久しぶりの夏台風が去った。
台風一過の青空とはいかないが、過ごしやすい気温となった今朝、
散歩で足を伸ばしたのは津幡小学校である。
そこで「今日の一枚」…真新しいプラタナスの切株を見つけた。
撮影場所は、小学校の校庭に隣接する町の常設相撲場そば。
以前、8月1日に投稿した「社会人相撲選手権」の土俵を望む地点である。
僕が子供のころからそこにあり、グラウンドを見守り続けてきたプラタナス。
春から夏にかけては、大きな葉を風に揺らし、
秋には、その葉を美しく黄色に染めて地に堕とす。
初冬になると、落葉した枝から沢山の小さな果実が下がり、
そこからさらに小さい毛鉤のような実が散らばっていく。
傍を通るたびに季節の移り変わりを実感させてくれた。
切株の年輪を数えてみたところ、少なくとも50年は経過しているらしい。
画面の反対側では、新しい校舎の建築が進み、
校庭と新校舎を結ぶ空中回廊がほぼ完成。
辺りの風景は、徐々に変わり始めている。
ちょうど通り道に立つプラタナスの立ち木は、
やがて、新しい道を通すために撤去される運命なのかもしれない。
だが、伐採された幹からは、まだ青々とした香りが漂っていた。
体の大半を切り落とされてなお衰えない生命力…。
「俺は、まだ死んでいないぞ。」
物言わぬ木の叫びが聞こえた。
台風一過の青空とはいかないが、過ごしやすい気温となった今朝、
散歩で足を伸ばしたのは津幡小学校である。
そこで「今日の一枚」…真新しいプラタナスの切株を見つけた。
撮影場所は、小学校の校庭に隣接する町の常設相撲場そば。
以前、8月1日に投稿した「社会人相撲選手権」の土俵を望む地点である。
僕が子供のころからそこにあり、グラウンドを見守り続けてきたプラタナス。
春から夏にかけては、大きな葉を風に揺らし、
秋には、その葉を美しく黄色に染めて地に堕とす。
初冬になると、落葉した枝から沢山の小さな果実が下がり、
そこからさらに小さい毛鉤のような実が散らばっていく。
傍を通るたびに季節の移り変わりを実感させてくれた。
切株の年輪を数えてみたところ、少なくとも50年は経過しているらしい。
画面の反対側では、新しい校舎の建築が進み、
校庭と新校舎を結ぶ空中回廊がほぼ完成。
辺りの風景は、徐々に変わり始めている。
ちょうど通り道に立つプラタナスの立ち木は、
やがて、新しい道を通すために撤去される運命なのかもしれない。
だが、伐採された幹からは、まだ青々とした香りが漂っていた。
体の大半を切り落とされてなお衰えない生命力…。
「俺は、まだ死んでいないぞ。」
物言わぬ木の叫びが聞こえた。
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