つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

歓声が消えた日。

2020年02月28日 07時54分18秒 | 賭けたり競ったり
本日(2020年2月28日)は、競艇の歴史に残る日になるだろう。
日本全国の競艇場と場外舟券売場から、歓声が消えた。

『新型コロナウイルス感染症については、
 日本国内において依然感染の報告が相次ぐなか、
 内閣総理大臣が大規模なスポーツや文化イベントなどについて、
 今後2週間程度、中止か延期、または規模を縮小するよう要請が出されました。
 これを受け、モーターボート競走では、感染拡大防止の観点から、
 2月28日(金)の開催から3月15日(日)までの間、下記の対応といたします。

・競走場及び外向発売所
  窓口での発売・払戻を中止し、
  お客様が競走場内及び外向発売所へ
 入場できない状態での開催とさせていただきます。
・場外発売場
  臨時休業とさせていただき、窓口での発売・払戻を
  中止とさせていただきます。
  <中   略>
 また、今後につきましては、
 事態の推移を踏まえ、引き続き検討し、決定次第お知らせいたします。』
 (※『 』内、BOAT RACE オフィシャルウェブサイトより抜粋して引用

期間中、レースは無観客で行われ、インターネット投票、電話投票のみ発売。
他の公営競技も同様だ。

艇界直近のビッグイベントは「レディース・オールスター」。
人気・実力を兼ね備えた女子レーサー達が一堂に会し、
3月3日のひな祭りを皮切りに覇を競う。
その戦いの行方を楽しみにし、狙い目を考えていたが、
現金・現場投票しか術のない身では、観戦だけになりそうだ。

ご承知の通り「コロナ・ショック」の波紋は大きく広がっている。
実生活に加え、経済面の打撃も深刻だ。
観光、旅行、宿泊、飲食、交通、芸能、娯楽などに携わる方々、
それらに付随する仕事に就く方にとっては大問題。
そして、あらゆる分野へ影響を及ぼしている。
僕にとっても他人事ではない。

こうした自粛風潮や政府指示については、議論百出、賛否両論。
「有識者」「専門家」と呼ばれる人の意見も十人十色。
皆、正体不明の敵に戸惑い、狼狽えている。

世界は目に見えないウイルスがもたらす、見えない恐怖に感染している。

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