・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第 4週( 1月24日~30日)・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第34週( 8月22日~28日) ・・・ボトム到達・・・
・・・・・
・第36週( 9月 5日~11日) ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・
・・・・・
・第37週( 9月12日~18日)
・第38週( 9月19日~25日)
・第39週( 9月26日~ 2日) ・・・・今週・・・・
・ウイルス サーベイランス状況(第37週)
A(H1)pdm 32週、33週に各1件検出、その後4週連続未検出
A(H3) 36週に5件検出されました。
B 31週に検出1件、以降5週連続未検出
・2011年シーズンの累積分離件数です。
A(H1)pdm 0
A(H3) 5
B 0
36週に神奈川で5件、A香港型が検出されました。
沖縄は別格ですが、例によって大都市圏からインフルエンザ・スタートの模様です。
・定点状況推移(人)
32週 33週 34週 35週 36週 37週
2011年定点データ 0.02 0.01 0.01 0.01 0.01 0.02
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・第34週( 8月22日~28日) 0.01人 43人 (0.04万人)
(ボトム到達)
・・・・・
・第35週( 8月29日~ 4日) 0.01人 53人 (0.05万人)
・第36週( 9月 5日~11日) 0.01人 58人 (0.06万人)
・第37週( 9月12日~18日) 0.02人 91人 (0.09万人)
・患者報告数の予報です。
・第38週( 9月19日~25日) 0.02人 114人 1150人
・30日 0.004人 218人
・ 1日 0.004人 225人
・第39週( 9月26日~ 2日) 0.03人 146人 1470人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 3614人
・累積患者数の予報。(2011年36週以降)
・第39週(10月 2日) 4100人
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第35週( 8月29日~ 4日) 0.01人 0.01人 -37.7%
・第36週( 9月 5日~11日) 0.01人 0.01人 +6.9%
・第37週( 9月12日~18日) 0.01人 0.02人 -28.6%
今回の定点合計報告数は91人で、当ブログ予報は65人でした。
今回予報誤差はー28.6%になり、予報誤差範囲を外れました。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.0%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は1370人程です。、
PS
・・福島原発事故関係・・
・・9月29日状況・・
コメント
10月からは避難準備区域が解除される模様です。
これは、「原発は安定しており、大量の放射性物質の新たな放出はない。」と言って
いるのとおなじですね。
爆発後6カ月で「もう水素爆発は起こらない」、「メルトダウンも終了」とそういう訳です。
そして、そうなったので「次は除染だ」と、「5m・Svまでさげるぞ」ということです。
但し、実際の除染はいつ始まり、いつ終わるのか、見当がつきませんが。
(2年で半分にするとはいってますが、、、。詳細は8月27日記事を参照ねがいます。)
そうしますと実質上は文科省計算方式で「20m・Svを超えなければ避難する必要は
ない」という状況が続くことになります。
無責任にも「帰るか帰らないかは住民におまかせします。」と言う訳です。
実際、避難準備区域に中にはいまだに毎時2.4μ・Svの放射能強度のところがあり
年間では21024μ・Sv=21.0m・Svになります。
政府に都合のよい文科省計算ではこの6割になりますから、12.6m・Svとなり
めでたく20m・Sv未満となる訳です。
それで、計画避難にも指定しなくていいと、こうなるのですね。
さあ、ここから先は住民の個別の状況にかかってきます。
小さな子どもさんのいる家庭と高齢者のみの家庭が同じ判断をする必要はないでしょう。
但し、避難していないと賠償が受け取れないと言うのは気に入りません。
高い放射能レベルのところに戻るのですから、それなりの「迷惑料」をもらわねば
いけません。
それが世間の常識というものですよ、細野さん。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H
30日~8月 8日の40日間の単純合計・・・1385.0μ・Sv/H
9日~8月28日の20日間の単純合計 ・・・684.0μ・Sv/H
