・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。
・第16週( 4月18日~24日)
・第17週( 4月25日~ 1日) ・・・・今週・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(2週移動平均)%
10週 11週 12週 13週 14週 15週
A(H1)pdm 23 23 7 3 0 0
A(H3) 52 49 51 52 55 33
B 25 28 42 45 45 65
新型が0%で、A香港型も33%に減少です。
B型は増加して65%です。
今シーズンの現状累積での占有率(%)です。
A(H1)pdm 58
A(H3) 32
B 10
・定点状況推移(人)
10週 11週 12週 13週 14週 15週
2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02 6.35 6.42
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第13週( 3月28日~ 3日) 10.02人 48290人 47万人
・第14週( 4月 4日~10日) 6.35人 30662人 31万人
・第15週( 4月11日~17日) 6.42人 31417人 30万人
・患者報告数の予報です。
・第16週( 4月18日~24日) 5.66人 27422人 27.7万人
・29日 0.71人 3.5万人
・30日 0.70人 3.4万人
・第17週( 4月25日~ 1日) 5.06人 24487人 24.7万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1310.4万人
(今シーズンの合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 689.0万人
新型インフルエンザの累積患者数
(2009年第28週以降の合計)
本日終了時点 2763.9万人 100人に21.7人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第17週( 5月 1日) 1317.2万人
・入院状況(第16週)
今シーズン
・重症化(合計) 442人( 4月24日現在) 重症化率 0.0034%
・重症化(新型分) 240人( 4月24日現在) 重症化率 0.0035%
・死亡(含む疑い例) 178人( 4月24日現在) 致死率 0.0014%
今シーズン(16週現在) 先シーズン
重症化率・・・・0.0034% 0.0075%
致死率・・・・・・0.0014% 0.00097%
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第13週( 3月28日~ 3日) 8.92人 10.02人 -10.6%
・第14週( 4月 4日~10日) 8.07人 6.35人 +27.4%
・第15週( 4月11日~17日) 4.02人 6.42人 -38.0%
今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。
今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は26万人程です。、
新型は0%、A香港型は33%、B型は65%の占有率です。
新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
これまでに100人に21.7人が感染したことになります。
そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。
成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。
PS
・・福島原発事故関係情報・・
・・4月28日状況・・
2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。ー>水面下降効果小。
海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。
1号機原子炉は積極的な水没を開始
コメント
昨年の11月25,26日は福島原発が事故ったという想定で防災訓練が行われた。
今回の事故と全く同じで、「全電源喪失」を想定していた。
さてこの訓練、放射性物質も結局もれず、外部電源も2日目には無事に回復して
ハッピーエンドのシナリオでした。
今回の事故も同じように「奇跡的に外部電源が復旧」すればよかったのですが
現実はそう甘くはなかったようですね、東電さん。
住民と一緒になってやる訓練は、まあハッピーエンドでもいいでしょう。
でも県も東電も本当にシビア・アクシデントが起きた時にどうなるかくらいは当事者
としてしっかりと理解して対策を考えておく事が必要でしたね。
いつもやっている「ハッピーエンド防災訓練」がそういう事を考える邪魔になったと
したら、皮肉以外の何物でもありません。
それから、住民というのは被害者なのですが、県庁さんは被害者なのでしょうか?
確かに住民側に立てば被害者ですが、原発の稼働を許可する権限をもっている
のですよね。
どうも県庁さん、被害者の立場だけではなく、ご自分でも反省するべき所がある
ように見受けられます。
国や東電に責任を押し付けるばかりでは、住んでいる人からすれば少々頼りない
のではないかと思いますよ。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)
24日・・・106μ・Sv/H 25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H
5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H
13日~ 15日の単純合計 ・・・(131.6μ・Sv/H)
16日~ 22日の単純合計 ・・・312.5μ・Sv/H
23日・・・43.6μ・Sv/H) 24日・・・46.3μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
25日予測値・・41.9μ・Sv/H 実測52.1μ・Sv/H 予測誤差-19.6%
26日予測値・・44.6μ・Sv/H
27日予測値・・50.4μ・Sv/H 実測37.0μ・Sv/H 予測誤差+36.2%
28日予測値・・41.3μ・Sv/H
29日予測値・・35.8μ・Sv/H
・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・94702μ・Sv (94.7m・Sv)
到達予報
100m・Sv・・・5月 5日
113m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
121m・Sv・・・6月 5日
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
392m・Sv・・・2012年3月11日(地震から1年後まで積算)
3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。
4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?
