・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。
・第15週( 4月11日~17日)
・第16週( 4月18日~25日) ・・・・今週・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(2週移動平均)%
9週 10週 11週 12週 13週 14週
A(H1)pdm 30 23 23 7 3 0
A(H3) 50 52 49 51 52 55
B 20 25 28 42 45 45
第14週はついに新型消滅です。
新型が0%で、A香港型は55%に微増です。
B型は横ばいで45%です。
今シーズンの現状累積での占有率(%)です。
A(H1)pdm 59
A(H3) 32
B 9
・定点状況推移(人)
9週 10週 11週 12週 13週 14週
2011年定点データ 13.85 16.81 17.25 12.33 10.02 6.35
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第12週( 3月21日~27日) 12.33人 59690人 (53.5万人)
・第13週( 3月28日~ 3日) 10.02人 48290人 (43.0万人)
・第14週( 4月 4日~10日) 6.35人 30662人 (27.3万人)
・患者報告数の予報です。
・第15週( 4月11日~17日) 4.02人 19469人 17.5万人
・19日 0.43人 1.9万人
・20日 0.41人 1.8万人
・第16週( 4月18日~24日) 2.76人 13358人 12.0万人
・ボトム10 ランキング
3月27日 4月 3日 4月10日
38 京都 神奈川 香川
39 山形 山形 千葉
40 香川 香川 秋田
41 秋田 栃木 富山
42 栃木 茨城 神奈川
43 茨城 秋田 栃木
44 徳島 徳島 茨城
45 岩手 岩手 徳島
46 福島 福島 岩手
47 宮城 宮城 宮城
・コメント
45位 徳島 2.00人
46位 岩手 1.24人
47位 宮城 0.69人
ご常連は徳島、岩手、香川、茨城、宮城、秋田、栃木の7県です。
これは前の週から2県の増加です。
さすがに終息状況になってきていますので、ボトムグループのメンバーも固定して
きていますね。
・流行レベル(定点1.0人)以下になった県
第12週・・・・宮城
第13週・・・・宮城
第14週・・・・宮城
PS
今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)
・現状・・・25県56カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。
北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)
和歌山(オオタカ)、愛知(ハヤブサ)
今回、滋賀の野鳥(ノスリ・わしたか類)がH5N1陽性と確認されました。
PS
・・福島原発事故関係情報・・
・・4月19日状況・・
2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出開始
ようやく「水をぶっかけるだけのたれ流し冷却」からの改善に向けて一歩前進です。
本当に時間がかかりますね、東電さん。
たき火の後始末で長々と環境汚染やってるようでは、まだまだですねえ。
たき火免許証、取り上げなくていいですか、保安院さん?
・・放射線状況
・・・原発北西20km地点での推移(官房長官及び文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)
24日・・・106μ・Sv/H 25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H
5日・・・58.3μ・Sv/H 6日・・・58.6μ・Sv/H
7日・・・58.5μ・Sv/H 8日・・・53.5μ・Sv/H
9日・・・47.5μ・Sv/H 10日・・・52.0μ・Sv/H
11日・・・53.5μ・Sv/H 12日・・・33.0μ・Sv/H
13日・・・(45.4μ・Sv/H) 14日・・・(43.8μ・Sv/H)
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
15日予測値・・42.4μ・Sv/H
16日予測値・・40.8μ・Sv/H 実測43.8μ・Sv/H 予測誤差 ー6.8%
17日予測値・・42.4μ・Sv/H 実測39.4μ・Sv/H 予測誤差 +7.6%
18日予測値・・41.0μ・Sv/H 実測49.8μ・Sv/H 予測誤差ー17.7%
19日予測値・・36.9μ・Sv/H
20日予測値・・47.6μ・Sv/H
・・・原発北西20km地点での15日15時からの推定累積放射線量
本日終了時点 推定値・・・85171μ・Sv (85.2m・Sv)
到達予報
90m・Sv・・・4月25日
101m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
109m・Sv・・・5月27日
3月17日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。
3月26日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H
5日・・・ 29.1μ・Sv/H 6日・・・28.3μ・Sv/H
7日・・・ 27.8μ・Sv/H 8日・・・24.6μ・Sv/H
9日・・・ 26.1μ・Sv/H 10日・・・25.2μ・Sv/H
11日・・・ 23.9μ・Sv/H 12日・・・26.4μ・Sv/H
13日・・・ 27.0μ・Sv/H 14日・・・21.3μ・Sv/H
15日予測値・・24.7μ・Sv/H 実測22.5μ・Sv/H 予測誤差 +9.8%
16日予測値・・19.5μ・Sv/H 実測25.3μ・Sv/H 予測誤差ー22.9%