29日~9月17日の20日間の単純合計 ・・・661.5μ・Sv/H
18日・・・33.2μ・Sv/H 19日・・・33.0μ・Sv/H
20日・・・33.0μ・Sv/H 21日・・・33.0μ・Sv/H
22日・・・30.7μ・Sv/H 23日・・・31.8μ・Sv/H
24日・・・30.9μ・Sv/H 25日・・・31.6μ・Sv/H
26日予測値・・30.8μ・Sv/H 実測32.3μ・Sv/H 予測誤差 -4.6%
27日予測値・・31.5μ・Sv/H 実測33.0μ・Sv/H 予測誤差 -4.5%
28日予測値・・32.2μ・Sv/H 実測31.3μ・Sv/H 予測誤差 +2.9%
29日予測値・・32.9μ・Sv/H
30日予測値・・31.2μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・228244μ・Sv (228.2m・Sv)
到達実績
126m・Sv・・・・・5月31日(計画避難最終予定日)
154m・Sv・・・・・6月30日
180.0m・Sv・・・7月31日 予測179m・Sv 予測誤差ー0.6%
205.0m・Sv・・・8月31日 予測203m・Sv 予測誤差ー1.0%
到達予報
227.5m・Sv・・・9月30日
345m・Sv・・・爆発から1年後
文科省予報・・・但し8月19日発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
373m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・789.4μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・408.6μ・Sv/H
12日~9月21日の10日間の単純合計・・・204.5μ・Sv/H
22日・・・ 20.4μ・Sv/H 23日・・・20.3μ・Sv/H
24日・・・ 20.0μ・Sv/H 25日・・・21.0μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
26日予測値・・20.0μ・Sv/H 実測19.9μ・Sv/H 予測誤差 +0.5%
27日予測値・・21.0μ・Sv/H 実測21.1μ・Sv/H 予測誤差 -0.5%
28日予測値・・19.9μ・Sv/H 実測20.8μ・Sv/H 予測誤差 -4.3%
29日予測値・・21.1μ・Sv/H
30日予測値・・20.8μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・125785μ・Sv (125.8m・Sv)
到達実績
65m・Sv・・・5月31日(計画避難最終予定日)
81m・Sv・・・6月30日
96.1m・Sv・・・・7月31日 予測95m・Sv 予測誤差ー1.1%
110.9m・Sv・・・8月31日 予測111m・Sv 予測誤差+0.09%
到達予報
125.1m・Sv・・・9月30日
197m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)
15日・・・24μ・Sv/H
16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・57.8μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・26.7μ・Sv/H
12日~9月21日の10日間の単純合計・・・12.5μ・Sv/H
22日・・・1.20μ・Sv/H 23日・・・1.10μ・Sv/H
24日・・・1.20μ・Sv/H 25日・・・1.20μ・Sv/H
26日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -0.8%
27日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 -8.5%
28日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -8.5%
29日予測値・・1.29μ・Sv/H
30日予測値・・1.19μ・Sv/H
・・・3月15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・10113μ・Sv (10.11m・Sv)
到達実績
6.0m・Sv・・・5月31日(計画避難最終日)
7.1m・Sv・・・6月30日
8.07m・Sv・・・7月31日 予測8.1m・Sv 予測誤差+0.4%
9.19m・Sv・・・8月31日 予測9.2m・Sv 予測誤差+0.1%
到達予報
10.1m・Sv・・・9月30日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
とうとう福島市、10m・Svの大台に乗ってしまいました。
少し前の基準では「屋内退避」が必要になるとされていたレベルですね。