・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H
5日~ 14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H
15日・・・ 22.5μ・Sv/H 16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H 18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H 20日・・・31.0μ・Sv/H
21日・・・ 24.0μ・Sv/H 22日・・・21.6μ・Sv/H
23日・・・ 21.7μ・Sv/H 24日・・・24.2μ・Sv/H
24日予測値・・21.1μ・Sv/H 実測24.2μ・Sv/H 予測誤差-12.8%
25日予測値・・21.2μ・Sv/H 実測19.4μ・Sv/H 予測誤差 +9.3%
26日予測値・・23.7μ・Sv/H
27日予測値・・18.9μ・Sv/H 実測22.4μ・Sv/H 予測誤差-15.6%
28日予測値・・21.2μ・Sv/H
29日予測値・・21.9μ・Sv/H
・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・50139μ・Sv (50.1m・Sv)
到達予報
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208.3m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)
4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。
4月29日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)
データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。
15日・・・24μ・Sv/H
16日~ 26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H
6日~ 15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H
16日・・・2.10μ・Sv/H 17日・・・1.60μ・Sv/H
18日・・・1.90μ・Sv/H 19日・・・1.90μ・Sv/H
20日・・・1.90μ・Sv/H 21日・・・1.90μ・Sv/H
22日・・・1.90μ・Sv/H 23日・・・1.90μ・Sv/H
24日・・・1.80μ・Sv/H 25日・・・1.80μ・Sv/H
25日予測値・・1.86μ・Sv/H 実測1.80μ・Sv/H 予測誤差 +3.3%
26日予測値・・1.76μ・Sv/H 実測1.80μ・Sv/H 予測誤差 -2.2%
27日予測値・・1.77μ・Sv/H 実測1.80μ・Sv/H 予測誤差 -1.7%
28日予測値・・1.77μ・Sv/H
29日予測値・・1.77μ・Sv/H
・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・4741μ・Sv (4.74m・Sv)
到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)
福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。
このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。
これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。
同様に、郡山、本宮、二本松、伊達、も完全に安心できるエリアではなさそうです。
福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。
コメント
3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。
放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.486m・Sv
一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.77m・Sv
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.74m・Sv
原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量50.1m・Sv
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量94.7m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
コメント
日本の政治家は「危機管理というのは対策本部を立ち上げること」だと理解されて
いるようです。
法律にそう書いてあるからそうなのだと。
なんとまはや、あきれたものです。
そうなると、「どれだけ早く対策本部を作ったか。」が成績評価の基準になります。
本来の危機管理では、危険な状況を起こる事を想定して、どれだけ前もって準備
しているか、出来ているかが重要なことですね。
準備もなしにどれだけ早く対策本部を立ち上げても「対策のしようがない」のです。
つまるところ、「紙おむつと新聞紙」になってしまいます。
もうひとつ、「住民がパニックになること。」を極度にきらっていますね。
身に危険が迫っているのをしれば多少はだれでもパニクルのは当然で自然なこと。
でも、政府としては「統制がとれた行動」がお好きなのです。
しかしそれも時と場合によりけりです。
時には「まずは逃げろ。」が正解のことだってありますよ。
政府の「危機管理」が単なるマスコミ対策やメディア対策、そして野党対策に終始
するようでは、本末転倒ですね。
手際がわるくて、多少混乱してもそれが結果的に多くの住民の安全を確保できた
のならば、我々はそちらのやり方を支持しますよ、菅さん。
PS
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
避難(50m・Sv~) ・・・31Km以内 ・・・23Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv~)・・・45km以内 ・・・37Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv~)・・・55km以内 ・・・47Km以内 (30km以内)
23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。
ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。
年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。
このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。
