窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・第16週は微増の定点7.56人でした。自分の役回りを理解してない菅さん。

2011-04-30 01:17:47 | Weblog
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・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
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・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。                           
 ・第16週( 4月18日~24日)   
 ・第17週( 4月25日~ 1日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               11週   12週   13週  14週   15週  16週
   A(H1)pdm     23     7     3     0     0     1
   A(H3)         49    51    52    55    33    35
   B             28    42    45    45    65    64

 新型が1%で、A香港型も35%に横ばいです。

 B型も横ばいの64%です。

 今シーズンの現状累積での占有率です。

   A(H1)pdm     57%
   A(H3)         31%
   B             11%

 ・定点状況推移(人)
               11週   12週   13週  14週   15週  16週
  2011年定点データ 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42  7.56

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人    30万人
 ・第16週( 4月18日~24日)     7.56人    36993人   (27.7万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・30日                      0.70人               3.4万人
  ・ 1日                      0.69人               3.4万人
  ・第17週( 4月25日~ 1日)     5.06人    24487人   24.7万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1313.8万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      689.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.9万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第17週( 5月 1日)               1317.2万人  

・入院状況(第16週)
 今シーズン
 ・重症化(合計)      442人( 4月24日現在)    重症化率  0.0034%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月24日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   178人( 4月24日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(16週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0034%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%
 ・第15週( 4月11日~17日)  4.02人    6.42人   -38.0%
 ・第16週( 4月18日~24日)  5.66人    7.56人   -25.9%

 今回の定点合計報告数は36993人で、当ブログ予報は27422人でした。

 今回予報誤差はー25.9%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は26万人程です。、

 新型は0%、A香港型は33%、B型は65%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月29日状況・・

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。

1号機原子炉は積極的な水没を開始

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     
 5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H     
13日~ 15日の単純合計 ・・・(131.6μ・Sv/H)     
16日~ 22日の単純合計 ・・・312.5μ・Sv/H     

23日・・・43.6μ・Sv/H)      24日・・・46.3μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
25日予測値・・41.9μ・Sv/H  実測52.1μ・Sv/H  予測誤差-19.6%  
26日予測値・・44.6μ・Sv/H
27日予測値・・50.4μ・Sv/H  実測37.0μ・Sv/H  予測誤差+36.2%  
28日予測値・・41.3μ・Sv/H  実測34.0μ・Sv/H  予測誤差+21.5%  
29日予測値・・35.8μ・Sv/H
30日予測値・・32.8μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・95308μ・Sv (95.3m・Sv)

到達予報
100m・Sv・・・5月 5日
112m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
120m・Sv・・・6月 5日

政府予報  ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
392m・Sv・・・2012年3月11日(地震から1年後までの積算予測)

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     
 5日~  14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H     
15日~  24日の単純合計・・・244.0μ・Sv/H     

25日・・・ 19.4μ・Sv/H   26日・・・(23.7μ・Sv/H)

26日予測値・・23.7μ・Sv/H
27日予測値・・18.9μ・Sv/H  実測22.4μ・Sv/H  予測誤差-15.6%  
28日予測値・・21.2μ・Sv/H  実測17.5μ・Sv/H  予測誤差+21.1%  
29日予測値・・21.9μ・Sv/H
30日予測値・・17.0μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・50505μ・Sv (50.5m・Sv)

到達予報
60m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
62m・Sv・・・5月28日

政府予報  ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208.3m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)

4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月29日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~  26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     
 6日~  15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日・・・1.90μ・Sv/H      21日・・・1.90μ・Sv/H     
22日・・・1.90μ・Sv/H      23日・・・1.90μ・Sv/H     
24日・・・1.80μ・Sv/H      25日・・・1.80μ・Sv/H     
26日予測値・・1.76μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 -2.2%      
27日予測値・・1.77μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 -1.7%        
28日予測値・・1.77μ・Sv/H  実測1.70μ・Sv/H  予測誤差 +4.1%    
29日予測値・・1.77μ・Sv/H  
30日予測値・・1.67μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4779μ・Sv (4.78m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日

政府予報  ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)

福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。

このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。

これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。

同様に、郡山、本宮、二本松、伊達、も完全に安心できるエリアではなさそうです。

福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。

コメント

3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.524m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.78m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.78m・Sv

原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
アメリカの原発作業員は20m・Svまで。
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量50.5m・Sv

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量95.3m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

コメント

薬害エイズの時は「被害者の味方」をやっていればよかったのですが、今回の
役回りは「被害者の味方」ではありませんよ、菅さん。

舞台は回りました。

原子力行政の責任者の役回りですから、「責められ役」です。

そこのところをはきちがえておられるようですね。


「自分は何も間違ったことはしていない。」、「一生懸命に仕事をしている。」という
役ではありません。

身に覚えがなくても「すみませんでした。」と責任を感じる役回りなのです。


前回の役回りと違って難しいことはよく分かりますが、でもそれが仕事です。

それがやれないのでしたら、総理大臣、どなたか別の人に代わられた方が
よろしいかと思いますよ。


話は変わりますけれど、政府のやってることは40日遅い。

原発爆発から45日目だけれど、ようやく発表された累積放射線量の予測でも
やる事がわかっていれば爆発後5日で出来る仕事。

結局、やる事や機材や人の準備ができてないから、24時間、3交代で実行する
事ができない。


「原発事故を収束させるのに忙しかった」ですって。

放射線測定と事故収束はまったく別の仕事。

チームを分けりゃ済む話です。

それが出来なかったのは単に「仕事の整理」が出来ていないだけの話です。

そのことのおつりは、浴びる必要のない放射線を住民が浴びたということですし、
今も浴び続けているということですね。


「前に出した指示とどうやったら整合性が取れるか」などに本来は頭をつかっている
暇はないのですよ、枝野さん。

危ない所の住民は分かった時点で避難させる。

これが全てです。


さて、今になってようやく放射線の測定ポイントが増えても「気の抜けたビール」
みたいなもので、ありがたさ半分ですね、ホームズさん。

どうします、それでも飲みますか?

PS

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・31Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・45km以内   ・・・37Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・55km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。
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・第16週は重症化率が減少しました。ハッピーエンド防災訓練のツケ。

2011-04-29 01:32:35 | Weblog
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・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
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・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。                           
 ・第16週( 4月18日~24日)   
 ・第17週( 4月25日~ 1日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
   A(H1)pdm     23    23     7     3     0     0
   A(H3)         52    49    51    52    55    33
   B             25    28    42    45    45    65

 新型が0%で、A香港型も33%に減少です。

 B型は増加して65%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     58
   A(H3)         32
   B             10

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人    30万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第16週( 4月18日~24日)     5.66人    27422人   27.7万人

  ・29日                      0.71人               3.5万人
  ・30日                      0.70人               3.4万人
  ・第17週( 4月25日~ 1日)     5.06人    24487人   24.7万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1310.4万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      689.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.9万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第17週( 5月 1日)               1317.2万人  

・入院状況(第16週)
 今シーズン
 ・重症化(合計)      442人( 4月24日現在)    重症化率  0.0034%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月24日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   178人( 4月24日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(16週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0034%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%
 ・第15週( 4月11日~17日)  4.02人    6.42人   -38.0%

 今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。

 今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は26万人程です。、

 新型は0%、A香港型は33%、B型は65%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月28日状況・・

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。ー>水面下降効果小。

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。

1号機原子炉は積極的な水没を開始

コメント

昨年の11月25,26日は福島原発が事故ったという想定で防災訓練が行われた。

今回の事故と全く同じで、「全電源喪失」を想定していた。

さてこの訓練、放射性物質も結局もれず、外部電源も2日目には無事に回復して
ハッピーエンドのシナリオでした。

今回の事故も同じように「奇跡的に外部電源が復旧」すればよかったのですが
現実はそう甘くはなかったようですね、東電さん。


住民と一緒になってやる訓練は、まあハッピーエンドでもいいでしょう。

でも県も東電も本当にシビア・アクシデントが起きた時にどうなるかくらいは当事者
としてしっかりと理解して対策を考えておく事が必要でしたね。

いつもやっている「ハッピーエンド防災訓練」がそういう事を考える邪魔になったと
したら、皮肉以外の何物でもありません。


それから、住民というのは被害者なのですが、県庁さんは被害者なのでしょうか?

