窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

STAP細胞・残念な結末

2014-12-18 16:34:17 | Weblog
STAP検証実験打ち切り 小保方氏・理研、確認できず<--リンク


ネイチャーの論文掲載にまでなったものが再確認できないとは。

残念な結末・幕引きになりそうです。

おまけに人が一人、命を無くしてしまいましたし。


この件、落とし前はきっちりと着けてもらわなくてはいけませんね、理事長さん。

トカゲのしっぽ切りで終わらせるのではどうにも計算が合いませんよ。


一時は「新たな万能細胞」と期待…存在は幻に <--リンク

理研、STAPとされた細胞の正体解明は継続 <--リンク

常温核融合と似た状況に戻りました。


どうやらこれで幕引きの様です。
存在否定で「正体はES細胞」の疑い強まる <--リンク

「STAP細胞はありません」理研が断定 <--リンク


これで本当の終了になりました。
今更ではありますが、科学というのはこうやって白黒をつけながら進んでいくものなのですね。
STAP論文:不正確定 小保方氏、不服申し立てせず <--リンク


理事長さん、ようやくご決断の模様です。
理研・野依理事長が辞任へ…STAP問題区切り <--リンク

自分の責任を語れない理事長さんは不要です。
理研、新理事長就任 野依氏はSTAP問題の引責否定 <--リンク


・小保方さんついに博士号取り消し 早大が方針固める <--リンク
現実というのは厳しいものでありますね。


PS
「STAP細胞論」にはこちらから入れます。

PS
特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク




PPS
今年は「ワクチンはマスクよりは随分とまし!」というお話の様です。
インフル:ワクチン、小児に効果大 流行のA香港型で6割 <--リンク
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電王戦・存在二元論

2014-12-07 00:08:35 | Weblog
二元論は言います。

「心と体は別物だ。」

あるいは「魂はある」と。


さてある日、暇に任せて神様が考えました。

「ひとつ宇宙でも作って人間とCOM君に将棋をさせよう」と。

物理定数やら宇宙定数やらのファインチューニングがすんで、さてビッグバンのスイッチを「ぽちっ」と。

これでしばらくたてば空間やら時間やら銀河やら生命やらが出来上がりです。


ところで神様、今回は「存在二元論でいこう」と決めてましたので、次は魂を作らなくてはいけません。

魂の材料はビッグバン由来の物質やらエネルギーでは少し「粗すぎて」使い物になりません。

それで特注の素材から「神様手作り」となりました。

魂の働きは「意識の主体として認識し、判断や指示を行うもの」であります。

そうして当然ではありますが、魂そのものの姿は人間の五感ではとらえることはできません。

言いかえますと「魂は3次元世界の物質やエネルギーとは相互作用しない」ということになります。


さて神様、アダムの体や脳みそが出来上がったのを見計らって、鼻から魂をアダムに吹き込みます。

さあこれでアダムが動き出して、最初に将棋を覚える人類になるはず、、、でした。

ところがまてど暮らせどちっともアダムが動かないのです。

いや、動くことは動くのですが、将棋を覚えないのですよ。


神様、「はて、どこかで間違えたかな」と思案顔であります。

と、その時はたと思い当ります。

「そうか、脳みそと魂がリンクしていないのか」とね。


「魂は人間の五感ではとらえられないもの。」

そう決めたのはほかならぬ神様でしたから、これは当然の結末でありましたとさ。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。


