「今日の一枚」は、津幡中央銀座商店街にある「元・カジマート中央店」。
画面左側、段ボール箱が積まれた奥、
車の左手の壁には「野菜」の文字。
ここが、かつて店舗だった事が分かる。
そして、かつては近隣で唯一の複合小売店だった。
昭和40年代…カジマート中央店は、連日の大繁盛。
その賑わいの中に、時折、僕もいた。
目線近くを行き交うのは、主婦たちが手にした買い物カゴの群れ。
辺りに響く笑い声。
世間話の言葉の応酬。
威勢のいい売り子の掛け声。
出来立ての惣菜の香り。
心躍るお菓子売り場。
コーナーに立つ販売員の勧誘。
その空間に身を置くと、僕の目や耳に鼻に、色んな情報が一度に飛び込んでくる。
また、まだマイカーが珍しかった頃。
歩道には、何台もの自転車が並び、
時折チリンチリンと鳴る自転車のベルの音も聞こえた。
雑多でパワフル。
まさに市場の「喧噪」だった。
…しかし、今流れる時間は「静寂」。
人々の交通手段は自動車になり、買い物の拠点は郊外へ移転。
役目を終えた「元・カジマート中央店」を訪れる者は、いない。
画面左側、段ボール箱が積まれた奥、
車の左手の壁には「野菜」の文字。
ここが、かつて店舗だった事が分かる。
そして、かつては近隣で唯一の複合小売店だった。
昭和40年代…カジマート中央店は、連日の大繁盛。
その賑わいの中に、時折、僕もいた。
目線近くを行き交うのは、主婦たちが手にした買い物カゴの群れ。
辺りに響く笑い声。
世間話の言葉の応酬。
威勢のいい売り子の掛け声。
出来立ての惣菜の香り。
心躍るお菓子売り場。
コーナーに立つ販売員の勧誘。
その空間に身を置くと、僕の目や耳に鼻に、色んな情報が一度に飛び込んでくる。
また、まだマイカーが珍しかった頃。
歩道には、何台もの自転車が並び、
時折チリンチリンと鳴る自転車のベルの音も聞こえた。
雑多でパワフル。
まさに市場の「喧噪」だった。
…しかし、今流れる時間は「静寂」。
人々の交通手段は自動車になり、買い物の拠点は郊外へ移転。
役目を終えた「元・カジマート中央店」を訪れる者は、いない。
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