確かに住民側に立てば被害者ですが、原発の稼働を許可する権限をもっている
のですよね。

どうも県庁さん、被害者の立場だけではなく、ご自分でも反省するべき所がある
ように見受けられます。

国や東電に責任を押し付けるばかりでは、住んでいる人からすれば少々頼りない
のではないかと思いますよ。

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     
 5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H     
13日~ 15日の単純合計 ・・・(131.6μ・Sv/H)     
16日~ 22日の単純合計 ・・・312.5μ・Sv/H     

23日・・・43.6μ・Sv/H)      24日・・・46.3μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
25日予測値・・41.9μ・Sv/H  実測52.1μ・Sv/H  予測誤差-19.6%  
26日予測値・・44.6μ・Sv/H
27日予測値・・50.4μ・Sv/H  実測37.0μ・Sv/H  予測誤差+36.2%  
28日予測値・・41.3μ・Sv/H
29日予測値・・35.8μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・94702μ・Sv (94.7m・Sv)

到達予報
100m・Sv・・・5月 5日
113m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
121m・Sv・・・6月 5日

政府予報  ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
392m・Sv・・・2012年3月11日(地震から1年後まで積算)

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     
 5日~  14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H     

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H   20日・・・31.0μ・Sv/H
21日・・・ 24.0μ・Sv/H   22日・・・21.6μ・Sv/H
23日・・・ 21.7μ・Sv/H   24日・・・24.2μ・Sv/H
24日予測値・・21.1μ・Sv/H  実測24.2μ・Sv/H  予測誤差-12.8%  
25日予測値・・21.2μ・Sv/H  実測19.4μ・Sv/H  予測誤差 +9.3%  
26日予測値・・23.7μ・Sv/H
27日予測値・・18.9μ・Sv/H  実測22.4μ・Sv/H  予測誤差-15.6%  
28日予測値・・21.2μ・Sv/H
29日予測値・・21.9μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・50139μ・Sv (50.1m・Sv)

到達予報
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日

政府予報  ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208.3m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)

4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月29日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~  26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     
 6日~  15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日・・・1.90μ・Sv/H      21日・・・1.90μ・Sv/H     
22日・・・1.90μ・Sv/H      23日・・・1.90μ・Sv/H     
24日・・・1.80μ・Sv/H      25日・・・1.80μ・Sv/H     
25日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 +3.3%    
26日予測値・・1.76μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 -2.2%      
27日予測値・・1.77μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 -1.7%        
28日予測値・・1.77μ・Sv/H  
29日予測値・・1.77μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4741μ・Sv (4.74m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日

政府予報  ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・2012年3月11日(地震から1年後)

福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。

このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。

これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。

同様に、郡山、本宮、二本松、伊達、も完全に安心できるエリアではなさそうです。

福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。

コメント

3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.486m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.77m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.74m・Sv

原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量50.1m・Sv

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量94.7m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

コメント

日本の政治家は「危機管理というのは対策本部を立ち上げること」だと理解されて
いるようです。

法律にそう書いてあるからそうなのだと。

なんとまはや、あきれたものです。

そうなると、「どれだけ早く対策本部を作ったか。」が成績評価の基準になります。


本来の危機管理では、危険な状況を起こる事を想定して、どれだけ前もって準備
しているか、出来ているかが重要なことですね。

準備もなしにどれだけ早く対策本部を立ち上げても「対策のしようがない」のです。

つまるところ、「紙おむつと新聞紙」になってしまいます。


もうひとつ、「住民がパニックになること。」を極度にきらっていますね。

身に危険が迫っているのをしれば多少はだれでもパニクルのは当然で自然なこと。

でも、政府としては「統制がとれた行動」がお好きなのです。

しかしそれも時と場合によりけりです。

時には「まずは逃げろ。」が正解のことだってありますよ。


政府の「危機管理」が単なるマスコミ対策やメディア対策、そして野党対策に終始
するようでは、本末転倒ですね。

手際がわるくて、多少混乱してもそれが結果的に多くの住民の安全を確保できた
のならば、我々はそちらのやり方を支持しますよ、菅さん。

PS

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・31Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・45km以内   ・・・37Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・55km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

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・今シーズン患者数1300万人超え。放射線基準のしわよせは女性と子供に。

2011-04-28 01:12:01 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。                           
 ・第16週( 4月18日~24日)   
 ・第17週( 4月25日~ 1日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
   A(H1)pdm     23    23     7     3     0     0
   A(H3)         52    49    51    52    55    33
   B             25    28    42    45    45    65

 新型が0%で、A香港型も33%に減少です。

 B型は増加して65%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     58
   A(H3)         32
   B             10

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人    30万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第16週( 4月18日~24日)     5.66人    27422人   27.7万人

  ・28日                      0.72人               3.5万人
  ・29日                      0.71人               3.5万人
  ・第17週( 4月25日~ 1日)     5.06人    24487人   24.7万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1306.9万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      689.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.9万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第17週( 5月 1日)               1317.2万人  

・入院状況(第15週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      441人( 4月17日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月17日現在)    重症化率  0.0034%

 ・死亡(含む疑い例)   176人( 4月17日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(15週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0035%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%
 ・第15週( 4月11日~17日)  4.02人    6.42人   -38.0%

 今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。

 今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は26万人程です。、

 新型は0%、A香港型は33%、B型は65%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月27日状況・・

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。ー>水面減少効果小。

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。

1号機原子炉は積極的な水没を開始

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     
 5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H     

13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)
15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
19日・・・42.7μ・Sv/H)      20日・・・46.8μ・Sv/H
21日・・・43.0μ・Sv/H)      22日・・・47.0μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
23日予測値・・41.3μ・Sv/H  実測43.6μ・Sv/H  予測誤差 -5.3%  
24日予測値・・45.2μ・Sv/H  実測46.3μ・Sv/H  予測誤差 -0.2%  
25日予測値・・41.9μ・Sv/H  実測52.1μ・Sv/H  予測誤差-19.6%  
26日予測値・・44.6μ・Sv/H
27日予測値・・50.4μ・Sv/H
28日予測値・・41.3μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・94176μ・Sv (94.2m・Sv)

到達予報
100m・Sv・・・5月 4日
114m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
122m・Sv・・・6月 5日

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     
 5日~  14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H     

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H   20日・・・31.0μ・Sv/H
21日・・・ 24.0μ・Sv/H   22日・・・21.6μ・Sv/H
23日予測値・・23.6μ・Sv/H  実測21.7μ・Sv/H  予測誤差 +8.8%  
24日予測値・・21.1μ・Sv/H  実測24.2μ・Sv/H  予測誤差-12.8%  
25日予測値・・21.2μ・Sv/H  実測19.4μ・Sv/H  予測誤差 +9.3%  
26日予測値・・23.7μ・Sv/H
27日予測値・・18.9μ・Sv/H
28日予測値・・21.2μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・49515μ・Sv (49.5m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日

4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

26日の実測値は発表なしでした。お得意の情報隠ぺいの始まりでしょうか?

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~  26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     
 6日~  15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日・・・1.90μ・Sv/H      21日・・・1.90μ・Sv/H     
22日・・・1.90μ・Sv/H      23日・・・1.90μ・Sv/H     
24日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 +3.3%    
25日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 +3.3%    
26日予測値・・1.76μ・Sv/H  実測1.66μ・Sv/H  予測誤差 +6.0%      
27日予測値・・1.77μ・Sv/H  
28日予測値・・1.63μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4690μ・Sv (4.69m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日


福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。

このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。

これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。

同様に、郡山、本宮、二本松、伊達、も完全に安心できるエリアではなさそうです。

福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。

コメント

3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.435m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.74m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.69m・Sv

原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量49.5m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量94.2m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

コメント

またしても驚きの事実が発覚です。

東電の原発従業員(女性)が17m・Sv超えの被ばくをしており、これは法律に
違反するのだそうです。

女性は3か月で5m・Svが上限とのこと。

さっそく保安院さんは、「原因究明と再発防止」を東電に求めたとか。


ところで、計画避難対象になっている、特に20kmから30km圏内の女性の方は
最大ですでに50m・Sv程度の被ばくをしている可能性があります。

今回公表になったSPEEDIの累積計算結果やら、文科省がやっている累積の
放射線計測結果がそういってますよ。

17m・Svで法律違反なら、これは大違反ですね、保安院さん。

誰に「原因究明と再発防止」を求めますか?

それとも、原発作業員の女性は保護されなくてはならないけれど、地域住民の
女性はその必要はないのですか、安全委員会さん?


