有り難う運動

　　　ある少年はテレビを観て呟いた。

　　「僕もこんな主人公みたいに偉くなりたいなぁ-」

　　祖母は少年に云った。

　　「人として本当に偉いのは皆に《有り難う》と感謝出来る人になるんだよ」と。

　　　少年は一人で”有り難う運動”を始めた。

　　ご飯を用意してくれるお母さん、体操着を洗ってくれる御婆ちゃん、

　　夜遅くまで働いてくれるお父さん達に------”有り難う”を云おうと。

　　そうしたら家族全員が笑顔になったのです。

　　　その少年は日記にこう書いています。

　　「僕の毎日は《有り難う》でできている」

　　　感謝は自分と周りのひ人の心を繋ぎ、豊かにしてくれるのです。

　　　　幸福社会は”有り難う運動”の小さな挑戦から始まると思うのですが-----。

言葉

　
　　　外資系のトップを歴任してきた「新将命（あたらしまさみ）氏は

　　言葉には”ことだま”があると、積極的な言葉えの”言い換え”を勧めている。

　　例えば「忙しい」は「充実している」と。

　　他にもあります。「うまくいかない」は「成功の途中だ」

　　「嫌い」は「魅力を発見しましょう」に。「時間がない」は「時間を作ろう」

　　「疲れた」は「良く頑張った」と。

　　氏はこの事を「世界標準のNEMAWASHIN(ねまわし）の技術」の本に書いている。

　　　「根回し」は日本的な悪いイメ－ジがあるが、氏の考え方によると

　　「世界に通じるコミュニケ－ションの能力を磨こう」となる。

　　　どんな事でも積極的な言葉で自らを元気ずけましょう。

　　　本当に言葉は”不思議な魔法”

　　　幸せな世界で生活した方が”貴方も””私”も幸福ですもの。

　　

バラの花

　　　ほとんどの人が”バラの花”は好きなのではないでしょうか。

　　本当に”バラの花”は華やかで美しいですね。

　　その”バラの花”に、こんな意味があることをご存知ですか？

　　それは、贈り物として贈る本数に関係が有るそうです。

　　１本は　　”一目ぼれ”

　　３本　　　”告白”

　　１００本　”年老いても一緒に”

　　９９９本　”何度生まれてもあなたと一緒に”

　　　こんな素敵な意味のこめられたプレゼント。

　　貴方はは何本の花を贈りたいですか。

　　”バラの花”は貴方もあなたの愛する人も

　　皆を幸せにしてくれます。

　　”バラの花”さん　有り難う！

幸福感

　　　”幸福感”と言うのは伝播するそうです。

　　ハ－バ－ド大学のクリスタス教授が約５０００人を対象に

　　３０年間調査した分析。

　　それによるとある人が”幸せ”を感じると、友人だけではなく、友人の友人

　　その又友人迄”幸せ”を感じる確率があがると。

　　”感情”や”心”は人間関係を通じて広がっていくのでしょう。

　　　ある青年は東日本大震災で家、仕事、故郷と総てを失った。

　　単身で福岡県に移り再就職するが----孤独に涙する日々でした。

　　しかし、そんな彼を職場の人々が励まし続けた。

　　彼は立ち上がった。皆の真心に触れて----------。

　そして彼の心は幸せに満たされていった。

　その”幸せ”は周りの人達にも伝わっていきました。

　　”幸せ”とは人々の心を旅する”旅人”の様なものでしょうか。

マイナンバー

　
　　政府はマイナンバー（国民共通番号）を銀行口座に

　２０１８年度をメドに新たに開設する。

　日本の銀行の個人預金の口座数は１０億口座だと。

　マイナンバーが預金口座と直結すれば”脱税””マネーーロンダリング”

