窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧

2021-05-04 15:35:41 | Weblog

・その1・序論
この奇妙な話の始まり。この話をどう考えるかは読者に任されている。

概要の1・現状までのサマリー(要約)です。

概要の2・皿川樋門が開いていた事についてのサマリー(要約)です。

第一部 皿川樋門は本当に閉じられたのか?
誰も見た者はおらず、どこにもその事を裏付ける証拠がない。
そこにあるのはただ「閉めた」と主張する河川事務所のコトバだけ。

・その2・千曲川上流に台風19号で大雨がふりました。
台風襲来時の河川の水位情報、現地の状況確認などのネット環境にトラブルが発生した。

・その3・「皿川樋門は閉めた」と河川事務所はいう。 -->「その18」
信濃毎日新聞の記事、「皿川の水門閉鎖、国交省が飯山市に通知せず 30分後越水し中心部浸水」に関連した考察。
この考察の続きは「・その18」にあります。

・その4・皿川樋門は本当に閉じられたのか? -->「その9」
「地元の委託された樋門操作員」は本当に実在するのか?この疑問に白黒をつける事を拒否している千曲川河川事務所。
後日、河川事務所は返答せざるを得なくなるのですが、その件につきましては「その9」に続きます。

・その5・河川事務所が樋門を閉めたと公表する飯山市の報告は疑問だらけ
無理を通そうとしても、道理は引っ込まない。

・その6・木を見て森を見ない飯山市と河川事務所の対応
皿川堤防の耐えられる限界を知らなかった、知ろうとしなかった飯山市と河川事務所。

・その7・なぜ2年前の台風では皿川樋門は開きっぱなしでよかったのか? ーー>「その8」
2年前はピーク水位が8mであり、この値が皿川樋門あけっぱなし対応の限界値。
10年ほど前までは台風の時は皿川樋門を閉じてすぐに排水ポンプ車で排水をしていた。

・その8・合理的な検証抜きで、経験則のみに頼っている飯山市と河川事務所の判断ミス -->「その20」
皿川樋門開きっぱなし対応の限度は千曲川水位が8.0mまで。

その4~その8で得られた結論
皿川が氾濫し決壊したのは皿川樋門を閉じたから、ではなく
皿川樋門が開いていたからである。

第二部 河川事務所の情報公開請求に対する回答について
・その9・千曲川河川事務所が皿川樋門を再び開けた時刻を公開しました。
情報公開請求によりダンマリを続けられなくなった千曲川河川事務所。しかし開示された記録は机の前で行った河川事務所の作文だった。
またリンクされている動画はこの時の千曲川からの逆流の様子を映し出し、逆流の存在を証拠だてている。
このページの追伸に逆流が起きていた時の決定的な写真を追加・掲載した。
是非とも読者各位のご確認をお願いしたい。(2020/1/27)

・その10・今回初めて排水ポンプ車の事前準備なしで皿川樋門を閉じました。
「千曲川堤防に危機が迫っているので皿川樋門を閉めた」と主張する河川事務所の説明には相当な無理がある。
そうして当方の主張は「皿川樋門は閉じられなかった」であり、河川事務所の主張とは真逆です。
今回の飯山皿川の悲劇は「妥当な水防計画を飯山市が立てる事ができなかった」という事にすべて起因しています。

・その10-2・千曲川河川事務所と電話で話したよ。
その結果分かった事は「地元の委託された樋門操作員」は「皿川樋門の近所に住んでいる、飯山市から河川事務所に推薦された方である。」という事です。
しかし、その方がどのような選考基準で選ばれたのか、どのような教育訓練を受け、どのような資格をお持ちなのかについては一切が公開されていません。

・その11-1・お話にならない河川事務所の回答 -->「その18」
皿川樋門を閉めたという河川事務所の報告は矛盾だらけ。
報告には「市役所に即時連絡」とあるが、実際は「樋門を閉めた」とする頃には市役所に連絡はなかった。

