窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

敦賀原発は安全になった?

2012-12-26 22:54:29 | Weblog
県を超えての非難をどうするのか、規制庁で会合がありました。

福井県をはじめとして周りの県の副知事さんが集合です。

周りの県は原発事故を心配して30km以内の人の非難について
話そうとしますが、福井県は「原発は安全になった」という立場の
ようです。


福島であれだけの事故が起きながら「おらの県は大丈夫だ」と
言うわけですね。

福井県の皆さんには申し訳ないのですが、県のトップの考えて
いることがこちらの常識と合いません。

なんとも言い難い印象です。


いままで原発を誘致してきた政策との整合性が大事なのでしょうか?

それよりも万が一のことを考えるのがお仕事のような気がしますが、、、。

やっぱり住民は残念ながら最後は「自分の身は自分で守る」という
気概が必要なようです。



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「いいやつに銃をもたせろ。」

2012-12-22 13:19:25 | Weblog
全米ライフル協会の主張です。

「保安官を全ての小学校のまえに立たせろ」と。

そういう訳ですね。

でもどうやって「いいやつ」を見分けるのでしょうね。

それも「ずうっと安定して死ぬまでいいやつ」をです。


銃砲店では銃を売るときに「これから悪い事をしますよ。」という人には
銃はうりません。

銃を買うときは全ての人は「いいやつ」なんですよね。

それでは銃を使って悪い事をするヤツはいないはずですよね、理論上は。

銃を持ってる人は銃砲店お墨付きの「いいやつ」なんですからね、
ライフル協会さん。


でも実際はどこかで「いいやつ」が「わるいやつ」になるんでしょうね。

そして事件を起こすと。


さあこのジレンマ、どうやってアメリカは解決するのでしょうか?

それともやっぱり西部劇の伝統を堅持するのでしょうか?

財政のがけも注目ですが、こちらの議論の行く末にも目が離せませんね。

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阿部さん相場

2012-12-20 09:31:43 | Weblog
ここのところのお祭りを「阿部相場」というそうですね。

阿部さん、投票前に円安になって株が上がったのを見て「勝負あった」
と言いました。

その程度の経済感覚なんですねえ、阿部さん。

この相場、ほんの線香花火かもしれませんよ。


花火が終わると暗さがいっそう身にしみますね。

円安、株安、債券安、貿易赤字のインフレで不景気。

当然雇用などどこにもありません。

これが最悪のシナリオです。

ちなみにこのシナリオでもスタートは「円安、株高」で始まります。


阿部さんが言うように「継続的成長」になるのか、それとも最悪シナリオに
落ち込むのか判断がむつかしいところです。

個人的にはうかれていると大変な目に合いそうな予感がしますが、、、。

予感が当たらないことを祈っておりますよ、阿部さん。


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財務大臣は麻生さん?

2012-12-18 12:28:34 | Weblog
なんとまあ、あの麻生さんが返り咲きですか。

公共事業の顔みたいな人ですね。

おかげで麻生コンツェルンの株価は上昇だそうです。

土建国家ニッポンの再来ですね。


民主党は「コンクリートから人へ」をキャッチフレーズにしていました。

でもあまり経済は良くなりませんでした。

財務省の「国債価格維持政策」に巻き込まれた為でしょうかねえ。

その象徴的な結果がトンネルの天井板落下だとすると皮肉なものです。

インフラの老朽化やら原発の安全対策の不備やらは自民党政権時代の
置き土産なのに民主党政権時代に開いちゃいましたね。

まあ歴史というものはえてしてそういうものです。


さて、お金ジャブジャブでインフレを狙うという阿部政権の行く末はどうなりますやら。

当面は円高是正の株高でみいんな喜んでいますがね。

いい事と悪い事は紙一重。

阿部さん、ご用心ご用心ですよ。

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民主惨敗

2012-12-17 13:35:49 | Weblog
自公で3分の2以上の議席ですか。

自公の勝ちというよりは、やはり民主の一人負けでしょう。

野田さん、優等生は人気があるとでも思っていたのでしょうか?


谷垣さんは結構、野田さん並みに優等生でしたね。

でも再登場の阿部さんはネジが一本飛んでいるようです。

発言が過激ですからね。

で、そういうのが時流に乗ると人気が出ます。

ここは自民党さんの人気読みが当たりというところですね。


でも3分の2も議席をもっていて何も成果が出せなかったらまた野党ですよ、
自民党さん。

そこのところよおく考えて政権運営してくださいね。


公明党さんは自民党の暴走を止めなければいけません。

ブレーキが役目です。

2人して暴走してはいけません。

それでは暴走族です。

後ろの暴走老人が喜ぶだけですからね。


中国や韓国は領土問題でずいぶんと強気の行動に出ています。

まあこれも我々の目から見た場合ですけどね。

でもそう映っているので当然に外交は強気の政党に人気が出ます。

それが選挙ですからね。

で、こうやってかつては日本で軍国主義が台頭していきました。


まあ平成の時代になっても人間そう変るもんじゃありません。

回りの国からなめられるのをよしとするほど日本人もお人よしではないと
いうことですね。

今後の外交問題、注目していきたいと思います。

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自公政権誕生

2012-12-16 21:21:19 | Weblog
原発推進派の自公政権誕生です。

さあそれで田中さんところの規制委員会、逆風が吹き始めた訳です。

活断層の可能性のある原発、みごとに廃炉にできますやら。

ここからが勝負ですね田中さん。

しっかりと見守っておりますよ。
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どうやら活断層らしいですね。