PS
3次元世界とは別の世界にある「魂」が「こちらの世界に何の痕跡も残さずに脳みそと相互作用できる」という考え方は「まったくもって不合理」ですね。

そうして「不合理ゆえに我信ず」と看破した方もおられます。

そういう訳で、「信じる」か「信じない」か、それは「究極の個人の好みの問題」なのでありました。

ちなみに「存在一元論」はこちらを参照願います。<--リンク

PS
「とても弱い相互作用しかしないので今の技術では検出できない」という考え方もありますね。
ちょうどヒッグズ粒子のように、「検出がとてもむつかしい」と。

でも相互作用があればいつかは人類はそれを検出してしまいます。

ちょうどそれは今はまだ直接検出されていない「暗黒物質」の様であります。

でもそれは直接検出こそされていませんが、「存在の痕跡」はすでに十分に検出されているのでありました。


より基本的な疑問は、もしそのような相互作用があるとすると、エネルギーの保存則と情報の保存則を破っているように見えることです。

魂と脳のリンク(あるいは相互作用)によって3次元世界からエネルギーや情報が物理法則に従わずに出入りすることを許容しなくてはいけません。

そうして、「これはなかなか納得しがたい事態」ということになりますね。


さてそうであるにもかかわらず、そのような魂ー脳リンク状態にある脳みそのシナプスを観察したとすると、それは全くシナプス ロジックを無視しているように見えることでしょう。

つまりは、発火すべきシナプスが突然発火をやめ(魂への情報の流出)、なんの関係もないシナプスが突然発火し始める(魂からの情報の流入)様に見えるはずです。

そうして、この理由をもって、「厳密にシナプス ロジックに従って発火せざるをえないシリコン脳みそシステムには心は宿ることはない」ということになりそうですね。


PS
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電王戦・存在一元論

2014-12-03 16:11:19 | Weblog
二元論は言います。

「心と体は別物だ。」

あるいは「魂はある」と。


それに対して一元論は言います。

「心と体は同じものだ」と。

極論すればそうなりますね。


さて、一元論の立場に立つと「ビッグバンの瞬間に心はなかった」ことになります。

何せ「脳みそ」と呼べるようなどんな構造体も存在できなかったでしょうから。

記述している世界は10次元か11次元の「ひも」の世界です。


宇宙が膨張冷却して原子が存在できるようになって、恒星系、そうしてハビタブルゾーンにある惑星に生命が誕生して、ようやく「脳みそ」が登場します。

そうやってようやく「脳みそ」の活動のおかげで「心」が誕生したと。

そう一元論は主張している訳ですね。


さあ、そうだとすると「脳みそ」の活動をシミュレートできれば「心」を作り出せることになります。

「脳みそ」が有機体ベースかシリコンベースか、そんなことは2次的なことでありますね。

基本的に「心」は「脳みそ」の「情報処理の結果だ」、あるいは「情報処理過程そのものだ」と一元論は主張しているのですからね。


そういう訳で、「物理学還元論者の皆さん」あるいは「一元論者の皆さん」は「いつかはCOM君が心を持つ」ということに「同意している」わけであります。

そうして、この結論がどれだけ今の皆さんの感覚、あるいは常識とかけはなれていたとしても、皆さんお好きの「論理的結論」では「必然的にそういうことになる」訳であります。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。


PS
上記の話、「いつかはCOM君が心を持つ」、の「いつかは」というところがミソですね。

存在することが分かっていても決して人類には手が届かない「将棋の完全解析」の様な例もありますし。

「COM君が心を持つようになる事」よりも「人類の種としての寿命が尽きる事」の方が早いのかもしれません。

PS
2月号の日経サイエンス記事から

ミチオ・カクが語る心の未来<--リンク
物理学者という種族の典型的な意識のとらえ方が書かれていますね。

電気刺激で脳を改造<--リンク
今更ながら、「脳みその働きとしての意識」という推定の妥当性を示す内容であります。

PS
特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク




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特集記事一覧

2014-12-01 20:06:41 | Weblog
特集記事一覧

-2.飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧<--リンク

-1.・ダークマター・ホーキングさんが考えたこと 一覧<--リンク

0.北朝鮮の核とミサイル<--リンク

1.放射線量コントロール <--リンク

2.福島原発事故  記事スタート2011年3月13日~2012年8月2日終了<--リンク
  原発のメルトダウンから一応の収束までの物語。

3.電王戦記 <--リンク

4.財務省のセクハラ <--リンク

5.ビットコイン論 <--リンク

6.STAP細胞論 <--リンク

7.窓際日記 <--リンク

8.新型インフルエンザ 記事スタート2009年5月9日~2012年7月2日終了<--リンク
  世界に広まり日本にも上陸した、新型インフルエンザの最初から最後までの物語。




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