「今日の一枚」は「白鳥橋詰交差点」角に立つ「ナガオカ電機」。
「カジマートみなみ店」に隣接し、津幡中学校に近く、
学校の行き帰りに毎日目にしていた電機屋さんである。
正しくは漢字で「長岡」と書くが、店舗の表記はカタカナで「ナガオカ」。
この文字を見るたび、僕は、あるブランドを思い描いていた。
@ダイヤモンドを先端に取り付けたレコード針。
@微かに整髪剤のような香りが漂う静電気防止スプレー。
@指になじむ持ち手と、柔らかいベルベット製接地面のレコードクリーナー。
@キャップを回すと揮発性のアルコール臭気漂う針先クリーナー…。
レコード世代の方ならお分かりと思うが、
音楽を聴くシーンにおいて「ナガオカ」は、欠かせない存在だった。
その歴史を紐解いてみると、以下の通りになる。
『昭和15年(1940年)5月にスタートした弊社は、
時計用の部品製作からスタートしました。
その後、「硬い・細かい」物の加工のプロフェッショナルとして、
現在まで半世紀以上の月日を刻んできました。
硬い物の代表といえばダイヤモンド。
1973年にはこのダイヤモンドを先端につけた、
「ダイヤモンドレコード針」の生産を開始しました。
その後1984年には針の生産が 月産で100万本に達しました。
世界中のオーディオファンから、高品質の評価を頂き、
「音のナガオカ」として、高品質ブランドとしての名誉を頂きました。』
(※原文ママ/ナガオカトレーディングHPより)
21世紀の現在もレコード針の製造を行っていて、
ナガオカは、自他共に認める“世界ナンバー1”ブランドである。
…さて、およそ一年前、2010年10月31日に投稿したが、
僕が初めてナガオカのお世話になったのは小学生時代。
アニメ「海のトリトン」のドーナツ盤だった。
一分間に45回転する音盤に針を落とせば、
プツッというノイズと共に、3分間の音宇宙が出現。
♪水平線の 終わりには 虹の橋が あるのだろう
誰も見ない 未来の国を 少年は さがしもとめる
広がる海の かなたから 何が呼ぶと いうのだろう
希望の星 胸にのこして 遠く 旅だつ ひとり
ゴーゴートリトン ゴーゴートリトン ゴーゴーゴーゴーゴー トリトン♪
ナガオカのレコード針が与えてくれた、心地いい初体験である。
「カジマートみなみ店」に隣接し、津幡中学校に近く、
学校の行き帰りに毎日目にしていた電機屋さんである。
正しくは漢字で「長岡」と書くが、店舗の表記はカタカナで「ナガオカ」。
この文字を見るたび、僕は、あるブランドを思い描いていた。
@ダイヤモンドを先端に取り付けたレコード針。
@微かに整髪剤のような香りが漂う静電気防止スプレー。
@指になじむ持ち手と、柔らかいベルベット製接地面のレコードクリーナー。
@キャップを回すと揮発性のアルコール臭気漂う針先クリーナー…。
レコード世代の方ならお分かりと思うが、
音楽を聴くシーンにおいて「ナガオカ」は、欠かせない存在だった。
その歴史を紐解いてみると、以下の通りになる。
『昭和15年(1940年)5月にスタートした弊社は、
時計用の部品製作からスタートしました。
その後、「硬い・細かい」物の加工のプロフェッショナルとして、
現在まで半世紀以上の月日を刻んできました。
硬い物の代表といえばダイヤモンド。
1973年にはこのダイヤモンドを先端につけた、
「ダイヤモンドレコード針」の生産を開始しました。
その後1984年には針の生産が 月産で100万本に達しました。
世界中のオーディオファンから、高品質の評価を頂き、
「音のナガオカ」として、高品質ブランドとしての名誉を頂きました。』
(※原文ママ/ナガオカトレーディングHPより)
21世紀の現在もレコード針の製造を行っていて、
ナガオカは、自他共に認める“世界ナンバー1”ブランドである。
…さて、およそ一年前、2010年10月31日に投稿したが、
僕が初めてナガオカのお世話になったのは小学生時代。
アニメ「海のトリトン」のドーナツ盤だった。
一分間に45回転する音盤に針を落とせば、
プツッというノイズと共に、3分間の音宇宙が出現。
♪水平線の 終わりには 虹の橋が あるのだろう
誰も見ない 未来の国を 少年は さがしもとめる
広がる海の かなたから 何が呼ぶと いうのだろう
希望の星 胸にのこして 遠く 旅だつ ひとり
ゴーゴートリトン ゴーゴートリトン ゴーゴーゴーゴーゴー トリトン♪
ナガオカのレコード針が与えてくれた、心地いい初体験である。
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