　”生活保護の不正受給”を防ぎ安くなる。

　　給与や年金だけでなく投資で得た利益などを含めた収入を

　基準に社会保険料などを算出する事が可能になると。

　この事によって保険料の徴収漏れが無くなり、税、保険料で

　年間１０兆円以上の収入増に繋がるとの試算も出来てると。

　凄い金額ですね。

　　しかし”セキュリティ確保””プライバシー保護”と課題は多い。

　確かに問題はあっても日本の経済、社会の為になるのであれば大いに賛成。

　安全で使い易いツールとなる様願いたい。

無重力

北海道中央部の芦別国道沿いの赤平市に世界で３つしかない

　「無重力実験塔」があるとか。

　　マグネット製造を手掛ける会社が、本業の傍ら製造した宇宙開発の施設。

　　開発を始めて１０年。同社の従業員は１７人。

　　国からの補助もなく未来の夢を信じるだけ。

　　多くの人に”勇気”を送ることが出来る。

　　そして「できる」と思えば出来るとの信念で歩いてきたと。

　　　半世紀前に人間を月に送った「アポロ計画」を発表したケネディ大統領。

　　氏は語っている。「我々は月に行くことを選択した。それは容易だからではなく

　　困難だからである」と。

　　困難な環境は自らを鼓舞するのでしょう。

　　苦難が喜びであり最高のチャンスなのです。

　　　そう思えるように　”心の成長”に努力しましょう。

御墓参り

　
　　一面”雪化粧”された富士山。

　母の三回忌に”静岡県富士桜自然墓地公園”に

　お墓参りに参りました。

　紅葉の車窓、青空に浮かぶ雲、そして富士山。

　何と、自然は”はっとするような美しさ”を

　私達に与えてくれる物でしょう。

　　帰りは又駿河湾を一望する景観。富士山と、海と、空。

　心の中が幸せで一杯になりました。

　母も、家族もこんな美しい富士山の下で眠っていると思うと

　心安らかになりました。

　　忙しい日々の中の一服の休日。

　母に対する心の思いも伝えられ、自然から多くの”おもてなし”を

　頂いてーーーーーー。

　　今日一日ありがとうの思いです。

お百度

　　　大坂の東大阪に１０００年の歴史のあるお百度参りの神社があるとか。

　　週末には長い行列がつながるそうです。

　　毎日多くの人が”お百度”をふんでいる。それぞれの願いをこめて、

　　手には”百度紐”----こよりで編んだ１００本の紐を持って。

　　家族、友人の病気の事。　何の願いが有るのか人は多くを語らない。

　　早朝４時にもう人が来ている。

　　　その中のある婦人は、４３歳で倒れた息子の為に毎日毎日祈りを込める。

　　４２歳、若すぎます。家族はこの現実を受け止めるのが辛すぎるのです。

　　”お百度”を踏んで何とか自分を支えているのでしょう。

　　　人は弱いものです。

　　”お百度”によって生きる勇気を頂けるのなら

　　それはそれは素晴らしい事です。

すみません

　
　　「すみません」は日本人が日常的によく使う言葉。

　外国人には何故謝ってばかりいるのかと理解不可能の様。

　しかし、この言葉はいろいろな意味に使える。感謝の気持ちの時にも使える便利な物。

　でも、感謝の気持ちはやはり「ありがとう」

　　「すみません」は〝済まない”の丁寧語で自分の気持ちが相手に対し”済まない”との意味。

　一方「ありがとう」は相手の好意を賞賛するありがたいからの言葉。

　やはり「有り難う」の方が相手の心に直接響くでしょう。

　「ありがとう」は相手の検討を心から讃えるものです。

　ですから人を元気にし、勢いを生み出すのです。

　「ありがとう」は本当に本当に魔法の言葉です。
　

活字

　　その昔は活版印刷だった。

　人が「組版」の中から一文字ずつ活字を拾い、それを組んで

　鉛版を作って刷っていった。

　一つ一つの活字は鉛の塊に過ぎないが、それが組み合わされ

　文章になって印刷されると、人の心を動かす力を持ってくる。

　　文字は偉大な生命を持っているとある学校の校長は語っている。

　「トルストイを見るがいい。ユゴーを見るがいい。人間ばかりではなく

　社会も、世界も動かしていくのが文学だ」と。

　　トルストイが心に書き留めた言葉は有名。

　「我々は人生に於ける最大の精神的恩恵を書物に負うている」

　　本当にそう思います。

　良き書物に出会い心の栄養を取ってまいりましょう。