つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

さらば、ダートの密林王。

2017年06月11日 20時42分16秒 | 賭けたり競ったり
きのうの曇天から一転。
よく晴れ渡った空の下で、一頭のヒーローが現役を引退した。
金沢競馬所属の「ジャングルスマイル号(牡11歳)」である。

戦績は、80戦39勝。
8年前、JRAから転入して以来、
「白山大賞典」を除く金沢競馬の四大重賞をはじめ、数々のタイトルを奪取。
地方で収得した賞金は77,644,000円。
名実ともに金沢競馬を牽引してきた。
競争馬の11歳は、大ベテラン。
如何な強者であっても、何時かは幕を引く時がくる。
決して抗えない理(ことわり)と分かっていても、寂しいものだ…。
前走での怪我がキッカケになったと聞いていたが、
引退式の場に出てきた勇姿は、毛並みの色艶もよく元気そうで安心した。
また、金沢を去った後は秋田県で乗馬として余生を送ると知り、心から安堵する。
お疲れさまでした。

さて、その「ジャングルスマイル」が、特に強さを発揮したのが、
金沢競馬四大重賞の1つ「百万石賞」。
今日10Rで第60回競争が行われた。

「前田利家」金沢入場の故事にならって、先導は赤備えの甲冑騎馬武者。
メインスタンド前のステージでは、賑やかな催し。
普段は録音した音源で済ませるファンファーレも、オーケストラアンサンブル金沢の生演奏。
盛り上がってきた!
さぁ、本番だ!

結果は、6-2-11。
1着「トウショウプライド」。
2着「メイジン」。
3着「トニーポケット」。
前評判通り逃げを打った2を最後の直線で6が差し切りゴールした。
僕が買った馬券は、11番の単勝。
前述した「ジャングルスマイル」と同じ父の血を引く馬にドラマを期待して賭けたが、
願いは叶わなかった。
残念!!
コメント
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