もう、むちゃくちゃですね、基準の作り方と運用の仕方。

例の校庭の基準もそうです。

子どもの放射線に対する感受性は大人の2~3倍あるということですから、せめて
20m・Svではなく10m・Svにしとくべきでしたね、文科省さん。

いろいろあっても「子どもの健康が第一」と。

そうじゃなきゃ親の気持ちはすみません。


今回の一連の避難基準や校庭基準の決定やら運用の仕方。

一番のしわよせはやっぱり女性と子供ですか。

女性と子どもを大事にしない国に未来などはありませんねえ、菅さん。


こういうのは全部「原発の安全神話」と「思考停止による準備不足」のツケですね。

いっくら事故が起きてから「対策本部」を法律に基づいていっぱい作ったって、
それこそ「泥縄」ですわ。

そこらじゅう「矛盾だらけ」じゃないですか。


これでますますはっきりしてきましたね。

国には住民を原発事故の放射線から守る意思も能力もない事が。

住民は自分で自分を守るしかなさそうですよ。

PS

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・31Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・37Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・55km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

・・注意情報 2 ・・

20km圏内一時立ち寄りは2時間とのこと。

まあ、バスの移動時間も含めて最大滞在時間は5時間でした。

以下、4月21日時点での窓際日記推定の放射線被ばく量です。

     放射線強さ(μ・Sv/H)  5時間滞在での被ばく量(m・Sv)
3Km    150            0.75
5km    130            0.65
10km    92            0.46
15km    65            0.33
20km    45            0.23

行かれる方は個人線量計記録に上記数値を参考にして記録することをお勧め
します。

帰りはスクリーニング検査と除染があるようですが、到着地点での放射線強さを
教えてもらっとくと記録がもっと確実にできますね。
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・・ボトム 10 ランキング。放射線量コントロール3,個人線量計の基本3。

2011-04-27 01:25:32 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。                           
 ・第16週( 4月18日~24日)   
 ・第17週( 4月25日~ 1日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
   A(H1)pdm     23    23     7     3     0     0
   A(H3)         52    49    51    52    55    33
   B             25    28    42    45    45    65

 新型が0%で、A香港型も33%に減少です。

 B型は増加して65%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     58
   A(H3)         32
   B             10

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人    30万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第16週( 4月18日~24日)     5.66人    27422人   27.7万人

  ・26日                      0.75人               3.7万人
  ・27日                      0.73人               3.6万人
  ・第17週( 4月25日~ 1日)     5.06人    24487人   24.7万人

 ・ボトム10 ランキング

            4月 3日      4月10日      4月17日

    38      神奈川         香川          滋賀
    39      山形          千葉          千葉
    40      香川          秋田          茨城
    41      栃木          富山          神奈川
    42      茨城          神奈川         徳島
    43      秋田          栃木          栃木
    44      徳島          茨城          富山
    45      岩手          徳島          岩手
    46      福島          岩手          福島
    47      宮城          宮城          宮城

 ・コメント

 45位  岩手     2.18人
 46位  福島    1.67人
 47位  宮城     0.58人

ご常連は徳島、岩手、茨城、宮城、栃木、神奈川の6県です。

これは前の週から1県の減少です。

さすがに終息状況になってきていますので、ボトムグループのメンバーも固定して
きていますね。

・流行レベル(定点1.0人)以下になった県

第12週・・・・宮城
第13週・・・・宮城
第14週・・・・宮城
第15週・・・・宮城

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月26日状況・・

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。ー>水面減少効果小。

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。

1号機原子炉は積極的な水没を開始

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     
 5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H     

13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)
15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
19日・・・42.7μ・Sv/H)      20日・・・46.8μ・Sv/H
21日・・・43.0μ・Sv/H)      22日・・・47.0μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
23日予測値・・41.3μ・Sv/H  実測43.6μ・Sv/H  予測誤差 -5.3%  
24日予測値・・45.2μ・Sv/H  実測46.3μ・Sv/H  予測誤差 -0.2%  
25日予測値・・41.9μ・Sv/H  実測52.1μ・Sv/H  予測誤差-19.6%  
26日予測値・・44.6μ・Sv/H
27日予測値・・50.4μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・93186μ・Sv (93.2m・Sv)

到達予報
100m・Sv・・・5月 4日
114m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
122m・Sv・・・6月 5日

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     
 5日~  14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H     

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H   20日・・・31.0μ・Sv/H
21日・・・ 24.0μ・Sv/H   22日・・・21.6μ・Sv/H
23日予測値・・23.6μ・Sv/H  実測21.7μ・Sv/H  予測誤差 +8.8%  
24日予測値・・21.1μ・Sv/H  実測24.2μ・Sv/H  予測誤差-12.8%  
25日予測値・・21.2μ・Sv/H  実測19.4μ・Sv/H  予測誤差 +9.3%  
26日予測値・・23.7μ・Sv/H
27日予測値・・18.9μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・49006μ・Sv (49.0m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日

4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~  26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     
 6日~  15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日・・・1.90μ・Sv/H      21日・・・1.90μ・Sv/H     
22日・・・1.90μ・Sv/H      23日・・・1.90μ・Sv/H     
23日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.1%    
24日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 +3.3%    
25日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 +3.3%    
26日予測値・・1.76μ・Sv/H  
27日予測値・・1.77μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4654μ・Sv (4.65m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日


福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。

このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。

これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。

同様に、郡山、本宮、二本松も完全に安心できるエリアではなさそうです。

福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。

コメント

3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.399m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.73m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.65m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量49.0m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量93.2m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

コメント

個人線量計の基本3。

さて、基本の3はスクリーニング検査のことです。

この検査でそれまでの被ばくが分かるか?

半分Yesで半分Noです。

分かるのは「表面汚染」と言われている、服や皮膚や髪の毛にくっついた放射性
物質があるかどうかということだけ。

現地でどれだけ放射線を浴びたのかはさっぱりわかりません。

ですからスクリーニング検査で「大丈夫。」といわれても、それは「今は放射性物質
をくっつけてはいませんよ。」というのにすぎないのです。


それで、原発で働く人は必ず「個人線量計」を携帯しているのです。

それを見れば「どれだけ被ばくしたか」が分かります。

逆に言うとそれがなければさっぱりわかりません。


さて、近頃「北西30kmの浪江町で計画避難の積算放射線基準値20m・Svを
超えました。」としきりに報道しています。

あの数値は3月23日から4月22日までの積算合計で、20.27m・Svですね。

但し、原発がどかんとやって放射性物質を吐き出したのは15日です。

ですから、本当は15日から積算しないと「ウソ」になります。


実際に窓際日記の集計では15日から22日までの間に23日から4月22日までの
間の積算量の8割相当がすでに放出されています。

そうなると本当は20.27m・Svではなく36.49m・Svとなりとっくに20m・Svは
超えていたことになりますね。

これが事実ですが、新聞はそんなことは百も承知で、「今はじめて20m・Svを
超えました。」みたいな書き方を「臆面もなく」やります。


どうしてそんな風にかけるのでしょうか?

それは文科省が安全委員会の指示を受けて「累積線量計」を浪江町に設置した
のが23日で、その数値が20m・Svをこえたのが4月22日だからですね。

そのこと自体はウソでもなんでもなく、事実です。

ただし、設置した線量計が爆発当初からの積算線量を表示していないという点を
除いてですがね。

そういう意味では、事実ではありますが、事実全体ではなく一部分の事実ですね。

そして、それを読んで読者が誤解してもいいというならば、あまり誠実な立場では
ありませんがねえ、新聞社さん。


さて、この例でも分かりますが、後から「爆発してからどれくらいの積算線量を
浴びているか」を知る事は結構大変なことなのですね。

逆に言うと、「積算線量計」でも持っていないと、後から「こんなに放射線浴びました」
といっても「客観的証拠」を上げるのが難しいのです。

そしてそのことは「後からはいろいろとごまかしが効く。」ということにもなりかねま
せんね。

なにせ「証拠」がないのですから。


だれがごまかすのでしょうか?

浴びた放射線量を小さくしておきたい人たちですね。

たとえば、放射線被害の賠償をする責任がある人とか、避難指示を出した人とか
事故を小さく見せたい人とかですね。


そんな事を考えてみると、我々住民がとれる一番の方法は、「放射線被害に
あわないこと。」になります。

事故らないのが一番ですものね。

それでも仕方なく被ばくしたときは「記録を残しておく事」が大事になります。

その意味でも、個人線量計の記録は大事なのですね。

今日はここまで、一つ前の記事は4月20日ですので、そちらもご参照願います。

PS

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・31Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・37Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・55km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

・・注意情報 2 ・・

20km圏内一時立ち寄りは2時間とのこと。

まあ、バスの移動時間も含めて最大滞在時間は5時間でした。

以下、4月21日時点での窓際日記推定の放射線被ばく量です。

     放射線強さ(μ・Sv/H)  5時間滞在での被ばく量(m・Sv)
3Km    150            0.75
5km    130            0.65
10km    92            0.46
15km    65            0.33
20km    45            0.23

行かれる方は個人線量計記録に上記数値を参考にして記録することをお勧め
します。

帰りはスクリーニング検査と除染があるようですが、到着地点での放射線強さを
教えてもらっとくと記録がもっと確実にできますね。
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・次回第16週の定点予報は5.66人です。管さんの当事者意識のなさ。

