つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

早朝の水辺で聞いた、夏の音。

2024年08月14日 09時33分33秒 | 日記
                         
拙ブログには度々登場する「河北潟(かほくがた)」。
能登半島の付け根、金沢市~内灘町~かほく市~津幡町、2市2町に跨る水辺だ。
かつては東西4km、南北8kmの大きさで日本海の海水が入り込む汽水湖だったが、
1963年に始まった国営干拓事業、
1980年に設置された防潮水門により完全な淡水に。
面積は往時の1/3まで小さくなったが、今なお県内最大の規模を誇る。

そんな河北潟に「石川県津幡漕艇(そうてい)競技場」が開設され半世紀以上。
1,500メートル×6レーンを有する漕艇コースは日本海側随一と聞く。
先日早朝に訪れてみたところ練習風景に出会えた。



物静かな湖面で聞こえるのは ---
水鳥の羽音と鳴き声。
跳ね上がる魚の水音。
そして、漕艇のリズミカルな掛け声と櫓が水面を叩く音。
夏の河北潟らしいサウンドに包まれながら、しばし見学する。
後ろを振り返ると艇庫の扉が開いていたので、ちょいとお邪魔してみた。







僕は同競技についての知識が乏しいが、
保管されていたのは、おそらく「ナックルフォア艇」と思われる。
細長い流線形の船体はよく磨かれていて美しい。
舵取り1名、漕ぎ手4名の計5名がワンチーム。
息を合わせて滑るように進む様子はなかなかのスピード感である。

この投稿の3日後、2024年8月17日(土)。
(一社)津幡町スポーツ協会主催により「ボートフェスティバル」が開催予定。
対象は小学3年生以上。
参加費が1人200円(保険料含む)。
津幡町スポーツ協会(上記 下線付き赤文字リンク有)に事前申し込みを推奨。
当日受付(8:30~)でも参加可能との事だ。
都合と時間が許せば、足を運んでみてはいかがだろうか。
暑さ対策、水分補給をお忘れなく。
                         
コメント
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