・その11-2・お話にならない河川事務所の回答 -->「その25-4」
そうしてまた樋門を閉めた、と主張している時刻の内水位の値がでたらめである。

・その12・お話にならない河川事務所の回答 その2
三度現場確認されたが、樋門操作室に灯っている明かり、そうして活動中の樋門操作員を見る事はなかった。
「1時44分に樋門を閉めた」と河川事務所が主張している樋門操作員は13日にはその場所にはいなかった。

・その13・お話にならない河川事務所の回答 その3 -->「その25-5」
樋門を再び開けた、と主張している時刻の内水位の値がでたらめだ。
河川事務所の報告している内水位だとその時刻には皿川からの市街地への水の流出は終わっている事になるが、事実はそうではなく、まだ流出は継続していた。

・その14・その9~その13までのまとめ
河川事務所の今回の「1時44分に皿川樋門を閉めた」という主張はそのすべてが事実と合致せずに否定されるという結果になります。
従って「河川事務所の回答、および報告はフェイクである」という事になります。

その9~その14で得られた結論
河川事務所の回答、および報告についての検証結果が示すことは「河川事務所の回答、および報告はフェイクであり、そのような回答をする河川事務所もまた同様にフェイクである」ということになる。

・その15・「皿川樋門が開いていた」という事の新たな証拠の提示
皿川起因の泥水と千曲川起因の泥水はそのあとに残す泥のありさまがまるで違う。
そうして飯山市街地には明らかに千曲川起因の泥水が流れ出しており、流出した泥の量は25mプール2杯分を上回る。
くわえて飯山市は当初は「皿川樋門は開いていた」と理解される内容の報告を県に対して行っている。

第三部
・その16・皿川堤防にあった二つの弱点
そうしてそのような重要な事実を知ろうともしない飯山市と河川事務所。
その為に「左岸から水があふれた」という住民からの重要な情報は全く生かされなかった。

・その17・気象庁が開発した「とても優れものの小河川監視システム」が公開されている -->「その21」
飯山市はそのシステムの存在をしっていた。
しかし今回の台風19号ではそのシステムが飯山市によって有効に活用されたとは見えない。

・その18・黙っていればバレないのに自分からミスをばらしていく、不思議な河川事務所についての考察
当初飯山市は県に対して「皿川樋門は開いていた」と取れる報告を上げていたが、それがいつの間にか「皿川樋門は閉じていた」に変わっていった、というお話。

・その19・飯山市は自分で決めたルールさえ守る事が出来ない組織である
いくらハザードマップがあっても決められた水位で避難勧告が出せなくては何の意味もない。

・その20・過去の3つの災害事例と今回の台風19号事例についての要因分析
千曲川の水位の上昇タイミングと皿川上流域にいつ、どの程度の最大降水量が発生したかがポイントとなる。
そのような複合タイプの基準で皿川の状況を判断しないと今後も判断ミスをすることになる。

第四部 流域雨量指数および表面雨量指数をつかった検証
・その21・「洪水警報の危険度分布」および「流域雨量指数」についての概説 -->「その22」
「流域雨量指数」によって見たい川の水位の状況が分かる。
今後、今回の水害を受けて皿川の洪水警報基準の値が変更されるかどうかは要注意事項である。

・その22・千曲川の「洪水警報の危険度分布」の状況と避難勧告の実際についてのレビュー -->「その24」、「その25-1~5」
台風19号では相当早いタイミングで飯山地域の千曲川の「洪水警報の危険度分布」には「赤色」や「黒色」が現れました。
そうして飯山市は「そのような傾向はこれからも続くであろう」という事を理解している必要があります。

・その22-2・柏尾橋以降、桑名川氾濫と西大滝ダムのことなど
柏尾橋以降の千曲川の水位の挙動には下流にある西大滝ダムの存在を考える事なくして理解はできない様です。
そうしてここでは「桑名川での内水氾濫」を取り上げてその事を検証します。

