尖閣諸島は棚上げ

中国の先代の指導者と角さんとの合意です。

「将来の政治家に解決してもらいましょう」と。

今まで日本政府はそれを守って日本人の上陸を許しませんでした。


今回の一連の騒動は中国の経済力の上昇と並行しています。

お金があると軍備に資金が回ります。

軍事力が上がれば当然自分を押し出すことになります。

海洋権益の拡大、当然そういう話になりますね。

で、尖閣諸島で漁船が巡視艇にぶつかりました。


それを受けて、石原さんが「東京都が買いましょう。」と。

そいつはまずいと国が割り込んで国有化。

そうすると中国が「棚上げの約束と違う」と。


まあでもこれも歴史の必然の行き着くところ。

「知恵が足りないので棚上げにしましょう」と先代がいったの
ですが、残念ながら知恵は相変わらず足りないのでこの騒ぎ。

経済発展の力が知恵を上回りました。


さて、覆水盆に返らず。

新しい盆をみつけて水をためなおすしかありませんが、
その知恵が両国にありますやら。


経済は発展しましたが、人間の知恵は退化しましたか。

それとも先代の政治家の期待に応えられますか。

さあてこれからが本当の勝負ですね、野田さん。

おかみのいう事を聞け

江戸時代じゃあるまいし、いまどき「お上のいう事を聞け」とはね。

セシウム焼却灰の最終処分場の話です。

無用の混乱を避けるため、いっさい秘密で調査し決定しましたと。

相変わらずの上から目線です。


本当に霞が関は「民衆の混乱」を嫌いますね。

恐れているといった方が当たりでしょうか。


何かあるとTVでは「落ち着いて行動してください。」というだけです。

このことば、何の意味もありません。

実は「（民衆が混乱するのは怖いので）落ち着いて行動してください。」
といっているのですね。

そうなると「危険が迫っている」という情報はなかなか出てきません。

皮肉なことに本当はその情報が一番大事なのに。


SPEEDIの情報伝達も「無用の混乱」を避けるという理由でやりませんでした。

おかげで無用の被ばく者を数万人出しました。

結局政府のいう事を聞いていたら命がいくつあってもたりません。

これが福島の教訓です。

危ないときはさっさと逃げるのです。

津波や放射能は官僚の都合などは考慮しませんからね。


国が国民を信用せず、国民が国を信頼しない。

いくら道具としてのネットが動いていても中身は江戸時代のままですか。

道は遠いですね。

ネット時代のバトルロイヤル

ネットはアラブの春と呼ばれる民主化運動を引き起こしました。

でも中国では反日デモを引き起こしただけです。

それでも情報の広がりは抑えようがないでしょう。

共産党もそこが難しいところであることは了解済みですか。


尖閣諸島でのどたばた騒ぎ、今回は台湾が参戦です。

バトルロイヤルになってきましたね。

もちろん、悪役は日本です。

よってたかっていじめられるという構図ですね。

おまけに国連では中国と韓国の外相が握手してます。

敵の敵は味方というわけです。


まあもっともゲンバ君は中国には飛ばずに、国連で
スピーチしてます。

それで中国には事務屋さんを派遣ですか。

なるほど立派な政治主導ですね、野田さん。


ひと昔まえならドンパチの海上戦になってもいいくらいでした。

でも今日使ったのは水鉄砲。

そうですね、これからの戦争はそうでなくてはいけません。

水鉄砲でシュッシュとやるのがいいのです。

水の入った風船爆弾の投下もいいですね。

安保理でぜひとも議決してほしいものです。


さて、自民党の総裁選、主張がしっかりしているのは石破君。

今の日本の状況ではここらで野田君から石破くんにタッチ
しないとバトルロイヤル負けですね。

もっとも阿部君と石原君がリングに上げないようにしてますから
困ります。

その上リングの下ではプーチン君がすきをうかがってる様子です。


さあてこの難問、どうやって解決するのでしょうかね日本人は。

さすがに経済第一の日本人でも主権問題となると引き下がれません。

このあたり、アメリカのような力があろうがなかろうが国民感情
というのは変わりませんね。

バトルロイヤル、長期戦になりそうです。

アメリカには丁寧ですね、習さん。

台風が過ぎ去って屋上のテラスに秋がきました。

今日などは寒いくらいです。


中国の工場、デパート襲撃、責任は日本にあるそうです。

賠償や犯人の検挙などはしないということですね。


かの国では法律を超えて政府が存在するのです。

事の善悪を決めるのは法律や裁判所ではなく、共産党だと。

まあ判っていたこととはいえ、あまりにもすさまじいものがあります。

とても窓際日記ごときには耐えられそうにありません。


それでもWTOには加盟できるのです。

もっともアメリカには丁重に対応しているようですので、そうなりますか。

アメリカの大使館の車をデモ隊が取り囲んだのは「遺憾だ」そうです。

かたや工場に火をつけられ、デパートが襲撃されても「お前らが
悪い」と。


石原都知事は「俺様が一番」みたいであまり好きではないの
ですが、それにもましてかの国のやり方はいけませんね。

これではつい石原さんの言葉に耳を傾けてしまいそうですよ、
習さん。

丹羽大使の予言

「大変なことになりますよ。」という予言。

それで見事に大変なことになりました。


今回、更迭される前に外務大臣とは十分な意見交換があったはず。

ですから、外務省には今回の事態は「想定内」のはずですよね、ゲンバさん。

その割には有効な対応策が行われていません。

単に指をくわえて事態の推移を見守っているだけの印象です。


丹羽さんを交代させた時点で日本政府の強硬路線は決まりでした。