2012-12-11 00:56:35 | Weblog
敦賀2号機の下の破砕帯はどうやら活断層のようです。

地震で断層が動けばそれこそ福島の比ではない悲惨な状況になります。

まるで時限爆弾のようですね。

いつ爆発するかわからないというしろものです。


原発からの電気が欲しい人でもまさかこんな原発を「動かせ」とは
言いませんよねえ。

それとも言いますかね。

「自分の稼ぎの方が大事」だと。

「原発はよその県だからかまわん」と。

そうやってずっとやってきたのですからねえ。


そういういいかげんさがありますね、日本には。

トンネル事故もそうです。

ちゃんと警報は鳴っていたのに聞く耳を持ちません。

目の前の札束に魅惑されてます。

愚かなものですね。


そうやって頭かくしたところで自然法則はちゃんと動いています。

老朽化したボルトは抜けて落ちますし、M9の地震は今も昔も
発生します。

そして人間が動いてほしくないと思っている破砕帯もしっかり動きます。


さて、規制委員会の結論はどうなりますやら。

ちゃんと「科学的、客観的判断」で「我々の命」まもってくれますやら
しっかりと見届けますよ、田中さん。

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政権交代

2012-12-07 22:50:56 | Weblog
かつては自民党が政権を担うのが常道でした。

今回民主党が政権をになっていろいろなことがわかりました。

自民党にしかできない事、そして民主党にしかできない事。

それから、誰が政権についても変わらない事。

もう政権が変わることに対しては特別な感慨はないですね。

日常のことになりそうです。


そうそう、かつてはアメリカのような2大政党政治がいいという
訳で選挙制度をかえたのですよね。

でも今の状況は2大政党ではなくて百家争鳴ですね。

日本という国はその方がきっと似合うのでしょう。

ようやく政治にも日本スタイルが定着しそうです。


さてこれだけの経済を持つようになった国が今後も爆発的な
経済成長を望むのは少々無理がありそうです。

かつてはお手本が日本の前を走っていました。

それを見習って、小さく、安く作ればよかったのですから
考えようによっては楽なものです。


これからは難しくなるぞと言われてやっぱり難しくなりました。

そうなってからかれこれ20年にもなりますかね。

でもまあ普通の国になったといわれればそれまでのことです。

それならそれで生きていく道があるというものですよねえ。

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トンネル事故

2012-12-03 23:50:10 | Weblog
重さ1トンの天井板が100m以上にわたって落ちました。

NHKの記者さんは間一髪で命を拾いました。

1秒遅かったらどうなったかわかりません。


専門家がどれだけ考えて、点検員がまじめに保守していても
こういう事が起こります。

それが技術の、人工構造物の限界ですね。

原発もこの限界からのがれることはできません。

事故が起きない原発というのは夢物語です。


明日が選挙の公示日だそうです。

さあて日本国民はどういう選択をするのでしょうね。

注目していきたいと思っております。

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原発の安全性

2012-12-02 21:25:20 | Weblog
政治家さんたちのお話を聞いていると、「専門家の人たちなら
安全性を保障できる」と思っているらしい。

これは大きな間違いですね。


福島事故前も専門家の人たちは安全性を評価していました。

そして「大丈夫だ」が結論でした。

今回もまた専門家の人たちが安全性を評価しています。

そしてまた「大丈夫だ」というでしょう。

何が変わったのでしょう。

「判断レベルが多少厳しくなった」とそれだけの違いですね。


今回の地震と津波と同程度なら幸運ですね。

それを超える地震や津波にはまた先生方は「想定外」というだけです。

で、政治家の皆さんは「専門家がOKと言ったんだから仕方ない」で終わりです。

そしてまただあれも責任を取りません。

規制庁長官が左遷されてお仕舞です。


原発は本質的に安全ではありません。

いつも外部から冷やしていないと暴走して、放射能をまきちらします。

これは飛行機が安全でないのと同じですね。

空を飛んでいて、トラブルがあれば確実に落ちます。


さて、飛行機の場合は乗る人はそれなりに覚悟しますね。

原発の場合はだれがそれなりに覚悟すればいいのでしょう?

その答えが福島にあります。


「規制庁ができたんだから今度は大丈夫でしょう?」ですって。

残念ながら「ハズレ」です。

規制庁は判断レベルは判断しません。

それは規制庁の外から持ってきます。

業界の世界標準とかIAEAとか今までの事故事例とか。

あるいは法律ですね。


そしてその判断レベルに達していれば「OK」,達していなければ
「NG」というだけです。

「この原発は安全だ。」などとは一言もいいませんよ。

ゆめゆめ、「規制庁が安全を保障してくれる」などとは思わぬ
ことですね。
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