・その22-3・関沢区及び静間バイパス沿いの千曲川氾濫について
静間バイパス沿いで、ここで扱っているのは大久保区浸水の例。
この場所の浸水時の写真から飯山水位観測所の水位からこの場所での水位がそれなりの精度で推定できることが確認された。

・その23・飯山市街地の浸水害状態を表すとされる「表面雨量指数の状況」の確認 -->「その26」
台風19号での「表面雨量指数の状況」の確認結果と、飯山市の主張「5時40分時点で内水対策は機能していた」を合わせて考えますと「5時40分時点では市内には水はあふれておらず、浸水害は発生していなかった」という事になります。
さて、しかしながら事実はどうだったのでしょうか??

・その24・台風19号での広井川の状況と広井川救急排水機場の対応についての検証
流域雨量指数の状況と広井川・滝沢川の状況についての検証結果では、11時に排水ポンプ停止で排水終了となったが、ほとんど同時期である11時40分には広井川の水位も正常域に戻っていた事が確認できた。

・その25-1・皿川のフォトアルバム
皿川上流域からの流量を計算するための舞台の説明

・その25-2・樋門を閉めた時点での皿川上流域から時間当たり流れ込んだ水量の算出
加えて、皿川下流域(英岩寺あたり)での水位の経時変化の確認

・その25-3・12日~13日の皿川上流域からの時間ごとの流入水量を求めた
流域雨量指数計算で気象庁が使っているマニング公式による。

・その25-4・飯山市と河川事務所の主張の通りに今回の水害を構成し検証した。
その結果は現実に起きた事と全く一致しないものとなった。
そのようになった原因は「飯山市と河川事務所の主張が現実に一致していないものであるから」という事になる。

・その25-5・皿川本体の排水状況と樋門を開けたとする水位についての検証をした。
排水ポンプ車1~2台では到底「樋門を開けたとする水位に到達できない事」が分かった。
それはつまり「千曲川河川事務所の情報公開請求に対する回答は作文でしかない」という事の証明でもある。

・その26-1・城山雨水排水ポンプ場のポンプ稼働状況と浸水深さについて検証した。
3号機を動かす必要がないにも関わらず動かしている。-->栄川樋管からの逆流が疑われる。
皿川からの氾濫水だけでは13日7時15分時点での飯山市の浸水状況は到底説明できない事がわかった。なお考察に不十分な点があり、ページを改めて記述する。

・その26-2・ポンプ場周りのその他の情報について  :短期間の集中豪雨で市街地に浸水被害が発生した。この事について考察したが、ポンプ場が稼働しなかった事が要因の一つとしてあげられる。飯山市は千曲川増水時だけでなく、このような短時間の集中豪雨でもポンプ場を稼働させるべきである。

第四部のまとめとして、「皿川氾濫での氾濫水の水量は、といえばせいぜいが水深10センチ」という所。
それがなぜ車が水没し、床上浸水が多発し、浸水深さが70センチにもなるのか?
答えは簡単。樋門が開いており、千曲川の水が大量に逆流し市内に流れ出した為である。

・皿川樋門が開いていた為に千曲川の皿川への逆流が起こっていた事の証拠の確認について
「皿川樋門が開いていて千曲川の水が逆流していた」という事の証拠を確認されたい方はまずは「その9」と「その15」を参照されます様に、お願い致します。


・追補の1・堤防かさ上げ案では不十分であり、そうすると排水能力の増設という事になる。
2019年台風19号並みの増水に対しては皿川樋門を閉じてポンプ車4台+城山雨水排水ポンプ場の排水力でぎりぎり対応可能
ただし、皿川の水をポンプ場まで導く水路の建設が必要。そうしないと「皿川氾濫」と分類されてしまう事になる。
楽農家さんの水位観察記録の掲載

