つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

機智に富む電脳は、人智を超えるのか?

2017年06月18日 15時19分19秒 | 賭けたり競ったり
一方が黒、もう一方が白の石を使って、
碁盤の上で互いの陣地を奪い合い、確保したエリアの広い方が勝ち。
2000年以上前に誕生した「囲碁」は、人類史上最も古いゲームであり、
シンプルなルールの中に無限の奥深さを秘めたゲームと言われる。
僕自身は嗜んだ経験はないが、ファンは多い。
発祥地の中国、日本以外にも、韓国、台湾、欧米など、
世界80ヶ国・5000万人あまりが愛好している。
「チェス」に次ぐ人気のボードゲームだ。

ちなみに、わが津幡町の囲碁のレベルは存外高いらしい。

「津幡囲碁クラブ」の設立は、昭和43年(1968年)。
県内外の各種大会で結果を残す強豪だ。
平成17年(2005年)、同クラブが開設した「子ども教室」が功を奏し、
津幡小学校は、小学校囲碁団体戦全国大会の常連となっている。
確かに、プレハブの梁山泊の壁には、沢山の賞状が並んでいた。

また、昨年、新たな囲碁スポットも加わった。

石川県出身の美人囲碁インストラクターが席亭を務める
「会員制囲碁サロン シトラス」である。
場所は、津幡町庄。「住吉神社」の向かい側で分かりやすい。
そのあらましについて詳しくは、同サロンHPをご覧ください。

さて、囲碁界に衝撃が走ったのは記憶に新しい。
最強棋士「AlphaGo(アルファ碁)」に敗れる。
自ら学習し判断して進化する人工知能「アルファ碁」が、
先月末、世界最強とされる中国人棋士に3連勝した。

SFの世界に留まらず「やがてコンピューターは人類を凌駕する」と囁かれてきたが、
いよいよ現実のものになってきたのかもしれない。
事実、自動運転技術、自動音声認識をはじめとした各種ソフト、ロボットなど、
AIが社会生活に入り込んできている。
「アルファ碁」は、その先鋒と言えるだろう。

果たして、わが愛する艇界でも人工知能ツールが活躍する日がやって来るのだろうか?
もしそうなったら、僕はAIに頼るのだろうか?
…多分、答えは「否」。
自分で考え、身銭を切って、責任を背負って賭けてこその楽しみだと思うからだ。
当たるも競艇、当たらぬも競艇。
泣くか笑うかは自分の読みと張り方次第である。
本日は、常滑G2と桐生一般シリーズが最終日。
不確実な未来を確信をもって予想してくるとしよう。

では。
コメント
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