いまは政府お得意のご都合主義のおかげで「20m・Svまでは大丈夫。」ということ
になっていますが、、、。
コメント
地震発生以降の注目点の時系列まとめです。
3月
11日・・地震発生、原発トラブル発生
12日・・原発事故に発展・1号機爆発
14日・・3号機水素爆発
15日・・2号機水素爆発・4号機水素爆発、火災
・・・
19日・・保安院、「1m・Svは基準ではなく、努力目標」と発表
・・・
25日・・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値
1.0m・Svを超えていると発表
26日・・ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府に勧告
「一般人の年間許容量、1~20m・Svの間で妥当な数値に変更したら」と。
・・・
31日・・IAEA、日本政府に「飯館村は避難させたら。」の忠告
・・保安院さん、IAEAの忠告に「日本の一般人の許容量は50m・Svで、まだ
避難までには余裕がある。」と、つい本音の反論。(詳細は31日ブログに)
4月
4日・・30km以遠の場所で屋内退避基準の10m・Svを超えている事が公表された
・・・
6日・・政府、年間許容量基準1.0m・Svの見直しと避難エリア見直しに着手
・・・
11日・・計画的避難区域(20m・Svを年間許容量とする)を発表
斑目原安委員長、「20km超え地点ですでに34m・Svに到達」と発表。
・・・
19日・・校庭の放射線の上限3.8μ・Svに決定。屋外積算で年間33.3m・Sv
・・安全委員会係数を0.6に決定。家屋による放射線の減衰率は40%。
・・・
22日・・20km圏内は警戒区域指定により、封鎖開始。
・・計画的避難区域(20m・Svが年間許容量)を指定、1か月後までに避難。
・・計画避難、緊急時避難エリアの設定に伴い屋内退避エリアを解除。
・・・
29日・・内閣参与、子どもの年間許容量20m・Svに抗議して辞任。
・・・このあたりから「一般人の年間許容量は1m・Sv」と言う事が再認識。
5月
12日・・1号機、全燃料メルトダウンが発覚。
・・・
16日・・文科省、北西30km超え地点で20m・Sv、20km超え地点で50m・Svを
3月11日から2ヶ月の累積ですでに超えている事を公表。
・・・
27日・・文科省、学校で浴びる年間放射線許容量を1m・Sv以下にする方針発表
但し、校外で浴びる放射線量については知らんぷり
・・・
31日・・計画避難最終日。(対象者1万人中8千人が避難終了、2千人残。)
6月
16日・・アメリカ原子力規制委員会のヤツコさん、「80km避難は継続」と議会証言。
7月
20日・・20m・Svのホットスポット対策としての「特定避難勧奨地点の方針」を発表、
・・・
22日・・内閣府の委員会が「民間人一生涯100m・Sv未満」を厚生省に答申
(厚生省は食品の放射線量を制限する権限を持つ。ということは内部被ばく限定?)
8月
13日・・1000人余りの福島の子どもの約半数の甲状腺からヨウ素131を検出
・・・
26日・・除染で放射線強度を2年で半分にすると政府発表。
9月
中旬・・10月から避難準備区域解除の予定と発表
・・・
28日・・国が行う除染の基準が5m・Sv以上の地域と発表
コメント
現状の国の方針のまとめです。
年間20m・Svを超える地域は「避難対象」。
20m・Sv未満の地域は居住可能。
但し、国が行う除染目標値は5m・Sv未満。
従って、本来は5m・Sv未満の地域に居住するのが望ましい。
以上の放射線強度計算は全て安全委員会係数0.6を使用する。
まあ、こんなところでしょうか。
除染費用と安全性、法令、チェルノブイリの例などいろいろ勘案した結果の5m・Sv
という基準の様です。
基準値は残念ながら1m・Svには届きませんでしたね、細野さん。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・34km以内 (・・・26Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・43Km以内 ・・・36Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・56km以内 ・・・49Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・66km以内 ・・・59Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・99km以遠 (・・・92Km以遠)(赤字は数値更新)
現時点での窓際計算では33km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)
43km以内では避難限界に到達しているのがわかります。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
・感染状況の経緯と予報
