共生の貴重な事例として、
「あび渡来群遊海面」の名で昭和6年に国の天然記念物にも指定されました。

高級魚をもたらしてくれるアビ類は神の使いとも考えられていましたが、
アビ漁に利用されていた鳥は正確にはアビではなく、
主にこのオオハムやシロエリオオハムだっだようです。
残念なことに、様々な要因からアビ類の渡来数が激減して
アビ漁は、昭和60年代に途絶えてしまったそうです。

参考文献:『日本野鳥歳時記』ナツメ社


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コブシの実を食べるツグミ

2016年12月27日 | ツグミの仲間
コブシの木に一羽のツグミが止まっていました。
時々、上空の一点を見つめるような姿勢を取ります。





どの実を食べるか、選んでいるようでした。


ひとつ食べました。


もうひとつ。


またもや、どこか遠くの一点を見つめています。


天敵を警戒しているのとは、ちょっと違う印象を受けました。


ツグミは、私には聞こえない声を聞き、私には見えないものを見ているかのようでした。


やがてツグミは、見つめていた方向へ一直線に飛び去っていきました。

今年は、去年に比べてツグミが少ない印象です。

連日、12月に撮影した在庫の写真を投稿しています。

ツグミ(鶇) Dusky thrush 全長・約24cm

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師走のカモたち

2016年12月26日 | カモ 2016秋~
年末カモ特集第二弾。
トップバッターはコガモ夫妻。




アナタ~まってぇ~


コガモ(小鴨)  Common Teal 全長 約38㎝



別の池にはオカヨシガモの小群が。
こちらの二羽はつがいでしょうか?


小粋なオカヨシガモのオス、流し目にドキ♪


ゆったり羽のお手入れ。


他に人のいない池ばかりで、カモたちは自然な姿を観察させてくれました。


オカヨシガモ(丘葦鴨)Gadwall 全長 約50㎝



岸から遠いところに一組だけヨシガモのつがいがいました。


ナポレオンの流し目にドキッ!

ヨシガモ(葦鴨)  Falcated duck 全長 約48㎝


幹線道路わきの池、浮の上で羽を休めるハシビロガモたち。


池の中央では、カルガモたちもお昼寝中。
羽ばたいているのは、ハシビロガモでしょうか?

ハシビロガモ(嘴広鴨) Shoveler    全長 オス約51cm メス約43cm
カルガモ(軽鴨) Grey duck、Spotbill duck   全長 約60cm


暖冬で閑散としていた昨年とは打って変わって、今年はたくさんのカモたちが近場で観察できます。
こまめに池に通って少しずつ撮影した中から、特に気に入っている写真を選んでみました。

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アイアイサー!ミコアイサー!

2016年12月26日 | カモ 2016秋~
カモの中では、動きがすばやく警戒心も強そうなミコアイサ。


越冬地・日本の環境に慣れて来たのか、
岸辺近くに寄ってくる姿をチラホラ見かけるようになりました。


たまたまかもしれませんが、度胸のあるメスが多いように感じます。




繁殖羽になりかけのオス、ウトウトお昼寝中。


メスの茶髪も綺麗ですね。


看板か何かの人工物も、水面に色が滲んで映るとちょっときれいですね。


たいていは、こうして群れになって泳いでいます。


「アイアイサー!ミコアイサー」というタイトルは語呂合わせというか、
半分以上ダジャレですが、残りの半分は、ちょっとマジメ。


アイアイサー!日本ではちょっとおどけて使うことの多い言葉ですが、
英語では Aye, aye, sir !
軍隊で上官の命令に対して「了解しました」というかしこまった返答なのだそうです。


広い池を縦横無尽に移動するミコアイサの群れ。
なんだかミコアイサ軍団と呼びたくなるような眺めです。

ミコアイサ(巫女秋沙) Smew
全長 オス約44cm メス約39cm


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チョウゲンボウ、飛んだ!

2016年12月25日 | 猛禽類
私の背丈より低い位置から、チョウゲンボウが飛び立ちました。


絶好のチャンス到来。



高い所を飛ぶ猛禽類は、なかなか写せませんが、この高さならなんとか。


何か獲物をつかまえたようです。


翼の色からして、メスでしょうか?


