窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

派遣切り 2

2008-12-24 10:44:20 | Weblog
総理大臣が、自画自賛の予算の記者会見をやってますが、
派遣切りの元になった「派遣法」を修正するつもりはなさそうです。

「痛いときには、バンドエイドをはって我慢しなさい。」ということらしい。

つまりは、「生活防衛予算」というのは、「血が出て痛いときには、バンドエイド
を準備しましたよ。」ということで、「血が出ないように、痛い目に遭うことが無いように。」
ということではなさそうです。

相変わらず現状肯定、既得権益肯定の考え方。

ゼロベースで考える事が出来ない限り、予算は拡大し歳入は常に不足、
この関係はずっと続いてゆくことになる。

誰がだれにたかっているのか?

国が国民にたかっているのか?

ヘビが自分のしっぽにかみついて、「腹が減った。」といって食い過ぎればどうなるのか
本当にわかっているのかな?

???の、窓際日記です。
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派遣切り

2008-12-22 10:49:08 | Weblog
派遣切りの嵐です。

数年前に(小泉さんの時代)、「改革無くして成長無し」のかけ声の下に
企業に都合のいいように派遣法を改正したのですよね。

それが原因で、不況になったときの派遣切りが当然の結果ですね。

だから、経営者の皆さんは当然のように「派遣ぎり」しなさるし、
政府はそれを表だって非難しないのですよね。

片棒をかついだんだものねえ。

そのくせ、不況になっても好況の時と同じように硬直した国家予算を立てるのですね。

派遣切りは黙認しても、予算切りはとうてい思いもしないのですね。

労働者には、「改革無くして成長無し」で派遣法を改正して、
同じように予算の立て方も「ゼロベース見直し法」を制定するのが公平というもの。

総理大臣が、派遣切りされた人に「あんたの考え方が悪い。」みたいな話をすような
政府が立てた予算をそのまま信じて、消費税あげを「仕方がない。」と思うほど
わたしゃ甘くはない。

大きな声で「皆さん、子どもを生みましょう。」と言いながら、大きくなったら
立派な派遣社員になるしかないような世の中は、とても正常とは思えない。

次の衆議院選挙が楽しみですね。

日本の常識を信じたい窓際日記です。
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クラスター爆弾

2008-12-04 12:45:38 | Weblog
あの福田さんが決断したとは知らなかった。
唯一ほめられる業績である。

そうではあるけれど、例によって最後に渋々の署名でしょう。
相変わらずリーダーシップとは対極にある日本の外交を見事に表している。

国連の常任理事国になれたとしても、相変わらずのこの姿勢は続くでしょう。

そうではあっても、変なリーダーシップを発揮して、国民を苦痛の極みに
追い込んでゆくどこかの大統領や将軍様よりはましかもしれない。

いや、ずっとましである。

ずっとましではあるが、どこかの将軍様には甘く見られているでしょうねえ。

なかなかに中道を行くのは難しいものである。

話は変わるけれど、民生委員というのはほぼ無給のようですね。

我が家もお世話になっていますけれど、市の職員かと思ってました。

頭の下がる思いの窓際日記です。
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教育の成果

2008-12-03 12:12:08 | Weblog
学校や会社での教育の成果の結果、お上の決めることには疑問を持たず
結果として従うことに抵抗のない人ができあがる。

この人は、直接的な利益に対しては敏感であるが、隠された不利益に対しては
ほとんど感度がない。

いたれりつくせり、おんぶにだっこの教育の成果である。

給付金や増税、減税には感度を持つが、一体自分がどれくらい必要のないお金を
お上に納めているかは知らない。

お上に陳情して、何かをもらうことは上手だが、本来の権利には興味がない。

自戒をこめて、反省することしきりの窓際日記でした。
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国民学校

2008-12-01 12:16:53 | Weblog
文部省を国が持っていると言うことは、全ての義務教育学校は国民学校であるという
事になる。

国が無料で全国民に教育をしてくれるというのは、国がとても善意に満ちて
国民の基本的人権を尊重しているから、、というのは表向きの理由でしょう。

国が「優しい」というのは、まぼろしですね。

大切な労働力、税金の元、ひいては国力の元になるものについては、なるほど
大切に扱うのでしょう。

それを、「国は親切だ。」とか「人間の歴史は進歩して、基本的人権が尊重されるように
なってきた。」という理解だけではダメでしょう。

物事にはなるほど二面性があり、一つの理解だけでは「誤解」とたいして変わりない
ことである。

右手のやる事だけを見て、左手のやることを見ないものである。

国や会社にとって良い「国民」、「会社員」とは、現状を肯定して疑問を持たずに
素直にシステムが決めたことに従う人という事になる。

これは全ての組織や国に当てはまることである。

自民党、民主党、共産党に関係なく、全ての組織の希望するところである。

いたれりつくせりの義務教育は、いったいどのような国民を作ろうとしているのか?

税金のこまかな手続きを会社にやらせているシステムは、サラリーマンに本当に優しい
システムなのか?

「ただより高いものはない」という、ことわざをかみしめている今日この頃の
窓際日記です。
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