17日予測値・・20.7μ・Sv/H 実測23.1μ・Sv/H 予測誤差ー10.4%
18日予測値・・23.4μ・Sv/H 実測28.6μ・Sv/H 予測誤差ー18.2%
19日予測値・・21.4μ・Sv/H
20日予測値・・26.7μ・Sv/H
・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定累積放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・45286μ・Sv (45.3m・Sv)
到達予報
45m・Sv・・・4月18日
53m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
54m・Sv・・・5月18日
3月22日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。
18日は20kmと30kmで放射線強さが上昇に転じていますので、新たな放射性
物質の降下があったと思われます。
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)
データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。
15日・・・24μ・Sv/H
16日~26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H
27日~ 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H
6日・・・2.24μ・Sv/H 7日・・・2.22μ・Sv/H
8日・・・2.16μ・Sv/H 9日・・・1.96μ・Sv/H
10日・・・2.04μ・Sv/H 11日・・・1.94μ・Sv/H
12日・・・1.95μ・Sv/H 13日・・・1.93μ・Sv/H
14日・・・2.00μ・Sv/H 15日・・・2.00μ・Sv/H
16日予測値・・1.72μ・Sv/H 実測2.10μ・Sv/H 予測誤差ー11.3%
17日予測値・・2.05μ・Sv/H 実測1.60μ・Sv/H 予測誤差+28.1%
18日予測値・・2.00μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差+66.7%
19日予測値・・1.51μ・Sv/H
20日予測値・・1.10μ・Sv/H
・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量
本日終了時点 累積での最大推定値・・・4299μ・Sv (4.30m・Sv)
到達予報
4.5m・Sv・・・4月26日
5.0m・Sv・・・5月22日
ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。
食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。
3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いている模様です。
昨日の東電の会見でも「放射性物質放出を止めるのはこれから。」になってました
ので、まだまだ「事故は継続中」です。
「事故は終息に向かっている。」などと思って、安心するのはまだ早い様です。
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.061m・Sv
一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.61m・Sv
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.30m・Sv
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量45.3m・Sv
原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
・・本日終了時点での北西20km地点の被ばく量85.2m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
コメント
個人線量計の基本2。
さて、個人線量計の基本1で作り上げたものは、1日24時間屋外にいた場合の
累積線量をしめしています。
文科省が屋外に設置している「累積線量計」と基本は同じですね。
それに対して安全委員会さんは評価の基本として、「8時間は屋外で活動、残り
16時間は屋内」と決めている模様です。
そして、屋外では当然100%の放射線を浴びますが、屋内ではその4分の1に
低減されるとしています。
それで、安全委員会さんの話と合わせる為には24時間屋外にいた場合の累積値
に次の係数をかけることになります。
安全委員会係数(8/24+16/24*1/4)=0.5
要するに「半分だ」ということですね。
これは保安院さんも発表の中でいっている事です。
ちなみに1/4の低減係数ですが、換気効率の良い(あるいはすきま風がはいる)
日本家屋を前提にしているようで、密閉性のよい住居ですとこれが1/10程度に
なる様です。
さて、それでは「今日は2時間しか外にいなかった」という場合はどうしたら
いいのでしょう。
単純に考えると係数は以下のようになります。
安全委員会係数(2/24+20/24*1/4)=0.292
そうやって毎日の係数を出してその日1日の累積線量にかけ算する。
そうやって毎日の値をだして、あとは初日から足し算をすれば、累積線量がでます。
でもこの計算は「外から家の中に放射性物質を持ち込まない」が前提になります。
そして、これは結構やっかいなことなのですね。
外に出る時は、レインコートにマスクにゴーグル、そして家に入る前にはちゃんと
家の外でそれらの防護服をビニール袋にいれて、保管。
(で、保管したやつは翌日は使えないのですよ。たまる一方。それで放射性廃棄物
だとすると、一般ゴミで出すことはできない。じゃあ、どうせいというんだろ??)