・第16週( 4月18日~24日)
・第17週( 4月25日~ 1日) ・・・・今週・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(2週移動平均)%
10週 11週 12週 13週 14週 15週
A(H1)pdm 23 23 7 3 0 0
A(H3) 52 49 51 52 55 33
B 25 28 42 45 45 65
新型が0%で、A香港型も33%に減少です。
B型は増加して65%です。
今シーズンの現状累積での占有率(%)です。
A(H1)pdm 58
A(H3) 32
B 10
・定点状況推移(人)
10週 11週 12週 13週 14週 15週
2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02 6.35 6.42
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第13週( 3月28日~ 3日) 10.02人 48290人 47万人
・第14週( 4月 4日~10日) 6.35人 30662人 31万人
・第15週( 4月11日~17日) 6.42人 31417人 30万人
・患者報告数の予報です。
・第16週( 4月18日~24日) 5.66人 27422人 27.7万人
・29日 0.71人 3.5万人
・30日 0.70人 3.4万人
・第17週( 4月25日~ 1日) 5.06人 24487人 24.7万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1310.4万人
(今シーズンの合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 689.0万人
新型インフルエンザの累積患者数
(2009年第28週以降の合計)
本日終了時点 2763.9万人 100人に21.7人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第17週( 5月 1日) 1317.2万人
・入院状況(第16週)
今シーズン
・重症化(合計) 442人( 4月24日現在) 重症化率 0.0034%
・重症化(新型分) 240人( 4月24日現在) 重症化率 0.0035%
・死亡(含む疑い例) 178人( 4月24日現在) 致死率 0.0014%
今シーズン(16週現在) 先シーズン
重症化率・・・・0.0034% 0.0075%
致死率・・・・・・0.0014% 0.00097%
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第13週( 3月28日~ 3日) 8.92人 10.02人 -10.6%
・第14週( 4月 4日~10日) 8.07人 6.35人 +27.4%
・第15週( 4月11日~17日) 4.02人 6.42人 -38.0%
今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。
今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は26万人程です。、
新型は0%、A香港型は33%、B型は65%の占有率です。
新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
これまでに100人に21.7人が感染したことになります。
そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。
成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。
PS
・・福島原発事故関係情報・・
・・4月28日状況・・
2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。ー>水面下降効果小。
海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。
1号機原子炉は積極的な水没を開始
コメント
昨年の11月25,26日は福島原発が事故ったという想定で防災訓練が行われた。
今回の事故と全く同じで、「全電源喪失」を想定していた。
さてこの訓練、放射性物質も結局もれず、外部電源も2日目には無事に回復して
ハッピーエンドのシナリオでした。
今回の事故も同じように「奇跡的に外部電源が復旧」すればよかったのですが
現実はそう甘くはなかったようですね、東電さん。
住民と一緒になってやる訓練は、まあハッピーエンドでもいいでしょう。
でも県も東電も本当にシビア・アクシデントが起きた時にどうなるかくらいは当事者
としてしっかりと理解して対策を考えておく事が必要でしたね。
いつもやっている「ハッピーエンド防災訓練」がそういう事を考える邪魔になったと
したら、皮肉以外の何物でもありません。
それから、住民というのは被害者なのですが、県庁さんは被害者なのでしょうか?
確かに住民側に立てば被害者ですが、原発の稼働を許可する権限をもっている
のですよね。
どうも県庁さん、被害者の立場だけではなく、ご自分でも反省するべき所がある
ように見受けられます。
国や東電に責任を押し付けるばかりでは、住んでいる人からすれば少々頼りない
のではないかと思いますよ。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)
24日・・・106μ・Sv/H 25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H
5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H
13日~ 15日の単純合計 ・・・(131.6μ・Sv/H)
16日~ 22日の単純合計 ・・・312.5μ・Sv/H
23日・・・43.6μ・Sv/H) 24日・・・46.3μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
25日予測値・・41.9μ・Sv/H 実測52.1μ・Sv/H 予測誤差-19.6%
26日予測値・・44.6μ・Sv/H
27日予測値・・50.4μ・Sv/H 実測37.0μ・Sv/H 予測誤差+36.2%
28日予測値・・41.3μ・Sv/H
29日予測値・・35.8μ・Sv/H
・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・94702μ・Sv (94.7m・Sv)
到達予報
100m・Sv・・・5月 5日
113m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
121m・Sv・・・6月 5日
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
392m・Sv・・・2012年3月11日(地震から1年後まで積算)
3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。
4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?