2011-04-26 02:41:34 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。                     
 ・第15週( 4月11日~17日)      
 ・第16週( 4月18日~24日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
   A(H1)pdm     23    23     7     3     0     0
   A(H3)         52    49    51    52    55    33
   B             25    28    42    45    45    65

 新型が0%で、A香港型も33%に減少です。

 B型は増加して65%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     58
   A(H3)         32
   B             10

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人    30万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第16週( 4月18日~24日)     5.66人    27422人   27.7万人

  ・26日                      0.75人               3.7万人
  ・27日                      0.73人               3.6万人
  ・第17週( 4月24日~ 1日)     5.06人    24487人   24.7万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1299.8万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      689.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.9万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第16週( 4月24日)               1292.4万人  
  ・第17週( 5月 1日)               1317.2万人  

・入院状況(第15週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      441人( 4月17日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月17日現在)    重症化率  0.0034%

 ・死亡(含む疑い例)   176人( 4月17日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(15週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0035%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%
 ・第15週( 4月11日~17日)  4.02人    6.42人   -38.0%

 今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。

 今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は27万人程です。、

 新型は0%、A香港型は33%、B型は65%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月25日状況・・

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     
 5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H     

13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)

15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
19日・・・42.7μ・Sv/H)      20日・・・46.8μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
21日予測値・・40.8μ・Sv/H  実測43.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
22日予測値・・44.9μ・Sv/H  実測47.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
23日予測値・・41.3μ・Sv/H  実測43.6μ・Sv/H  予測誤差 -5.3%  
24日予測値・・45.2μ・Sv/H  実測46.3μ・Sv/H  予測誤差 -0.2%  
25日予測値・・41.9μ・Sv/H
26日予測値・・44.6μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・91714μ・Sv (91.7m・Sv)

到達予報
100m・Sv・・・5月 5日
112m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
119m・Sv・・・6月 5日

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     
 5日~  14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H     

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H   20日・・・31.0μ・Sv/H
21日予測値・・21.3μ・Sv/H  実測24.0μ・Sv/H  予測誤差-11.3%  
22日予測値・・30.4μ・Sv/H  実測21.6μ・Sv/H  予測誤差+40.7%  
23日予測値・・23.6μ・Sv/H  実測21.7μ・Sv/H  予測誤差 +8.8%  
24日予測値・・21.1μ・Sv/H  実測24.2μ・Sv/H  予測誤差-12.8%  
25日予測値・・21.2μ・Sv/H
26日予測値・・23.7μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・48631μ・Sv (48.6m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日

4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~  26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     
 6日~  15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日・・・1.90μ・Sv/H      21日・・・1.90μ・Sv/H     
21日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
22日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
23日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.1%    
24日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.80μ・Sv/H  予測誤差 +3.3%    
25日予測値・・1.86μ・Sv/H  
26日予測値・・1.76μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4613μ・Sv (4.61m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日


福島市では小中学校の校庭が国の定めた3.8μ・Sv/Hを上回る測定値を出して
いる所があります。

このことからわかる事は、福島市内でも場所によっては放射線の強さが大きい所が
あるということです。

これらの放射線強度が強い場所では年間で20m・Svを超える可能性がありますね。

同様に、郡山、本宮、二本松も完全に安心できるエリアではなさそうです。

福島市を含めて、65km圏内は残念ですがグレーゾーンの模様です。

コメント

3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.358m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.72m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.61m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量48.6m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量91.7m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

コメント

政府はようやく22日に20km圏内を封鎖とし、住民の立ち入りを禁止とした。

原発爆発から実に38日目です。

この間、20km圏内に移動できずに住み続けざるを得なかった人が約80人。

放射線被ばくの脅威にさらされながら生活してきた訳ですね。


政府が立ち入り禁止区域を設定した理由は、「勝手に20km圏内に入る人が
いるから。」というものでした。

それを言う前にまずは20km圏内の住民を全員避難させて、それから言うのが
ものの順序というものですよ、枝野さん。

見方によっては80名の方は救助されずにそこにいた訳ですから。


すでに全員のかたが救助されたのか、情報がないので分かりませんが、この38
日間での被ばく量が安全委員会係数0.6を考慮したとしても100m・Svを超えて
いる可能性があります。

これでは「政府の不作為」が問題になります。

すこしも国民の生命を守っていませんよ、菅さん。


地震や大雨と違ってモニターしていれば積算の放射線量がいくらになったのかは
はっきりと分かります。

そして、想定された危険が何時現実になるのかも分かります。

こういう時の為に国には「強制力」が許されているのではないのですか?


少数の人を切り捨てるがごとくのルールの運用の仕方が今回の原発事故対応
には多すぎるように見えます。

こういうのを「危機管理が出来てない」というのですよ。

前もっての準備がほとんどできていませんね。

これでは国民の「安心・安全」は守れませんよねえ、菅さん。

法律に基づく対策本部をいくら作ってもだめですよ。


国会の答弁を聞いていても分かります。

事故を起こした責任の半分すら背負いこもうとしない。

「私は悪くはありませんが、賠償はしっかりと致します。」では半分だけだね。


何も悪くない住民は理不尽にも退去させられた。

その理不尽さを理解して、「国がわろうございました。」の気持ちがなければ
何べん被災地にいったって何も伝わらない。

東電と並んで土下座するくらいの背負い込み方、腹の決め方が出来てない。

保安院さんとおんなじで、第三者として法律に従って対応しているだけ。


東電さんと国は原発号という車に乗っかってドライブしていた。

運転は東電さん。

国は横で監督しながら「行け行け」と。

事故ったとたんに「ハンドル持ってたのは君だからね。」と知らんぷり。

それではぶつけられた住民は目も当てられない。


国は監督者として不適格ですね。

今までの対応を見ている限りそうなります。

その不適格な国が同乗している原発号は「通行禁止」です。

PS

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・31Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・37Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・54km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、37km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では積算放射線量が1.72m・Svに
なりました。

・・注意情報 2 ・・

20km圏内一時立ち寄りは2時間とのこと。

まあ、バスの移動時間も含めて最大滞在時間は4時間という所でしょうか。

以下、4月21日時点での窓際日記推定の放射線被ばく量です。

     放射線強さ(μ・Sv/H)  4時間滞在での被ばく量(m・Sv)
3Km    150            0.60
5km    130            0.52
10km    92            0.37
15km    65            0.26
20km    45            0.18

行かれる方は個人線量計記録に上記数値を参考にして記録することをお勧め
します。

帰りはスクリーニング検査と除染があるようですが、到着地点での放射線強さを
教えてもらっとくと記録がもっと確実にできますね。
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・トップ 10  ランキング。原子炉建屋はのっぺらぼう。

2011-04-25 01:54:41 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
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・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第15週( 4月11日~17日)・8の県が注意報レベル継続。                           
 ・第16週( 4月18日~24日)       
 ・第17週( 4月25日~ 1日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
   A(H1)pdm     23    23     7     3     0     0
   A(H3)         52    49    51    52    55    33
   B             25    28    42    45    45    65

 新型が0%で、A香港型も33%に減少です。

 B型は増加して65%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     58
   A(H3)         32
   B             10

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人  (31.8万人)

 ・定点あたり報告数の順位(トップ10)

            4月 3日      4月10日      4月17日

     1      宮崎          宮崎          石川
     2      大分          石川          長野
     3      石川          大分          宮崎
     4      福岡          福岡          福井
     5      高知          高知          高知
     6      山口          沖縄          福岡
     7      広島          福井          沖縄
     8      山梨          鳥取          新潟 
     9      北海道         長野          佐賀
    10      岐阜          広島          鳥取
            
・コメント

 1位  石川   20.69人        
 2位  長野   19.69人         
 3位  宮崎   19.53人         
  ・・・
 10位 鳥取    9.52人          


 1位から9位までが定点10人超えで、注意報発令レベルです。

 福岡、石川、宮崎、高知の4県がご常連です。

 これはまえの週よりも1県の減少です。


 第15週はほとんど減少せず前の週と横並びでした。

 次回は減少に転じることを期待しましょう。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月24日状況・・