家に入る前には入念に埃たたき。
入ったらシャワーを浴びる。
そう、とてもやれそうにありませんね、こんなこと。
やれるのはせいぜいが花粉症対策+紫外線対策程度のこと。
長袖とマフラー手袋、マスクとめがねと帽子で外出。
家に入る前に花粉をはらって、あとは手洗い、うがいぐらいがせきのやま。
さあ、2時間外出の係数はどうしましょう。
倍にして4時間で計算?
それもいいでしょう。
窓際日記はどうするか?
そうですね、そんなにちゃんと屋内退避の生活やれませんし、窓際邸も古いです
から、いつも24時間外にいるということにして計算しときます。
まあこれは個人の好みの問題ですので、このあたりはお好きにして下さい。
でもまあ単純計算での係数0.292を使うのは止めといた方がよさそうですね。
そうはいっても、今日1日、何時間外にいたかは記録しときましょう。
ちなみに、スーパーの中は屋内になりますのでご注意ねがいます。
車の中は屋外相当です。
今日はここまで、一つ前の記事は4月17日ですので、そちらもご参照願います。
PPS
・・注意情報・・
原発から114号線沿い、北西30km~32km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。
官邸HPで発表の資料を参照願います。
このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難される
までは「屋内退避」の生活が基本ですね。
もうすでに実質での累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えています。
(この件、詳細は3月28日の記事を参照願います。)
避難するまでに不要な放射能は浴びないのに越したことはありませんので。
原発から北西20Km~30km地点の終日屋外での累積放射線量は現行の避難
基準の50m・Svをすでに超えている様です。
このエリアも「計画的避難区域」に指定ですが、20km地点では1日に4時間程度
外にいた場合の計算で、すでに計画避難基準の20m・Svを超えている様です。
斑目原安委員長さんも「20km超え地点で5日にすでに34m・Svに到達」と
ご発表です。(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。
窓際日記の最大推定による本日終了時点で避難及び屋内退避の対象範囲です。
避難(50m・Sv~) ・・・30Km以内
計画避難(20m・Sv~)・・・43km以内
屋内退避(10m・Sv~)・・・53km以内
いずれの数値も原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量での推定です。
以上、御参考にしていただければと思います。
ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では累積放射線量が1.61m・Svに
なりました。
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。
・第15週( 4月11日~17日)
・第16週( 4月18日~25日) ・・・・今週・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(2週移動平均)%
9週 10週 11週 12週 13週 14週
A(H1)pdm 30 23 23 7 3 0
A(H3) 50 52 49 51 52 55
B 20 25 28 42 45 45
第14週はついに新型消滅です。
新型が0%で、A香港型は55%に微増です。
B型は横ばいで45%です。
今シーズンの現状累積での占有率(%)です。
A(H1)pdm 59
A(H3) 32
B 9
・定点状況推移(人)
9週 10週 11週 12週 13週 14週
2011年定点データ 13.85 16.81 17.25 12.33 10.02 6.35
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第12週( 3月21日~27日) 12.33人 59690人 (53.5万人)
・第13週( 3月28日~ 3日) 10.02人 48290人 (43.0万人)
・第14週( 4月 4日~10日) 6.35人 30662人 (27.3万人)
・患者報告数の予報です。
・第15週( 4月11日~17日) 4.02人 19469人 17.5万人
・19日 0.43人 1.9万人
・20日 0.41人 1.8万人
・第16週( 4月18日~24日) 2.76人 13358人 12.0万人
・ボトム10 ランキング
3月27日 4月 3日 4月10日
38 京都 神奈川 香川
39 山形 山形 千葉
40 香川 香川 秋田
41 秋田 栃木 富山
42 栃木 茨城 神奈川
43 茨城 秋田 栃木
44 徳島 徳島 茨城
45 岩手 岩手 徳島
46 福島 福島 岩手
47 宮城 宮城 宮城
・コメント
45位 徳島 2.00人
46位 岩手 1.24人
47位 宮城 0.69人
ご常連は徳島、岩手、香川、茨城、宮城、秋田、栃木の7県です。
これは前の週から2県の増加です。
さすがに終息状況になってきていますので、ボトムグループのメンバーも固定して
きていますね。
・流行レベル(定点1.0人)以下になった県
第12週・・・・宮城
第13週・・・・宮城
第14週・・・・宮城
PS
今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)
・現状・・・25県56カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。
北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)
和歌山(オオタカ)、愛知(ハヤブサ)
今回、滋賀の野鳥(ノスリ・わしたか類)がH5N1陽性と確認されました。
PS
・・福島原発事故関係情報・・
・・4月19日状況・・
2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出開始
ようやく「水をぶっかけるだけのたれ流し冷却」からの改善に向けて一歩前進です。
本当に時間がかかりますね、東電さん。
たき火の後始末で長々と環境汚染やってるようでは、まだまだですねえ。
たき火免許証、取り上げなくていいですか、保安院さん?
