「今日の一枚」は、清水八幡神社の「左義長」のスナップである。
本来は1月15日の「小正月」に行われる行事なのだが、
カレンダーの巡りによって、今年は今日・1月16日。
雪が舞い、突風も吹くあいにくの天気の中、
大勢の人たちが訪れていた。
左義長では、正月飾りや書き初めを燃やし、
煙に乗って歳神様が天上に帰ってゆくとされている。
別名「どんど焼き」「とんど」とも呼ばれ、
「どんど焼き」の火で焼いた餅などを食べると無病息災で過ごせる。
書き初めの火が高く舞い上がると、字が上達する。
そんな言い伝えもある。
僕が小学生時代、
ボーイスカウト津幡第一団のカブスカウトだった頃、
同じ場所で、餅を焼いて食べた記憶がある。
毎年、この行事が新年最初の活動だった。
…というのも、清水八幡神社の宮司さんがスカウトの隊長だったのだ。
皆、家から持ち寄ったものを燃やした後、
鏡開きで割ってあった餅の欠片を
竹竿の先の針金に通して、火の上にかざす。
ところが「どんど焼き」の炎は、
風にあおられて方向や勢いが変化し、燃え方が安定していない。
餅を焼くのも結構時間がかかる。
ずっと火を前にしていると、体の火に向かった面だけが熱くなり、
反対側は寒風にさらられて凍えたまま。
時々、持ち手や向きを変えて対応する。
団子位のサイズが拳大に膨らめば焼き上がり。
使う調味料は醤油と砂糖のみ。
凝った味付けはなしだ。
お焦げもご愛敬。
火傷しないように熱々の餅を頬張る。
焼餅の熱が胃の腑に落ちると、芯から温まってきたのを思い出す。
あれは、なかなか美味かった。
本来は1月15日の「小正月」に行われる行事なのだが、
カレンダーの巡りによって、今年は今日・1月16日。
雪が舞い、突風も吹くあいにくの天気の中、
大勢の人たちが訪れていた。
左義長では、正月飾りや書き初めを燃やし、
煙に乗って歳神様が天上に帰ってゆくとされている。
別名「どんど焼き」「とんど」とも呼ばれ、
「どんど焼き」の火で焼いた餅などを食べると無病息災で過ごせる。
書き初めの火が高く舞い上がると、字が上達する。
そんな言い伝えもある。
僕が小学生時代、
ボーイスカウト津幡第一団のカブスカウトだった頃、
同じ場所で、餅を焼いて食べた記憶がある。
毎年、この行事が新年最初の活動だった。
…というのも、清水八幡神社の宮司さんがスカウトの隊長だったのだ。
皆、家から持ち寄ったものを燃やした後、
鏡開きで割ってあった餅の欠片を
竹竿の先の針金に通して、火の上にかざす。
ところが「どんど焼き」の炎は、
風にあおられて方向や勢いが変化し、燃え方が安定していない。
餅を焼くのも結構時間がかかる。
ずっと火を前にしていると、体の火に向かった面だけが熱くなり、
反対側は寒風にさらられて凍えたまま。
時々、持ち手や向きを変えて対応する。
団子位のサイズが拳大に膨らめば焼き上がり。
使う調味料は醤油と砂糖のみ。
凝った味付けはなしだ。
お焦げもご愛敬。
火傷しないように熱々の餅を頬張る。
焼餅の熱が胃の腑に落ちると、芯から温まってきたのを思い出す。
あれは、なかなか美味かった。
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