2号機内部はサウナ風呂状態。原子炉が破壊され蒸気が流出中。

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の放射性物質が流出の模様。

コメント

原子炉建屋はのっぺらぼう。

眼も鼻も煙突もついていない。

あ、いや、失礼。

原子炉ベント用の煙突は後付けでついてました。

でも、原子炉建屋用の煙突はなし。

要するに、「建屋は密閉構造でいい」と。

「厚さ1mのコンクリで囲ってしまえ」と。


これはもう「設計ミス」そのものですね。

「水素は決して格納容器からは漏れない」を前提にしています。

天井に排気用の10cm四方の穴が一つあれば水素爆発せずに済んだものを。


世界中の原発の原子炉建屋はのっぺらぼうです。

ただただ外部と遮断して密閉度を上げればいいと思っている。


恐ろしいものをしっかり閉じ込めておけと。

勘ずかれるんじゃないと。

住民の目から隠せと。

無機質な外壁には花の絵でもかいておけと。

放射能もれが怖いのですね。

住民の非難が怖いのですね。


おかげで中の水素が臨界に達して ば・く・は・つ です。

今回の事故でも水素爆発で建屋を壊したのは「余計なこと」でしたね、東電さん。

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~4月4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     
 5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H     

13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)

15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
19日・・・42.7μ・Sv/H)      20日・・・46.8μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
21日予測値・・40.8μ・Sv/H  実測43.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
22日予測値・・44.9μ・Sv/H  実測47.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
23日予測値・・41.3μ・Sv/H  実測43.6μ・Sv/H  予測誤差 -5.3%  
24日予測値・・45.2μ・Sv/H
25日予測値・・41.9μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・90575μ・Sv (90.6m・Sv)

到達予報
 90m・Sv・・・4月25日
111m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
113m・Sv・・・5月25日

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     
 5日~  14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H     

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H   20日・・・31.0μ・Sv/H
21日予測値・・21.3μ・Sv/H  実測24.0μ・Sv/H  予測誤差-11.3%  
22日予測値・・30.4μ・Sv/H  実測21.6μ・Sv/H  予測誤差+40.7%  
23日予測値・・23.6μ・Sv/H  実測21.7μ・Sv/H  予測誤差 +8.8%  
24日予測値・・21.1μ・Sv/H
25日予測値・・21.2μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・47963μ・Sv (48.0m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日

4月 2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

8月16日には避難基準の50m・Svに到達しそうです。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~  26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     
 6日~  15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日・・・1.90μ・Sv/H      21日・・・1.90μ・Sv/H     
21日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
22日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
23日予測値・・1.86μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.1%    
24日予測値・・1.86μ・Sv/H  
25日予測値・・1.86μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4573μ・Sv (4.57m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 5日
6.0m・Sv・・・6月 2日

ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。

食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。


3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.318m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.71m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.57m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量48.0m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量90.6m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

PS

・・注意情報 1・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

              窓際日記推定方式  政府想定方式   政府発令指示
            (放射線推定値100%)  (推定値の60%)
避難(50m・Sv~)   ・・・30Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・36Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・54km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、36km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では積算放射線量が1.71m・Svに
なりました。

・・注意情報 2 ・・

20km圏内一時立ち寄りは2時間とのこと。

まあ、バスの移動時間も含めて最大滞在時間は4時間という所でしょうか。

以下、4月21日時点での窓際日記推定の放射線被ばく量さです。

     放射線強さ(μ・Sv/H)  4時間滞在での被ばく量(m・Sv)
3Km    150            0.60
5km    130            0.52
10km    92            0.37
15km    65            0.26
20km    45            0.18

行かれる方は個人線量計記録に上記数値を参考にして記録することをお勧め
します。

帰りはスクリーニング検査と除染があるようですが、到着地点での放射線強さを
教えてもらっとくと記録がもっと確実にできますね。
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・第15週はB型が急増です。一時帰宅での被ばく量リスクはどれくらい?

2011-04-24 01:25:03 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。                     
 ・第15週( 4月11日~17日)      
 ・第16週( 4月18日~24日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
   A(H1)pdm     23    23     7     3     0     0
   A(H3)         52    49    51    52    55    33
   B             25    28    42    45    45    65

 新型が0%で、A香港型も33%に減少です。

 B型は増加して65%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     58
   A(H3)         32
   B             10

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人  (31.8万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・24日                      0.33人               1.6万人
  ・第16週( 4月18日~24日)     2.76人    13358人   13.5万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1267.9万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      689.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.9万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第16週( 4月24日)               1267.9万人  

・入院状況(第15週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      441人( 4月17日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月17日現在)    重症化率  0.0034%

 ・死亡(含む疑い例)   176人( 4月17日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(15週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0035%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%
 ・第15週( 4月11日~17日)  4.02人    6.42人   -38.0%

 今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。

 今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は14万人程です。、

 新型は0%、A香港型は55%、B型は45%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県56カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)
和歌山(オオタカ)、愛知(ハヤブサ)

農水省の専門家のみなさん、H5N1は終息とのご判断です。

本当にそうならいいのですが、もう少し様子を見ましょうか。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月23日状況・・

2号機内部はサウナ風呂状態。原子炉が破壊され蒸気が流出中。

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。

・・放射線状況

・・・原発北西20km地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     

 5日・・・58.3μ・Sv/H      6日・・・58.6μ・Sv/H
 7日・・・58.5μ・Sv/H      8日・・・53.5μ・Sv/H
 9日・・・47.5μ・Sv/H     10日・・・52.0μ・Sv/H
11日・・・53.5μ・Sv/H     12日・・・33.0μ・Sv/H
13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)

15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
19日・・・42.7μ・Sv/H)      20日・・・46.8μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
20日予測値・・47.6μ・Sv/H  実測46.8μ・Sv/H  予測誤差 +1.7%  
21日予測値・・40.8μ・Sv/H  実測43.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
22日予測値・・44.9μ・Sv/H  実測47.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
23日予測値・・41.3μ・Sv/H
24日予測値・・45.2μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・89554μ・Sv (89.6m・Sv)

到達予報
 90m・Sv・・・4月25日
110m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
112m・Sv・・・5月25日

3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~ 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     

 5日・・・ 29.1μ・Sv/H    6日・・・28.3μ・Sv/H
 7日・・・ 27.8μ・Sv/H    8日・・・24.6μ・Sv/H
 9日・・・ 26.1μ・Sv/H   10日・・・25.2μ・Sv/H
11日・・・ 23.9μ・Sv/H   12日・・・26.4μ・Sv/H
13日・・・ 27.0μ・Sv/H   14日・・・21.3μ・Sv/H

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
19日・・・ 22.0μ・Sv/H   20日・・・31.0μ・Sv/H
20日予測値・・26.7μ・Sv/H  実測31.0μ・Sv/H  予測誤差ー13.9%  
21日予測値・・21.3μ・Sv/H  実測24.0μ・Sv/H  予測誤差-11.3%  
22日予測値・・30.4μ・Sv/H  実測21.6μ・Sv/H  予測誤差+40.7%  
23日予測値・・23.6μ・Sv/H
24日予測値・・21.1μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・47502μ・Sv (47.5m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
63m・Sv・・・5月28日

4月 2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

8月16日には避難基準の50m・Svに到達しそうです。

              但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~ 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     

 6日・・・2.24μ・Sv/H       7日・・・2.22μ・Sv/H     
 8日・・・2.16μ・Sv/H       9日・・・1.96μ・Sv/H     
10日・・・2.04μ・Sv/H      11日・・・1.94μ・Sv/H     
12日・・・1.95μ・Sv/H      13日・・・1.93μ・Sv/H     
14日・・・2.00μ・Sv/H      15日・・・2.00μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日・・・1.90μ・Sv/H      19日・・・1.90μ・Sv/H     
20日予測値・・1.82μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 ー4.2%    
21日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
22日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
23日予測値・・1.86μ・Sv/H  
24日予測値・・1.86μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4527μ・Sv (4.53m・Sv)

到達予報
5.0m・Sv・・・5月 6日
6.0m・Sv・・・6月 7日

ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。

食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。


3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.272m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.69m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.53m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量47.5m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km地点の被ばく量89.6m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

コメント

20km圏内一時立ち寄りは2時間とのこと。

まあ、バスの移動時間も含めて最大滞在時間は4時間という所でしょうか。

今回の立ち寄りで最大1m・Svの被ばくが限度ということで、200μ・Sv/H以上の
エリアは立ち入り禁止。

3km圏内は400μ・Sv超えがあるとのことで、3km~20kmに制限された。

このエリア内では最大で124μ・Svなので、4時間いても496μ・Svとなる。


以下、4月21日時点での窓際日記推定の放射線被ばく量さです。

     放射線強さ(μ・Sv/H)  4時間滞在での被ばく量(m・Sv)
3Km    150            0.600
5km    130            0.520
10km    92            0.368
15km    65            0.260
20km    45            0.180

行かれる方は個人線量計記録に上記数値を参考にして記録することをお勧め
します。

帰りはスクリーニング検査と除染があるようですが、到着地点での放射線強さを
教えてもらっとくと記録がもっと確実にできますね。

PS

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・30Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・36Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・54km以内   ・・・47Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、36km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では積算放射線量が1.69m・Svに
なりました。