・追補の2・皿川樋門操作の客観的な記録が無い事について。
樋門が閉じられているのか、それとも開いているのかをネット上で確認できるようにすることは現状に多少の改修を行う事で可能になる。
飯山樋管の6時5分時点での写真解析による水位の確定。

第五部 皿川樋門が開きっぱなしだったのは「飯山市と河川事務所の事前合意によるもの。」しかしこれとは別に「栄川樋管が開きっぱなしであった」という事が分かってきた。その時に確認できた証拠に基づいて「その27-1」は書かれた。しかし飯山市の情報公開によって記事内容の訂正が必要になった。だがこの事は又逆に「事前に確認していた事実が飯山市の情報公開によって後から裏付けがとれた」という事を示している。さらに、ここにきてまた別の樋管のゲートが開きっぱなしだった、という疑惑が持ち上がった。本当に飯山市は、河川事務所は何をやっているのだろうか??

・その27-1・栄川樋管も開きっぱなしであった。

栄川樋管が開いていた証拠については当方確認すみであり、その事実に基づいてこの記事はかかれた。しかし後日、飯山市からの公開情報により「栄川樋管が開いていた事は予定された行動である事」を知る事になった。したがって、この記事については大幅な訂正が必要になった。

・その27-2・栄川樋管が開いていたのは予定の行動であった。

その27-1で書かれた内容の訂正記事になっています。それで飯山市からの情報公開請求に対する回答によって「ポンプ場稼働時は栄川樋管ゲートは全開にする」という事が判明した。しかし、なぜそのようで良いのかの公式な説明は一切ない。

・その28・2年前の台風21号の時にも栄川樋管は開きっぱなしであった。

この記事についても「飯山市からの情報公開前にかかれたもの」であったので、訂正が必要になった。しかし「国の委託樋門操作員が市の仕事である水位観測員を兼務していた」という結論部分は変わる事はない。

・その29-1・皿川氾濫に対応したハザードマップについて

飯山市は「ハザードマップがないから避難勧告の範囲がわからず、発令が遅れた」と説明しています。
そうしてその主張を受けて長野県は「皿川氾濫に対応したハザードマップを作る」と言っています。

・その29-2・「地点別浸水シミュレーション検索システム」について

千曲川の堤防の破堤場所を指定して、あとは標高で浸水の進展具合を計算してくれる「すぐれもの」のシミュレーションです。

・その30-1・皿川堤防かさ上げについて・・・JR線路を2.4m持ち上げるのか?

長野県は右岸堤防を90センチかさ上げすると本堤防と同じ高さになるといっています。
しかしそれでは計算が合いません。
本堤防と同じ高さにする為にはJR線路を2.4m持ち上げ、皿川右岸堤防は場所により1.5m~2.4m、持ち上げる必要があります。

・その30-2・斑尾川の例に倣う事になる皿川堤防かさ上げ 

斑尾川の堤防はJR線路をかさ上げすることなく、堤防のかさ上げが実現されています。
従って、皿川堤防のかさ上げも斑尾川方式を見習う事で、JR線路のかさ上げなしで可能となるものと思われます。

・その31・飯山での水位の基準観測点と観測方法について

いままでは飯山水位観測所に立てられた水位票を1時間に一回、目視観測していました。
しかしこれからは10分に一回、水位が分かる水位計のデータを有効活用する事が必要です。

・その31-2・飯山市各所での水位予測の方法について

飯山市の浸水被害があった場所については水位の予報を行う事とする。方法は立ヶ花の水位から水位予測が必要な場所の水位を推測する、というものである。それ以外の場所は千曲川に設置されている水位計の指示に従うものとする。

・32-1・有尾樋管が開けっ放しで、有尾地区に浸水被害をもたらした件 

飯山市は「内水による氾濫」としていますが、実は主要因は千曲川からの有尾樋管開けっ放しによる逆流水による氾濫、が正しいのであり「内水+外水による氾濫」と分類するのが正確であります。

・32-2・どうして有尾樋管が開きっぱなしだったのか?市側の回答は事実なのか?

