つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町の春近し、平成25年・弥生。

2013年03月17日 21時55分01秒 | 草花
年度末、公私に渡りイベント続きのため、なかなかに忙しい。
このブログの投稿も、ついつい滞りがちだ。
しかし、時間が許す限り、愛犬を伴っての散歩には出かけるようにしている。
今朝もおよそ1時間、町内を漫ろ歩き。
幾つか「春めいた光景」に出逢う事ができた。

まず「冒頭の一枚」…「白梅」。
一輪また一輪と咲く奥ゆかしさ。
控えめで甘酸っぱい香り。
可愛らしい女の子を連想させる花だ。
かつて加賀藩を治めていた「前田家」の家紋は「梅鉢」。
梅は金沢市の市の木であり、小松市の市の花。
石川県とは所縁の深い美である。

続いては…

  

膨らみ始めた「桜の蕾」。
撮影場所は本津幡駅前の「一本桜」だ。
卒業、入学、入社など、節目のタイミングに開く桜は、記憶に残る。
数ある花の中で、一番多く歌のモチーフになっているのではないだろうか。
和歌や俳句の時代から、現代のポップソングに至るまで、枚挙に暇がない。
僕も一首。

『桜木の 固く結ぶも あと僅か ほころび誘う シアンスカイ』

そして…

  

暖かな陽気に誘われ「うたたね」。
ツートンの猫は、気持ち良さ気なのである。


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