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・第15週は定点4.02人でした。(原子力)安全委員会係数は0.6に決まりの模様。

2011-04-23 01:43:23 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。                     
 ・第15週( 4月11日~17日)      
 ・第16週( 4月18日~24日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                9週   10週   11週  12週   13週  14週
   A(H1)pdm     30    23    23     7     3     0
   A(H3)         50    52    49    51    52    55
   B             20    25    28    42    45    45

 第14週はついに新型消滅です。

 新型が0%で、A香港型は55%に微増です。

 B型は横ばいで45%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     59
   A(H3)         32
   B              9

 ・定点状況推移(人)
               10週   11週   12週  13週   14週  15週
  2011年定点データ 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35  6.42

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人    47万人
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人    31万人
 ・第15週( 4月11日~17日)     6.42人    31417人  (31.8万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・23日                      0.35人               1.7万人
  ・24日                      0.33人               1.6万人
  ・第16週( 4月18日~24日)     2.76人    13358人   13.5万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1266.3万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      689.0万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.9万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第16週( 4月24日)               1267.9万人  

・入院状況(第15週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      441人( 4月17日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月17日現在)    重症化率  0.0034%

 ・死亡(含む疑い例)   176人( 4月17日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(15週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0035%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%
 ・第15週( 4月11日~17日)  4.02人    6.42人   -38.0%

 今回の定点合計報告数は31417人で、当ブログ予報は19469人でした。

 今回予報誤差はー38.0%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は14万人程です。、

 新型は0%、A香港型は55%、B型は45%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.9万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月22日状況・・

2号機内部はサウナ風呂状態。原子炉が破壊され蒸気が流出中。

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出中。

・・放射線状況

・・・原発北西20km地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     

 5日・・・58.3μ・Sv/H      6日・・・58.6μ・Sv/H
 7日・・・58.5μ・Sv/H      8日・・・53.5μ・Sv/H
 9日・・・47.5μ・Sv/H     10日・・・52.0μ・Sv/H
11日・・・53.5μ・Sv/H     12日・・・33.0μ・Sv/H
13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)

15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
18日予測値・・41.0μ・Sv/H  実測49.8μ・Sv/H  予測誤差ー17.7%  
19日予測値・・36.9μ・Sv/H  実測42.7μ・Sv/H  予測誤差ー13.6%  
20日予測値・・47.6μ・Sv/H  実測46.8μ・Sv/H  予測誤差 +1.7%  
21日予測値・・40.8μ・Sv/H  実測43.0μ・Sv/H  予測誤差 -5.1%  
22日予測値・・44.9μ・Sv/H
23日予測値・・41.3μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・88401μ・Sv (88.4m・Sv)

到達予報
 90m・Sv・・・4月25日
109m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
111m・Sv・・・5月25日

3月17日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

3月26日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。


・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~ 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     

 5日・・・ 29.1μ・Sv/H    6日・・・28.3μ・Sv/H
 7日・・・ 27.8μ・Sv/H    8日・・・24.6μ・Sv/H
 9日・・・ 26.1μ・Sv/H   10日・・・25.2μ・Sv/H
11日・・・ 23.9μ・Sv/H   12日・・・26.4μ・Sv/H
13日・・・ 27.0μ・Sv/H   14日・・・21.3μ・Sv/H

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
18日予測値・・23.4μ・Sv/H  実測28.6μ・Sv/H  予測誤差ー18.2%
19日予測値・・21.4μ・Sv/H  実測22.0μ・Sv/H  予測誤差 ー2.7%
20日予測値・・26.7μ・Sv/H  実測31.0μ・Sv/H  予測誤差ー13.9%  
21日予測値・・21.3μ・Sv/H  実測24.0μ・Sv/H  予測誤差-11.3%  
22日予測値・・30.4μ・Sv/H
23日予測値・・23.6μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・47260μ・Sv (47.3m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
62m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
64m・Sv・・・5月28日

3月22日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月28日には退避基準の50m・Svに到達しそうです。


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~ 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     

 6日・・・2.24μ・Sv/H       7日・・・2.22μ・Sv/H     
 8日・・・2.16μ・Sv/H       9日・・・1.96μ・Sv/H     
10日・・・2.04μ・Sv/H      11日・・・1.94μ・Sv/H     
12日・・・1.95μ・Sv/H      13日・・・1.93μ・Sv/H     
14日・・・2.00μ・Sv/H      15日・・・2.00μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日予測値・・2.00μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 +5.3%            
19日予測値・・1.51μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差-20.5%              
20日予測値・・1.82μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 ー4.2%    
21日予測値・・1.85μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 -2.6%    
22日予測値・・1.85μ・Sv/H  
23日予測値・・1.86μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・4481μ・Sv (4.48m・Sv)

到達予報
4.5m・Sv・・・4月23日
5.0m・Sv・・・5月 7日

ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。

食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。


3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いているのか、あるいはヨウ素131はすでに減衰して残るはセシウム137
メインになった為なのか、横ばい傾向が強くなっています。

放出の影響ならば「止めればいい」のですが、セシウムの影響となるとやっかいな
事になりそうですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.226m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.68m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.48m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量47.3m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km地点の被ばく量88.4m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

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地震発生以降の注目点の時系列まとめです。

3月
11日・・地震発生、原発トラブル発生

12日・・原発事故に発展・1号機爆発
   ・・・
14日・・3号機爆発

15日・・2号機爆発・4号機爆発、火災
   ・・・
19日・・保安院、「1m・Svは基準ではなく、努力目標」と発表
   ・・・
21日・・窓際日記、注意情報をブログに掲載始める

22日・・アメリカエネルギー省、上空からの測定結果公表
     原発から北西~46kmぐらいに放射能レベルの高いバンド状のエリア確認

23日・・原子力安全委員会、放射能拡散濃度の計算結果公表(SPEEDI)
     原発北西方向に放射能が集中的に流れているのが確認された
   ・・・
25日・・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値
     1.0m・Svを超えていると発表

26日・・ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府に勧告
     「一般人の年間許容量、1~20m・Svの間で妥当な数値に変更したら?」
   ・・・
31日・・IAEA、日本政府に「飯館村は避難させたら。」の忠告
    ・・保安院さん、IAEAの忠告に「日本の一般人の許容量は50m・Svで、まだ
      避難までには余裕がある。」と、つい本音の反論。(詳細は31日ブログに)
4月
4日・・30km以遠の場所で屋内退避基準の10m・Svを超えている事が公表された
   ・・・
6日・・政府、年間許容量基準1.0m・Svの見直しと避難エリア見直しに着手
   ・・・
8日・・米エネルギー省「40kmの外側は(米国民にとって)安全になった。」と発表
   ・・・
11日・・計画的避難区域(20m・Svを年間許容量とする)を発表
      斑目原安委員長、「20km超え地点ですでに34m・Svに到達」と発表。
   ・・・
19日・・校庭の放射線の上限3.8μ・Svに決定。屋外積算で年間33.3m・Sv
   ・・安全委員会係数を0.6に決定。家屋による放射線の減衰率は40%。
   ・・・
22日・・20km圏内は警戒区域指定により、封鎖開始。
   ・・計画的避難区域(20m・Svを年間許容量とする)を指定、1か月で避難する。
   ・・計画避難、緊急時避難エリアの設定に伴い屋内退避エリアを解除。

PPS

・・注意情報・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で避難及び計画避難、
屋内退避の北西方向の対象範囲です。

但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府想定方式   政府発令指示
避難(50m・Sv~)   ・・・30Km以内   ・・・23Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・36Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・54km以内   ・・・46Km以内   (30km以内)


23km地点では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、36km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難されるまでは
「屋内退避」の生活が基本ですね。


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量100%になります。

従いまして、窓際日記同様に屋内退避が苦手な方にお勧めの基準ですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では積算放射線量が1.68m・Svに
なりました。

コメント
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・第15週は致死率が上昇しました。政府の被ばく量コントロールはザルです。

2011-04-22 01:16:28 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。                     
 ・第15週( 4月11日~17日)      
 ・第16週( 4月18日~25日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                9週   10週   11週  12週   13週  14週
   A(H1)pdm     30    23    23     7     3     0
   A(H3)         50    52    49    51    52    55
   B             20    25    28    42    45    45

 第14週はついに新型消滅です。

 新型が0%で、A香港型は55%に微増です。

 B型は横ばいで45%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     59
   A(H3)         32
   B              9

 ・定点状況推移(人)
                9週   10週   11週  12週   13週  14週
  2011年定点データ 13.85 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第12週( 3月21日~27日)    12.33人    59690人  (53.5万人)
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人  (43.0万人)
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人  (27.3万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第15週( 4月11日~17日)     4.02人    19469人   17.5万人

