つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

勝発笑美先。

2020年01月11日 21時55分25秒 | 日記

ここ数日続いた雨が上がった今朝、
喜び勇んで出かけた散歩にて「津幡中学校」に立ち寄った。

ここは僕の母校である。
だが、通学していた当時とはすっかり様変わり。
懐かしい風景は、記憶の中にしか残っていない。
それも致し方のないことだ。
卒業から、40年近くが経つのだから。

校舎に近づくと、窓の「貼紙」に目が留まる。

利-活顔-化-手。
「勝発笑美先(かっぱえびせん)」が、今年度の生徒会スローガンらしい。
実に微笑ましい。
・・・『長い間食べていないな「カルビーかっぱえびせん」』と思い、
「あの味」を思い出し、生唾を飲んだ。

さて、同校HPには詳しい沿革が掲載されている。

昭和23年4月1日 :津幡町中条村学校組合立津幡中学校として設立。
昭和30年8月25日:鉄筋コンクリート3階建 新築落成。
昭和43年9月16日:完全給食開始。
昭和46年7月3日 :校内放送設備更新。
平成11年4月1日 :津幡南中学校と分離。
平成14年2月8日 :新校舎改築移転。

抜粋したのは、ほんの一部。
たいへん丁寧に、時系列を追って記録してある。
どれも簡潔な箇条書きながら、
その「シーン」を想像すると楽しい。

設立間もない、旧木造校舎。
真新しい鉄筋校舎を見上げた感慨。
始めて給食を囲んだ喧騒。
スピーカーから流れる音や声を聞いた驚き。
級友との別れ。
現校舎での晴れがましい入学式。

学び舎を舞台にした少年少女たちのドラマは、
一体どんな様子だったのだろう。

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