・第 4週( 1月24日~30日)・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第34週( 8月22日~28日) ・・・ボトム到達・・・
・・・・・
・第36週( 9月 5日~11日) ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・
・・・・・
・第37週( 9月12日~18日)
・第38週( 9月19日~25日)
・第39週( 9月26日~ 2日) ・・・・今週・・・・
・ウイルス サーベイランス状況(第37週)
A(H1)pdm 32週、33週に各1件検出、その後4週連続未検出
A(H3) 36週に5件検出されました。
B 31週に検出1件、以降5週連続未検出
・2011年シーズンの累積分離件数です。
A(H1)pdm 0
A(H3) 5
B 0
36週に神奈川で5件、A香港型が検出されました。
沖縄は別格ですが、例によって大都市圏からインフルエンザ・スタートの模様です。
・定点状況推移(人)
32週 33週 34週 35週 36週 37週
2011年定点データ 0.02 0.01 0.01 0.01 0.01 0.02
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・第34週( 8月22日~28日) 0.01人 43人 (0.04万人)
(ボトム到達)
・・・・・
・第35週( 8月29日~ 4日) 0.01人 53人 (0.05万人)
・第36週( 9月 5日~11日) 0.01人 58人 (0.06万人)
・第37週( 9月12日~18日) 0.02人 91人 (0.09万人)
・患者報告数の予報です。
・第38週( 9月19日~25日) 0.02人 114人 1150人
・30日 0.004人 218人
・ 1日 0.004人 225人
・第39週( 9月26日~ 2日) 0.03人 146人 1470人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 3614人
・累積患者数の予報。(2011年36週以降)
・第39週(10月 2日) 4100人
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第35週( 8月29日~ 4日) 0.01人 0.01人 -37.7%
・第36週( 9月 5日~11日) 0.01人 0.01人 +6.9%
・第37週( 9月12日~18日) 0.01人 0.02人 -28.6%
今回の定点合計報告数は91人で、当ブログ予報は65人でした。
今回予報誤差はー28.6%になり、予報誤差範囲を外れました。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.0%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は1370人程です。、
PS
・・福島原発事故関係・・
・・9月29日状況・・
コメント
10月からは避難準備区域が解除される模様です。
これは、「原発は安定しており、大量の放射性物質の新たな放出はない。」と言って
いるのとおなじですね。
爆発後6カ月で「もう水素爆発は起こらない」、「メルトダウンも終了」とそういう訳です。
そして、そうなったので「次は除染だ」と、「5m・Svまでさげるぞ」ということです。
但し、実際の除染はいつ始まり、いつ終わるのか、見当がつきませんが。
(2年で半分にするとはいってますが、、、。詳細は8月27日記事を参照ねがいます。)
そうしますと実質上は文科省計算方式で「20m・Svを超えなければ避難する必要は
ない」という状況が続くことになります。
無責任にも「帰るか帰らないかは住民におまかせします。」と言う訳です。
実際、避難準備区域に中にはいまだに毎時2.4μ・Svの放射能強度のところがあり
年間では21024μ・Sv=21.0m・Svになります。
政府に都合のよい文科省計算ではこの6割になりますから、12.6m・Svとなり
めでたく20m・Sv未満となる訳です。
それで、計画避難にも指定しなくていいと、こうなるのですね。
さあ、ここから先は住民の個別の状況にかかってきます。
小さな子どもさんのいる家庭と高齢者のみの家庭が同じ判断をする必要はないでしょう。
但し、避難していないと賠償が受け取れないと言うのは気に入りません。
高い放射能レベルのところに戻るのですから、それなりの「迷惑料」をもらわねば
いけません。
それが世間の常識というものですよ、細野さん。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H
30日~8月 8日の40日間の単純合計・・・1385.0μ・Sv/H
9日~8月28日の20日間の単純合計 ・・・684.0μ・Sv/H
29日~9月17日の20日間の単純合計 ・・・661.5μ・Sv/H
18日・・・33.2μ・Sv/H 19日・・・33.0μ・Sv/H
