窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

休職一ヶ月の感想

2008-07-23 23:39:12 | Weblog
お金がないことが、不安の種。
まったく会社は休職中の給与を支払ってくれない。

しかしながら、それを除けばなかなか快適な毎日である。
(死にそうな位、家にいると暑いけど、それはまた別のこと。)

なんの疑問もなく働き始めてからこんなに長く仕事を休んだことはなかった。

近頃は、仕事への情熱なるものもかつてあった程には感じないし、
生活が成り立つならば、今のような境遇もなかなかいいものである。

この世の中で、先立つものを得る方法は私の知る限りでは3つほどある。

1,会社に入って、従業員になって、上の人の言うことをちゃんとやること。

2,自分で商売をはじめる。いわゆる自営業というやつ。

3,すこし分類がはみでるが、いわゆるリスクをとる商売。

1番でやってきたけれども、近頃はどうも居心地が悪くてしかたがない。

2番はがらでもないし、そうすると残るは3番か。
思案のしどころの窓際日記でした。
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不安なこと

2008-07-10 13:22:30 | Weblog
親父の時もそうだったけれど、認知症の初めは自分の記憶が不確かになる事が
自覚できるため、かえって不安になるようである。

薬を飲んだか飲まないか、おやつを食べたか食べないか分からなくなる。

そうはいっても、自分がずっと続いてきている事は分かるので、
今までとは何かが違ってきている事の自覚がある。

母親は、頭を指さして「壊れている。」と表現した。

「朝方になると、土方しょが床から出てきて、そこで作業着に着替えるのだよ。
 うるさくて寝ていられない。」とも言っていた。

そんなことがあっても不思議とは思わないらしい。

それでも、自分が考えたようには周りが動いていないようなので、
「不思議な事が多い。」とも言っていた。

頭の中では、限られた情報から三段論法でいろいろと推理をする。

この働きはまだ正常のようであるが、スタートになる記憶が間違っているので、
結論は常に間違う。

夢と現実とが入り交じった不思議な世界に暮らしている。

頭という機能を持つ部分は、進化の最後の結果であるため、そこがそれなりでも
身体は食べたものを間違いなく消化して、大便まで仕上げる。

なるほど生命というものはそのようにできているのだと、再確認させられる。

母親の話を聞いていると不思議な創造性を感じる。

我々、常識でがちがちのいわゆる「頭の正常な人」の話より面白いのではないか?

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