・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H
5日~ 14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H
15日・・・ 22.5μ・Sv/H 16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H 18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H 20日・・・31.0μ・Sv/H
21日・・・ 24.0μ・Sv/H 22日・・・21.6μ・Sv/H
23日・・・ 21.7μ・Sv/H 24日・・・24.2μ・Sv/H
24日予測値・・21.1μ・Sv/H 実測24.2μ・Sv/H 予測誤差-12.8%
25日予測値・・21.2μ・Sv/H 実測19.4μ・Sv/H 予測誤差 +9.3%
26日予測値・・23.7μ・Sv/H
27日予測値・・18.9μ・Sv/H 実測22.4μ・Sv/H 予測誤差-15.6%
28日予測値・・21.2μ・Sv/H
29日予測値・・21.9μ・Sv/H
・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・50139μ・Sv (50.1m・Sv)
到達予報
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208.3m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)
4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。
4月29日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)
データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。
15日・・・24μ・Sv/H
16日~ 26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H
6日~ 15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H
16日・・・2.10μ・Sv/H 17日・・・1.60μ・Sv/H
18日・・・1.90μ・Sv/H 19日・・・1.90μ・Sv/H
20日・・・1.90μ・Sv/H 21日・・・1.90μ・Sv/H
22日・・・1.90μ・Sv/H 23日・・・1.90μ・Sv/H
24日・・・1.80μ・Sv/H 25日・・・1.80μ・Sv/H
25日予測値・・1.86μ・Sv/H 実測1.80μ・Sv/H 予測誤差 +3.3%
26日予測値・・1.76μ・Sv/H 実測1.80μ・Sv/H 予測誤差 -2.2%
27日予測値・・1.77μ・Sv/H 実測1.80μ・Sv/H 予測誤差 -1.7%
28日予測値・・1.77μ・Sv/H
29日予測値・・1.77μ・Sv/H
・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・4741μ・Sv (4.74m・Sv)
到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)
福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。
このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。
これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。
同様に、郡山、本宮、二本松、伊達、も完全に安心できるエリアではなさそうです。
福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。
コメント
3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。
放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.486m・Sv
一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.77m・Sv
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.74m・Sv
原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量50.1m・Sv
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量94.7m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
コメント
日本の政治家は「危機管理というのは対策本部を立ち上げること」だと理解されて
いるようです。
法律にそう書いてあるからそうなのだと。
なんとまはや、あきれたものです。
そうなると、「どれだけ早く対策本部を作ったか。」が成績評価の基準になります。
本来の危機管理では、危険な状況を起こる事を想定して、どれだけ前もって準備
しているか、出来ているかが重要なことですね。
準備もなしにどれだけ早く対策本部を立ち上げても「対策のしようがない」のです。
つまるところ、「紙おむつと新聞紙」になってしまいます。
もうひとつ、「住民がパニックになること。」を極度にきらっていますね。
身に危険が迫っているのをしれば多少はだれでもパニクルのは当然で自然なこと。
でも、政府としては「統制がとれた行動」がお好きなのです。
しかしそれも時と場合によりけりです。
時には「まずは逃げろ。」が正解のことだってありますよ。
政府の「危機管理」が単なるマスコミ対策やメディア対策、そして野党対策に終始
するようでは、本末転倒ですね。
手際がわるくて、多少混乱してもそれが結果的に多くの住民の安全を確保できた
のならば、我々はそちらのやり方を支持しますよ、菅さん。
PS
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
避難(50m・Sv~) ・・・31Km以内 ・・・23Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv~)・・・45km以内 ・・・37Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv~)・・・55km以内 ・・・47Km以内 (30km以内)
23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。
ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。
年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。
このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。
以上、御参考にしていただければと思います。