市議会でこの件について問われた市役所は「市街地各所に出水があり、消防団へ他からの出動要請があったため」有尾樋管を閉じる事が出来なかった、と言い訳をしていますが、有尾樋管を閉じるべき時刻には市内のどこにも水はあふれておらず、したがって「消防団へ他からの出動要請があった」と言う内容は事実と反している、ですから飯山市の回答は「虚偽答弁である」という事になります。

・その33-1・日光川樋管の左側ゲートが途中で引っかかっていて半開きだった件

本来は全閉としなくてはいけない状況にもかかわらず、ゲートの不具合によって樋管が半開きであり、そこから千曲川の水が日光川に逆流し、その場所で何度も浸水被害を引き起こしていた。

・その33-2・台風19号の時もそのようであり、そのためにこの場所では浸水被害がでた

・その33-3・台風19号の2年前の台風でも、この場所で浸水被害が出た。

そうして皿川氾濫の悲劇はここから始まっていったのです。

・その34-1・県町区の氾濫は皿川からの氾濫水による内水氾濫ではない。

さてそうなりますと市役所も認めるであろう「県町住宅の駐車場を60センチの浸水深で満たした泥水はどこから来たのか」という事になります。

・その34-2・県町区の氾濫は静間樋管を逆流した千曲川からの氾濫水による外水氾濫である。

県町を中心とした場所に流れ込んだのは千曲川からの逆流泥水である。

・その34-3・さて「台風19号での静間樋管での氾濫は3回目である」という証言を得ている。

「前回は平成18年であった」と聞いているので、その例について検証した。

・その35-1・飯山市が水害の後でやった検証について

飯山市はほとんど表だった検証行為はやっておらず、あるいはやったかもしれませんがその結果を公表する事はしていない様です。それで、その数少ない、公開されている検証行為などをまとめてみました。

・その35-2・国(河川事務所)、長野県がやった改善項目と残りの問題

・台風19号並みの状況が再来した時に以下の7つの場所で正常にゲートを閉じる事が出来た場合に前回氾濫が発生した10の場所で何が起きるのか、確認する事が残っている。


・その後の状況報告・1
長野市の対応と遅れる事一か月の飯山市の対応状況など

・その後の状況報告・2
飯山市議会状況、皿川ライブカメラ、危機管理型水位計の事など

・その後の状況報告・3
日光川樋管の左ゲート半開きの件、栄川樋管開きっぱなしの件に関連して飯山の雨水排水処理システムについての情報開示の件、市長の議会答弁が重大な間違いを犯している件

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・諸元表:台風19での飯山水害に関連する基本数値 一覧

・参考資料・一覧 :台風19での飯山水害に関連する参考資料 :おもに市議会の質疑応答を中心にまとめた資料一覧です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

台風19号 飯山水害の研究・一覧 :<--は上記記事内容を基本に新たに判明した事実について時系列に整理したまとめになっています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、こうして改めて全体を眺めて見ますと、確かに「皿川は氾濫し皿川堤防は決壊した」のですがその後に起こっていた事は「飯山市の北部の堤防下部の排水溝(樋門)から千曲川の泥水が市内に流れ込んだ」というものであり、これは「千曲川本堤防決壊とほとんど同じことが起きた」ととらえる事が出来ます。

そうであれば「あれほどの広範囲に泥水が広がり、またなかなか引かなかった」という事も了解できるもの、腑に落ちる事であります。

さてこの奇妙な話は継続中。この話をどう考えるかは読者に任されています。
但し、黙っていればバレないと思っている者たちに告げておく。
そうはたやすくお前たちがやらかした誤りの痕跡を消すことはできないのだ、と。
そうしてお前たちがやっている事は飯山で暮らす人たちへの裏切り行為である、と。

 

 