・・放射線状況
・・・原発北西20km地点での推移(官房長官及び文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)
24日・・・106μ・Sv/H 25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H
5日・・・58.3μ・Sv/H 6日・・・58.6μ・Sv/H
7日・・・58.5μ・Sv/H 8日・・・53.5μ・Sv/H
9日・・・47.5μ・Sv/H 10日・・・52.0μ・Sv/H
11日・・・53.5μ・Sv/H 12日・・・33.0μ・Sv/H
13日・・・(45.4μ・Sv/H) 14日・・・(43.8μ・Sv/H)
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
15日予測値・・42.4μ・Sv/H
16日予測値・・40.8μ・Sv/H 実測43.8μ・Sv/H 予測誤差 ー6.8%
17日予測値・・42.4μ・Sv/H 実測39.4μ・Sv/H 予測誤差 +7.6%
18日予測値・・41.0μ・Sv/H 実測49.8μ・Sv/H 予測誤差ー17.7%
19日予測値・・36.9μ・Sv/H
20日予測値・・47.6μ・Sv/H
・・・原発北西20km地点での15日15時からの推定累積放射線量
本日終了時点 推定値・・・85171μ・Sv (85.2m・Sv)
到達予報
90m・Sv・・・4月25日
101m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
109m・Sv・・・5月27日
3月17日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。
3月26日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H
5日・・・ 29.1μ・Sv/H 6日・・・28.3μ・Sv/H
7日・・・ 27.8μ・Sv/H 8日・・・24.6μ・Sv/H
9日・・・ 26.1μ・Sv/H 10日・・・25.2μ・Sv/H
11日・・・ 23.9μ・Sv/H 12日・・・26.4μ・Sv/H
13日・・・ 27.0μ・Sv/H 14日・・・21.3μ・Sv/H
15日予測値・・24.7μ・Sv/H 実測22.5μ・Sv/H 予測誤差 +9.8%
16日予測値・・19.5μ・Sv/H 実測25.3μ・Sv/H 予測誤差ー22.9%
17日予測値・・20.7μ・Sv/H 実測23.1μ・Sv/H 予測誤差ー10.4%
18日予測値・・23.4μ・Sv/H 実測28.6μ・Sv/H 予測誤差ー18.2%
19日予測値・・21.4μ・Sv/H
20日予測値・・26.7μ・Sv/H
・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定累積放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・45286μ・Sv (45.3m・Sv)
到達予報
45m・Sv・・・4月18日
53m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
54m・Sv・・・5月18日
3月22日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。
18日は20kmと30kmで放射線強さが上昇に転じていますので、新たな放射性
物質の降下があったと思われます。
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)
データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。
15日・・・24μ・Sv/H
16日~26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H
27日~ 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H
6日・・・2.24μ・Sv/H 7日・・・2.22μ・Sv/H
8日・・・2.16μ・Sv/H 9日・・・1.96μ・Sv/H
10日・・・2.04μ・Sv/H 11日・・・1.94μ・Sv/H
12日・・・1.95μ・Sv/H 13日・・・1.93μ・Sv/H
14日・・・2.00μ・Sv/H 15日・・・2.00μ・Sv/H
16日予測値・・1.72μ・Sv/H 実測2.10μ・Sv/H 予測誤差ー11.3%
17日予測値・・2.05μ・Sv/H 実測1.60μ・Sv/H 予測誤差+28.1%
18日予測値・・2.00μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差+66.7%
19日予測値・・1.51μ・Sv/H
20日予測値・・1.10μ・Sv/H
・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量
本日終了時点 累積での最大推定値・・・4299μ・Sv (4.30m・Sv)
到達予報
4.5m・Sv・・・4月26日
5.0m・Sv・・・5月22日
ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。
食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。
3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いている模様です。
昨日の東電の会見でも「放射性物質放出を止めるのはこれから。」になってました