  ・22日                      0.37人               1.6万人
  ・第16週( 4月18日~24日)     2.76人    13358人   12.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1253.6万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      688.9万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.8万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第16週( 4月24日)               1256.6万人  

・入院状況(第15週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      441人( 4月17日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月17日現在)    重症化率  0.0034%

 ・死亡(含む疑い例)   176人( 4月17日現在)     致死率   0.0014%


       今シーズン(15週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0035%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0014%          0.00097%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第12週( 3月21日~27日) 17.87人   12.33人   +41.0%
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%

 今回の定点合計報告数は30662人で、当ブログ予報は39067人でした。

 今回予報誤差は+27.4%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.4%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は14万人程です。、

 新型は0%、A香港型は55%、B型は45%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.8万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月21日状況・・

2号機内部はサウナ風呂状態。原子炉が破壊され蒸気が流出中。

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出開始

海洋汚染は大気汚染の100分の1程度の模様。

・・放射線状況

・・・原発北西20km地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     

 5日・・・58.3μ・Sv/H      6日・・・58.6μ・Sv/H
 7日・・・58.5μ・Sv/H      8日・・・53.5μ・Sv/H
 9日・・・47.5μ・Sv/H     10日・・・52.0μ・Sv/H
11日・・・53.5μ・Sv/H     12日・・・33.0μ・Sv/H
13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)

15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
17日・・・39.4μ・Sv/H)      18日・・・49.8μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
18日予測値・・41.0μ・Sv/H  実測49.8μ・Sv/H  予測誤差ー17.7%  
19日予測値・・36.9μ・Sv/H  実測42.7μ・Sv/H  予測誤差ー13.6%  
20日予測値・・47.6μ・Sv/H  実測46.8μ・Sv/H  予測誤差 +1.7%  
21日予測値・・40.8μ・Sv/H
22日予測値・・44.9μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km地点での15日15時からの推定累積放射線量

本日終了時点     推定値・・・87377μ・Sv (87.4m・Sv)

到達予報
 90m・Sv・・・4月25日
102m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
110m・Sv・・・5月25日

3月17日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

3月26日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。


・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~ 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     

 5日・・・ 29.1μ・Sv/H    6日・・・28.3μ・Sv/H
 7日・・・ 27.8μ・Sv/H    8日・・・24.6μ・Sv/H
 9日・・・ 26.1μ・Sv/H   10日・・・25.2μ・Sv/H
11日・・・ 23.9μ・Sv/H   12日・・・26.4μ・Sv/H
13日・・・ 27.0μ・Sv/H   14日・・・21.3μ・Sv/H

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日・・・ 23.1μ・Sv/H   18日・・・28.6μ・Sv/H
18日予測値・・23.4μ・Sv/H  実測28.6μ・Sv/H  予測誤差ー18.2%
19日予測値・・21.4μ・Sv/H  実測22.0μ・Sv/H  予測誤差 ー2.7%
20日予測値・・26.7μ・Sv/H  実測31.0μ・Sv/H  予測誤差ー13.9%  
21日予測値・・21.3μ・Sv/H
22日予測値・・30.4μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定累積放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・46668μ・Sv (46.7m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月28日
57m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
64m・Sv・・・5月28日

3月22日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月28日には退避基準の50m・Svに到達しそうです。


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~ 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     

 6日・・・2.24μ・Sv/H       7日・・・2.22μ・Sv/H     
 8日・・・2.16μ・Sv/H       9日・・・1.96μ・Sv/H     
10日・・・2.04μ・Sv/H      11日・・・1.94μ・Sv/H     
12日・・・1.95μ・Sv/H      13日・・・1.93μ・Sv/H     
14日・・・2.00μ・Sv/H      15日・・・2.00μ・Sv/H     

16日・・・2.10μ・Sv/H      17日・・・1.60μ・Sv/H     
18日予測値・・2.00μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 +5.3%            
19日予測値・・1.51μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差-20.5%              
20日予測値・・1.82μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差 ー4.2%    
21日予測値・・1.85μ・Sv/H  
22日予測値・・1.85μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

本日終了時点   累積での最大推定値・・・4436μ・Sv (4.44m・Sv)

到達予報
4.5m・Sv・・・4月23日
5.0m・Sv・・・5月 7日

ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。

食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。


3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いている模様です。

「事故は終息に向かっている。」などと思って、安心するのはまだ早い様ですね。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.181m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.66m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.44m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量46.7m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km地点の被ばく量87.4m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

コメント

政府の年間許容量の計算には安全委員会係数0.5が使われている模様です。

安全委員会係数0.5詳細については4月20日記事を参照願います。

要するに、「終日屋外で観測される累積放射線量の半分しか実際には住民は
被ばくしない」としているのです。


この考え方が本当に実情に合っているかどうか疑問は大いに残ります。

さらに言えば、1日12時間屋外にいた人は明らかに政府の想定を超えて被ばく
していることになります。


そして、こういう「具体的な時間を示しての説明」は政府は今までしていません。

正確な情報を住民に与えてはいないのですね。

屋外退避では「できる限り外出を控えるように」というのにとどまっています。

「でも生活に必要なら外出はかまいません」と。

これでは住民の被ばく量はコントロールできませんよ、枝野さん。


さて、今までは50m・Sv以上は避難ということでしたので、年間で50m・Svまでは
事実上許容していたことになります。

しかもこの50m・Svは安全委員会係数0.5がかかっていますので、終日屋外での
実際の放射線量は100m・Svということになります。

避難エリアのちょっと外側の屋外退避エリアでは屋外にいる時間によっては50m・
Svを超えて60とか70m・Svの被ばくをしている方が現実におられるかもしれま
せんが、政府は知らんぷりです。

これが今の政府のやり方での「住民の被ばく量コントロール」の実状です。

我々住民からすればとても危なくて、許容できるものではありません。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~32km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸HPで発表の資料を参照願います。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難される
までは「屋内退避」の生活が基本ですね。

もうすでに実質での累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えています。
(この件、詳細は3月28日の記事を参照願います。)

避難するまでに不要な放射能は浴びないのに越したことはありませんので。


原発から北西20Km~30km地点の終日屋外での累積放射線量は現行の避難
基準の50m・Svをすでに超えている様です。

このエリアも「計画的避難区域」に指定ですが、20km地点では1日に4時間程度
外にいた場合の計算で、すでに計画避難基準の20m・Svを超えている様です。

斑目原安委員長さんも「20km超え地点で5日にすでに34m・Svに到達」と
ご発表です。(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


窓際日記の最大推定と政府想定による本日終了時点で避難及び屋内退避の
対象範囲です。但し政府の想定は安全委員会係数0.5が前提です。
       (安全委員会係数0.5については4月20日記事を参照願います。)

                 窓際日記推定     政府想定    政府指示
避難(50m・Sv~)   ・・・30Km以内   ・・・20Km以内   20km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・44km以内   ・・・33Km以内   45km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・54km以内   ・・・44Km以内   (30km以内)

20km地点では政府想定ですでに避難限界に到達しているのがわかります。

年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、33km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。


以上、窓際日記推定は北西方向、原発爆発以後の終日屋外での累積放射線量
になります。

御参考にしていただければと思います。

ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では累積放射線量が1.66m・Svに
なりました。
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・今シーズン患者数1250万人超え。子どもと大人では許容量計算方法が違うの?

2011-04-21 01:42:26 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 4日~10日)・9の県が注意報レベル継続。                     
 ・第15週( 4月11日~17日)      
 ・第16週( 4月18日~25日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第19週~20週(5月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                9週   10週   11週  12週   13週  14週
   A(H1)pdm     30    23    23     7     3     0
   A(H3)         50    52    49    51    52    55
   B             20    25    28    42    45    45

 第14週はついに新型消滅です。

 新型が0%で、A香港型は55%に微増です。

 B型は横ばいで45%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     59
   A(H3)         32
   B              9

 ・定点状況推移(人)
                9週   10週   11週  12週   13週  14週
  2011年定点データ 13.85 16.81 17.25 12.33 10.02  6.35

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第12週( 3月21日~27日)    12.33人    59690人  (53.5万人)
 ・第13週( 3月28日~ 3日)    10.02人    48290人  (43.0万人)
 ・第14週( 4月 4日~10日)     6.35人    30662人  (27.3万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第15週( 4月11日~17日)     4.02人    19469人   17.5万人

  ・21日                      0.39人               1.7万人
  ・22日                      0.37人               1.6万人
  ・第16週( 4月18日~24日)     2.76人    13358人   12.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1252.0万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      688.9万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2763.8万人  100人に21.7人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第16週( 4月24日)               1256.6万人  

・入院状況(第14週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      428人( 4月10日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    240人( 4月10日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   148人( 4月10日現在)     致死率   0.0012%