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・放射線量コントロール44 ・継続情報フォローアップ

2021-05-02 10:16:48 | Weblog

2019年スタート

・原発事故の和解、打ち切り1.7万人 東電が相次ぎ拒否<--リンク

結局は被害を受けた方が泣きを見る、というお決まりのパターンですか。

このような「誠意のない対応」では「原発反対」に住民は傾く事になります。

PS
・原発訴訟、国に5度目の賠償命令 横浜地裁、避難住民に約4億円<--リンク

152人に42000万円、一人当たり276万円、とても満足できる額ではないでしょう。

そうでありますから、「原発事故は起こされたら住民の負け」なのであります。

PS
・泊原発「活断層否定できず」規制委が見解 審査長期化へ<--リンク

一度大失敗をやらかした。

それはつまり「2度目の失敗は許されない」ということだよ、北電さん。

PS
・甲状腺がん検査「発見率の上昇なし」 福島医大が研究結果報告<--リンク

報告には政治的な思惑なしで、できる限りの客観性が求められています。

PS
・福島汚染土、県内で再利用計画 「99%可能」国が試算<--リンク

『同省は有識者会議で16年6月、「全量をそのまま最終処分することは処分場確保の観点から実現性が乏しい」として、再利用で最終処分量を減らし、県外での場所探しにつなげる考えを提示。
▽「指定廃棄物」(1キロあたり8千ベクレル超)の放射能濃度を下回ったり、下げたりした汚染土を再利用・・・』

下回ったり、下げたりした汚染土

どうやって下げるのでしょうか?
汚染されていない土とまぜあわせることで、1キロあたり8千ベクレル超ではなくなる、つまり「放射能をうすめてしまえばいい」と。

ゴミはごみ箱にいれる、のではなく、うすめてそこいらじゅうにちらして埋めてしまえば問題ない、そういうことでありますね、環境省さん。

PS
・原発被災地の学校、再開1年で休校 若い世代にためらい<--リンク

やはり元通りになるには長い時間が必要の様です。

PS
・小中学生、震災前の1割=バス送迎、合同授業も-福島の避難解除10市町村<--リンク

『住民の帰還率は約4割だが、60代以上が4分の3を占め、「子育て世代は避難先の学校で子供の友人関係ができたり、家を新たに建てたりして生活基盤を移している」(町教育委員会)という。』