ので、まだまだ「事故は継続中」です。
「事故は終息に向かっている。」などと思って、安心するのはまだ早い様です。
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.061m・Sv
一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.61m・Sv
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.30m・Sv
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量45.3m・Sv
原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
・・本日終了時点での北西20km地点の被ばく量85.2m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
コメント
個人線量計の基本2。
さて、個人線量計の基本1で作り上げたものは、1日24時間屋外にいた場合の
累積線量をしめしています。
文科省が屋外に設置している「累積線量計」と基本は同じですね。
それに対して安全委員会さんは評価の基本として、「8時間は屋外で活動、残り
16時間は屋内」と決めている模様です。
そして、屋外では当然100%の放射線を浴びますが、屋内ではその4分の1に
低減されるとしています。
それで、安全委員会さんの話と合わせる為には24時間屋外にいた場合の累積値
に次の係数をかけることになります。
安全委員会係数(8/24+16/24*1/4)=0.5
要するに「半分だ」ということですね。
これは保安院さんも発表の中でいっている事です。
ちなみに1/4の低減係数ですが、換気効率の良い(あるいはすきま風がはいる)
日本家屋を前提にしているようで、密閉性のよい住居ですとこれが1/10程度に
なる様です。
さて、それでは「今日は2時間しか外にいなかった」という場合はどうしたら
いいのでしょう。
単純に考えると係数は以下のようになります。
安全委員会係数(2/24+20/24*1/4)=0.292
そうやって毎日の係数を出してその日1日の累積線量にかけ算する。
そうやって毎日の値をだして、あとは初日から足し算をすれば、累積線量がでます。
でもこの計算は「外から家の中に放射性物質を持ち込まない」が前提になります。
そして、これは結構やっかいなことなのですね。
外に出る時は、レインコートにマスクにゴーグル、そして家に入る前にはちゃんと
家の外でそれらの防護服をビニール袋にいれて、保管。
(で、保管したやつは翌日は使えないのですよ。たまる一方。それで放射性廃棄物
だとすると、一般ゴミで出すことはできない。じゃあ、どうせいというんだろ??)
家に入る前には入念に埃たたき。
入ったらシャワーを浴びる。
そう、とてもやれそうにありませんね、こんなこと。
やれるのはせいぜいが花粉症対策+紫外線対策程度のこと。
長袖とマフラー手袋、マスクとめがねと帽子で外出。
家に入る前に花粉をはらって、あとは手洗い、うがいぐらいがせきのやま。
さあ、2時間外出の係数はどうしましょう。
倍にして4時間で計算?
それもいいでしょう。
窓際日記はどうするか?
そうですね、そんなにちゃんと屋内退避の生活やれませんし、窓際邸も古いです
から、いつも24時間外にいるということにして計算しときます。
まあこれは個人の好みの問題ですので、このあたりはお好きにして下さい。
でもまあ単純計算での係数0.292を使うのは止めといた方がよさそうですね。
そうはいっても、今日1日、何時間外にいたかは記録しときましょう。
ちなみに、スーパーの中は屋内になりますのでご注意ねがいます。
車の中は屋外相当です。
今日はここまで、一つ前の記事は4月17日ですので、そちらもご参照願います。
PPS
・・注意情報・・
原発から114号線沿い、北西30km~32km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。
官邸HPで発表の資料を参照願います。
このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難される
までは「屋内退避」の生活が基本ですね。
もうすでに実質での累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えています。
(この件、詳細は3月28日の記事を参照願います。)
避難するまでに不要な放射能は浴びないのに越したことはありませんので。
原発から北西20Km~30km地点の終日屋外での累積放射線量は現行の避難
基準の50m・Svをすでに超えている様です。
このエリアも「計画的避難区域」に指定ですが、20km地点では1日に4時間程度
外にいた場合の計算で、すでに計画避難基準の20m・Svを超えている様です。
斑目原安委員長さんも「20km超え地点で5日にすでに34m・Svに到達」と
ご発表です。(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。
窓際日記の最大推定による本日終了時点で避難及び屋内退避の対象範囲です。
避難(50m・Sv~) ・・・30Km以内
計画避難(20m・Sv~)・・・43km以内
屋内退避(10m・Sv~)・・・53km以内
いずれの数値も原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量での推定です。
以上、御参考にしていただければと思います。
ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では累積放射線量が1.61m・Svに
なりました。