20日・・・33.0μ・Sv/H 21日・・・33.0μ・Sv/H
22日・・・30.7μ・Sv/H 23日・・・31.8μ・Sv/H
24日・・・30.9μ・Sv/H 25日・・・31.6μ・Sv/H
26日予測値・・30.8μ・Sv/H 実測32.3μ・Sv/H 予測誤差 -4.6%
27日予測値・・31.5μ・Sv/H 実測33.0μ・Sv/H 予測誤差 -4.5%
28日予測値・・32.2μ・Sv/H 実測31.3μ・Sv/H 予測誤差 +2.9%
29日予測値・・32.9μ・Sv/H
30日予測値・・31.2μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・228244μ・Sv (228.2m・Sv)
到達実績
126m・Sv・・・・・5月31日(計画避難最終予定日)
154m・Sv・・・・・6月30日
180.0m・Sv・・・7月31日 予測179m・Sv 予測誤差ー0.6%
205.0m・Sv・・・8月31日 予測203m・Sv 予測誤差ー1.0%
到達予報
227.5m・Sv・・・9月30日
345m・Sv・・・爆発から1年後
文科省予報・・・但し8月19日発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
373m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・789.4μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・408.6μ・Sv/H
12日~9月21日の10日間の単純合計・・・204.5μ・Sv/H
22日・・・ 20.4μ・Sv/H 23日・・・20.3μ・Sv/H
24日・・・ 20.0μ・Sv/H 25日・・・21.0μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
26日予測値・・20.0μ・Sv/H 実測19.9μ・Sv/H 予測誤差 +0.5%
27日予測値・・21.0μ・Sv/H 実測21.1μ・Sv/H 予測誤差 -0.5%
28日予測値・・19.9μ・Sv/H 実測20.8μ・Sv/H 予測誤差 -4.3%
29日予測値・・21.1μ・Sv/H
30日予測値・・20.8μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・125785μ・Sv (125.8m・Sv)
到達実績
65m・Sv・・・5月31日(計画避難最終予定日)
81m・Sv・・・6月30日
96.1m・Sv・・・・7月31日 予測95m・Sv 予測誤差ー1.1%
110.9m・Sv・・・8月31日 予測111m・Sv 予測誤差+0.09%
到達予報
125.1m・Sv・・・9月30日
197m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)
15日・・・24μ・Sv/H
16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H
14日~8月22日の40日間の単純合計・・・57.8μ・Sv/H
23日~9月11日の20日間の単純合計・・・26.7μ・Sv/H
12日~9月21日の10日間の単純合計・・・12.5μ・Sv/H
22日・・・1.20μ・Sv/H 23日・・・1.10μ・Sv/H
24日・・・1.20μ・Sv/H 25日・・・1.20μ・Sv/H
26日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -0.8%
27日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 -8.5%
28日予測値・・1.19μ・Sv/H 実測1.20μ・Sv/H 予測誤差 -8.5%
29日予測値・・1.29μ・Sv/H
30日予測値・・1.19μ・Sv/H
・・・3月15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・10113μ・Sv (10.11m・Sv)
到達実績
6.0m・Sv・・・5月31日(計画避難最終日)
7.1m・Sv・・・6月30日
8.07m・Sv・・・7月31日 予測8.1m・Sv 予測誤差+0.4%
9.19m・Sv・・・8月31日 予測9.2m・Sv 予測誤差+0.1%
到達予報
10.1m・Sv・・・9月30日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
とうとう福島市、10m・Svの大台に乗ってしまいました。
少し前の基準では「屋内退避」が必要になるとされていたレベルですね。
いまは政府お得意のご都合主義のおかげで「20m・Svまでは大丈夫。」ということ
になっていますが、、、。