       今シーズン(14週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0035%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0012%          0.00097%

 ここのところ新型が減少してきて、B型が伸びてきています。

 その影響でしょうか、致死率、重症化率ともに減少傾向ですね。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第12週( 3月21日~27日) 17.87人   12.33人   +41.0%
 ・第13週( 3月28日~ 3日)  8.92人   10.02人   -10.6%
 ・第14週( 4月 4日~10日)  8.07人    6.35人   +27.4%

 今回の定点合計報告数は30662人で、当ブログ予報は39067人でした。

 今回予報誤差は+27.4%になり、予報誤差範囲を外れました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.4%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は14万人程です。、

 新型は0%、A香港型は55%、B型は45%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2763.8万人で、
 これまでに100人に21.7人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1872万人で、100人に76.9人が感染したことになります。

 成人は890万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

・・4月20日状況・・

2号機内部はサウナ風呂状態。

2号機トレンチ内汚染水、貯蔵施設に480トン/日で排出開始

ようやく「水をぶっかけるだけのたれ流し冷却」からの改善に向けて一歩前進です。

・・放射線状況

・・・原発北西20km地点での推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)     
24日・・・106μ・Sv/H      25日・・・92.5μ・Sv/H
26日~ 4日の単純合計・・・683.2μ・Sv/H     

 5日・・・58.3μ・Sv/H      6日・・・58.6μ・Sv/H
 7日・・・58.5μ・Sv/H      8日・・・53.5μ・Sv/H
 9日・・・47.5μ・Sv/H     10日・・・52.0μ・Sv/H
11日・・・53.5μ・Sv/H     12日・・・33.0μ・Sv/H
13日・・・(45.4μ・Sv/H)    14日・・・(43.8μ・Sv/H)

15日・・・(42.4μ・Sv/H)    16日・・・43.8μ・Sv/H
                     以上( )内数値は実測値からの推定値です。
17日予測値・・42.4μ・Sv/H  実測39.4μ・Sv/H  予測誤差 +7.6%  
18日予測値・・41.0μ・Sv/H  実測49.8μ・Sv/H  予測誤差ー17.7%  
19日予測値・・36.9μ・Sv/H  実測42.7μ・Sv/H  予測誤差ー13.6%  
20日予測値・・47.6μ・Sv/H
21日予測値・・40.8μ・Sv/H

 ・・・原発北西20km地点での15日15時からの推定累積放射線量

本日終了時点     推定値・・・86297μ・Sv (86.3m・Sv)

到達予報
 90m・Sv・・・4月25日
102m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
109m・Sv・・・5月25日

3月17日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。

3月26日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。


・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

15日PM・・・(147μ・Sv/H)   

16日~25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H     
26日~ 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H     

 5日・・・ 29.1μ・Sv/H    6日・・・28.3μ・Sv/H
 7日・・・ 27.8μ・Sv/H    8日・・・24.6μ・Sv/H
 9日・・・ 26.1μ・Sv/H   10日・・・25.2μ・Sv/H
11日・・・ 23.9μ・Sv/H   12日・・・26.4μ・Sv/H
13日・・・ 27.0μ・Sv/H   14日・・・21.3μ・Sv/H

15日・・・ 22.5μ・Sv/H   16日・・・25.3μ・Sv/H
17日予測値・・20.7μ・Sv/H  実測23.1μ・Sv/H  予測誤差ー10.4%
18日予測値・・23.4μ・Sv/H  実測28.6μ・Sv/H  予測誤差ー18.2%
19日予測値・・21.4μ・Sv/H  実測22.0μ・Sv/H  予測誤差 ー2.7%
20日予測値・・26.7μ・Sv/H
21日予測値・・21.3μ・Sv/H

 ・・・原発北西30km超え地点での15日15時からの推定累積放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・45633μ・Sv (45.6m・Sv)

到達予報
50m・Sv・・・4月30日
54m・Sv・・・5月11日(計画避難最終日)
60m・Sv・・・5月30日

3月22日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。

4月30日には退避基準の50m・Svに到達しそうです。


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)

データは福島市役所のモニタリング ポストの値と文科省データを使用。

15日・・・24μ・Sv/H  

16日~26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H     
27日~ 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H     

 6日・・・2.24μ・Sv/H       7日・・・2.22μ・Sv/H     
 8日・・・2.16μ・Sv/H       9日・・・1.96μ・Sv/H     
10日・・・2.04μ・Sv/H      11日・・・1.94μ・Sv/H     
12日・・・1.95μ・Sv/H      13日・・・1.93μ・Sv/H     
14日・・・2.00μ・Sv/H      15日・・・2.00μ・Sv/H     

16日予測値・・1.72μ・Sv/H  実測2.10μ・Sv/H  予測誤差ー11.3%        
17日予測値・・2.05μ・Sv/H  実測1.60μ・Sv/H  予測誤差+28.1%          
18日予測値・・2.00μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差+66.7%            
19日予測値・・1.51μ・Sv/H  実測1.90μ・Sv/H  予測誤差+66.7%              
20日予測値・・1.82μ・Sv/H  
21日予測値・・1.85μ・Sv/H  

・・・福島市での15日17時からの推定累積放射線量

本日終了時点   累積での最大推定値・・・4389μ・Sv (4.39m・Sv)

到達予報
4.5m・Sv・・・4月23日
5.0m・Sv・・・5月 7日

ただいま世界平均の自然放射能の2.4m・Svを超えて上昇中です。

食品では年間5m・Svまでの内部被ばくを許容していますので、福島市の住民は
今回は10m・Sv程度までの被ばくを覚悟しないといけなくなりそうですね。


3つの地点の実測データを見ていると、いまも微少量ながら放射性物質の放出が
続いている模様です。

昨日の東電の会見でも「放射性物質放出を止めるのはこれから。」になってました
ので、まだまだ「事故は継続中」です。

「事故は終息に向かっている。」などと思って、安心するのはまだ早い様です。


以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.134m・Sv

一般人で1m・Sv(日本の建前)、文科省はこれを基準値としている模様!?。

・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で1.64m・Sv

自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)

・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は4.39m・Sv

アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。

自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の緊急時の最小値採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
           (この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

消防署員は30m・Sv・・(ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)

・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量45.6m・Sv

原発作業員は通常は50m・Svまで。
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。

・・本日終了時点での北西20km地点の被ばく量86.3m・Sv

TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。

コメント

すったもんだの末にようやく20m・Svで決着のようですね、校庭の放射線量。

時間当たりですと3.8μ・Sv。

24をかけて、365日をかけると年間で33.288m・Svとなり20m・Svになりません。


ほぼ0.6倍すると20m・Svになりますので、今回の安全委員会係数は0.6
ということになります。

今回の場合でも屋外ですごす時間は1日の内で8時間だそうですので、安全委員会
係数を0.6にするには家屋の減衰率を0.25から0.4に変更したことになります。

安全委員会係数=(8/24+16/24*0.4)=0.6


さて、いままでは減衰率は0.25でしたのにここにきて0.4になったのはどういう
理由かは不明です。

いままでの公開されている説明文では、家屋の減衰率は0.1~0.25までで
0.4という数値は今回が初めてのようですし。

子供だけに適用できる数値なのか、今後は大人も適用するのか分かりません。

このあたりの説明がいつも不十分ですね、原安委さんも文科省も。

それでどうしても「あやしいなあ。」と窓際日記に疑われるはめになるのですよ、
ホームズさん。

この件、昨日の記事も参考になりますので、よろしくご参照願います。

PPS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~32km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

官邸HPで発表の資料を参照願います。

このエリアはようやく「計画的避難区域」に指定されましたが、避難される
までは「屋内退避」の生活が基本ですね。

もうすでに実質での累積の放射線量が退避指標10m・Svを超えています。
(この件、詳細は3月28日の記事を参照願います。)

避難するまでに不要な放射能は浴びないのに越したことはありませんので。


原発から北西20Km~30km地点の終日屋外での累積放射線量は現行の避難
基準の50m・Svをすでに超えている様です。

このエリアも「計画的避難区域」に指定ですが、20km地点では1日に4時間程度
外にいた場合の計算で、すでに計画避難基準の20m・Svを超えている様です。

斑目原安委員長さんも「20km超え地点で5日にすでに34m・Svに到達」と
ご発表です。(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)

ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。


窓際日記の最大推定による本日終了時点で避難及び屋内退避の対象範囲です。

避難(50m・Sv~)   ・・・30Km以内

計画避難(20m・Sv~)・・・43km以内    

屋内退避(10m・Sv~)・・・54km以内

いずれの数値も原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量での推定です。

以上、御参考にしていただければと思います。

ちなみにアメリカ避難指定の80km地点では累積放射線量が1.64m・Svに
なりました。

コメント
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