一度壊れたものはなかなか元には戻りませんよ、東電さん。

PS
・津波事故「予見可能性なかった」旧経営陣3人、無罪主張 東電強制起訴公判<--リンク

物事には結果責任と言うものがありますよ、東電さん。

PS
・原発事故、国の賠償責任否定=避難者訴訟で2件目-千葉地裁<--リンク

どうやら裁判所は行政である国の支配下にある模様です。

PS
・除染土8割「再利用可能」 環境省試算 福島県内には抵抗感<--リンク

毎度毎度のつじつま合わせ、その場しのぎの対応、これがこの国の得意技であります。

PS
・あつまれ!げんしりょくむら<--リンク

『 同サイトは今月8日、原子力関連企業などでつくる業界団体・日本原子力産業協会(JAIF)が開設したものだ。・・・』

この方たちの考え方には本当にあきれるばかりであります。

http://archive.fo/ouP3o

PS
・テロ対策施設未完成なら原発運転停止 原子力規制委が方針<--リンク

いままでは規制当局と電力会社は「なあなあ」でやってきました。

これからは「そうではない」という「けじめ」はつけないといけませんね。

PS
・行き場のない「核のごみ」 国内最終処分、議論も始まらず<--リンク

電気は欲しい、核のゴミはいらない、というのでは話が通りません。

政府にはそこのところ、しっかりと押さえていただかないといけませんね。

PS
・原発処理水「放出しかない」 原田環境相が発言

ゴミ水は希釈してしまえば海に捨てても良い、という事の様ですね。

さて、海洋汚染を防ぐため、と称して「レジ袋有料化」を進めた方の、同じ口からこのようなコトバが出てきます。

そうでありますから「政治家と言うものは信用できない」と言われる事になるのですよ、原田さん。

PS
・初入閣で露見した、小泉進次郎の原発汚染水に関する「勉強不足」
不用意な発言だった


この方のあの発言に対しては当方も「本当にわかって発言しているのかな?」という感触がありました。

この件については今後の推移を見守りたいと思います。

・トリチウム「海洋放出」の実際

さてそうしてこの部分の情報については一考の価値がありそうです。

PS
・判決に一礼、表情緩める=無罪にどよめく傍聴席-避難者怒りの声・東京地裁

法律に違反していなければ、どんなことが起ころうとも「無罪であって責任はない」というのでは、人々は安心して暮らす事などは出来ないでしょう。

つい最近もトラックに衝突した電車の事故がありました。

電車を運行している会社は「法に反していないから無罪で、責任はない」のでありましょうか?

非常に疑問を感じる所であります。

・朝日「腑に落ちない」産経「冷静な判断」 東電旧経営陣「無罪」各紙はこう論じた

法に触れなければどのような経営をやってもよい、というものではありませんよねえ、経営者さん。

PS
・関西電力会長らに1億8000万円 元高浜町助役から

ずぶずぶの関係であります。

有罪ですね。

・経産省が関西電力に調査命令

PS
・関電、低いコンプラ意識 金品受領報告せず 禁止内規もなし

この程度の方々が原発の運転を行っている日本の現状。

そうして事故を起こしても裁判所から「あなた方には責任はない」=>「あなた方には責任をとれるほどの能力がない」として「無罪放免される国」。

なんともはや、日本という国は本当に大変な国でありますなあ、安倍さん。

PS
・ビキニ被ばく「労災」請求を棄却 高知と宮城の元船員ら11人

国のやる事はいつも同じ。

そうであれば「放射能から身を守るのは本当に大変な事」なのですよ。

PS
・東電、展望なき原電支援=東海第2再稼働見通せず―破綻回避を優先

狂気の沙汰としか思えませんが、原子力村の存続が第一優先の様です。

2020年

・福島原発の避難指示、未除染でも解除へ 国の責務に例外

こうやって「人の都合が優先され安全は後回し」となります。

・除染せず避難解除、政府が方針初提示 土地活用策も説明

説明によると、地元の強い意向があり、年間線量が20ミリ以下であることが前提。日常生活は営まず、工場や物流施設などの事業用地や近くの住民向けの公園として活用する場合は、除染にこだわらずに解除できるとした。今後、出入りする人に線量計で個人の被曝線量を測ってもらうなどの対策も示すという。

↑:危険な事を人間は後先考えずにやりたがります。

2021

・原子力規制委、東電立ち入り検査 テロ対策不備、情報共有問題か

↑ ようやく規制委はお仕事をする気になった模様ですね。

PS:・国と東電に10億円賠償命令 帰還困難巡る福島原発訴訟の判決

↑ ようやく裁判所はお仕事をする気になった模様ですね。

 


PS
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ダークマター・7-2・ダークマターの直接観測の2

2021-05-01 10:15:01 | Weblog

「ダークマター検出の現状について」と言う内容でサイエンスフォーラムに投稿してあります。

同じ記事内容をコピぺするのもなんですので、以下リンク先を示しておきます。

気が向いたら訪ねてやってください。

・ダークマター検出の現状について

このページの最後にある記事はこちらのシリーズでは

・ダークマター・ホーキングさんが考えたこと・7-1・ダークマターの直接観測

として書かれているものの再掲示となっていますので、あしからずご了承の程を。

もう一つの続き記事は

・ダークマター検出の現状について・その2

になっています。

現在、いろいろな所でいろいろな方がそれぞれの思惑でダークマター探索を継続中です。

したがいまして、この報告もしばらくは続く事になります。

 

・ダークマター・ホーキングさんが考えたこと 一覧<--リンク

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