ご近所の場外舟券売場「ミニボートピア津幡」は大いに賑わった。
ビッグレースが相次いだ年末はもちろん、
一般戦開催の年始も、人波が引きを切らない。
この画像は一昨日(1月3日)に撮影。
駐車場は車で一杯。
建物内も人で一杯。
僕のようなオッサンだけじゃなく、カップル、若者達の姿も目立つ。
・・・どうやら「競艇界」は、今、潤っているようだ。
1月3日の「スポーツニッポン」に掲載された小さな記事。
最盛期には及ばないが、バブル崩壊、リーマンショック時の落ち込みからすれば、
V字回復と言える。
結構な事だが、気になるのは「(本場)来場者」の数字が載っていない点だ。
売上にインターネット投票が果たした貢献は大きい。
条件と環境が整っていれば、いつでもどこでも舟券に投票できる。
便利だし、楽しめると思う。
しかし・・・とも思う。
水面を疾走するボートの迫力。
モーターの音と、排気の匂い。
ピットから伸びた美しい航跡。
黄金に煌めく夕暮れの水飛沫。
これらは、現地で観戦してこそ分かる要素だ。
名物B級グルメに舌鼓を打ったり、歓声に包まれたりするのも、またいい。
余計なお世話かもしれないが、運営側にお願いしたい。
今、ファン獲得のチャンスが到来している。
この機を逃さず、頑張って欲しい。
本場により多くの人を呼び込んで欲しい。
そして、興味を持ったなら、是非、本場へ足を運んで、
「競艇の世界」を丸ごと味わって欲しい。
ちょっとした旅気分の末に辿り着いたそこは、
日常にない「異空間」だ。
レース展開や着順にあれこれ悩んで金を張る。
勿論、掛金を失ってしまうかもしれない。
逆に、思わぬ幸運に恵まれるかもしない。
だが、たとえ見返りが少なくとも「的中」の喜びは大きい。
目の前で「自分が見たかった未来」が現出すれば、
自然と頬が緩むだろう。
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