つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

賭けたり、競ったり、考えたり。

2020年01月05日 10時09分33秒 | 賭けたり競ったり

ご近所の場外舟券売場「ミニボートピア津幡」は大いに賑わった。
ビッグレースが相次いだ年末はもちろん、
一般戦開催の年始も、人波が引きを切らない。

この画像は一昨日(1月3日)に撮影。
駐車場は車で一杯。
建物内も人で一杯。
僕のようなオッサンだけじゃなく、カップル、若者達の姿も目立つ。
・・・どうやら「競艇界」は、今、潤っているようだ。

1月3日の「スポーツニッポン」に掲載された小さな記事。
最盛期には及ばないが、バブル崩壊、リーマンショック時の落ち込みからすれば、
V字回復と言える。
結構な事だが、気になるのは「(本場)来場者」の数字が載っていない点だ。

売上にインターネット投票が果たした貢献は大きい。
条件と環境が整っていれば、いつでもどこでも舟券に投票できる。
便利だし、楽しめると思う。
しかし・・・とも思う。

水面を疾走するボートの迫力。
モーターの音と、排気の匂い。
ピットから伸びた美しい航跡。
黄金に煌めく夕暮れの水飛沫。
これらは、現地で観戦してこそ分かる要素だ。
名物B級グルメに舌鼓を打ったり、歓声に包まれたりするのも、またいい。

余計なお世話かもしれないが、運営側にお願いしたい。
今、ファン獲得のチャンスが到来している。
この機を逃さず、頑張って欲しい。
本場により多くの人を呼び込んで欲しい。

そして、興味を持ったなら、是非、本場へ足を運んで、
「競艇の世界」を丸ごと味わって欲しい。

ちょっとした旅気分の末に辿り着いたそこは、
日常にない「異空間」だ。

レース展開や着順にあれこれ悩んで金を張る。
勿論、掛金を失ってしまうかもしれない。
逆に、思わぬ幸運に恵まれるかもしない。
だが、たとえ見返りが少なくとも「的中」の喜びは大きい。
目の前で「自分が見たかった未来」が現出すれば、
自然と頬が緩むだろう。

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