それで日本政府としては今更引き返す訳にはまいりませんと。

なにやら「盧溝橋事件」みたいな話ですね。


中国がいくらこぶしを振り上げても多分目に見える方向転換はありません。

日本国内世論が「弱腰外交」と言うに決まってますから。

それでは衆議院選挙、勝てませんものねえ、民主党さん。


日中国交回復４０周年ですか。

記念式典、見事にぶちこわしました。

きっと角さんもあきれていることでしょうね。


中国の「強硬外交」と同じレベルで反応する民主党の「わかりやすい外交」。

まあこれではけんかになるに決まってますよね。

いずれにせよ日本の外交力、大したことはありませんねえ、野田さん。

アメリカは日本の味方？

いいえ、違いますね。

アメリカはアメリカの味方です。

どこの国でもそうですが、自分の国の国益が第一の国ですね。

日米同盟があっても、日本の味方ではありません。


「領土問題ではどちらのかたも持たない」そうです。

日本がらみの領土問題ですね。

所が南シナ海の領土問題では「地域の安全にアメリカは責任がある。」
という立場です。

これはあきらかに中国に対して警戒をしています。


さあ、そうするとやっぱり「時と場合で使い分け」ですね、アメリカさん。

「アメリカは正義の味方」ではありませんものね。

いや、非難している訳ではありませんよ、オバマさん。

要するに、「自分の国が大切だ」と言っているだけですものねえ。


それでこの件、日本政府が「変な期待感」を持たないといいのですがねえ。

愛国無罪

中国の反日デモ、工場は火をつけられ、デパートは略奪ですか。

とても法治国家とは思えませんね。


「愛国無罪」、中国のネット上の言葉です。

愛国から行動するのは全て無罪ですか。

まあとても理解できません。


明らかに日本人の財産が被害を受けています。

それでもＮＨＫは「日本人に被害はありません。」と報道しています。

工場やデパートの損害は誰が保証してくれるのでしょうか？

裁判は開かれるのでしょうか？

それとも全部泣き寝入りですか、野田さん。


中国もあんまり反日をあおると日米同盟が強くなるだけですよ。

これは中国の国益とは反対方向です。

まあそろそろいい加減にしとかないいけませんよねえ。

よく考えていただきたいものです。

新型インフルエンザ用ワクチン

鳥インフルエンザＨ５Ｎ１は知らない間に人に感染することになった様です。

つい１年程前まではＮＨＫを含めてマスコミ諸君は「鳥インフルエンザは
人には感染しません。」とキャンペーンしていたのがウソの様です。


「人用の鳥インフルエンザワクチン」を来年３月までに用意するそうです。

「人用の鳥インフルエンザワクチン」、いいかえると「新型インフルエンザ
ワクチン」とこうなります。


マスコミというのは本当に責任をとりませんね。

記事の内容が正しいかどうか、少しも検証しません。

あるいは、当局の意向にそっていればいいとしているのでしょうか。


Ｈ５Ｎ１の遺伝子が変化して急に人に感染するようになったという様な
情報はありません。

１年まえとウイルス君はそんなには変化していないはずです。

でも１年前は「人にはうつらない」といっておきながら、
今は「実はうつるのです。」と。


政府やマスコミの情報だけに頼っていると我々住民は知らない間に
とんでもないリスクにさらされます。

福島の原発事故での放射能放出でもそうでした。

知らない間に放射能が拡散している方向に非難させられていましたもの。

あるいは、さっさと非難しなくてはいけない場所に３カ月も住まわさせれたり。


「リスク管理が出来ない国」に住むという事は本当に大変なことです。

領土問題も重要でしょうが、足元のリスク管理ももうすこしまともに
やっていただきたいものですね、野田さん。

まだ「もんじゅ」を動かすつもり？

２０４０年には「原発をゼロ」にするそうです。

これでコスト高の核燃料サイクルを動かす必要はありませんね。

もはや「もんじゅ」は不要になった訳です。

でも廃炉にせず、ご研究に使うのだそうです。

もんじゅにまとわりついている人たちの為の失業対策としか思えませんね。


福島の事故があって、水を使った原子炉でさえ制御できなかったくせに
金属ナトリウムを使う炉など手に負える訳がありません。

危ない火遊びですよ、野田さん。

ドカンと行ったらそれこそ関西が消滅します。

中京圏もお終いですか。

そう考えるとさっさと棺桶につめこんでふたをしておくのが一番よさそうです。

谷垣さん撤退

「偉大なる常識人」谷垣さんの目標は「政権に返り咲く」こと。

それは自民党の目標でわれわれ住民の目標ではありません。


自民党政治、官僚と産業界、既得権益優先の政治に嫌気がさしての
民主党政権です。

いくら民主党が「ウソツキ政党」であることがバレても、なあんにも変わっ
ていない自民党に「サア替えましょう。」とはなりませんよ、谷垣さん。


前回は「素人軍団」民主党が勝ちました。

そして「素人さん政治」をいやというほど見せてもらいました。

それでも自民党が言ってたように「日本沈没」は起こりませんでしたね。


こんどは地方政党の出番ですね。

地方分権、独立、なんでもいいですが、「東京第一」、「永田町の町内会
政治」はもうやめて欲しいものです。

新しい風はどんどん送り込みましょう。

といっても、窓際日記は個人的には「大阪のアンチャン」は好きではありませんがね。

でも、あれくらいの「ハチャメチャさ」がないと、何にも変わりませんよ、きっと。


いっぺん壊さないとだめなものも時にはあります。

３分の１程は民主党が壊してくれました。

あと残りの３分の２程は大阪の「アンチャン」に期待したいものですね。