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地震発生以降の注目点の時系列まとめです。
3月
11日・・地震発生、原発トラブル発生
12日・・原発事故に発展・1号機爆発
14日・・3号機水素爆発
15日・・2号機水素爆発・4号機水素爆発、火災
・・・
19日・・保安院、「1m・Svは基準ではなく、努力目標」と発表
・・・
25日・・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値
1.0m・Svを超えていると発表
26日・・ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府に勧告
「一般人の年間許容量、1~20m・Svの間で妥当な数値に変更したら」と。
・・・
31日・・IAEA、日本政府に「飯館村は避難させたら。」の忠告
・・保安院さん、IAEAの忠告に「日本の一般人の許容量は50m・Svで、まだ
避難までには余裕がある。」と、つい本音の反論。(詳細は31日ブログに)
4月
4日・・30km以遠の場所で屋内退避基準の10m・Svを超えている事が公表された
・・・
6日・・政府、年間許容量基準1.0m・Svの見直しと避難エリア見直しに着手
・・・
11日・・計画的避難区域(20m・Svを年間許容量とする)を発表
斑目原安委員長、「20km超え地点ですでに34m・Svに到達」と発表。
・・・
19日・・校庭の放射線の上限3.8μ・Svに決定。屋外積算で年間33.3m・Sv
・・安全委員会係数を0.6に決定。家屋による放射線の減衰率は40%。
・・・
22日・・20km圏内は警戒区域指定により、封鎖開始。
・・計画的避難区域(20m・Svが年間許容量)を指定、1か月後までに避難。
・・計画避難、緊急時避難エリアの設定に伴い屋内退避エリアを解除。
・・・
29日・・内閣参与、子どもの年間許容量20m・Svに抗議して辞任。
・・・このあたりから「一般人の年間許容量は1m・Sv」と言う事が再認識。
5月
12日・・1号機、全燃料メルトダウンが発覚。
・・・
16日・・文科省、北西30km超え地点で20m・Sv、20km超え地点で50m・Svを
3月11日から2ヶ月の累積ですでに超えている事を公表。
・・・
27日・・文科省、学校で浴びる年間放射線許容量を1m・Sv以下にする方針発表
但し、校外で浴びる放射線量については知らんぷり
・・・
31日・・計画避難最終日。(対象者1万人中8千人が避難終了、2千人残。)
6月
16日・・アメリカ原子力規制委員会のヤツコさん、「80km避難は継続」と議会証言。
7月
20日・・20m・Svのホットスポット対策としての「特定避難勧奨地点の方針」を発表、
・・・
22日・・内閣府の委員会が「民間人一生涯100m・Sv未満」を厚生省に答申
(厚生省は食品の放射線量を制限する権限を持つ。ということは内部被ばく限定?)
8月
13日・・1000人余りの福島の子どもの約半数の甲状腺からヨウ素131を検出
・・・
26日・・除染で放射線強度を2年で半分にすると政府発表。
9月
中旬・・10月から避難準備区域解除の予定と発表
・・・
28日・・国が行う除染の基準が5m・Sv以上の地域と発表
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現状の国の方針のまとめです。
年間20m・Svを超える地域は「避難対象」。
20m・Sv未満の地域は居住可能。
但し、国が行う除染目標値は5m・Sv未満。
従って、本来は5m・Sv未満の地域に居住するのが望ましい。
以上の放射線強度計算は全て安全委員会係数0.6を使用する。
まあ、こんなところでしょうか。
除染費用と安全性、法令、チェルノブイリの例などいろいろ勘案した結果の5m・Sv
という基準の様です。
基準値は残念ながら1m・Svには届きませんでしたね、細野さん。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・34km以内 (・・・26Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・43Km以内 ・・・36Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・56km以内 ・・・49Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・66km以内 ・・・59Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・99km以遠 (・・・92Km以遠)(赤字は数値更新)
現時点での窓際計算では33km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)
43km以内では避難限界に到達しているのがわかります。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。