オチリ、丸見え!
鳥のお尻のキュートさが好きな方も少なくないようです。もちろん私も(^.^)


まぁ!失礼な!
正面顔。目から涙といっしょにマスカラが流れ落ちているような模様ですね。




鋭い、というより可愛らしいと表現したくなる大きな目。


野鳥撮影を始めるまで、これほど身近にいろいろな猛禽類がいると思いもしませんでした。


まだまだ観察するのが精いっぱいで、なかなか撮影にいたりませんが、少しずつ猛禽類の写真も増えてきました。



チョウゲンボウ(長元坊) Common Kestrel
全長・33~38cm  翼開長・69~76cm


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紅い鳥を探して…

2016年12月24日 | アトリの仲間
先日、まだ見ぬ紅い鳥を探して初めてのフィールドに出かけました。
地名だけ教えて頂いて、詳しいポイントも知らないままの行き当たりばったりの探鳥でしたか、運よく見つけることができました。


逆光気味のブッシュの中という悪条件ですが、初見初撮りベニマシコです。


おいしそうに食べているのは、アキニレの実(種子)でしょうか??


あまり猿には似ていないように思います。
インコ系の顔立ちのような?


順光だとこんなに綺麗な紅色です。
まさに、Long-tailed Rosefinchという英名の通りですね。
来年がんばってもうすこし綺麗に写せたら、と思います。


こちらの茶色っぽいのはメスでしょうか?


残念ながら草被り^^;
できるだけ自然な姿の野鳥を撮るのも目標のひとつなので、まぁ、いいかなぁ…と、負け惜しみ半分で(^^ゞ


頭のてっぺんの羽が一本逆立っているユニークなお嬢さんでした。


ベニマシコ(紅猿子)Long-tailed Rosefinch
全長約15 cm、


一番最初に見つけたメスは、目の前のとても良い場所止まってくれたのですが、
嬉しさと興奮のあまりレンズキャップを外し忘れて、シャッターチャンスを逃してしまいました(~_~;)
写真は残りませんでしたが、初遭遇の感動は鮮明に胸に刻むことができました。



今日はクリスマスイブなので、ポインセチアの花を載せてみました。
クリスマスソングと聞いて、真っ先に浮かぶのはこの曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=b2L8qTKD6S4

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モズ、モズ、モズ

2016年12月23日 | モズ
それぞれ別の場所で撮影したモズたち。
カメラに対する反応に、それぞれの性格が表れています。


このモズ男くんは、近くから撮影してもどっしり構えて余裕のポーズ。


こちらのモズ子さん、人の気配を感じて、即、枝の間に身を隠します。


少し待っていると、全身が写るところに出て来てくれました。


いちばん絵になる場所に止まっていたモズ男くん。


ラクウショウの紅葉を背景に入れようと企てましたが、警戒心が強く近寄らせてくれません。

簡単には人間の思い通りにはならないのが、野鳥撮影の面白さでもありますね。

モズ(百舌、百舌鳥) Bull-headed shrike
全長 約20cm


Bull-headed は「がんこな、がむしゃらな」 shrike=モズ

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イソシギ、紅葉の池に…

2016年12月23日 | シギの仲間
ラクウショウの紅葉が映る池に、イソシギが一羽。


身近な場所で一年中見られるイソシギですが、なかなか良い場所で撮るチャンスに恵まれませんでした。


野鳥撮影を始めて最初に写したシギなので、親しみを感じています。




シギ類の中では、足が短めでコロッとしているのも親しみがわきます(^^)


次回は、名前の通り磯辺で逢いたいです。

イソシギ(磯鷸) Common sandpiper
全長・約20cm


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ズグロカモメとユリカモメの違い

2016年12月22日 | カモメの仲間
ズグロカモメとユリカモメ、よく似ているので間違えやすいと聞くので比べてみました。
ズグロカモメは、飛びながら「キュキュッ」「ピュ」などと甲高い声でよく鳴きます。


背面の翼


ズグロカモメの全長は約32cm、ユリカモメは約40㎝。
ズグロカモメの方がひとまわりほど小さいのですが、実際に両方同時に比べてみないとなかなか実感できません。


やはりクチバシが黒いのが一番わかりやすい違いでしょうか。



ズグロカモメ(頭黒鴎) Chinese black-headed gull
全長 約32cm 翼開長85~91cm


ズグロカモメは、中国大陸の東海岸など限られた地域でしか繁殖しておらず総数は一万羽にも満たないと言われているそうです。



続いてユリカモメ

純白の尾羽がまぶしいほどきれいです。
朱色のクチバシが目立つので、ズグロカモメと見分けがつきやすいですね。



ユリカモメの鳴き声はギャウギャウとにぎやか。特に食べ物をもらう時は迫力があります^^;





ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull
全長 約40cm 翼開張 約93cm


夏羽になると、ユリカモメもズグロカモメも頭部が黒くなるそうですが、まだ見たことがありません。


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ウミネコだってカモメである!

2016年12月22日 | カモメの仲間
年の瀬も押し迫ってまいりましたが、朝からさっそく画像と心の整理。
下書きのまま投稿の機会がなかったウミネコの登場です。


秋の台風一過の後、港に行って撮影しました。
波が高かったせいか港に入ってくるウミネコが多かったです。
上空を厚い雲の塊が猛スピードで流れていたのを思い出しました。


カモメの仲間は、成鳥の羽になるまで2年から4年ほどかかるそうですね。

そのためウミネコにもいろいろな羽色のものがいます。
それぞれ違う種類の鳥だと思って眺めている方をよく見かけます。


上の二枚とは別の鳥。尾羽が白っぽいですね。

日本野鳥の会のこのページに詳しい解説があります
ウミネコ 幼羽
http://www.birdfan.net/bw/hint/anzai/032.html


台風の直後には珍鳥が入ることもあると聞いて、海辺に行ってみましたが、
波止場の堤防の上はウミネコらしき鳥で満員電車のようにぎっしりみっしり。千の単位になりそうなほど数百羽。
初心者の私には、珍しいカモメが紛れていても判別不可能な状態でした。
とりあえず、空いている場所にいたのを写してきました。


降りるからつめて~

ここはもういっぱい!よそへ行ってよ
え~~~?

知らん。もう降りちゃうもんね

狭くなった!  いま羽がぶつかっただろ!  アブナイだろ!
近隣トラブルにはご注意を^^;

ウミネコ(海猫)Black-tailed gull
全長・約47㎝ 翼開長・約125cm

成鳥の尾に明瞭な黒帯があるのが英語名の由来になっているのですね。

以前のウミネコとユリカモメの記事
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/6a5d0ffdb09f5d20a55da009cc823851

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人生いろいろ カモいろいろ

2016年12月21日 | カモ 2016秋~
いろいろなカモさん達の写真が溜まってきたので、今回は年末カモ特集第一弾です。
トップバッターは、オカヨシガモ♂とハシビロガモ♂。


横顔も正面顔も新幹線~♪俺のが速いぞ~♪


岸辺では、密かにカメラ目線のホシハジロ♂、ご機嫌なヒドリガモ♀、もう一羽はスズガモのオスでしょうか?


種類は違っても、仲たがいすることなく、のんびり日光浴を楽しんでいます。


ヒドリガモの小群。ゆっくりと漂うように泳いでいきます。


対照的に、潜水と浮上を繰り返してせわしないのが、ミコアイサの群れ。


蓮池の浅瀬にはオナガガモたち。オオバンもいっしょです。


蓮の葉がパラソルのようですね。


実際、カモたちは蓮の葉を活用しているように見えました。
傘のように大きな葉の下でお昼寝。
こうすれば上空の猛禽類に見つかりにくいので安眠できるのではないでしょうか?


オカヨシガモ♂ものんびり羽のお手入れ。


大きな蓮の葉影で、オカヨシガモのペアがくつろいでいました。

冬の間中、あちこちの水辺でカモたちの多彩な姿を見ることができます。
風が吹いて寒い時でも、ほっこり気持ちをあたためてくれる愛嬌たっぷりのカモたちです(^^)
人生いろいろ。ただ平凡に普通に生きているだけで日々、ツラいこともありますが、
野山や水辺で野鳥たちを見て撮っているひと時、純粋で楽しいかけがえのない時間です。

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